JP2000073261A - 流体噴射式織機 - Google Patents
流体噴射式織機Info
- Publication number
- JP2000073261A JP2000073261A JP10243577A JP24357798A JP2000073261A JP 2000073261 A JP2000073261 A JP 2000073261A JP 10243577 A JP10243577 A JP 10243577A JP 24357798 A JP24357798 A JP 24357798A JP 2000073261 A JP2000073261 A JP 2000073261A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weft
- wefts
- fluid jet
- sensor
- storing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
- Looms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の緯糸のうち１本が糸切れした場合でも
これを検出する。 【解決手段】 本発明は、複数の給糸体２から緯糸測長
貯留装置４にそれぞれ供給される複数の緯糸３を、緯入
れ用ノズル５から同時に飛走させるようにした流体噴射
式織機１において、上記給糸体２と上記緯糸測長貯留装
置４との間に、上記複数の緯糸３を各々検出するセンサ
７を設けたものである。給糸体２と緯糸測長貯留装置４
との間で緯糸３を各々検出するため、１本の緯糸が糸切
れした場合でもこれを検出できる。
これを検出する。 【解決手段】 本発明は、複数の給糸体２から緯糸測長
貯留装置４にそれぞれ供給される複数の緯糸３を、緯入
れ用ノズル５から同時に飛走させるようにした流体噴射
式織機１において、上記給糸体２と上記緯糸測長貯留装
置４との間に、上記複数の緯糸３を各々検出するセンサ
７を設けたものである。給糸体２と緯糸測長貯留装置４
との間で緯糸３を各々検出するため、１本の緯糸が糸切
れした場合でもこれを検出できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は流体噴射式織機に係
り、特に、複数の緯糸を同時に緯入れする際、緯糸の１
本が糸切れした場合でもこれを検出できるようにした流
体噴射式織機に関する。
り、特に、複数の緯糸を同時に緯入れする際、緯糸の１
本が糸切れした場合でもこれを検出できるようにした流
体噴射式織機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、複数の緯糸を同時に緯入れするこ
とができる流体噴射式織機が知られている。これは複数
の給糸体から緯糸を１本ずつ緯糸測長貯留装置に供給
し、緯糸測長貯留装置で合糸し、飛走距離分の測長及び
貯留を行った後、これら緯糸を、緯入れ用ノズルから噴
射される流体（エア、水等）に乗せて同時に飛走させ、
経糸間に緯入れする、というものである。１回の流体噴
射で複数本の緯糸を同時に織り込めるため、１本の場合
より生産効率が向上する。
とができる流体噴射式織機が知られている。これは複数
の給糸体から緯糸を１本ずつ緯糸測長貯留装置に供給
し、緯糸測長貯留装置で合糸し、飛走距離分の測長及び
貯留を行った後、これら緯糸を、緯入れ用ノズルから噴
射される流体（エア、水等）に乗せて同時に飛走させ、
経糸間に緯入れする、というものである。１回の流体噴
射で複数本の緯糸を同時に織り込めるため、１本の場合
より生産効率が向上する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の従来
織機では、緯糸の１本が切れた場合に糸切れを検出でき
ず、不良の織物を生産し続ける虞があった。即ち、従来
織機では、緯糸測長貯留装置と緯入れ用ノズルとの間に
緯糸検出センサが設けられ、合糸後１本になった緯糸を
検出し、緯糸がない場合は糸切れと判断し、織機を停止
するようになっていた。しかしこれだと、全数の緯糸が
切れないと糸切れを判断できず、１本でも糸が残ってい
る場合は正常と判断し、織機を停止できなかった。
織機では、緯糸の１本が切れた場合に糸切れを検出でき
ず、不良の織物を生産し続ける虞があった。即ち、従来
織機では、緯糸測長貯留装置と緯入れ用ノズルとの間に
緯糸検出センサが設けられ、合糸後１本になった緯糸を
検出し、緯糸がない場合は糸切れと判断し、織機を停止
するようになっていた。しかしこれだと、全数の緯糸が
切れないと糸切れを判断できず、１本でも糸が残ってい
る場合は正常と判断し、織機を停止できなかった。
【０００４】本発明は以上の問題を解決すべく創案され
たものであり、その目的は、複数の緯糸のうち１本が糸
切れした場合でもこれを検出できる流体噴射式織機を提
供することにある。
たものであり、その目的は、複数の緯糸のうち１本が糸
切れした場合でもこれを検出できる流体噴射式織機を提
供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の給糸体
から緯糸測長貯留装置にそれぞれ供給される複数の緯糸
を、緯入れ用ノズルから同時に飛走させるようにした流
体噴射式織機において、上記給糸体と上記緯糸測長貯留
装置との間に、上記複数の緯糸を各々検出するセンサを
設けたものである。
から緯糸測長貯留装置にそれぞれ供給される複数の緯糸
を、緯入れ用ノズルから同時に飛走させるようにした流
体噴射式織機において、上記給糸体と上記緯糸測長貯留
装置との間に、上記複数の緯糸を各々検出するセンサを
設けたものである。
【０００６】これによれば、給糸体と緯糸測長貯留装置
との間で緯糸を各々検出するため、１本の緯糸が糸切れ
