JPS62164746A - ポリ塩化ビニル系樹脂組成物 - Google Patents
ポリ塩化ビニル系樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS62164746A JPS62164746A JP513486A JP513486A JPS62164746A JP S62164746 A JPS62164746 A JP S62164746A JP 513486 A JP513486 A JP 513486A JP 513486 A JP513486 A JP 513486A JP S62164746 A JPS62164746 A JP S62164746A
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- JP
- Japan
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- polyvinyl chloride
- chloride resin
- calcium sulfate
- resin composition
- filler
- Prior art date
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上利用分野）
本発明は、成形用ポリ塩化ビニル系樹脂組成物に関し、
更に詳しくは、成形性に優れた硬質ポリ塩化ビニル系樹
脂組成物に関する。
更に詳しくは、成形性に優れた硬質ポリ塩化ビニル系樹
脂組成物に関する。
（従来の技術）
従来、ポリ塩化ビニル系樹脂組成物は、軟質ポリ塩化ビ
ニル系樹脂組成物と硬質ポリ塩化ビニル系樹脂組成物に
大別され、軟質ポリ塩化ビニル系樹脂組成物は多量の可
塑剤を含有し、硬質ポリ塩化ビニル系樹脂組成物が、実
質上可塑剤を含有せず、成形時の寸法安定化、コストダ
ウン、耐熱性や耐候性の向上の為に、多量の充填剤、例
えば、炭酸カルシウム、タルク、クレー等が添加されて
いる。
ニル系樹脂組成物と硬質ポリ塩化ビニル系樹脂組成物に
大別され、軟質ポリ塩化ビニル系樹脂組成物は多量の可
塑剤を含有し、硬質ポリ塩化ビニル系樹脂組成物が、実
質上可塑剤を含有せず、成形時の寸法安定化、コストダ
ウン、耐熱性や耐候性の向上の為に、多量の充填剤、例
えば、炭酸カルシウム、タルク、クレー等が添加されて
いる。
（発明が解決しようとしている問題点）硬質ポリ塩化ビ
ニル系樹脂組成物は、押出成形や射出成形等に広く使用
されているが、これらの成形を長時間連続的に行うと、
成形機のスクリュ一部、シリンダ一部、ブレーカ−プレ
ート部、ノズル部、ダイス部等に異物（炭酸カルシウム
等の充填剤や鉛系の安定剤等）が蓄積され、これらの異
物が得られる成形物の表面に傷や筋を生じたり、また、
これらの異物が時々剥離して成形物中あるいは表面に現
れ、成形物の外観や各種物性を著しく損なうという問題
を生じる。
ニル系樹脂組成物は、押出成形や射出成形等に広く使用
されているが、これらの成形を長時間連続的に行うと、
成形機のスクリュ一部、シリンダ一部、ブレーカ−プレ
ート部、ノズル部、ダイス部等に異物（炭酸カルシウム
等の充填剤や鉛系の安定剤等）が蓄積され、これらの異
物が得られる成形物の表面に傷や筋を生じたり、また、
これらの異物が時々剥離して成形物中あるいは表面に現
れ、成形物の外観や各種物性を著しく損なうという問題
を生じる。
（問題点を解決、＋るための手段）２
本発明者はＦ配力従来技術の問題点を解決すべく鋭意研
究の結果、従来の炭酸カルシウム等の充填剤に代えて、
硫酸カルシウムの微粉末および／または短繊維を硬質ポ
リ塩化ビニル系樹脂組成物の充填剤として使用すること
によって、本発明の目的が達成されることを知見した。
究の結果、従来の炭酸カルシウム等の充填剤に代えて、
硫酸カルシウムの微粉末および／または短繊維を硬質ポ
リ塩化ビニル系樹脂組成物の充填剤として使用すること
によって、本発明の目的が達成されることを知見した。
すなわち、本発明は、ポリ塩化ビニル系樹脂および充填
剤からなるポリ塩化ビニル系樹脂組成物において、充填
剤が硫酸カルシウムの微粉末および／または短繊維であ
ることをＣ〒、虻とするポリ塩化ビニル系樹脂組成物で
ある。
剤からなるポリ塩化ビニル系樹脂組成物において、充填
剤が硫酸カルシウムの微粉末および／または短繊維であ
ることをＣ〒、虻とするポリ塩化ビニル系樹脂組成物で
ある。
次に本発明の詳細な説明すると、本発明において使用す
る硬ｔ１．ポリ塩化ビニル系樹脂組成物とは、ポリ塩化
ビニル系樹脂（例えば、平均重合度７００〜１３００の
塩化ビニルホモポリマー、塩化ビニルとスチレン、エチ
ルアクリレート、メチルアクリレート、メチルメタクリ
