JPS62164537A - 複合体 - Google Patents

複合体

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JPS62164537A
JPS62164537A JP632686A JP632686A JPS62164537A JP S62164537 A JPS62164537 A JP S62164537A JP 632686 A JP632686 A JP 632686A JP 632686 A JP632686 A JP 632686A JP S62164537 A JPS62164537 A JP S62164537A
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JP
Japan
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group
coating
indolino
oxazine
naphtho
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Pending
Application number
JP632686A
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English (en)
Inventor
大橋 和則
孝 谷口
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は各種プラスチック、無機ガラスなどの表面改質
に使用されるセルロース誘導体ポリマーの各種基材への
密着性改良に関するものである。
とりわけその効果を顕著に発揮せしめるものとしてフォ
トクロミック化合物全含有させてなる発消色性、U久性
の優れた調光性能を有する物品に関するものである。
〔従来の技術〕
セルロース誘導体ポリマーは透明性9着色の容易さ、さ
らにはフォトクロミック化合物含有系においてはその調
光性能の優秀さなどから種々の応のセルロースアセテー
トブチレートフィルムの製造法及びフォトクロミック特
性について記述されである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は各種基材の表面特性をセルロース誘導体ポリマ
ーで改良することを目的とするものであるが、一般にセ
ルロース誘導体は基材との接着性が悪く、ltI久性の
良好なものが得られないという問題点があった。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は基板上に下記A、Bの被膜がこの順に積層され
ていることを特徴とする複合体に関するものである。
A、シランカップリング剤 B、セルロース誘導体ポリマー 以下1本発明の具体的構成について詳細に説明する。
ここで用いられる基材としては、グラスチック。
ガラス、陶磁器、無機質材料、金属、木材、セラミック
、コンクリート、紙9等各種のものが利用できるが、さ
らにこれらに本塗料との付着性全増すために各種の表面
処理したものを適用することもできる。
上記の基材は透明のものに限らず、不透明なものや着色
されたものでもよい。
本発明における(A)および(B)被膜は1通常それぞ
れのコーティング組成物の塗布によって形成されるもの
である。また、これらの被膜が上記各種基材に適用する
にあたって、基材表面の全面に設けでもよいが、必要と
される部分にのみ設けるものであってもよい。
つぎに本発明のA’S膜形成成分であるシランカップリ
ング剤として使用させるものとしては下記一般式で示さ
れる化合成および/またはその加水分解物が挙げられる
a X−5iz、−。
ことでXとしてはメチル基、エチル基、ビニル基、フェ
ニル基、メタクリロキシメチル基、β−メタクリロキシ
