JPS60186552A - 塩化ビニル系樹脂組成物 - Google Patents

塩化ビニル系樹脂組成物

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JPS60186552A
JPS60186552A JP4265584A JP4265584A JPS60186552A JP S60186552 A JPS60186552 A JP S60186552A JP 4265584 A JP4265584 A JP 4265584A JP 4265584 A JP4265584 A JP 4265584A JP S60186552 A JPS60186552 A JP S60186552A
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JP
Japan
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parts
weight
styrene copolymer
vinyl chloride
butadiene
Prior art date
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Pending
Application number
JP4265584A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nakagami
中上 武司
Ikuo Imanishi
今西 郁郎
Akihiro Saito
斉藤 明宏
Katsumi Okita
大喜多 勝巳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP4265584A priority Critical patent/JPS60186552A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、線膨張率が小さく而も物性及び外観が優れた
成形品、特に雨樋、デツキ材、窓枠等の薄肉成形品に好
適な塩化ビニル系樹脂組成物に関する。
(従来技術) 近年、塩化ビニル系樹脂製成形品、例えば、硬質塩化ビ
ニル製雨樋が多く用いられるようになってきているが、
硬質塩化ビニル製雨樋は金属製雨樋と比べ“ζ線膨張率
が大きく、使用時、気温の変化により、長手方向の長さ
が変化して接続部又は止め金具の部分で変形や破損を起
こしたり、日射を直接受けた部分が熱膨張して曲がった
り波打ったりしやすいという欠点があった。
しかして、従来、特開昭56−34741号公報に記載
の如く、(A)塩化ビニル樹脂95〜70重量%、(B
)雲母または/および石こう繊維5〜30重量%、(A
)+ (B)に対し1重量%以上のメチルメタクリレー
トを主成分とする共重合捏()指をブレンドしたものが
11案されているが、挿入された雲母または/および石
こう繊維と塩化ビニル樹脂との接着性が悪く、成形品の
耐衝撃性等の物性が低い、という欠点があった。
(発明の目的) 本発明者は、叙上の事実に鑑がみ、鋭意検討した結果、
雲母及び石こう繊維と樹脂との間の密着性を良くする改
質剤を加えることにより、叙十の如き従来の欠点を解消
し得ることを見い出し本発明をなすに至ったものであり
、本発明は、線膨張率が小さくて熱変形が起こりにくく
、しかも耐衝撃性等の物性が優れた成形品、特に11イ
樋、デツキ祠、窓枠等の薄肉の成形品に好適t(塩化ビ
ニル系樹脂組成物を提供するごとを目的とするものであ
る。
(発明の要旨) 本発明の要旨は、1.塩化ビニル系樹脂100重ld部
に対して、マイカ5乃至30虫駐部と10石こう繊維5
乃至30重量部と、塩素化ポリエチレン、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、アクリルニトリル−ブタジェン−ス
チレン共重合体及びメチルメタアクリレート−ブタジェ
ン−スチレン共重合体の中から選択された少な(とも1
種の改質剤5乃至20重量部とを加えてなる塩化ビニル
系樹脂組成物(以下「本発明組成物1」という)、2.
塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、マイカ5乃至
30重量部と、石こう繊維5乃至30重量部と、塩素化
ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アクリ
ルニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体及びメチル
メタアクリレート−ブタジェン−スチレン共重合体の中
がら選択された少なくとも1種の改質剤5乃至2゜、a
 ffl gBと、メチルメタアクリレートーアクリル
ニトリルースヂレン共重合体及びメチルメタアクリレー
トの中から選択された少なくとも1種の加工助剤1乃至
5重量部とを加えてなる塩化ビニル系樹脂組成物(以下
「本発明組成物2」という)、3、塩化ビニル系樹脂1
00重量部に対して、マイカ5乃至30重量部と、石こ
う繊組゛5乃至30¥Ii童部と、塩素化ポリエチレン
、エチレンー白酸ビニル共重合体、アクリルニトリル−
ブタジェン−スチレン共重合体及びメチルメタアクリレ
ートー−ブタジェン−スチレン共重合体の中から選択さ
れた少なくとも1種の改質剤5乃至20重量部と、ガラ
ス玉5乃至30重量部とを加えてなる塩化ビニル系樹脂
組成物(以下「本発明3」という)、4.塩化ビニル系
樹脂100重量部に対し゛乙マイカ5乃至30重量部と
、石こう繊維5乃至30重量部と、塩素化ポリエチレン
、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アクリルニトリル−
ブタジェン−スチレン共重合体及びメチルメタアクリレ
ート−ブタジェン−スチレン共に1(合体の中から選択
された少なくとも1種の改質剤5乃至20重量部と、メ
チルメタアクリレートー−アクリルニトリル−スチレン
共重合体及びメチルメタアクリレートの中から選択され
た少なくとも1種の加工助剤1乃至5重量部又は/及び
ガラス玉5乃至30重量部と、炭酸カルシウムlO乃至
50市量部とを加えてなる塩化ビニル系樹脂組成物(以
下「本発明組成物4」という)、及び5.塩化ビニル系
樹脂100重量部に対して、マイカ5乃至30重量部と
、石こう繊維5乃至30重量部と、塩素化ポリエチレン
、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アクリルニトリル−
ブタジェン−スチレン共重合体及びメチルメタアクリレ
ート−ブタジェン−スチレン共重合体の中から選択され
た少なくとも1種の改質剤5乃至20重量部と、メチル
メタアクリレート−アクリルニトリル−スチレン共重合
体及びメチルメタアクリレートの中から選択された少な
くとも1種の加工助剤1乃至5重量部又は/及びガラス
玉5乃至30重量部と、熱硬化性樹脂10乃至50重量
部とを加えてなる塩化ビニル系樹脂組成物(以下「本発
明組成物5」という)に存する。
(発明の構成) 本発明組成物1〜5に使用される塩化ビニル系樹脂とし
ては、例えば、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビ
ニリデン及び塩素化ポリ塩化ビニル(塩素化pVC)等
が好適に使用され、就中、ポリ塩化ビニル(PVC’)
が特に好適に使用される。
本発明組成物1〜5に使用される、マイカとしては、例
えば、径20μ前後のものが好適に使用され、又表面が
エポキシシラン等のカンプリング処理剤にて表面処理さ
れたものが好適に使用される。
本発明組成物1〜5に使用される、石こう繊維としては
、例えば、径100乃至200 μのものが好適に使用
され、又表面がエポキシシラン等のカップリング処理剤
にて表面処理されたものが好適に使用される。
本発明組成物1〜5に使用さ′れる改質剤としては、系
中に加えられることにより、マイカ及び石こう繊維と塩
化ビニル系樹脂との間の密着性を改良し、マイカ及び石
こう繊維の周りに発生ずる空隙を小さく押さえ、成形品
の耐衝撃強度等を向上させるもので、塩素化ポリエチレ
ン(塩素化PF、)、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
アクリルニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体(Δ
13S)及びメチルメタアクリレート−ブタジェン−ス
チレン共重合体(MBS)の中から選択された少なくと
も1種のものが使用される。
本発明組成物2.j、5に使用される加工助剤としては
、メチルメクアクリレートーアクリルニトリルースチレ
ン共重合体(MへS)及びメチルメタアクリレート(M
MA)の中から選択された少なくとも1種のものが使用
される。
本発明組成物3.4.5に使用されるガラス玉としては
、例えば、50乃至100μであっ′ζ、表面がエポキ
シシラン等のカンプリング処理剤にて処理されたものが
好適に使用される。
本発明組成物4に使用される炭酸カルシウムとしては、
例えば、沈降性炭酸カルシウム、軽微性炭酸力ルシュウ