レート、アクリロニトリル、アクリルアミド、ビニルア
セテート等の他のビニルモノマーとの共重合体等）を生
成分とし、添加剤としての各種充填剤、鉛塩系の安定剤
、金属石鹸系の安定剤、ステアリン酸等の滑剤、着色剤
等が適当に配合されたものである。これらの各種成分は
いずれも従来公知であり、いずれも市場から容易に入手
でき且つ本発明において使用できるものである。
る硬ｔ１．ポリ塩化ビニル系樹脂組成物とは、ポリ塩化
ビニル系樹脂（例えば、平均重合度７００〜１３００の
塩化ビニルホモポリマー、塩化ビニルとスチレン、エチ
ルアクリレート、メチルアクリレート、メチルメタクリ
レート、アクリロニトリル、アクリルアミド、ビニルア
セテート等の他のビニルモノマーとの共重合体等）を生
成分とし、添加剤としての各種充填剤、鉛塩系の安定剤
、金属石鹸系の安定剤、ステアリン酸等の滑剤、着色剤
等が適当に配合されたものである。これらの各種成分は
いずれも従来公知であり、いずれも市場から容易に入手
でき且つ本発明において使用できるものである。
本発明の主たる特徴は、上記のポリ塩化ビニル系樹脂組
成物の充填剤として従来の炭酸カルシウム等の充填剤に
代えて硫酸カルシウムの微粉末および／または短繊維を
使用した点にある。
成物の充填剤として従来の炭酸カルシウム等の充填剤に
代えて硫酸カルシウムの微粉末および／または短繊維を
使用した点にある。
本発明で使用する硫酸カルシウムの微粉末とは、平均粒
子径的１〜５０ＩＬｍのものであり、例えば、スノーホ
ワイト・フィラー、ＣＡ−５、ＣＡＳ−２０（いずれも
ＩＪ 、 ５ 、 Ｇｙｐｓｕｍ社製）の名で市場から
容易に入手でき、いずれも本発明において使用できるも
のである。また本発明で使用する硫酸カルシウムの短繊
維とは、その長さが約４０〜２００ｇｍ程度であり、厚
さく太さ）が約０．５〜５４ｍ程度の細長い板状結晶で
あり。
子径的１〜５０ＩＬｍのものであり、例えば、スノーホ
ワイト・フィラー、ＣＡ−５、ＣＡＳ−２０（いずれも
ＩＪ 、 ５ 、 Ｇｙｐｓｕｍ社製）の名で市場から
容易に入手でき、いずれも本発明において使用できるも
のである。また本発明で使用する硫酸カルシウムの短繊
維とは、その長さが約４０〜２００ｇｍ程度であり、厚
さく太さ）が約０．５〜５４ｍ程度の細長い板状結晶で
あり。
本発明において特に好ましいのは、長さ／厚さ；２０〜
１００程度の板状結晶のものである。このような硫酸カ
ルシウムの短繊維は、例えば、フランクリン・ファイバ
ー（登録商標、Ｕ、Ｓ。
１００程度の板状結晶のものである。このような硫酸カ
ルシウムの短繊維は、例えば、フランクリン・ファイバ
ー（登録商標、Ｕ、Ｓ。
Ｇ ｙｐｓｕ■社製）等の名で市場から容易に入手でき
、且つ本発明において使用することができる。
、且つ本発明において使用することができる。
このような硫酸カルシウムの微粉末または短繊維は単独
でも混合物としても使用できる。特に硫酸カルシウムの
短繊維を配合することによって得られる物理的強度を一
層高めることができる。
でも混合物としても使用できる。特に硫酸カルシウムの
短繊維を配合することによって得られる物理的強度を一
層高めることができる。
以上の硫酸カルシウムの例は、好ましい例示であり１本
発明においては上記以外の硫酸カルシウムの微粉末また
は短繊維も使用できるのは当然である。
発明においては上記以外の硫酸カルシウムの微粉末また
は短繊維も使用できるのは当然である。
以上の如き硫酸カルシウムの微粉末および／または短繊
維は、得られる硬質ポリ塩化ビニル系樹脂組成物全量中
で約３〜５０重量％を占める割合で使用するのが好まし
い。
維は、得られる硬質ポリ塩化ビニル系樹脂組成物全量中
で約３〜５０重量％を占める割合で使用するのが好まし
い。
本発明の硬質ポリ塩化ビニル系樹脂組成物は、以上の如
き成分を主成分とするものであり、その他必要な添加剤
を任意に包含し得るものである。
き成分を主成分とするものであり、その他必要な添加剤
を任意に包含し得るものである。
（作用φ効果）
以上の如き本発明のポリ塩化ビニル系樹脂組成物は、押
出成形や射出成形において長時間連続的に成形を続けて
も、成形機の各部分に異物の発生が少なく、優れた外観
および物性の成形物を与えるものである。
出成形や射出成形において長時間連続的に成形を続けて
も、成形機の各部分に異物の発生が少なく、優れた外観
および物性の成形物を与えるものである。
次に実施例および比較例を挙げて本発明を更に具体的に
説明する。なお、文中１部または％とあるのは特に断り
のない限り重量基準である。
説明する。なお、文中１部または％とあるのは特に断り
のない限り重量基準である。
実施例１
ポリ塩化ビニル樹脂（重合度ｅｏｏ ） ｔ ｏ ｏ
部ステアリン酸鉛 １部三塩基
性硫酸鉛 ２部二塩基性亜リン