した場合でもこれを検出できる。
との間で緯糸を各々検出するため、１本の緯糸が糸切れ
した場合でもこれを検出できる。
【０００７】ここで、上記センサが、上記給糸体毎に設
けられた解舒支点ガイドの振動を検出するものであるの
が好ましい。
けられた解舒支点ガイドの振動を検出するものであるの
が好ましい。
【０００８】また、上記センサが、上記解舒支点ガイド
の振動を伝達させる弾性板と、この弾性板の歪みを検出
する歪みセンサとを有するのが好ましい。
の振動を伝達させる弾性板と、この弾性板の歪みを検出
する歪みセンサとを有するのが好ましい。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳述する。
を添付図面に基づいて詳述する。
【００１０】図１に示すように、かかる流体噴射式織機
１は、複数（ここでは２つ）の給糸体２から緯糸３を１
本ずつ緯糸測長貯留装置４に供給し、緯糸測長貯留装置
４で合糸し、飛走距離分の測長及び貯留を行った後、こ
れら緯糸３を、緯入れ用ノズル５から噴射される流体
（エア、水等）に乗せて同時に飛走させ、矢示の如く経
糸６間の開口に緯入れするようになっている。
１は、複数（ここでは２つ）の給糸体２から緯糸３を１
本ずつ緯糸測長貯留装置４に供給し、緯糸測長貯留装置
４で合糸し、飛走距離分の測長及び貯留を行った後、こ
れら緯糸３を、緯入れ用ノズル５から噴射される流体
（エア、水等）に乗せて同時に飛走させ、矢示の如く経
糸６間の開口に緯入れするようになっている。
【００１１】従来は、緯糸測長貯留装置４と緯入れ用ノ
ズル５との間に緯糸検出センサＸが設けられ、合糸後１
本になった緯糸３を検出していたが、これだと前述のよ
うな問題が生じる。なお緯入れ終了後の糸端を緯糸検出
センサＹで検出することもあったが、これも合糸後の緯
糸３を検出するので同様な問題が生じる。要は、緯糸測
長貯留装置４の糸送り方向下流側で緯糸３を検出する限
り、個々の糸切れは検出できない。
ズル５との間に緯糸検出センサＸが設けられ、合糸後１
本になった緯糸３を検出していたが、これだと前述のよ
うな問題が生じる。なお緯入れ終了後の糸端を緯糸検出
センサＹで検出することもあったが、これも合糸後の緯
糸３を検出するので同様な問題が生じる。要は、緯糸測
長貯留装置４の糸送り方向下流側で緯糸３を検出する限
り、個々の糸切れは検出できない。
【００１２】そこで、本織機１においては緯糸測長貯留
装置４の糸送り方向上流側で緯糸３を検出するようにし
ている。具体的には、給糸体２と緯糸測長貯留装置４と
の間に、２本の緯糸３を各々検出するセンサ７を設けて
いる。これにより１本が糸切れした場合でもこれを確実
に検出し、織機を停止し、不良織物の生産を事前に回避
できる。
装置４の糸送り方向上流側で緯糸３を検出するようにし
ている。具体的には、給糸体２と緯糸測長貯留装置４と
の間に、２本の緯糸３を各々検出するセンサ７を設けて
いる。これにより１本が糸切れした場合でもこれを確実
に検出し、織機を停止し、不良織物の生産を事前に回避
できる。
【００１３】センサ７は、各給糸体２毎に設けられる解
舒支点ガイド８の振動を検出するものである。このよう
な解舒支点ガイド８は各給糸体２毎に通常設けられるも
ので、ここではこれを利用して緯糸３の有無を検出して
いる。解舒支点ガイド８にはスネルガイド９が用いられ
るが、他にもアイガイド等種々の構造のものが採用し得
る。スネルガイド９は、メッキされた針金の先端側を円
環状に曲げて形成され、一定位置に保持されると共に、
給糸体２から順次解舒されてくる緯糸３を最初に挿通さ
せて案内する。
舒支点ガイド８の振動を検出するものである。このよう
な解舒支点ガイド８は各給糸体２毎に通常設けられるも
ので、ここではこれを利用して緯糸３の有無を検出して
いる。解舒支点ガイド８にはスネルガイド９が用いられ
るが、他にもアイガイド等種々の構造のものが採用し得
る。スネルガイド９は、メッキされた針金の先端側を円
環状に曲げて形成され、一定位置に保持されると共に、
給糸体２から順次解舒されてくる緯糸３を最初に挿通さ
せて案内する。
【００１４】図２に示すように、センサ７は、スネルガ
イド９の振動を伝達させる弾性板１０と、この弾性板１
０の歪みを検出する歪みセンサ１１とを有する。具体的
にはスネルガイド９の直線棒状の基端部が、弾性板１０
に一体に固定されてこれから起立される。弾性板１０は
Ｔ字状に形成され、三方に延出する各延出部１２がそれ
ぞれ脚部１３を有して固定系に支持される。各延出部１
１の表面に歪みセンサ１１が貼設され、各延出部１２の
歪みを検出するようになっている。
イド９の振動を伝達させる弾性板１０と、この弾性板１
０の歪みを検出する歪みセンサ１１とを有する。具体的
にはスネルガイド９の直線棒状の基端部が、弾性板１０
に一体に固定されてこれから起立される。弾性板１０は
Ｔ字状に形成され、三方に延出する各延出部１２がそれ
ぞれ脚部１３を有して固定系に支持される。各延出部１
１の表面に歪みセンサ１１が貼設され、各延出部１２の
歪みを検出するようになっている。
【００１５】スネルガイド９は所定張力で張られた緯糸
３を屈曲させて案内する。これにより緯糸３の張力変動
に応じてスネルガイド９が振動し、この振動が弾性板１
０に伝達され、弾性板１０の歪みを生じさせるようにな
る。よってこの歪みを歪みセンサ１１で検出すれば緯糸
３の有無を確認でき、歪みセンサ１１の出力振動があれ
ば正常、なければ糸切れと判断できる。糸切れ判断と同
時に織機を自動停止すれば不良織物の生産が免れられ
る。
３を屈曲させて案内する。これにより緯糸３の張力変動
に応じてスネルガイド９が振動し、この振動が弾性板１
０に伝達され、弾性板１０の歪みを生じさせるようにな
る。よってこの歪みを歪みセンサ１１で検出すれば緯糸
