JPS5922750A - 保護層を付与する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は粒子を含む保護層を基質上に付与する方法に関
する。

粒子物質、好ましくは顔料、を含む透明柔軟性プラスチ
ック材料には数稲の用途たとえば”まぶしさ”を減少さ
せるための窓カバーとしての用途が見出されている。然
しなから、広範囲の着色透明プラスチック材料を得るこ
とは困難である。

染料または顔料の入ったプラスチック材料特にポリエス
テルに同伴する困難性のためである。着色ポリエステル
は多くの場合、非常に貧弱な光堅牢性しかもっていない
。一般的にいって、プラスチック材料上に被覆したバイ
ンダ一層中に顔料が存在する被覆透明柔軟性プラスチッ
ク材料は、その貧弱なスクラッチ抵抗、その低い耐湿性
、ならびにそのノ（クチリアおよび菌類の攻撃の受は易
さのために、大規模で製造されることはなかった。然し
なから、）（インダ一層は非常に多くの種類の粒子物質
をそこに分散させて次いでこれを支持体」二に被覆する
ことができるという点において有利であるといえる。

その上、バインダーとバインダー中の分散相との間に良
好な屈折率の適合が存在しないと、高度に光散乱性の被
覆かえられる。これは透明度の減少した被覆物質をもた
らす。然しなから、透明度の高い被覆物質を必要とする
用途においては、分散相中の顔料の粒子の大きさ’５−
５ＸＩＦ２μｍ程度に小さくして光散乱効果がスペクト
ルの可視領域中に起らないようにすることが必要である
。

上述の欠点を最小にする、粒子含有保換バインダ一層を
基質に付与する方法が今や発見された。

本発明によれば、１０μｍｘシ小さい粒子を含む）（イ
ンダ一層ならびに接着剤層をこの順序で透明柔軟性プラ
スチック材料フィルム支持体上に被覆し、そしてこの積
層物を基質に接着させることを特徴とする保護バインダ
一層を基質上に付与する方法、が提供される。

好ましくは、透明柔軟性プラスチックフィルム支持体は
写真フィルム材料に使用される支持体である。このよう
な支持体はたとエバセルロースアセテート、セルロース
アセテート−ブチレートならびに二軸配向のポリエステ
ル、ポリスチレンおよびポリカーボネートである。

バインダ一層は溶媒被覆層または好ましくは水性被覆層
である。最も好ましくは、バインダーはゼラチ／または
ゼラチンと水性ラテックス（たとえば不飽和カルボン酸
もしくは力、　　ルボン酸エステルとエチレン性不飽和
化合物との共重合から見られるもの）との混合物である
。好適な混合物の例はゼラチンとブチルアクリレート／
スチレンコポリマーのラテックスとの混合物ならびにゼ
ラチンとヒドロキシプロピルアクリレート／メチルメタ
アクリレート／ブチルアクリレートコポリマーのラテッ
クスとの混合物である。

少なくとも部分的に落媒被覆性のバインダーの例は水性
アルコール混合物から被覆されたポリビニルアルコール
である。

任意の接着剤をバインダー上に、この被覆が下層バイン
ダ一層に悪影響を及はさない限シ、そして接着剤の活性
化がバインダ一層に悪影響を及はさない限シ、被覆する
ことができる。

好ましくは接着剤層は溶媒系から適用される。

好ましい接着剤は感圧接着剤である。好ましい感圧接着
剤はアクリレートである。好適な接着剤は“Ａｄｈｅｓ
ｉｖｅｓ　Ｉｈｎｔｌ−ｂｏｏｋ　−、Ｊ、　５ｈｉｅ
ｌｄｓ、　Ｂｕ、ｔｔｅｒｒｎｏｒｔ／１４１．１Ｊｐ
ｔｕｌｏｎ　１９７０　に記載されている。その他の接
着剤は当業者によって周知である。