酸鉛 １部二塩基性ステアリン酸鉛
１部ステアリン酸
０．５部硫酸カルシウム（ＣＡ−５、ＴＪ 、 Ｓ
、 Ｇｙｐｓｕｍ社製）
５部上記組成の硬質ポリ塩化ビニル系樹脂組成物を
、 ３０５ｍφ、 Ｌ／Ｄ−２０の押出成形機に供給し
、ＣＩ−ＩＥＩＯｏＣ，Ｃ２雲１８０℃、Ｃ３−１９０
℃、＆ Ｄ−１８０℃の温度条件で、ベルト状ストラン
ドを２４時間連続して成形し、スクリュ一部、ブレーカ
−プレート部、ダイス面の異物の付着状態およびベルト
状ストランドの表面状態を観察して後記第１表の結果を
得た。
部ステアリン酸鉛 １部三塩基
性硫酸鉛 ２部二塩基性亜リン
酸鉛 １部二塩基性ステアリン酸鉛
１部ステアリン酸
０．５部硫酸カルシウム（ＣＡ−５、ＴＪ 、 Ｓ
、 Ｇｙｐｓｕｍ社製）
５部上記組成の硬質ポリ塩化ビニル系樹脂組成物を
、 ３０５ｍφ、 Ｌ／Ｄ−２０の押出成形機に供給し
、ＣＩ−ＩＥＩＯｏＣ，Ｃ２雲１８０℃、Ｃ３−１９０
℃、＆ Ｄ−１８０℃の温度条件で、ベルト状ストラン
ドを２４時間連続して成形し、スクリュ一部、ブレーカ
−プレート部、ダイス面の異物の付着状態およびベルト
状ストランドの表面状態を観察して後記第１表の結果を
得た。
実施例２
ポリ塩化ビニル樹脂（重合度８００ ） １００部Ｍ
ＢＳ（鐘淵化学製） ５部ステアリ
ン酸鉛 １部三塩基性硫酸鉛
２部二塩基性亜リン酸鉛
１部二塩基性ステアリン酸鉛
１部ステアリン酸 ０．５
部硫酸カルシウム（ＣＡＳ−２０，Ｕ、Ｓ、Ｇｙｐｓｕ
ｍ社製） ｉｏ部上記組成
の硬質ポリ塩化ビニル系樹脂組成物を使用したことを除
き、他は実施例１と同様にして後記第１表の結果を得た
。
ＢＳ（鐘淵化学製） ５部ステアリ
ン酸鉛 １部三塩基性硫酸鉛
２部二塩基性亜リン酸鉛
１部二塩基性ステアリン酸鉛
１部ステアリン酸 ０．５
部硫酸カルシウム（ＣＡＳ−２０，Ｕ、Ｓ、Ｇｙｐｓｕ
ｍ社製） ｉｏ部上記組成
の硬質ポリ塩化ビニル系樹脂組成物を使用したことを除
き、他は実施例１と同様にして後記第１表の結果を得た
。
比較例１
ポリ塩化ビニル樹脂（重合度８００） １００部ステア
リン酸鉛 １部三塩基性硫酸鉛
２部二塩基性亜すン醜鉛
１部二塩基性ステアリン酸鉛
１部ステアリン酸 ０．
５部炭酸カルシウム（Ｍ Ｓ−２０００，日東粉化型）
５部 上記組成の硬質ポリ塩化ビニル系樹脂組成物を使用した
ことを除き、他は実施例１と同様にして後記第１表の結
果を得た。
リン酸鉛 １部三塩基性硫酸鉛
２部二塩基性亜すン醜鉛
１部二塩基性ステアリン酸鉛
１部ステアリン酸 ０．
５部炭酸カルシウム（Ｍ Ｓ−２０００，日東粉化型）
５部 上記組成の硬質ポリ塩化ビニル系樹脂組成物を使用した
ことを除き、他は実施例１と同様にして後記第１表の結
果を得た。
比較例２
ポリ塩化ビニル樹脂（重合度ｓｏｏ ） ｔ ｏ ｏ
部ＭＢＳ（鐘淵化学製） ５部ステ
アリン酸鉛 １部三塩基性硫醜
鉛 ２部二塩基性亜リン酸鉛
１部二塩基性ステアリン酸鉛
１部ステアリン酸 ０
．５部炭酸カルシウム（Ｍ Ｓ−２０００、日東粉化型
）１０部 上記組成の硬質ポリ塩化ビニル系樹脂組成物を使用した
ことを除き、他は実施例１と同様にして後記第１表の結
果を得た。
部ＭＢＳ（鐘淵化学製） ５部ステ
アリン酸鉛 １部三塩基性硫醜
鉛 ２部二塩基性亜リン酸鉛
１部二塩基性ステアリン酸鉛
１部ステアリン酸 ０
．５部炭酸カルシウム（Ｍ Ｓ−２０００、日東粉化型
）１０部 上記組成の硬質ポリ塩化ビニル系樹脂組成物を使用した
ことを除き、他は実施例１と同様にして後記第１表の結
果を得た。
スクリュー先端部分 ＯＯｘ Ｘ
プレーカープレート部 ｏ ｏ × ×ダイス面
ＯＯ× × ベルトの表面状態 ＯＯΔ Δ Ｏ：異物の付着が認められない。
ＯＯ× × ベルトの表面状態 ＯＯΔ Δ Ｏ：異物の付着が認められない。
×：炭酸カルシウムと鉛系安定剤の付着が認められた。
Δ：表面にカスが発現した。
Claims (2)
- （１）ポリ塩化ビニル系樹脂および充填剤からなるポリ
塩化ビニル系樹脂組成物において、充填剤が硫酸カルシ
ウムの微粉末および／または短繊維であることを特徴と
するポリ塩化ビニル系樹脂組成物。 - （２）硫酸カルシウムの微粉末および／または短繊維が
、組成物の３〜５０重量％を占める特許請求の範囲第（
１）項に記載のポリ塩化ビニル系樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP513486A JPS62164746A (ja) | 1986-01-16 | 1986-01-16 | ポリ塩化ビニル系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP513486A JPS62164746A (ja) | 1986-01-16 | 1986-01-16 | ポリ塩化ビニル系樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62164746A true JPS62164746A (ja) | 1987-07-21 |
