JPH0512453B2 - - Google Patents

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JPH0512453B2
JPH0512453B2 JP59096646A JP9664684A JPH0512453B2 JP H0512453 B2 JPH0512453 B2 JP H0512453B2 JP 59096646 A JP59096646 A JP 59096646A JP 9664684 A JP9664684 A JP 9664684A JP H0512453 B2 JPH0512453 B2 JP H0512453B2
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JP
Japan
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weft
detection device
timing
drum
weft yarn
Prior art date
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JP59096646A
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English (en)
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JPS60246851A (ja
Inventor
Tadashi Maruta
Hideki Matsumura
Akira Arakawa
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <技術分野> 本発明は流体噴射式織機における緯糸の飛走状
態検知装置に関する。
<従来技術> 従来の緯糸飛走状態検知装置として、例えば特
開昭56−96938号公報に示されたものがある。こ
れは、反ノズル側に緯糸の先端部が到達したこと
を検出する緯糸検出器により、反ノズル側への緯
糸の到達タイミングを測定し、これから緯糸の移
送速度を知るもので、検知した移送速度に応じて
緯入れ力を変化させることにより移送速度を制御
するために用いられている。
しかしながら、このような従来の緯糸飛走状態
検知装置にあつては、反ノズル側への緯糸の到達
タイミングしか検知しておらず、これだけでは緯
糸がどのような状態で飛走しているか正確には知
ることができなかつた。また、実際の到達タイミ
ングと基準値とを比較して判定を行うことになる
が、緯糸種の変更等に伴い、到達タイミングの基
準値を見出さなければうならず、極めて煩雑であ
つた。
<発明の目的> 本発明はこのような従来の問題点を鑑み、緯糸
の飛走状態をより正確に把握でき、しかも緯糸種
の変更によつて判定用の基準値を変更する必要の
ないようにした緯糸飛走状態検知装置を提供する
ことを目的とする。
<発明の構成> このため、本発明では緯糸が好ましい状態で飛
走するときはドラムから緯糸が1ピツク分引出さ
れたタイミングと、反ノズル側に緯糸の先端部が
到達するタイミングとがほぼ同じになり、緯糸の
蛇行等を生じるときにはそれらのタイミングがず
れることに着目し、ドラムから緯糸の所定長さが
引出されたタイミングを検出する第1の検出装置
と、反ノズル側の所定位置に緯糸の先端部が到達
したタイミングを検出する第2の検出装置と、こ
れらの検出装置により緯糸が検出されたタイミン
グを比較してタイミング差信号を出力する比較装
置とを設けて、緯糸の飛走状態を検知するように
したものである。
<実施例> 以下に実施例を説明する。
第1図において、1は織機のフレーム、2は経
糸、3は綜絖、4は筬、5は織前、6は織布、7
はブレストビームである。また、8は緯糸、9は
ドラム式緯糸貯留装置、10は緯糸把持器、11
は緯入れ用ノズルである。
ドラム式緯糸貯留装置9は、第2図に示すよう
に、静止状態に保持されたドラム12の周面に形
成した孔13,14にそれぞれタイミングをとつ
て突入する係止爪15,16のいずれか一方に緯
糸8を係止しつつ、ドラム12の周囲を公転する
糸案内17によりドラム12に緯糸8を巻付け
て、緯入れまに係止爪15,16の間に1ピツク
分の緯糸8を貯留する。そして、緯入れ開始時に
緯糸把持器10の開放とほぼ同時に係止爪16を
退出させて、ノズル11の空気噴射により緯糸8
を引出させて緯入れさせ、緯糸8が係止爪15に
係止されたところで緯入れを終了させる。18は