バインダ一層中に分散させうる粒状物質または粒子の例
は有機顔料たとえばフタロシアニン、シナクリジン、イ
ンインドリノン、ジオキサジンおよびアンスラキノン：
ならびに無機顔料たとえばチタン、亜鉛、鉄、鉛、マン
ガン、クロム、□コバルトＮ亜鉛、アンチモンおよびア
ルミニウムなどの酸化物や水銀、カドミウム、アンチモ
ンおよびスズなどの硫化物：ならびに紫外および赤外の
吸収剤たとえばトリアジン、ベンゾトリアジン、ヒドラ
ゾンおよび金属などの誘導体、好ましくす、エチレン−
１，２−ジチオレート、ニトロンフェノールまたはアゾ
化合物のマンガン錯体、あるいはポリメチン染料誘導体
：ならびに微粉砕金属たとえばアルミニウム、銀、金、
または真ちゅう、好ましくは光反射用粒子としてのこれ
らの金属：ならびにカラー写真用ガラスピーズたとえば
ハロゲン化鋼（好ましくは塩化銀）更にハロゲン化銅お
よびハロゲン化カドミウムおよびカーテン有機化合物た
とえばスピロピラン訪導体を含むガラスピーズ：である
。

バインダ一層の有用な被覆の厚さは１〜２０００μｍで
ある。

接着剤層の有用な被覆の厚さは０．２〜１００μｍであ
る。

本発明の積層物を基質（たとえばガラス、プラスチック
、金属または木の表面）に接着させようとするとき、積
層物の外側の面は良好なスクラッチ抵抗ケ示すプラスチ
ック材料フィルム支持体の被覆していない面である。

更に、バクテリアおよび菌類はバインダ一層に近づけな
いためにバインダ一層の攻撃全阻止される。驚くべき仁
とに、本発明で使用する積層物は以下の実施例に示すよ
うに増大した透明度を示す。

実施例　１゜ 平均粒径０．６９μｍおよびＣｏｕｌｔｅｒ　Ｎ１．ｎ
ｏｓｉｚｅｒで測定して７のポリディスパーシティをも
つイソインドリノン顔料ＣＣＩピグメントイエロー１０
９）の１２ｆ、１０ｍｅの水および０．１−の湿潤剤（
オクチルフェノールと１０モルのエチレンオキサイドと
から見られた付加物）中に、１０２のガラスピーズを使
用してミキサーミル中で１時間分散させた。この配合物
を、ガラスピーズを除いたものを洗浄した後に、水（８
０＋ｄ）、脱イオン化ブレンドゼラチン（５’ｌ）　ｂ
よび上記湿潤剤（５９ｇ溶液５−）と更に混合した。全
体を４０℃で１時間メルトさせた。ホルムアルデヒド（
１チ水溶液５−）を加え、この混合物を直ちにゼラチン
下塗りポリエステル支持体上に被覆して２．５　ｍｙ　
／　ｄｎ？の顔料および１２．５　Ｗ／　ｄｆｆ／のゼ
ラチンの被覆（１）ヲえた。被覆を乾燥および硬化して
、その１部分をゼラチン面においてエチルアセテート５
部中のポリビニルアセテート接着剤の溶液で更に被覆し
た。被覆を乾燥し、次いで透明ガラス片に圧力をかけて
適用し、積層物（ｎ）ｋえた。

この２つの被覆物の光吸収を紫外／可視スペクトロフォ
トメータ中で測定した。それらの結果は次の第１表の通
シであ− 第１表 ４００　　１．４０　　１．２８ 肉眼観察は更に、被覆（Ｉ）が高度に散乱性であるのに
１積屑物（ＩＩ）は高度に透明であることを示した。積
層物（ＩＩ）の光学顕微鏡試験は黄色顔料が依存として
ゼラチン中に存在していて、接着剤層には全く溶解して
いないことを示した。

実施例　２゜ 黄色顔料の代りに１．Ｏｆのジオキサジン顔料ＣＣＩピ
グメントバイオレット３７）を使用して実施例１と同様
に積層物を作った。この紫色顔料は０．４６μｍの平均
粒径および８のポリディスパーシティをもっていた。実
施例１と同様に２つの積層物（Ｉ）および（ＩＩ）ｔ−
作った。それらの紫外／可視スペクトロフオトメータ中
の吸収を次の第２表に示す。

