JPS6216340Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6216340Y2
JPS6216340Y2 JP12537778U JP12537778U JPS6216340Y2 JP S6216340 Y2 JPS6216340 Y2 JP S6216340Y2 JP 12537778 U JP12537778 U JP 12537778U JP 12537778 U JP12537778 U JP 12537778U JP S6216340 Y2 JPS6216340 Y2 JP S6216340Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear shift
shift lever
display
lever
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12537778U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5542612U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12537778U priority Critical patent/JPS6216340Y2/ja
Publication of JPS5542612U publication Critical patent/JPS5542612U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6216340Y2 publication Critical patent/JPS6216340Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、農用作業機の機体前後位置に向き変
更自在な変速レバーを有して成る変速操作装置に
関する。
操縦方向を変換可能の農用作業機にあつては、
一方向からの操縦姿勢における高速前進は、他方
向からの操縦姿勢では高速後進となるので、危険
防止のため、高速後進を避けるよう設計されねば
ならない。
従来のこの種変速操作装置の例としては、例え
ば実開昭50−148480号公報に示されるようなもの
がある。
これは、変速レバーを案内するための特殊な案
内孔を備えた表示板を変速レバーに直接設け、変
速レバーの軸部を中心として回動せしめる作動に
より方向の切り換えを行うような構成である。
しかしながら、このような変速操作装置におい
ては、高速後進を回避することはできるが、変速
レバーの操作により表示板自体がピン(突起)の
回りに案内されるので、操縦者は、表示板が固定
されている通常の変速装置の表示板と同じである
と考え、うつかりすると、あるいは、とつさの場
合に変速方向を前後又は左右に誤つてしまうとい
う重大な問題点が残つていた。又、このような装
置では表示板の取付装置も変速レバーの中心軸上
に制限されていた。
本考案はこれら従来の問題点を改善することを
目的として創案されたもので、変速装置1の操作
基体5に機体前後位置に向き変更自在の態様で係
脱自在に取付けられた変速レバー3と、該レバー
3の一側面に設けられたドツグ部材65と、前記
操作基体5に連結され該基体5の変速状態を機体
側に配設された表示板43の案内孔49に臨んで
変速位置を表示する表示体41と、前記変速レバ
ー3の機体前後位置への向き変更に伴う前記ドツ
グ部材65との接触の有無によつて、牽制片61
が2位置へ駆動され、前記変速レバー3の機体前
後位置への向きによつて定まる前記表示板43の
高速後進位置へ前記表示体41が移動するのを禁
止する牽制装置51と、を備えて変速操作装置を
構成し、表示板の取付位置を任意の位置とし、誤
り操作をする恐れがなく、かつ、高速で後進する
危険を防止することができるようにした。
以下、図面を用いて本考案の1実施例について
詳細な説明を行なう。第1図において、図左方は
エンジン(図示省略)やヘツドライト(図示省
略)等が備えられるところの機体前部に相当し、
図右方は耕転用ロータリ(図示省略)が備えられ
る。
図において、1は農用作業機の走行装置の動力
伝動系路中に設けられた変速装置である。
3は変速装置1の変速を行なうための変速レバ
ー、5は変速装置1の伝動ケース7に固定された
軸9に対し上下方に揺動自在に枢着されたブラケ
ツト11に回動自在に支持された筒状の操作基体
で、変速レバー3の軸部13は操作基体5に回動
自在に嵌合されている。
15は軸部13に設けられたスプラインで、操
作基体5の上端に設けたスプライン孔17に着脱
自在に係合されるれようになつている。
19は軸部13の下端にピン21により係止さ
れた座金、23は座金19と操作基体5との間に
座金25を介して介在される弾機で、軸部13を
常時下方向に押圧するよう付勢している。27,
29は操作基体5のブラケツト11に対する軸方
向の移動を規制するためのカラーである。
31は操作基体5に固着される変速アームで、
伝動ケース7に左右横方向に摺動可能に支持した