ム、極微細炭酸カルシウム等が好適に使用され、就中、
極微細炭酸カルシウムが特に好適に使用され、有機酸塩
等で表面処理されたものが好適に使用され、又粒子径が
0.1 μ以下のものが好適に使用される。
本発明組成物5に使用される熱硬化性樹脂としては、例
えば、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹
脂等が好適に使用される。
本発明組成物1〜5においては、上記のものの他、安定
剤、顔料が必要に応して併用されてもよい。
本発明組成物1〜5においては、他の成分と共に、マイ
カを、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、5乃至
30市量部加えるごとにより、成形性及び耐衝撃性を悪
くさせることなく、成形品の線膨張率を小さくし、温度
変化により熱変形しにくくする。マイカが全く加えられ
ていないか又はその添加量が塩化ビニル系)、1]脂1
00市量部に対して51(i量:113未満の少量加え
られた場合は充分な効果が期待できず、30電量部を越
えるような多量加えられた場合は、成形性が悪くなり、
成形品の外観がl?4らかとならず、又耐tIli撃)
生が悪くなってしまう。
本発明組成物1〜5においては、他の成分と共に、石こ
う繊f!16を、塩化ビニル系1も・1脂■00徂量部
に対して、5乃至30重量部加えることにより、成形性
及び耐衝撃性を悪くさせることなく、成形品の線膨張率
を小さくし、温度変化により熱変形しにくくする。石こ
う繊維が全く加えられていないか、又はその添加量が、
塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、5@量部未満
の少量加えられた場合は、充分なiノ果を期待すること
ができず、又30重量部を越えるような多量加えられた
場合は、成形性が悪くなり、成形品の外観がl咎らかと
ならず、又耐衝撃性が悪くなってしまう。
本発明組成物1〜5においては、他の成分と共に、前記
改質剤を、塩化ビニル系樹脂100重量t+Hに対して
、5乃至20重N部加えることにより、線膨張率を大き
くさせることなく、成形品の耐(」i撃性及び剛性等の
物性を改良する。改質剤が全く加えられないか又は5重
量部未満の少量加えられただけでは、充分な効果が期待
できず、又20重量部を越えるような多量加えられた場
合は、線膨張率が大きくなってしまう。
本発明組成物2. 4. 5においては、他の成分と共
に、前記加工助剤を、塩化ビニル系樹脂100 Vtr
@部に対して、1乃至5重量部加えることにより、線膨
張率を大きくさせることなく、改質剤と共に、成形品の
成形性を一層改良する。
加工助剤が全く加えられないか又は1重量部未満の小宿
加えられただけでは充分な効果が期待でき°ダ、又5市
川部を越えるような多量加えられた場合は、成形品の線
膨張率が大きくなっ−Cしまう。
本発明組成物3,4.5におい°Cは、他の成分と共に
、ガラスTを、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して
、5乃至30重用部加えることにより、成形品の耐挿i
撃性を悪くさ・lることなく、成形性を改良゛Jる。ガ
ラス玉が全く加えられないか又は5市量部未満の多量加
えられたたりでは、充分効果は期待できず、30重量部
を越えるような多量加えられた場合は、成形特成形機中
での樹脂の混練が不充分となり、成形性がかえって悪く
なってしまうばかりか、耐衝撃性が悪くなってしまう。
本発明組成物4においζは、他の成分と共に、炭酸カル
シウムを、塩化ビニル系樹j1旧0(1重量部に対して
、lO乃至50重量部加えることにより、耐候性及び耐
衝撃性を悪くさせることなく、成形品の、剛性を改良し
、温度変化により熱変形しにくくする。炭酸カルシウム
か全く加えられないか又はその添加量が塩化ビニル系樹
脂100重量部に対して10電量部未満の少量加えられ
ただ&Jでは充分な効果が期待できず、又50重量部を
越えるような多量加えられた場合は、耐衝撃性及び耐候
性が悪くなってしまう。
本発明組成物5においては、他の成分と共に、熱硬化性
樹脂を、塩化ビニル系樹脂100市量部に対して、10
乃至50重量部加えることにより、線膨張率を大きくさ
せることなく、耐衝撃性等の物性を改良する。熱硬化性
樹脂が全く加えられないか又は10i景部未病加えられ
た場合越える分な効果が期待できず、又50重量部をこ
えるような多量加えられた場合は、線膨張率が太き(な
ってしま・う。
(発明の幼果) 本発明組成物1は、塩化ビニル系樹脂100重量部にス
・1しζ、マイカ5乃至30重量部と、石、二う繊維5
乃至30MM部と、塩素化ポリエチレン、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、アクリルニトリル−ブタジェン−ス
チレン共重合体及びメチルメタアクリレート 市合体の中から選択された少なくとも1種の改質剤5乃
至20重量部とを加えてなるものであるの−(、成形品
の、線膨張率が小さくて温度変化による熱変形が起こ?