第２表 ４００　　０．５５　　０．３２ 積層物（ＩＩ）の肉眼観察はそれが高度に透明であるこ
とを示したが、積層物（１）は高度に散乱性であった。

実施例　３ 実施例２に使用したジオキサジン顔料の被覆（Ｉ）を実
施例２の如く作った。次いでこれをシリコーン処理紙上
のポリビニルアセテート接着剤の被覆と接着剤を被覆し
た面と合せて一緒にプレスした。シリコーン紙を除去す
ると接着剤の全部がシリコーン紙からゲル被覆に移行し
た。この積層物を次いで、たとえば実施例２の積層物と
全く同様にしてガラスに接着させた。この新しい積層物
中の散乱の程度についての客観的および主観的が測定は
上記（Ｉｔ）のそれと同じでちった。更に、この接着剤
被覆積層物はガラスに接着させることができ、該積層物
を破壊することなしに、およびガラス上に接着剤または
ゼラチンの破片を残すことなしに多数回の引きはがしお
よび再接着が可能であった。

実施例　４゜ 黄色顔料の代シに５μｍの平均粒径のカラー写真用ガラ
スピーズの１１を使用して実施例１と同様に積層物を作
った。

このガラスピーズはカラー写真系として塩化銀を含んで
いた。

積層物（Ｉ）および（ＩＩ）についての紫外／可視測定
により次の第３表の光学密度をえた。

第３表 ４００　０．１６５　０．０８５ 積層物（１）の肉眼観察は、積層物（１）が曇色で散乱
性であることを示したが、積層物（Ｉ［）は明色で透明
であった。

実施例　５゜ 平均粒径２．３μｍのポリメチルメタアクリレートのビ
ーズ１２を、アルキルナフタレンスルホネートを使用し
て、水中に分散させた。この分散液を、ゼラチン、スチ
レン／ブチルアクリレートラテックス（平均粒径０．３
μｍ）、実施例１のエトキシ化オクチルフェノール表面
活性剤、およびゼラチン硬化剤としてのジメチロール尿
素を含む配合物に加えた。この混合物ｉ１００ｐｍの透
明なゼラチン下塗シポリエステル上に被覆してゼラチン
１０■／ｄｒｙ？、ラテックス５　Ｗ／　ｄｒｒ？、お
よびポリメチルメタアクリレートビーズ２．５■／ｄイ
を含むやや散乱性の被覆（１）’（ｉ−えた。

実施例３のようにして、接着剤被覆シリコーン紙を適用
し、シリコーン紙を除き、そし５てガラスに接着させて
非散乱性の積層物（■）？えた。紫外／可視スペクトル
による（１）および（ＩＩ）の試験は次の第４表に示す
確証結果を与えた。

第４表 ７００　０．１３　　０．０１ ６００　０．１２５　０．０１５ ４００　０．１３５　０．０４５

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、１０μｍよシ小さい粒子を含むバインダ一層ならび
   に接着剤層をこの順序で透明柔軟性プラスチック材料フ
   ィルム支持体上に被覆し、そしてこの積層物を基質に接
   着させることを特徴とする保護バインダ一層を基質上に
   付与する方法。 ２、フィルム支持体がセルロースアセテート、セルロー
   スアセテートブチレートあるいは二軸配向のポリエステ
   ル、ポリスチレンまたはポリカーボネートである特許請
   求の範囲第１項記載の方法。 ３、バインダーがゼラチンもしくはゼラチンとコポリマ
   ーラテックスとの混合物であるかまたはポリビニルアル
   コールである特許請求の範囲第１項または第２項に記載
   の方法。 ４、接着剤層が溶媒系から適用される特許請求の範囲第
   １項〜第３項のいずれかに記載の方法。 ５、接着剤が感圧接着剤またはホットメルト接着剤であ
   る特許請求の範囲第１項〜第４項のいずれかに記載の方
   法。 ６、感圧接着剤がアクリル系接着剤である特許請求の範
   囲第５項記載の方法。 ７、バインダ一層の厚さが１〜２０００μｍである特許
   請求の範囲第１項〜第６項のいずれかに記載の方法。 ８、接着剤層の厚さが０．２〜１００μｍである特許請
   求の範囲第１項〜第７項のいずれかに記載の方法。 ９、粒子物質が顔料、紫外もしくは赤外の吸収剤、微粉
   砕金属、またはカラー写真用ガラスピーズである特許請
   求の範囲第１項〜第８項のいずれかに記載の方法。 １０、　１０μｍより小さい粒子を含むバインダ一層な
   らびに接着剤層をこの順序で透明柔軟性グラスチック材
   料フィルム支持体上に被覆し、そしてこの積層物を基質
   上に接着させることから成る保護バインダ一層を基質上
   に付与する方法において使用される積層物。