JPH0529373Y2 - - Google Patents

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JPH0529373Y2
JPH0529373Y2 JP1987080021U JP8002187U JPH0529373Y2 JP H0529373 Y2 JPH0529373 Y2 JP H0529373Y2 JP 1987080021 U JP1987080021 U JP 1987080021U JP 8002187 U JP8002187 U JP 8002187U JP H0529373 Y2 JPH0529373 Y2 JP H0529373Y2
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centering
shaft
outer cylinder
sleeve
seal lip
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JP1987080021U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プロペラシヤフトと、トランスミツ
シヨンの出力軸の連結部分に装着するセンタリン
グブツシユの改良に関する。
〔従来の技術〕
従来から第4図に示すように、プロペラシヤフ
トaとトランスミツシヨンの出力軸cの連結部に
は、プロペラシヤフトa端部に固着したヨークb
と出力軸c端部にスプライン嵌合したヨークdを
弾性的に結合してなるフレキシブルカツプリング
eのほか、両軸a,cの軸振れを抑えるためのセ
ンタリングブツシユfが装着される。
このセンタリングブツシユfは、プロペラシヤ
フトa端部のヨークb内周に嵌着固定される外筒
11と、該外筒11の内周にあつて出力軸c端部
のセンタリングシヤフトc′に摺動自在に外挿され
るスリーブ12と、外筒11とスリーブ12間に
接着されたゴム等の弾性体13からなり、外筒1
1内周の腔部17には、スリーブ12とセンタリ
ングシヤフトc′の摺動面間の潤滑のためのグリー
ス(図示せず)が充填されている。14は腔部1
7と背向する側における弾性体13の端部に形成
され、前記摺動面間への異物の侵入や摺動面から
外部へのグリースの漏れ等を防止するシールリツ
プ、15は、腔部17からのグリースの流出を阻
止するための隔壁で、中央にセンタリングシヤフ
トc′の軸方向への変位等に伴なう空気の流通を許
容するための通気孔16が穿たれている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、プロペラシヤフトaとトランスミツシ
ヨンの出力軸cの連結部の組立てに際しては、出
力軸c端部のセンタリングシヤフトc′と、プロペ
ラシヤフトa側に固着されたセンタリングブツシ
ユfの軸芯を一致させた状態として、センタリン
グシヤフトc′を、センタリングブツシユfの内周
孔部すなわちシールリツプ14およびスリーブ1
2の内周に挿入するが、組立ライン上での実際の
作業においては、上記芯合わせはほとんど盲の状
態で、勘に頼らざるを得ず、この結果、センタリ
ングシヤフトc′挿入時にシールリツプ14がめく
れたり損傷を受け、あるいは該シールリツプ14
の外周面に装着したガータスプリング18が外れ
てしまう等の不具合が発生することがあつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は以上の点に鑑み、上記従来技術にみら
れる問題を解消すべく案出されたものであつて、
この目的を達成するため、プロペラシヤフトに固
定される外筒と、前記外筒の内周側に配置され、
センタリングシヤフトの外周に摺動自在に嵌着さ
れるスリーブとを弾性体を介して接続し、前記外
筒の内周側に前記スリーブと軸方向に並べて前記
センタリングシヤフトの外周に摺動自在に接触す
るシールリツプを設けたセンタリングブツシユに
おいて、前記外筒の前記シールリツプを設けた側
の端部に、その内径寸法を前記センタリングシヤ
フトの外径寸法より僅かに大きく設定したガイド
カバーを設けることにした。
〔作用〕
本考案によれば、軸を当該センタリングブツシ
ユの内周へ挿入する際に、該軸はガイドカバーに
よつておおよそブツシユ軸芯へ案内されるため、
シールリツプの端部と干渉することなく、円滑に
挿入が行なわれる。
〔実施例〕
つぎに、本考案センタリングブツシユを図示の
実施例に基づいて説明する。
まず第1図に示す第1の実施例において、符号
1はプロペラシヤフト側のヨーク内周に嵌着固定
される外筒、2は外筒1の内周に同軸的に配さ
れ、内周にトランスミツシヨンの出力軸の端部の
センタリングシヤフト(第4図符号c′参照)が摺
動自在に内挿されるスリーブ、3は外筒1とスリ
ーブ2に接着された弾性体、4は該弾性体3に、
外筒1のトランスミツシヨン側の端部開口1aへ
臨ませて形成されたシールリツプである。このシ
ールリツプ4の端部4aの内周縁4bは、前記開
口1aからスリーブ2の内周へ挿通される前記セ
ンタリングシヤフトと気密的に摺接して、該セン
タリングシヤフトとスリーブ2の摺動面へ外部か
らの泥水やダスト等が侵入するのを防止する。5
は前記開口1aと反対側に位置し、外筒1の内周
に弾性体3から延びる弾性体薄膜3′を介して嵌