Jζこ<<、而も抗張力、耐fli撃性の物性が優れて
おり、成形性が良く、表面状態が良々rである。
本発明組成物2は、塩化ビニル系樹脂100市量部に刻
して、マイカ5乃全;(O重弼部と、石こう繊維5乃至
30重量部と、塩素化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、アクリルニトリルーブタジエンースチル
ン共重合体及びメチルメタアクリレート−ブタジェン−
−スチレン共重合体の中から選択された少なくとも1種
の改質剤5乃至20重量部と、メチルメタアクリレ−1
−m−アクリルニトリルースチレン共重合体及びメチル
メタアクリレ−I−の中から選択された少なく七も1種
の加工助剤1乃至5重量部とを加えζなるものであるの
で、成形品の、線膨張率が小さくて温度変化による熱変
形が起こりにくく、而も抗張力、耐衝撃性の物性が優れ
ており、且つ成形性が極めて良く、成形品の表面状態は
屑らかで均一である。
本発明組成物3は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対
して、マイカ5乃至30重置部と、石こう繊維5乃至3
0重置部と、塩素化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、アクリルニトリル−ブタジェン−スチレン
共重合体及びメチルメタアクリレート−ブタジェン−ス
チレン共重合体の中から選択された少なくとも1種の改
質剤5乃至20重量部と、ガラス玉5乃至30重量部と
を加えてなるものであるので、成形品は線膨張率が一層
小さくて温度変化による熱変形が起こりにクク、而も抗
張力、耐衝撃性の物性が優れており、「1.つ成形性が
極めて良(、成形品の表面状態が泪らかで均一である。
本発明組成物4は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対
しC、マイカ5乃至30@量部と、石こう織前15乃至
30重量部と、塩素化ポリエチレン、ユチレンーn)酸
ビニル井重合体、アクリルニトリルーゾクジエンースチ
レン共重合体及びメチルメタアクリレート−フ゛タジコ
ニンーーースチレン共重合体の中からi!沢された少な
くとも1種の改質剤5乃至20屯量部と、メチルメタア
クリレート−アクリルニトリル−スチレン共重合体及び
メチルメタアクリレ−1・の中から選択された少なくと
もl f!Iiの加工助剤1乃至5 xtt隈部又は/
及びガラス工5乃至30重量部と、炭酸カルシウム10
乃至500市量とを加えζなるものであるので、成形品
の、線膨張率が更に一層小さくて温度変化による熱変形
が更に一層起こりにくく、而も抗張力、耐衝撃性の物性
が優れており、且つ成形性が極めて良く、成形品の表面
状態が南らかで均一である。
本発明組成物5は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対
して、マイカ5乃至30重量部と、石こう繊維5乃至3
0重量部と、塩素化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、アクリルニトリル−ブタジェン−スチレン
共重合体及びメチルメタアクリレート−ブタジェン−ス
チレン共重合体の中から選択された少なくとも1種の改
質剤5乃至20重量部と、メチルメタアクリレート−ア
クリルニトリル−スチレン共重合体及びメチルメタアク
リレートの中から選択された少なくとも1種の加工助剤
1乃至5重量部又は/及びガラス玉5乃至30重量部と
、熱硬化性樹脂」0乃至50重量部とを加えてなるもの
であるので、成形品の、線膨張率が更に一層小さくて温
度変化による熱変形が更に一層起こりにり<、而も抗張
力、耐衝撃性の物性が優れており、且つ成形性が極めて
良く、成形品の表面状態が滑らかで均一・である。
以下本発明を実施例により説明する。
(実施例1〜24) 第1〜3表に示す配合物を混合機にて120°Cで6分
間加熱混合し、この混合物をロール混練機にて160℃
で5分間混練して厚さ1.2龍のシート状物を作り、こ
のシート状物を粉砕して31角の粉砕片を作り、この粉
砕片を押出機、金型にて樹脂温度180乃至185℃で
押出して、厚さ1.2鰭の薄肉異形成形品を押出成形し
た。