エチル基、γ−メタクリロキシプロピル基、δ−メタク
リロキシブチル基、アミノメチル基、β−アミノエチル
基、α−アミノエチル基、γ−アミノグロビル基、β−
アミノプロピル基、α−アミノプロピル基、グリシドキ
シメチル基、β−グリシドキシエチル基、α−グリシド
キシエチル基、γ−グリシドキシプロビル基、β−グリ
シドキシプロビル基、α−グリシドキシプロビル基、δ
−グリシドキシブチル基、r−グリシドキシブチル基、
β−グリシドキシブチル基。
α−グリシドキシブチル基、(3,4−エポキシクロヘ
キシル)メチル基、(3,4−エポキシシクロヘキシル
)エチル基、(3,4−エポキシシクロヘキシル)プロ
ピル基、(3,4−エポキシシクロヘキシル)ブチル基
、N−アミノメチルアミノメチル基、N−アミノメチル
−β−アミノエチル基。
N−アミノメチル−α−アミノエチル基、N−アミノメ
チル−γ−アミノプロピル基、N−アミノメチル−β−
アミノプロピル基、N−アミノメチル−α−アミノプロ
ピル基、N−β−(アミノエチル)アミノメチル基、N
−β−(アミノエチル)−β−アミノエチル基、N−β
−(アミノエチル)−α−アミノエチル基、N−β−(
アミノエチル)−γ−アミノプロピル基、N−β−(ア
ミノエチル)−β−アミノプロピル基、N−β−(アミ
ノエチル)−α−アミノプロピル基、N−γ−(アミノ
プロピル)アミノメチル基、N−γ−(アミノプロピル
)−β−アミノエチル基、N−γ−(アミノプロピル)
−α−アミノエチル基、N−γ−(アミノプロピル)−
γ−アミノプロピル基。
N−γ−(アミノプロピル)−β−アミノプロピル基、
N−γ−(アミノプロピル)−α−アミノプロピル基、
γ−メルカグトプロビル基、β−シアンエチル基、クロ
ロメチル基、r−クロログロビル基、3,3.5−トリ
フロロプロピル基などが挙げられる。
さらにYとしてはメチル基、エチル基、ビニル基、フェ
ニル基から選ばれる1種、Zは加水分解性基であり、加
水分解可能なものであれば何でもよい、たとえばアルコ
キシ基、アシロキシ基、アルコキシアルコキシ基、フェ
ノキシ基、ハロゲン基などが挙けられるが、処理の容易
さ、乾燥性などの点からC,−C4のアルコキシ基、ア
シロキシ基、アルコキシアルコキシ基が好ましい。また
aは0−1:たは1であシ、プラスチック基材などには
aが0のものが好ましい。
上記一般式におけるx、y、zおよびaの組合せとして
は多くの組合せがあるが、それぞれ基材の種類、処理方
法、B被膜の種類などによって実験的に定められるべき
である。
これらのケイ素化合物は1種または2種以上添加するこ
とも可能である。これらのケイ素化合物は加水分解物が
好ましく用いられ、特に基材の影響を大きく受けず密着
性向上の目的を達し得るという点から、アミン基を含む
有機ケイ素化合物の使用が好適である。
塗布量はとくに限定されないが、その被膜が1μm以下
になるようにすることが好ましく、これ以上では所期の
物性の発現は困難で、付着性などもかえって低下するこ
とがある。Aの被膜は塗布後加熱した後、Bの被膜全形
成する成分を塗布してもよいが、好ましくはAのコーテ
ィング組成物を塗布後そのまま静置乾燥する。ないしは
風の吹きつけ、若干の加熱乾燥によシ溶剤除去後、ただ
ちにBのコーティング組成物を塗布するのが簡便であシ
、接着性向上にも有効である。
次に1本発明のB被膜成分であるセルロース誘導体ポリ
マーとは、各種のセルロース、すなわち繊維素ポリマー
の誘導体である。かかるセルロースの誘導体とはセルロ
ースの水酸基の一部または全部がエステル化されたセル
ロースエステル類。
さらには同様にその一部または全部がエーテル化された
セルロースエステル類などが例として挙げられる。
セルロースエステル類の具体例としてはアセチルセルロ
ース、プロピオン酸セルロース、 酪酸セルロース、ニ
トロセルロース、硫酸セルロース。