Family
ID=11602837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP513486A Pending JPS62164746A (ja) | 1986-01-16 | 1986-01-16 | ポリ塩化ビニル系樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62164746A (ja) |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5571745A (en) * | 1978-11-24 | 1980-05-30 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | Composition for tile |
| JPS60181154A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-14 | Sekisui Chem Co Ltd | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
| JPS60186552A (ja) * | 1984-03-05 | 1985-09-24 | Sekisui Chem Co Ltd | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
| JPS60186554A (ja) * | 1984-03-05 | 1985-09-24 | Sekisui Chem Co Ltd | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
| JPS60192748A (ja) * | 1984-03-15 | 1985-10-01 | Sekisui Chem Co Ltd | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
| JPS60243156A (ja) * | 1985-05-07 | 1985-12-03 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 改質石こう針状結晶と合成樹脂との複合化組成物 |
-
1986
- 1986-01-16 JP JP513486A patent/JPS62164746A/ja active Pending
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5571745A (en) * | 1978-11-24 | 1980-05-30 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | Composition for tile |
| JPS60181154A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-14 | Sekisui Chem Co Ltd | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
| JPS60186552A (ja) * | 1984-03-05 | 1985-09-24 | Sekisui Chem Co Ltd | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
| JPS60186554A (ja) * | 1984-03-05 | 1985-09-24 | Sekisui Chem Co Ltd | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
| JPS60192748A (ja) * | 1984-03-15 | 1985-10-01 | Sekisui Chem Co Ltd | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
| JPS60243156A (ja) * | 1985-05-07 | 1985-12-03 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 改質石こう針状結晶と合成樹脂との複合化組成物 |
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