その成形品より試験片を切り出して、線膨張率、抗張力
、伸び及びijj 撃強度を測定した。その結果を実施
例1〜24として第1〜3表に示す。
(比較例1,2) 第4表の比較例1.2の配合物を混合物にて良く混合し
、この混合物を押出機、金型にて樹脂温度180乃至1
85℃で押出して、厚さ1.2 Ilmの薄肉異形成形
品を押出成形した。その試験片を切り出して、線膨張率
、抗張力及び伸びを測定した結果を、比較例1.2とし
て第4表に示す。
尚、線膨張率についてば、ASTM:D696にて測定
した。抗張力及び伸びについ−Cは、JISΔ5706
にて測定した。衝撃強度については、JISA5400
にて測定した。
第1〜3表からも明らかな如く、実施例1〜6の場合は
、いずれも、線膨張率が小さく、而も耐衝撃性等の物性
が向上しており、又成形性は1.2龍の薄肉成形品の成
形が可能であり、成形品の表面状態も良かった。
又、実施例7〜12の場合は、いずれも、線膨張率が小
さく、而も耐衝撃性等の物性が良く、又成形性は1.2
inの薄肉成形品の成形が可能であり、成形品の表面状
態も滑らかで均一であり極めて良好であった。
又、実施例13〜15の場合は、いずれも、線膨張率が
一層小さく、而も耐衝撃性等の物性が−4を改良され、
比較例1の値以上に向上しており、又成形性は1.21
1mの薄肉成形品の成形が可能であり、成形品の表面状
態も−Ml’Aらかで均一であり更に一層良好であった
。又、実施例16〜19の場合は、いずれも、線膨張率
が更に−・層小さく、而も耐j#j撃性等の物性が比較
例1のイI+′」に匹敵する程向上しており、又成形性
は1゜2111の薄肉成形品の成形が可能であり、成形
品の表面状態も滑らかで均一であった。又、実施例20
〜24の場合は、いずれも、線膨張率が更に一層小さく
、而も耐衝撃性等の物性が比較例1の値に匹敵する稈向
」―シており、又成形性は1.2amの薄肉成形品の成
形が可能であり、成形品の表面状態も滑らかで均一であ
った。
尚、第4表からも明らがな如く、比較例Iの場合は線膨
張率が著しく大きく温度変化により変形しやすいもので
ある。又比較例2の場合は、成形1j1があ7Fり良く
なく、薄肉異形成形品の成形はできたが、表面状態が悪
(、又耐衝撃性等の物性がと“(も実用に供することが
できない程i出かった。(以下余白) [第1表 し く 第2表 ◎;蒲肉異形成形品の形状に成形でき、又成形品の表面
状態は滑らかで均一であった。
第3表 ◎;蒲肉異形成形品の形状に成形でき、又成形品の表面
状態は滑もかで均一であった。
第4表 手続ネdi正書=(自発) 昭和59年12月12日 昭和59年特許願第42655号 2、発明の名称 塩化ビニル系樹脂組成物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 530 住 所 大阪市北区西天満二丁目4番4号特許部 置 
(06) 365−2181特許部東京駐在TIEL 
(03) 434−95524、 補正の対象 +1+ IFII細杏の特許請求の範囲の4!l 、。
(2)[ツj細占の宛明の詳細な説明の桶。
5、 補正の内容 fl+ 明細−[の特許請求の範囲を別紙のとおり補正
する1、 (2) リ]細書第6頁第1行〜第2行、第6改第10
行〜第11行、第7頁第2行〜$s 3行、第7頁第1
1行〜第12行、第8頁第5行〜第6行、第8頁第9・
行π、r第1’、−・0・行、第9頁下から第1行〜第
10頁第1行、第10α第5行、第15頁第7行〜第8
行、第15頁丁から第2行〜下から第1行、第16頁第
2 ij〜第3行、第16 r:11・から第6行〜ド
から第5行、第17 yf第8行〜第9行、第17頁第
11行〜第12行、第18頁第6行〜第7行及び第18
頁第9行〜第10行に、 「メチルメタアクリレート」 とあるのを、 「メタアクリレート」 と補正する。
(3) 明細町第6頁下から第7行〜下から第6行、第
7直下から第5行、第81第9行〜第10行、第10頁
第7行、第16頁第4行、第17頁下から第8行及び第
18頁第11行に、「メチルメタアクリレート」 とあるのを 「ボリメヂルメククリレ−1」 と補正する。
(4) 明細前第1O頁第7行、第22頁第1表「配合
」の種箱6枠、第23頁第2表「配合」の種箱6枠、第
24頁vJ3表1配合」の間第6枠及び@25瓜第4表