リン酸セルロースなどがある。また、酢酸プロピオン酸
セルロース、酢酸酪酸セルロース、さらには硝酸酢酸セ
ルロースのような混合エーテル化度の例として挙げられ
る。他のエステル化物としては吉草酸9カプロン酸、二
ナンド酸、カプリル酸。
ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、フタル酸な
どとの反応生成物がある。一方、セルロースエーテル類
の具体例としては、メチルセルロース、エチルセルロー
ス、ベンジルセルロース、トリチルセルロース、シアン
エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カル
ボキシエチルセルロース、アミノエチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、エチルヒドロキシエチルセルロースなどがその例
として挙げられる。さらにはこれらの混合エーテルも便
用可能である。
これらのセルロースエステル類あるいはエーテル類のエ
ステル化度、エーテル化度は9便用方法。
使用目的などによって最適なものが決められるべきであ
る。
かかるセルロース誘導体ポリマーは通常のアクリルポリ
マーなどにグラフトして便用することも可能である。
以上のセルロース誘導体ポリマーからなる被膜の特徴を
もつとも有効に発揮する応用例としては各種フォトクロ
シック化合物との組合せによる調光機能の付与がある。
かかる目的で便用される場合には、前記セルロース誘導
体ポリマーの中でもとくに発消色速度の点から混成エス
テル類が好ましく、なかでも酢酸プロピオン酸セルロー
ス、酢酸酪酸セルロースがとくに好ましく使用される。
これらのセルロース誘導体ポリマーは、1種のみならず
2種以上の混合物として使用することも当然可能である
が、少なくとも酢酸酪酸セルロースが1見消色性の点か
ら5重量パーセント以上含有されることが好ましい。さ
らにはセルロース誘導体ポリマーの分子量としては、被
膜全形成し得るものであればとくに限定されないが取り
扱いやすさ、劇薬品性などの点から、数平均分子量で4
000〜100.!100のものが好ましい。
一方(B)被膜中に含め得るフォトクロミック化合物は
、セルロース誘導体ポリマーとの相溶性が良好なもので
あればとくに限定されるものではないが9見消色性、#
I久性などの点から下記(イ)および/または(ロ)で
表わされる各種スピロピラン化合物あるいは各種スピロ
オキサジン化合物が好ましく(式中R″〜R9は、水素
、フッ素、塩素、臭素。
ニトロ基、炭素数1から4のアルキル基、アルコキシ基
から選ばれた置換基である)a (式中、R,Rは、水素、炭素数1から4のアルキル基
、アルコキシ基、ハロゲン基、ニトロ基から選ばれた置
換基である。
Rは炭素数1〜20の有機基であり、炭素ラジカルがN
に結合している)。
上記のフォトクロミック化合物の具体例を挙げると、(
0のスピロピラン化合物としては1/、3/、3/−ト
リメチルスピロ(2H−i−ベンゾビラン−2,2′−
インドリン〕、8−アリール−y、y、y−トリメチル
スピロ(2H−1−ベンゾビラン−2゜2’ −イア 
)” 1,1ン〕、8−アリール−5/−クロロ−6−
ニトロ−17,3/j/  )、リメテルスビロ[2H
−1−ベンゾビラン−2,2′−インドリン]、5/−
アミノー8−メトキシ−6−ニトロ−1′、y、y−ト
リメチルスピロ(2H−1−ベンゾビラン−2゜2−イ
ンドリン〕、5′−プロモー8−メトキシ−6−ニトロ
−1/、3/3/  hジメチルスピロC2H−1−ベ
ンゾビラン−2,2′−インドリン:+、5/−クロロ
ー6−メドキシー8−ニトロ−1i、y、y−トリメル
スピロ(2H−1−ベンゾビラン−2,27−インドリ
ン〕、5′−カルボキシ−6−ニトロ−1/、  3/
、3/   hリメチルスビロC2H−1−ベンゾビラ