緯糸把持器10のガイドである。
ここで、ドラム式緯糸貯留装置9において、緯
糸8の緯入れ長を規制す係止装置の役目を果たす
係止爪15に、光電式の第1の検出装置19を取
付けてある。この第1検出装置によりドラム12
から緯糸8が1ピツク分(所定長さ)引出された
ことを検出する。第3図は第1の検出装置19の
要部拡大図であつて、係止爪15に投受光部に連
なるオプテイカルフアイバ20の端部を固着し、
その投受光面21a,21bを係止爪15の緯糸
係止面に露出させてある。
また、筬4の反ノズル側に緯糸8の先端部が到
達したことを検出する光電式の第2の検出装置2
2を取付けてある。第4図は第2の検出装置22
の要部拡大図であつて、筬4の筬羽23に形成し
た案内凹部24を列設して案内溝25を形成し、
この案内溝25に補助ノズル(図示せず)から圧
力空気を噴出して緯糸8を搬送する形式の織機に
適用したものであり、案内溝25の反ノズル側の
延長線の上下に位置させて支持体26に形成した
投光面27aと受光面27bとを配置してある。
28は糸端捕捉糸用の筬羽である。
次に第1及び第2の検出装置19,22の検出
タイミングを比較する比較装置について第5図に
よつて説明する。第1の検出装置19からの検出
信号はクロツクパルス発振回路29につながれた
カウンタ30のセツト端子に送られるようになつ
ており、カウンタ30は第1の検出装置19から
の検出信号により発振回路29からのクロツクパ
ルスをカウントし始める。カウンタ30の出力端
子はゲート31を介して表示器32に接続されて
おり、ゲート31は第2の検出装置22からの検
出信号を受けて導通すようになつている。したが
つて、第2の検出装置22から検出信号が発せら
れたときにカウンタ30のそれまでのカウント数
が表示器32に表示され、またこれと同時にカウ
ンタ30はカウント数をリセツトされて不作動状
態うになる。
次に作用を説明する。
緯糸貯留装置9に貯留された緯糸8は、ノズル
11から空気が噴射され、かつ係止爪16が退出
することにより、ドラム12から解舒されがら緯
入れされる。そして、1ピツク分の緯糸8が引出
されると緯糸が係止爪15に係止されて、引出し
が規制される。
ここにおいて、係止爪15には第1の検出装置
19が取付けてあり、投光面21aからの光が緯
線8に当たつて反射し受光面21bに入光するの
で、第1の検出装置19から検出信号が出力さ
れ、カウンタ30が発振回路29からのクロツク
パルスのカウントを開始する。
また、反ノズル側に緯糸8の先端部が到達する
と、第2の検出装置22が緯糸8の先端部を検
出、すなわち投光面27aからの光が緯糸8によ
つてさえぎられて受光面27bの入光量が減少す
ることにより緯糸8を検出して、検出信号を出力
する。これによりゲート31が導通し、それまで
のカウント数、すなわち第1及び第2の検出装置
19,22の検出タイミング差(時間差)を表示
器32に出力して、表示させる。
緯糸8が正常に緯入されていれば第1及び第2
の検出装置19,22の検出タイミングはほぼ一
致し、表示器32に表示されるタイミング差はほ
ぼ0となる。
すなわち、緯入れが好ましい状態とは、緯糸8
の蛇行がなく、ほぼ一直線で緯入れされることで
ある。そして、緯糸8がほぼ一直線で緯入れされ
るならば、第6図aに示すように、緯糸8の緯入
れ長を規制する係止爪15に緯糸8が係止される
タイミングと、反ノズル側に到達するタイミング
とがほぼ等しくなる。
ところが、緯入れ条件の設定が悪いと、緯糸8
の飛走は蛇行状を呈するため、係止爪15緯糸8
が係止されても、第6図bに示す如く緯糸8の先
端部は前記蛇行により反ノズル側まで到達しな
い。したがつて、表示器32に表示されるタイミ
ング差が大となる。
この場合、緯入れ装置の移送力が小さくて蛇行
している場合と、移送力が大きくて蛇行している
場合とがあるので、緯入れ装置の移送力したがつ
て実施例ではノズル11への空気の供給圧力を変
化させて移送力を調整し、第1及び第2の検出装
置19,22の検出タイミング差が所定の範囲内
になるように調整する。
尚、この実施例では、検出タイミング差を時間
差として検知するようにしているが、第5図でク
ロツクパルスの発振回路29代えて、織機の主軸
の単位回転角毎にパルス信号を発するアングルセ
ンサを用い、このアングルセンサの出力をカウン
タ30に入力させることにより、検出タイミング
差を角度差として検知するようにしてもよい。
第7図〜第9図には第1の検出装置19の変形
態様を示す。
第7図の装置は、係止爪15の緯糸係止面に圧