「配合」の種箱6枠に、 [M M A J。
とあるのを、 r P M M A J と補正する。
6、 添f、+書類の目録 (1) 補正後の特許請求の範囲を記載した書面 1油
取 上 特許請求の範囲 L 塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、マイカ5
乃至30重量部と、石こう繊維5乃至30重量部と、塩
素化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ア
クリルニトリループクジエン−スチレン共重合体及びメ
チルメタクリレ二」−ブタジェン−スチレン共重合体の
中から選択された少なくとも1種の改質剤5乃至20重
は部とを加えてなる塩化ビニル系樹脂組成物、。
2 塩化ビニル系樹脂100@量部に対して、マイカ5
乃至30重量部と、石こう繊維5乃至30重量部と、塩
素化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ア
クリルニトリループクジエン−スチレン共重合体及びメ
チルメククリレートーブタジエンースチレン共重合体の
中から選択された少なくとも1種の改質剤5乃至20ク
リレートの中から選択された少なくとも1種の加1−助
剤1乃至5重量部とを加えてなる塩化ビニル系樹脂組成
物。
3、 塩化ビニル系樹脂100電歇部に対して、マイカ
5乃至30重置部と、石こう繊維5乃至30重に部と、
塩素化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
アクリルニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体及び
〆チルメククリレ二」−ゲタジエン−スチレン共重合体
の中から選択された少なくとも1種の改質シ]5乃至2
0重に部と、ガラス玉5乃至30重取部とを加えてなる
塩化ビニル系樹脂組成物。
4、 塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、マイカ
5乃至30重重歌と、石こう繊維5乃至30重は部と、
塩素化ポリエチレン、エチレンー酢酸ビニル共重合体、
アクリルニトリルーグクジエンースチレン共重合体及び
メチルメタクリレ−ドーグクジエン−スチレン共重合体
の中から選択された少なくとも1種の改質剤5乃至20
クリレートの中から選択された少なくとも1種の加工助
剤1乃至5重量部又は/及びガラス玉5乃至30重le
t部と、炭酸カルシウム10乃至50重は部とを加えて
なる塩化ビニル系樹脂組成物。
5、 塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、マイカ
5乃至30重型部と、石こう繊維5乃至30重)1部と
、塩素化ポリニゲ=レン、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、アクリルニトリルーグクジエンースチレン共重合体
及びメチルメタクリレート−ゲタジエン−スチレン共重
合体の中から選択された少なくとも1種の改質剤5乃至
20クリレートの中から選択された少なくとも1種の加
工助剤1乃至5型取部又tま/及びガラス玉51’y至
3至近0部と、熱硬化性樹脂10乃至50重県部とを加
えてなる塩化ビニル系樹脂組代物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、塩化ビニル系樹脂100小量部に対して、マイカ5
    乃至30市量部と、石こう繊維5乃至30重量部と、塩
    素化ポリエチレン、エチレンー酢酸ビニル共重合体、ア
    クリルニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体及びメ
    チルメタアクリレ−1〜−ブタジェン−スチレン共重合
    体の中から選択された少なくとも1種の改質剤5乃至2
    0重計部とを加えてなる塩化ビニル系樹脂組成物。 2、塩化ビニル糸樹脂10(]屯晴晴に対して、マイカ
    5乃至30重川用と、石こう繊維5乃至30市量部と、
    塩赤化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
    アクリルニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体及び
    メチルメタアクリレート−ブタジェン−スチレン共重合
    体の中から選択された少な(とも1種の改質剤5乃至2
    0重量部と、メチルメタアクリレ−1・−一一アクリル
    ニ1−リルースヂレン共重合体及びメチルメタアクリレ
    ートの中から選択された少なくとも1種の加工助剤1乃
    至5重量部とを加えてなる塩化ビニル系樹脂組成物。 3、塩化ビニル系樹脂100重量部に対しC、マイカ5
    乃至30重量部と、石こう繊維5乃至30重量部と、塩
    素化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ア
    クリルニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体及びメ
    チルメタアクリレート−ブタジェン−スチレン共重合体
    の中から選択された少なくとも1種の改質剤5乃至20
    重量部と、ガラス玉5乃至30重量部とを加えてなる塩
    化ビニル系樹脂組成物。 4、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、マイカ5
    乃至30市量部と、石こう繊維5乃至30重量部と、塩
    素化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ア
    クリルニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体及びメ
    チルメタアクリレート−ブタジェン−スチレン共重合体
    の中から選択された少なくとも1種の改質剤5乃至20
    重量部と、メチルメクアクリレートーアクリルニトリル
    ースチレン共重合体及びメチルメタアクリレートの中か
    ら選択された少なくとも1種の加工助剤工乃至5重量部
    又は/及びガラス玉5乃至30重量部と、炭酸カルシウ
    ム10乃至50重量部とを加えてなる塩化ビニル系樹脂
    組成物。 5、塩化ビニル系樹脂100重量部に対し一ζ、マイカ
    5乃至30重量部と、石こう紙屑f5乃至30重量部と
    、塩素化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体
    、アクリルニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体及
    びメヂルメタアクリレートーブタジエンースチレン共重
    合体の中から選択された少なくとも1種の改質剤5乃至
    20重滑部と、メチルメタアクリレート−−7クリルニ
    トリル一スチレン共重合体及びメチルメタアクリレート
    の中から選択された少なくとも1種の加工助剤1乃至5
    重量部又は/及びガラス玉5乃至30重量部と、熱硬化
    性樹JjH10乃至50重置部とを加えてなる塩化ビニ
    ル系樹脂組成物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62164746A (ja) * 1986-01-16 1987-07-21 Dainichi Color & Chem Mfg Co Ltd ポリ塩化ビニル系樹脂組成物
JPS62177049A (ja) * 1986-01-31 1987-08-03 Dainichi Color & Chem Mfg Co Ltd ビニルタイル用ポリ塩化ビニル系樹脂組成物
JPS62184045A (ja) * 1986-02-07 1987-08-12 Dainichi Color & Chem Mfg Co Ltd ポリ塩化ビニル系樹脂成形物
US4742107A (en) * 1987-05-06 1988-05-03 E. I. Du Pont De Nemours And Company Noise reduction and damping compositions

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