ン−2,2′−インドリン1,6.8−ジブロモ−8′
−メトキシ−pj/、s/ −トリメチルスピロ〔2H
−1−ベンゾビラン−2,2′−インドリン〕。
8−エトキシ−1′、 3/、 6/、 41.7/−
ペンタメチルスピロ(2H−1−ベンゾビラン−2,2
′−インドリン〕、8−フロロ−6−二トロー1Z3/
、3/  )リメチルスビロC2H−1−ベンゾビラン
−2,2/−インドリン]l”Iろ/ 、 3/ 、 
5/ 、 5.7−へキサメチル−6−ニトロスピロ(
2H−1−ベンゾビラン−2,2′−インドリン〕、6
−ヒドロキシ−8−メトキシ−j/ 、 3/ 、 3
/  )リメチルスビors)H−1’ −ベンゾビラ
ン−2,2−インド°リン〕、8−ホルミル−7−ヒド
ロキシ−1′、6′、3′−トリメチルスピロ[2H−
1−ベンゾビラン−2,2′−インドリン]。
4’、 7’、 8−トリメトキシ−1/、3/、3/
  )リンチルスピロ(2H−1−ベンゾビラン−2,
2′−インドリ  ン  ]   e    ”+  
”+  ”−ト   リ  メ チ ル −5’  6
. 8 − )   リ  ニトロスピロ(2H−1−
ベンゾビラン−2,21−インドリン〕などがある。
とくに光照射による発色性の観点からR7,R9にアル
コキシ基、ハロゲン基、ニトロ基、とくにメトキシ基、
ブロモ基、ニトロ基を有するスピロピラン化合物が好ま
しく用いられる。
又、(ロ)のスピロオキサジン化合物としては、1゜5
、3− )リンチルスピロ〔インドリノ−2,3’−(
3H)ナフト[: 2.1−b ] (,1,4)オキ
サジン。
1、3.3.5−テトラメチルスピロ〔インドリノ−2
゜3’−(3H)ナフト[: 2,1−b :l (1
,4)オキサジン〕、5−メトキシ−1,3,3−)リ
メチルスビロ〔インドリノ−2,3’−(3H)ナフト
(2,1−b〕(1,4)オキサジン、5−クワロー1
.3.3−トリメチルスピロ〔インドリノ−2,5’ 
−(3H]ナフト(2,1−b ) (1,4)オキサ
ジン)、4.7−シメトキシー1.3.3− )ジメチ
ルスピロ〔インドリノ−2,ダー〔ろH〕ナフトC2,
1−b ](1,4)−オキサジン1,1,3.3−)
ジメチル−9′−メトキシスピロ〔インドリノ−2,3
’−C3H)ナフトC2,1−bl(1,4)オキサジ
ン]、1,5.3−トリメチル−9′−エトキシスピロ
〔インドリノ−2゜3’−[:ろH]ナフト[: 2,
1−b ] (1,4)オキサジン1,1,3.3−1
リメチル−8′−ブロモスピロ〔インドリノ−2,ダー
〔3H〕ナンド(2,1−b〕(1,4)オキサジン)
、1,3,3.5−テトラメチル−9′−メトキシスピ
ロ〔インドリノ−2,5’−(3H〕ナフト[2,1−
b〕(1,4)オキサジン]。
1、3.3.6−テトラメチル−9′−メトキシスピロ
〔インドリノ−2,3/−(3H)ナフト[2,1−b
l(1,4)オキサジン:l、1,3,3.7−テトラ
メチル−9−メトキシスピロ〔インドリノ−2,3/ 
−(3H〕ナフト(2,1−b ] (1,4)オキサ
ジン〕。
1、3.5.4.5−ペンタメチル−9′−メトキシス
ピロ〔インドリノ−2,3’ −C3H]ナフト[:2
,1−b’:1(1,4)オキサジン] 、 1.3,
3,5.6−ベンタメチルー9′−メトキシスピロ〔イ
ンドリノ−2,3’−C3H]ナフト[: 2.1−b
 :l (1,4)オキサジン〕。
1、3.3.4.7−ベンタメチルー9′−メトキシス
ピロ〔インドリノ−2,3’−C3H]ナフト〔2,1
−b〕(1,4)オキサジン] 、  1.3,3,5
.7−ベンタメチルー9′−メトキシスピロ〔インドリ
ノ−2,3’−〔5H〕ナフトC2,1−b)(1,4
)オキサジン〕。
1、3.3.6.7−ベンタメチルー9′−メトキシス
ピロ〔インドリノ−2,5’−(5H)ナフト〔2,1