電素子33を取付け、緯糸係止時の緯糸張力によ
つて緯糸8を検出する。
第8図の装置は、ドラム12上の2点をオプテ
イカルフアイバ34a,34bで監視し、緯糸8
が係止爪15に係止されてガイド18との間に張
られた状態において緯糸8を検出する。
第9図の装置は、ドラム12とガイド18との
間にリング状のガイド35を設け、このガイド3
5の所定位置にオプテイカルフアイバ36を配し
て、緯糸8が係止爪15に係止されたことを検出
する。
第10図には第2の検出装置22の変形態様を
示す。
これは、案内孔37と緯糸脱出用間隙38とを
有する案内子39を緯入れ方向に所定の間隔で並
設して、案内孔37の列により緯入れ用噴射空気
を案内する形式の織機において、反緯入れ側の案
内子39の両側部に電極40a,40bを固着し
て、それらの間の静電容量を検出し、その変化に
より緯糸の先端部の到達を検出するものである。
<発明の効果> 以上説明したように本発明によれば、ノズル側
と反ノズル側にそれぞれ緯糸検出装置を設け、そ
の検出タイミングを比較することにより、緯糸の
飛走状態を検知すようにしたため、緯糸の蛇行等
を検知することが可能となつて、緯糸の飛走状態
を的確に把握することができ、またそのタイミン
グ差を基準値と比較して判定する場合に緯糸種の
相違によつて基準値を変更する必要がないという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例を示す織機の平面図、
第2図は第1の検出装置の部分の斜視図、第3図
は第2図の矢視図、第4図は第2の検出装置の
部分の斜視図、第5図は回路図、第6図は本発明
の作用を示す模式図、第7図〜第9図はそれぞれ
第1の検出装置の変形態様を示す斜視図、第10
図は第2の検出装置の変形態様を示す斜視図であ
る。 8……緯糸、9……緯糸貯留装置、11……ノ
ズル、12……ドラム、15……係止爪、19…
…第1の検出装置、22……第2の検出装置、2
9……発振回路、30……カウンタ、31……ゲ
ート、32……表示器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 緯糸をドラムに巻付けて一時的に貯留して
    後、ノズルからの流体噴射により緯糸をドラムか
    ら引出して経糸開口内に緯入れし、ドラム周面に
    突入した係止装置に緯糸を係止することにより1
    ピツク分の緯糸長さを規制する流体噴射式織機に
    おいて、 ドラムから緯糸の所定長さが引出されたタイミ
    ングを検出する第1の検出装置と、 反ノズル側の所定位置に緯糸の先端部が到達し
    たタイミングを検出する第2の検出装置と、 これらの検出装置により緯糸が検出されたタイ
    ミングを比較してタイミング差信号を出力する比
    較装置と、 を含んで構成されることを特徴とする流体噴射式
    織機の緯糸飛走状態検知装置。 2 第1の検出装置は、緯糸が係止装置に係止さ
    れたタイミングを検出することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の流体噴射式織機の緯糸飛
    走状態検知装置。 3 比較装置からのタイミング差信号を受けてタ
    イミング差を表示する表示器を設けたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の流体噴射式織
    機の緯糸飛走状態検知装置。
JP9664684A 1984-05-16 1984-05-16 流体噴射式織機の緯糸飛走状態検知装置 Granted JPS60246851A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0819604B2 (ja) * 1986-01-13 1996-02-28 津田駒工業株式会社 流体噴射式織機のよこ入れ自己診断装置
JP2875266B2 (ja) * 1988-10-14 1999-03-31 津田駒工業株式会社 流体噴射式織機の調整表示方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4898157A (ja) * 1972-03-24 1973-12-13
JPS5716944A (en) * 1979-08-06 1982-01-28 Leesona Corp Weaving method and loom

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