３の有無を確認でき、歪みセンサ１１の出力振動があれ
ば正常、なければ糸切れと判断できる。糸切れ判断と同
時に織機を自動停止すれば不良織物の生産が免れられ
る。
【００１６】本発明の実施形態は他にも種々考えられ
る。例えばセンサの種類は上述のものに限られず他のテ
ンションセンサ、光電センサ等が考えられる。緯糸の数
も２本以上例えば３本等が考えられる。
る。例えばセンサの種類は上述のものに限られず他のテ
ンションセンサ、光電センサ等が考えられる。緯糸の数
も２本以上例えば３本等が考えられる。
【００１７】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、複数の緯
糸のうち１本が糸切れした場合でもこれを検出できると
いう、優れた効果が発揮される。
糸のうち１本が糸切れした場合でもこれを検出できると
いう、優れた効果が発揮される。
【図１】本発明に係る流体噴射式織機の実施の形態を示
す構成図である。
す構成図である。
【図２】センサの斜視図である。
１ 流体噴射式織機 ２ 給糸体 ３ 緯糸 ４ 緯糸測長貯留装置 ５ 緯入れ用ノズル ７ センサ ８ 解舒支点ガイド １０ 弾性板 １１ 歪みセンサ
Claims (3)
- 【請求項１】 複数の給糸体から緯糸測長貯留装置にそ
れぞれ供給される複数の緯糸を、緯入れ用ノズルから同
時に飛走させるようにした流体噴射式織機において、上
記給糸体と上記緯糸測長貯留装置との間に、上記複数の
緯糸を各々検出するセンサを設けたことを特徴とする流
体噴射式織機。 - 【請求項２】 上記センサが、上記給糸体毎に設けられ
た解舒支点ガイドの振動を検出するものである請求項１
記載の流体噴射式織機。 - 【請求項３】 上記センサが、上記解舒支点ガイドの振
動を伝達させる弾性板と、該弾性板の歪みを検出する歪
みセンサとを有する請求項２記載の流体噴射式織機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10243577A JP2000073261A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | 流体噴射式織機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10243577A JP2000073261A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | 流体噴射式織機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000073261A true JP2000073261A (ja) | 2000-03-07 |
Family
ID=17105906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10243577A Pending JP2000073261A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | 流体噴射式織機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000073261A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002155452A (ja) * | 2000-11-15 | 2002-05-31 | Tsudakoma Corp | 給糸切れ検知装置 |
| WO2003035954A2 (fr) * | 2001-10-22 | 2003-05-01 | Tsudakoma Kogyo Kabushiki Kaisha | Procede et dispositif de detection de rupture de chaine dans un metier a tisser a injection de fluide |
| CN103205849A (zh) * | 2012-01-17 | 2013-07-17 | 株式会社丰田自动织机 | 多条纬纱被同时插入的喷流式织机中的纬纱断裂检测装置 |
-
1998
- 1998-08-28 JP JP10243577A patent/JP2000073261A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002155452A (ja) * | 2000-11-15 | 2002-05-31 | Tsudakoma Corp | 給糸切れ検知装置 |
| WO2003035954A2 (fr) * | 2001-10-22 | 2003-05-01 | Tsudakoma Kogyo Kabushiki Kaisha | Procede et dispositif de detection de rupture de chaine dans un metier a tisser a injection de fluide |
| WO2003035954A3 (fr) * | 2001-10-22 | 2003-12-04 | Tsudakoma Ind Co Ltd | Procede et dispositif de detection de rupture de chaine dans un metier a tisser a injection de fluide |
| CN103205849A (zh) * | 2012-01-17 | 2013-07-17 | 株式会社丰田自动织机 | 多条纬纱被同时插入的喷流式织机中的纬纱断裂检测装置 |
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