−b〕(1,4)オキサジン)、1,3.3−トリメチ
ル−5゜9′−ジメトキシスピロ〔イ/トリノー2,3
/ −(3H〕ナンド(2,1−b ) (1,4)オ
キサジン〕。
1、 !l、 3−トリメチル−4,ス9′−トリメト
キシスピロ〔インドリノ−2,3’−C3H)ナフト(
2,1−b)(1,4)オキサジン1,1.31−)ジ
メチル−5−クロロ−9′−メトキシスピロ〔インドリ
ノ−2,3/−C3H]ナフト(2,1−b ) (1
,4)オキサジン) 、 1.3,3,4.5−ペンタ
メチル−8′−ブロモスピロ〔インドリノ−2,3’−
(5H]ナフト(2,1−b 3 (1,4)オキサジ
ン) 、 1.3.3.5.6−ペンタメチル−ぎ一プ
ロモスピロ〔インドリノ−2,3’−[3f(1ナフト
(2,1−b ) (1,4)オキサジン〕、1−ベン
ジル−3,3−ジメチルスピロ〔インドリノ−2,3/
−[: 3 H]ナフト(2,1−b〕(1,4)オキ
サジン1.1−(4−メトキシベンジル) −3,3−
ジメチルスピロ〔インドリノ−2,5l−(3H)ナフ
トC2,1−b ] (1,4、)オキサジン)tl−
(2−メチルベンジル) = 3.3−ジメチルスピロ
〔インドリノ−2,5’−(3H)ナンド(2,1−b
 ) (1,4)オキサジン〕、1−(3−メーIF−
ルペンジル) −3,3−ジメチルスピロ〔インドリノ
−2,ダー〔6H〕ナンド(2,1−b)(1,4)オ
キサジン)、1−(4−メチルベンジル) −3,3−
ジメチルスピロ〔インドリノ−2,3/−(3H)ナン
ド(2,1−b)(1,4)オキサジン)、1−(3,
5−ジメチルベンジル) −3,3−ジメチルスピロ〔
インドリノ−2,3’−(3H)ナフト(2,1−b 
) (1,4)オキサジン)tl−(2、4,6−)ジ
メチルベンジル) −3,3−ジメチルスピロ[インド
リノ−2,3/−(3H]ナフト〔2゜1−b〕(1,
4)オキサジン)、1−(4−クロロベンジル) −3
,′5−ジメチルスピロ〔インドリノ−2,5l−(3
H]ナフトl:2,1−b〕(1,4)オキサジン)、
1−(4−ブロモベンジル) −3゜6−ジメチルスピ
ロ〔インドリノ−2,3’−1:lH)ナフト[2,1
−b)(1,4)オキサジン〕、1−(2−フルオロベ
ンジル) −3,3−ジメチルスピロ〔インドリノ−2
,5’ −(3H)ナフトI:2,1−b)(1,4)
オキサジ/〕、1−(3−フルオロベンジル) −!l
、 5−ジメチルスピロ〔インドリノ−2,3/−1j
H)ナフト(2,1−b)(1,4)オキサジン)、1
−(4−フルオロベンジル)−3゜6−ジメチルスピロ
〔インドリノ−2,3’−(3H:1ナフトC2,1−
b ) (1,4)オキサジン〕、1−(2,4−ジフ
ルオロベンジル) −3,3−ジメチルスピロ〔インド
リノ−2,3/ −[: 3 H]ナフト〔2゜1−b
)(1,4)オキサジン) 、 1− (2,3,4,
5゜6−ペンタフルオロベンジル) −3,3−ジメチ
ルスピロ〔インドリノ−2,6′−〔3H〕ナフト〔2
゜1−b3(1,4)オキサジン)、1−(4−シアノ
ベンジル) −3,3−ジメチルスピロ〔インドリノ−
2,3’−(3H)ナンド(2,1−b 〕(1,4)
オキサジン)、  1−(4−)IJフルオロメチルベ
ンジル) −5,3−ジメチルスピロ〔イン)” ’J
 / −2,3’−(3H)ナンド(2,1−b ) 
(1,4)オキサジン1.1−(4−ニトロベンジル)
 −3,3−ジメチルスピロ〔インドリノ−2,3’−
(3H)ナフト[: 2,1−b ) (1,4)オキ
サジン)、1−(2−フェニルエチ ル) −3,3−ジメチルスピロ[インドリノ−2,5
′−C3H]ナフト(2,1−b ] (1,4)オキ
サジン)、1−(3−フェニルプロピル) −3,3−
ジメチルスピロ〔インドリノ−2,6’−(3H)ナフ
