JPS6216288Y2 - - Google Patents

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JPS6216288Y2
JPS6216288Y2 JP1981053998U JP5399881U JPS6216288Y2 JP S6216288 Y2 JPS6216288 Y2 JP S6216288Y2 JP 1981053998 U JP1981053998 U JP 1981053998U JP 5399881 U JP5399881 U JP 5399881U JP S6216288 Y2 JPS6216288 Y2 JP S6216288Y2
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JP
Japan
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jig
shaft
circular
oil
oil seals
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JP1981053998U
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JPS57166672U (ja
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  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は相手方軸にオイルシール類を装着す
る治具の改良に関する。
従来、Oリング挿入用工具として中心部に抜気
孔を設けたOリング案内用テーパ部を設けた工具
の先部にデイゼルエンジン停止用のデコンプレバ
ーシヤフトの円柱部に嵌装する中空円筒部を設
け、この工具によりOリングをテーパ部を案内と
して中空円筒部を通過させデコンプレバーシヤフ
トの円柱部の対向溝内に挿入するようにしたもの
は、実開昭57−9479号公報に開示されている。
しかし、このOリング挿入用工具は前記のよう
にOリングをデコンプレバーシヤフトの溝にのみ
挿入する手段として構成されたものに過ぎず、そ
してデコンプレバーシヤフトに工具を挿入する場
合は中空円筒内の空気をテーパ部の抜気孔より外
部に排出し、工具を抜き外す場合は抜気孔より外
気を吸入し、デコンプレバーシヤフトに対するO
リング挿入の専用工具として成立させたものであ
る。
この従来のOリング挿入用工具に対し、この出
願の考案は特にオイルシールを相手方軸に装着す
るためのオイルシール装着治具であつて、前記従
来の工具の構成及び効果を相違し、Oリングを軸
の溝に挿入することは不可能である。
また、従来オイルシール類を相手方軸に装着す
る治具において、先ず治具を相手方軸に嵌合挿入
する操作時にこの治具を誤つて床上に転落させ、
そのために表面のオイルシール類通過案内の外径
面を傷つけたり、又は変形させる欠点があつた。
そのためこの治具をそのままの状態で使用する
と、オイルシール類を案内して通過させる治具の
外径表面の傷部や、変形部のためシールリツプ部
を損傷する重大な損失があつた。また、治具の変
形のためオイルシール類を相手方軸に適正に装着
することが困難であつた。
この考案は前記従来の治具の諸欠点を根本的に
排除解決したものであつて、治具によりオイルシ
ール類を相手方の軸に装着する際、そのシールリ
ツプを損傷することなく安全に装着することがで
きると共に、装着操作中誤つて床上に落下した場
合においても軟弾性物にて成形してある治具であ
るから損傷又は変形することなく耐久的に使用し
得るように改良したものである。
以下この考案を図示の実施例について説明する
と、オイルシール類の装着治具においてオイルシ
ールを案内通過させる円形層部2を高分子物質よ
りなる軟弾性体に成形して治具の表層部を構成
し、内部には相手方軸3の軸端部4への嵌挿円形
空所5が設けてある。そして前記テーパ層部1の
中心部にこの嵌め合せ円形空所5に連通する通気
路6を設けた操作ハンドル7が一体的に固定され
ている。この操作ハンドル7をテーパー層部1の
中心部に連結固定するには例えば前記通気路6に
連通する通気孔8を中心部軸方向に設けたセツト
ボルト9は前記嵌め合せ円形空所5より挿入し、
このセツトボルト9は操作ハンドル7に設けたね
じ孔10に螺着緊締されている。
第1図の実施例に示す治具は軸端部4に対し比
較的段差の大きい軸3にオイルシール類を装着す
る場合に適切なものである。
第2図の実施例に示す治具は軸端部4に対し比
較的に段差の小さい相手方軸3にオイルシール類
を装着するに適するものである。そして、この治
具においては高分子物質よりなる軟弾性体により
テーパー層部1は厚層に、円形層部2は薄層に成
形され、内部に金属内筒11を設けてあり、この
金属内筒11に嵌め合せ円形空所5が形成されて
いる。そして、この治具に操作ハンドル7を固定
するには金属内筒11の首部に嵌着したホルダ1
2に操作ハンドル7の通気路6に連通する通気孔
8を設けたセツトボルト9が嵌挿してあり、この
セツトボルト9は操作ハンドル7に設けたねじ孔
10に螺着緊締してある。
この考案によると、治具を嵌め合せ円形空所5
を介して相手方軸3の軸端部4に嵌装すると共
に、円形層部2の先端面部Aを相手方軸3の段差
端面部Bに密接させて両外径面を面一にした後、
オイルシール類を油室側に向け、テーパー層部1
の外テーパー面を案内として円形層部2の外径面
を通過させ、軽快円滑に相手方軸3に装着する。
このオイルシール類の装着操作において、治具
の円形層部2の先端面Aと相手方軸3の前端段差
面部Bとは密接し、外径面は同一径で面一になつ
ているので、オイルシール類を円形層部2の外径
面を通過させて相手方軸3に装着するこのオイル
シール類のリツプを損傷することなく安全に、し
かも能率的に装着することができる。
さらに、この考案においては治具によりオイル
シール類を相手方軸に装着し、又は抜き外す操作
中に誤つて治具をコンクリートなど硬い床上に転
落下させた場合でも高分子よりなる軟弾性体にて
成形してあるので、変形したり損傷することがな
く、耐久的であり頻度的操作を反覆使用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案のオイルシール類の装着治具の実
施例を示すもので、第1図及び第2図は垂直断正
面図、第3図は一部を破断した正面図である。 2……軟弾性体の円形層部、3……相手方軸、
4……軸端部、5……嵌挿円形空所、A……先端
面部、B……前端段差部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オイルシール類の装着治具においてオイルシー
    ルを案内通過させる円形層部2を高分子物質より
    なる軟弾性体に成形して治具の表層部を構成する
    と共にこの表層部の内部に相手方軸3の軸端部4
    への嵌挿円形空所5を形成し、前記円形層部2の
    先端面部Aと、相手方軸3の前端段差面部Bとを
    同一外径面に形成してなることを特徴とするオイ
    ルシール類の装着治具。
JP1981053998U 1981-04-15 1981-04-15 Expired JPS6216288Y2 (ja)

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JP1981053998U JPS6216288Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

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JP1981053998U JPS6216288Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

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JPS57166672U JPS57166672U (ja) 1982-10-20
JPS6216288Y2 true JPS6216288Y2 (ja) 1987-04-24

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ID=29850611

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JP1981053998U Expired JPS6216288Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2574721Y2 (ja) * 1990-10-24 1998-06-18 スズキ株式会社 オイルシール装着用保護具

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JPS57166672U (ja) 1982-10-20

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