着固定され、中央に通気孔6が穿たれたグリース
止め用の隔壁で、スリーブ2とセンタリングシヤ
フトを潤滑するグリースは、この隔壁5の内側の
空間7に注入される。
8は開口1aに位置して設けられガイドカバー
で、外周固定部8cにおいて外周1の内周に嵌着
固定されており、またその内周ガイド部8aは円
錐面状に傾斜して延び、シールリツプ4の端部4
aと近接対向している。このガイドカバー8の内
径は、センタリングシヤフトを開口1aから挿入
する際に該シヤフトの先端がシールリツプ4の端
部4aと軸方向に干渉せず、かつ運転時にセンタ
リングシヤフトの外周面と干渉しないよう考慮し
て、スリーブ2の内径(センタリングシヤフトの
外径)よりも適宜大径に形成されている。すなわ
ち、センタリングシヤフトをシールリツプ4およ
びスリーブ2の内周へ押し込む際、該シヤフトの
先端はガイドカバー8の傾斜した内周ガイド部8
aによつておおよそ軸芯方向へ案内される。
つぎに、第2図A,Bに示す第2の実施例は、
ガイドカバー8の前記ガイド部8aの外径側部分
8bに、所要数の小孔9を穿つた構成を有してお
り、該ガイドカバー8とシールリツプ4の間の小
空間10に、泥水等がたまつてしまうのを防止し
ている。
また、第3図に示す第3の実施例のように、ガ
イドカバー8は、その内周ガイド部8aが傾斜し
ていないフランジ状のものであつても目的達成は
可能であり、また、外周固定部8cは、外周1の
外周面に嵌着してもよい。
〔考案の効果〕
上述のように、本考案のセンタリングブツシユ
は、該ブツシユのシールリツプおよびスリーブの
内周へ軸を挿入する際、ガイドカバーによつて該
軸がブツシユ軸芯方向へ案内されるようにしたた
め、組付け作業が容易になるとともに、盲状態で
の組立作業であつても軸が偏芯したままで挿入さ
れてシールリツプが破損したりリツプ外周のガー
タスプリングが外れてしまうといつた不具合は起
こらず、したがつて当該ブツシユの性能維持に大
きな効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案センタリングブツシユの第1の
実施例を示す断面図、第2図は第2の実施例を示
し、Aは正面図、Bは要部断面図、第3図は第3
の実施例を示す要部断面図、第4図は従来のセン
タリングブツシユの一例を示す装着状態の断面図
である。 1……外筒、1a……開口、2……スリーブ、
3……弾性体、3′……弾性体薄膜、4……シー
ルリツプ、4a……端部、4b……内周縁、5…
…隔壁、6……通気孔、7……空間、8……ガイ
ドカバー、8a……内周ガイド部、8b……外径
側部分、8c……外周固定部、9……小孔、10
……小空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プロペラシヤフトaに固定される外筒1と、前
    記外筒1の内周側に配置され、センタリングシヤ
    フトc′の外周に摺動自在に嵌着されるスリーブ2
    とを弾性体3を介して接続し、前記外筒1の内周
    側に前記スリーブ2と軸方向に並べて前記センタ
    リングシヤフトc′の外周に摺動自在に接触するシ
    ールリツプ4を設けたセンタリングブツシユにお
    いて、前記外筒1の前記シールリツプ4を設けた
    側の端部に、その内径寸法を前記センタリングシ
    ヤフトc′の外径寸法より僅かに大きく設定したガ
    イドカバー8を設けたことを特徴とするセンタリ
    ングブツシユ。
JP1987080021U 1987-05-28 1987-05-28 Expired - Lifetime JPH0529373Y2 (ja)

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JP1987080021U JPH0529373Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

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JP1987080021U JPH0529373Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

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Publication Number Publication Date
JPS63188334U JPS63188334U (ja) 1988-12-02
JPH0529373Y2 true JPH0529373Y2 (ja) 1993-07-28

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JP (1) JPH0529373Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5048046U (ja) * 1973-09-04 1975-05-13

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JPS63188334U (ja) 1988-12-02

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