ト(2,1−b ) (1,4)オキサジンコ、1−(
2−ナフチル) −3,3−ジメチルスピロ〔インドリ
ノ−2,3’−(3H]ナフト[: 2.1−b ) 
(1,4)オキサジン]などがある。
とくに配光性の観点から、水素、炭素数1〜6のアルキ
ル基、アルコキシ基を有するスピロオキサジン化合物が
好ましく、さらに好ましくは、水素、メチル基またはメ
トキシ基を有するものが好ましい。
また、これらのフォトクロミック化合物は1種のみなら
ず、2種以上を併用することも可能である。
本発明は基材の表面にセルロース誘導体ポリマーを接着
性よく被膜として設けてなる複合体を得ようとするもの
であるが、その複合体の形状、大きさ、用途などに関し
ては何らの限定もない。従って前述のとおり、被膜の形
成手段はいかなる方法でもよいが、均一被膜の形成、容
易さなどの点から揮発性溶媒中に溶解させたコーティン
グ剤として使用するのが好ましい。
ま次8本発明における(B)被膜の膜厚は使用する目的
によって異なるが9表面改質を顕著に発揮させ、かつ基
材の特性全損わないという意味から0.01μ〜100
μ、好ましくは0.1μ〜50μにあることが望ましい
。とくに1本発明の(B)被膜中に7オトクロミツク化
合物を含有せしめ、調光機能を付与する目的の場合には
使用するフォトクロミック化合物、添加量などによって
も異なるが通常は1μ〜20μで好ましく使用される。
一方、前記のコーティング剤として使用した場合の被膜
化方法としては、コーテイング後の室温放置でも可能で
あるが時間短縮などを目的として一般的には加熱処理す
ることによって行なわれる。
また、その際の加熱温度はかなシ広範囲で使用でき、3
0〜200°Cで充分に良好な結果が得られる。
本発明をコーテイング材として基材へ適用する場合には
、被覆するにあたって、各種の塗装方法が適用可能であ
る。筆、刷毛、ローラーなどによる方法、その他ロール
塗装、スプレー塗装、流し塗り、ディッピング塗装など
を適用することができる。
本発明の(E)被膜中にはセルロース誘導体ポリマーの
各種改質、たとえば表面硬度、削浴剤性、#I候性、t
i光性、削薬品性、■熱性、耐水性、酬電防止性などの
向上を目的として各種の添加剤を加えることが可能であ
る。これらの改質剤の例としてはアクリル樹脂、メラミ
ン樹脂、尿素樹脂、シンツカツブリング剤、紫外線吸収
剤、酸化防止剤。
エポキシ樹脂、ナイロン樹脂、ブチラール樹脂。
ビニル重合体、水溶性ポリマー、各種の微粒子状無機酸
化物、イソシアネート化合物、各種金属化合物などが挙
げられる。
(B)被膜をコーティングするにあたっては、各種の溶
媒に希釈して使用するものである。使用可能な溶媒とし
てはとくに限定されるものでないが。
揮発性、安全性などの観点から各種の低級アルコール類
、環状あるいは鎖状のケトン類。環状あるいは鎖状のエ
ーテル類、エステル類、芳香族炭化水素類、(ハロゲン
化)炭化水素類、ホルムアミド系化合物、ジメチルスル
ホキシドなどが挙ケラれる。これらは2種以上の混合溶
媒として使用することももちろん可能である。また、単
独では使用できないが、併用可能なものとして水がある
以下に本発明の趣旨を明瞭にするために実施例を挙げる
が9本発明はこれらの実施例に限定されるものではない
実施例1 (1)A被膜の作製 (イ) コーティング用組成物の調整 n−グロバノール/メタノール混合(1/ ’ iti
比)の溶剤2972部に、N−β−(アミノエチル)−
γ−アミノプロピルトリメトキシシラン2.18部を加
え、攪拌下で水0.54部を滴下混合し、加水分解させ
コーティング用組成物とした。
(ロ) 塗布および乾燥 前記(イ)で得られたコーティング用組成物を、CR−
39レンズに引き上げ速度20(2)/minの条件で
ディップ法にて塗布した。塗布したレンズは室温放置に