シフトロツド33,35にそれぞれ固着される係
止片37,39に、操作基体5の軸9の回りの揺
動により選択的に係合され、操作基体5の縦軸回
りの回動によりシフトロツド33または35を軸
方向に摺動せしめるものである。シフトロツド3
3は機体前進用、シフトロツド35は機体後進用
のものである。又、各ロツド33,35の摺動動
作では、低速、高速が切り換えられるものであ
る。
41は操作基体5に固着された表示体、43は
支持部45において伝動ケース7に固着され、軸
9を中心とする弧上に形成された表示板で、該表
示板には、軸部13が貫通する長孔47および表
示体41を貫通せしめ案内する案内穴49が設け
られている。
51は牽制装置でつぎのように構成されてい
る。すなわち、53は表示板43の支持部45に
固着する軸55に回動自在に嵌合される筒体、5
7は座金59を介して筒体53の軸方向の移動を
規制するピンである。
61は筒体53に固着する牽制片、63は同じ
く筒体53に固着する牽制アーム、65は軸部1
3に固着されたドツグ部材であり、変速レバー3
を操作基体5の上面に係止する役目と前記牽制ア
ーム63を揺動制御するドツグ部材としての役目
を為すものである。
67は筒体53の外周に嵌合する弾機で、牽制
アーム63、牽制片61を常時第1図の矢印Aの
方向に回動せしめるよう付勢している。69は係
止片61の第1図の矢印Aの方向の運動範囲を規
制するストツパーである。
ドツグ部材65は上方から見たときほぼ扇形状
に形成され、変速レバー3が第1図に示す状態、
即ち機体後部に向かつて位置される場合には、牽
制アーム63の先端を前記ドツグ部材65の下面
で押圧して、軸55を中心に回動せしめて牽制片
61の上端を、変速レバー3の高速後進の変速位
置(第3図のa位置)に位置せしめて表示体41
の運動を規制する。
第3図において、各変速位置a,b,c,dに
対応して示した矢印Qa,Qb,Qc,Qdは、向き
が機体進行方向を示し、長さが速さを示す説明符
号である。
又、後述する向き変換の作業により、変速レバ
ー3を操作機体5に関して第1図に示す向きと反
対方向に向き変更せしめた状態では、牽制アーム
63はドツグ部材65から離脱し、係止片61は
弾機67によりストツパー69に当接する位置に
回動し、第3図のc位置における表示体41の運
動を規制するよう構成されている。
以上の構成において、まず、操縦者が第1図に
示すように変換レバー3のノブを機体後部に向け
た状態を仮定して変速方式を説明する。ここに、
第3図に示した変速位置は、aは高速後進、bは
低速後進、cは高速前進、dは低速前進にある。
この場合、牽制アーム63の先端はドツグ部材
65に押圧され、牽制片61は案内孔49のa位
置を閉鎖する位置にある。
このような状態で、今、変速レバー3を軸9に
関して第1図の矢印Bの方向に回動せしめると、
変速アーム31は前進用の係止片37に係合す
る。
そこで、変速レバー3を操縦者の左手方向に操
作すると、変速アーム31はシフトロツド33を
摺動せしめ低速前進に切り換え、表示体41は案
内孔49のd位置に嵌合する。又、変速レバー3
を操縦者の右手方向に操作すると、変速アーム3
1はシフトロツド33を反対方向に摺動せしめて
高速前進に切り換え、表示体41は案内孔49の
c位置に嵌合する。
一方、後進せしめるには、変速レバー3を第1
図の矢印Bと反対方向、即ち上方に上げると、変
速アーム31は後進用の係止片39と係合する。
この場合牽制アーム63の先端はドツグ部材65
に押圧され稀かな動作をするが、牽制片61はや
はり案内孔49のa位置を閉鎖する位置にある。
そこで、変速レバー3を操縦者の左手方向に操作
すると、変速アーム31はシフトロツド35を摺
動せしめて低速前進に切り換え、表示体41は案
内孔49のb位置に嵌合する。そして、変速レバ
ー3を操縦者の右手方向に回動せしめようとする
と、表示体41が、牽制片61と干渉するので、
案内穴49のa位置、即ち高速後進に切り変える
ことはできないのである。
次に、操縦方向を変更して、操縦者が第1図に
おいて左方、即ちエンジン側に位置して前進方向
を反対に操縦する場合には、変速レバー3を弾機
23に抗して上方に持ち上げてスプライン15を
スプライン孔17から離脱せしめ、変速レバー3
を軸部13を中心として180度回動し、スプライ
ン15をスプライン孔17に嵌合せしめ変速レバ
ー3の方向変更を行う。
ここで、操縦位置の変更により、第3図に示す
変速位置は、aは高速前進、bは低速前進、cは
高速後進、dは低速後進となる。
この場合、牽制アーム63はドツグ部材65か
ら離脱し、牽制片61は案内孔49のcを閉鎖す
る状態となる。この場合、変速レバー3が方向変
換され、牽制片63の先端が変速位置cを閉鎖す
るが、変速装置は前側と同一に作用するものであ
る。
従つて、この場合にも、第3図に示した変速位
置c、即ち高速後進が規制された状態で、変速レ
バー3の操作により、前例と対称的に高速前進
(a位置)、低速前進(b位置)低速後進(d位
置)が利用できる訳である。
本例では、変速レバー3の機体前後位置への向