よる乾燥と、80°Oで10分間の乾燥での2種類で行
なった。
(2)Bの被膜の作製 (イ) コーティング用組成物の調整 酢酸酪酸セルロース(イーストマン社 CA3531−
1)’r、メチルイソブチルケトンに12,1重量パー
セントで溶解させコーティング用組成物とした。
(ロ) 塗布および乾燥 前記(1)で得られたA被膜を有するCR−59レンズ
に、B塗料をディップ法で引き上げ速度10an / 
m i nの条件で塗布し、100’cで2時間乾燥を
行なった。得られたレンズは無色透明であった。
(3)密着性試験結果 試験方法としてレンズの塗膜面に1w角の基板に達する
ゴバン目全塗膜の上から鋼ナイフで100個入れて、セ
ロハン粘着テープ(商品名“セロテープ“ニチバン株式
会社製品)を強くはりつけ。
90度方向に急速にはがし、塗膜剥離の有無金調べた。
その結果、塗膜の剥離は認められず強い密着性を有して
いた。
実施例2 (1)被膜作製 B塗料中にフォトクロミック化合物として、1+ (2
,3,4,5,6−ベンタフロロベ/ジル) −3,3
−ジメチルスピロ〔インドリノ−2,ダー〔3H〕ナフ
ト(2,1−b 〕(1,4)オキサジン〕を0.07
26重量パーセント添加する以外は、実施例1と同様に
行なった。
(2)  試験結果 (イ)密着性試験結果 実施例1と同様に行った結果、塗膜の剥離は認められな
かった。
(ロ) フォトクロミック性能 ケミカルランプを励起光源とし照射して発色させたのち
、照射を止めてその時の発色状態および消色速度全肉眼
にて観察した。
その結果1発色種は赤紫色であシ、消色速度も非常に速
かった。
比較例 (1)  被膜の作製 A被膜を塗布しない以外は実施例1と同様に行なつ念。
(2)密着性試験結果 塗膜は、ゴバン目だけでなく全体が剥離し、非常に接着
性の悪いものであった。
〔発明の効果〕
本発明によって各種基材の表面特性ヲ耐久性良くセルロ
ース誘導体ポリマーによって改良することができ、なお
かつフォトクロミック特性、とくに発消色性を顕著に発
揮できる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上に下記(A)、(B)の被膜がこの順に積
    層されていることを特徴とする複合体。 (A)シランカップリング剤 (B)セルロース誘導体ポリマー
  2. (2)シランカップリング剤がアミノ基を有する有機シ
    ラン化合物であることを特徴とする特許請求の範囲第(
    1)項記載の複合体。
  3. (3)(B)の被膜がフォトクロミック化合物を含有す
    るセルロース誘導体ポリマーであることを特徴とする特
    許請求の範囲第(1)項記載の複合体。
  4. (4)セルロース誘導体ポリマーが酢酸酪酸セルロース
    を5重量パーセント以上(B)の被膜に含まれることを
    特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の複合体。
  5. (5)フォトクロミック化合物が下記(イ)および/ま
    たは(ロ)で表わされるスピロピラン、スピロオキサジ
    ンであることを特徴とする特許請求の範囲第(3)項記
    載の複合体。 ▲数式、化学式、表等があります▼(イ) (式中、R^1〜R^9は、水素、フッ素、塩素、臭素
    、ニトロ基、炭素数1から4のアルキル基、アルコキシ
    基から選ばれた置換基である)。 ▲数式、化学式、表等があります▼(ロ) (式中R^1^0〜R^1^6は水素、炭素数1から4
    のアルキル基、又はアルコキシ基、さらにはハロゲン基
    、ニトロ基から選ばれた置換基である。 Rは炭素数1〜20の有機基であり、炭素ラジカルがN
    に結合している。)
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