き変更に伴つて操作姿勢が定められ、変速レバー
3の機体前後位置への向きで定まる表示板43の
高速後退位置へ表示体41が移動するのを禁止す
る。
変速操作は、通常のギヤ操作と同じであり、操
縦者は目的とする表示板の変速位置に、レバー3
ないし表示体41の先端を合わせることで、変速
位置の変更を行うことができるものである。
以上のように本考案は、実用新案登録請求の範
囲の通りの構成であるから、表示板の取り付け位
置の選択範囲が広くなり、干渉部材を避けて見易
い位置に設けることができ、両方向の操縦位置に
おいて高速で後進する危険を防止することがで
き、又誤り操作をすることがない。
なお、本考案は前述の実施例に限定されるもの
ではなく、前述の実施例以外の態様でも本考案を
実施しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の正面図、第2図は一
部断面で示す第1図の右側面図、第3図は第1図
の平面図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、1……
変速装置、3……変速レバー、5……操作基体、
41……表示体、43……表示板、49……案内
孔、51……牽制装置、61……牽制片、65…
…ドツク部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 変速装置1の操作基体5に機体前後位置に向き
    変更自在の態様で係脱自在に取付けられた変速レ
    バー3と、該レバー3の一側面に設けられたドツ
    グ部材65と、前記操作基体5に連結され該基体
    5の変速状態を機体側に配設された表示板43の
    案内孔49に臨んで変速位置を表示する表示体4
    1と、前記変速レバー3の機体前後位置への向き
    変更に伴う前記ドツグ部材65との当接の有無に
    よつて、牽制片61が2位置へ駆動され、前記変
    速レバー3の機体前後位置への向きによつて定ま
    る前記表示板43の高速後進位置へ前記表示体4
    1が移動するのを禁止する牽制装置51と、を備
    えて構成される農用作業機の変速操作装置。
JP12537778U 1978-09-14 1978-09-14 Expired JPS6216340Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12537778U JPS6216340Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12537778U JPS6216340Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5542612U JPS5542612U (ja) 1980-03-19
JPS6216340Y2 true JPS6216340Y2 (ja) 1987-04-24

Family

ID=29086235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12537778U Expired JPS6216340Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6216340Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5542612U (ja) 1980-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4119186A (en) Single lever control having a throttle warm-up lever
JPS6216340Y2 (ja)
EP1533208B1 (en) Steering wheel assembly.
JPH0541051Y2 (ja)
JPS6225377Y2 (ja)
JPH0111598Y2 (ja)
JPS6230503Y2 (ja)
JPH0513624Y2 (ja)
JPH031653Y2 (ja)
JPH0319464Y2 (ja)
JPS621873Y2 (ja)
JPH0513628Y2 (ja)
JP3722632B2 (ja) 作業車の旋回操作装置
JP2569831Y2 (ja) 作業用走行車における変速レバーの連結構造
JPH0132113Y2 (ja)
JPH0332421Y2 (ja)
JPH0141665Y2 (ja)
JPS58592Y2 (ja) ハンドルフリカエジノコウシンコウソクケンセイソウチ
JPS5820469Y2 (ja) 歩行型作業車
JPS609079Y2 (ja) 耕耘機の変速レバ−機構
JPH08188061A (ja) トラクタ等の変速操作装置
JPS5917690Y2 (ja) トランスミツシヨンコントロ−ル装置
JPS6230506Y2 (ja)
JP2594936Y2 (ja) コンバインにおける操作レバーの傾倒角検出機構
JPH031658Y2 (ja)