JPS644585Y2 - - Google Patents
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- JPS644585Y2 JPS644585Y2 JP1984179392U JP17939284U JPS644585Y2 JP S644585 Y2 JPS644585 Y2 JP S644585Y2 JP 1984179392 U JP1984179392 U JP 1984179392U JP 17939284 U JP17939284 U JP 17939284U JP S644585 Y2 JPS644585 Y2 JP S644585Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear shaft
- oil seal
- side gear
- guide member
- main lip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 16
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 16
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 42
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/32—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
- F16J15/3268—Mounting of sealing rings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/048—Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0482—Gearings with gears having orbital motion
- F16H57/0483—Axle or inter-axle differentials
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/06—Differential gearings with gears having orbital motion
- F16H48/10—Differential gearings with gears having orbital motion with orbital spur gears
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
- F16H57/029—Gearboxes; Mounting gearing therein characterised by means for sealing the gearboxes, e.g. to improve airtightness
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
- F16H57/037—Gearboxes for accommodating differential gearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/045—Lubricant storage reservoirs, e.g. reservoirs in addition to a gear sump for collecting lubricant in the upper part of a gear case
- F16H57/0454—Sealings between different partitions of a gearing or to a reservoir
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/2186—Gear casings
- Y10T74/2188—Axle and torque tubes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Retarders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、車両の終減速歯車装置におけるサイ
ドギヤシヤフトの挿入部の構造に関する。
ドギヤシヤフトの挿入部の構造に関する。
車両の終減速装置には、サイドギヤシヤフトが
挿入されて組付けられるが、この挿入部における
歯車装置内部からのオイルの漏れを防止するため
に、通常サイドギヤシヤフトの外周面に接触する
主リツプを備えたオイルシールが設けられる。
挿入されて組付けられるが、この挿入部における
歯車装置内部からのオイルの漏れを防止するため
に、通常サイドギヤシヤフトの外周面に接触する
主リツプを備えたオイルシールが設けられる。
ところが、人を介入して組付ける場合、シヤフ
トのセンタリングが難しいため、前述のデフサイ
ドオイルシールの主リツプに、サイドギヤシヤフ
トの先端が干渉して、ゴム製主リツプを無理に変
形させて主リツプを損傷させるおそれがある。主
リツプが損傷すると、所定のシール機能が得られ
ないため、終減速歯車装置から油漏れが生じるお
それがあるという問題がある。
トのセンタリングが難しいため、前述のデフサイ
ドオイルシールの主リツプに、サイドギヤシヤフ
トの先端が干渉して、ゴム製主リツプを無理に変
形させて主リツプを損傷させるおそれがある。主
リツプが損傷すると、所定のシール機能が得られ
ないため、終減速歯車装置から油漏れが生じるお
それがあるという問題がある。
そこで本考案は、このような問題を解消するた
めに、サイドギヤシヤフトの組付時に容易にかつ
自然にセンタリングができるようにするとともに
オイルシールの許容以上の変形を抑え、シヤフト
とオイルシールとの干渉による不具合の発生を防
止することを目的とする。
めに、サイドギヤシヤフトの組付時に容易にかつ
自然にセンタリングができるようにするとともに
オイルシールの許容以上の変形を抑え、シヤフト
とオイルシールとの干渉による不具合の発生を防
止することを目的とする。
この目的を達成するために、本考案の終減速歯
車装置においては、サイドギヤシヤフト挿入部
に、サイドギヤシヤフトに接触されオイル漏れを
防止するオイルシールが設けられるが、このサイ
ドギヤシヤフト挿入部のオイルシールの外側の位
置に、組付け時にサイドギヤシヤフトの外周面に
接触してサイドギヤシヤフトを案内する、オイル
シールの主リツプとは同心でかつオイルシールを
保持する部材とは別体のガイド部材が設けられて
いる。そして、このガイド部材の内径がオイルシ
ールの主リツプの内径よりも若干大きく設定さ
れ、その内径差が主リツプの許容変形代内とされ
る。
車装置においては、サイドギヤシヤフト挿入部
に、サイドギヤシヤフトに接触されオイル漏れを
防止するオイルシールが設けられるが、このサイ
ドギヤシヤフト挿入部のオイルシールの外側の位
置に、組付け時にサイドギヤシヤフトの外周面に
接触してサイドギヤシヤフトを案内する、オイル
シールの主リツプとは同心でかつオイルシールを
保持する部材とは別体のガイド部材が設けられて
いる。そして、このガイド部材の内径がオイルシ
ールの主リツプの内径よりも若干大きく設定さ
れ、その内径差が主リツプの許容変形代内とされ
る。
〔作用〕
このように構成された終減速歯車装置において
は、ガイド部材がオイルシールと同心に設けられ
ているため、ガイド部材によつて案内されるサイ
ドギヤシヤフトもその組付時に、オイルシールと
ほぼ同心状態で挿入される。そして、このガイド
部材の内径は、オイルシール主リツプの内径より
も若干大きくされ両内径差は主リツプの許容変形
代内に納められているから、たとえ主リツプとサ
イドギヤシヤフトの干渉が生じても、その干渉代
は十分に小で、かつ主リツプの損傷の発生しな
い、つまり許容弾性変形範囲に納められる。
は、ガイド部材がオイルシールと同心に設けられ
ているため、ガイド部材によつて案内されるサイ
ドギヤシヤフトもその組付時に、オイルシールと
ほぼ同心状態で挿入される。そして、このガイド
部材の内径は、オイルシール主リツプの内径より
も若干大きくされ両内径差は主リツプの許容変形
代内に納められているから、たとえ主リツプとサ
イドギヤシヤフトの干渉が生じても、その干渉代
は十分に小で、かつ主リツプの損傷の発生しな
い、つまり許容弾性変形範囲に納められる。
したがつて、たとえサイドギヤシヤフトにスプ
ライン等があつても、主リツプが損傷するような
ことはなく、オイルシールの所定の性能が確保さ
れる。
ライン等があつても、主リツプが損傷するような
ことはなく、オイルシールの所定の性能が確保さ
れる。
また、ガイド部材はオイルシールを保持する部
材とは別体で設けられるので、サイドギヤシヤフ
ト挿入時に仮にガイド部材に若干の変形が生じた
としても、その変形はオイルシールには影響を及
ぼさず、したがつてこの面からもオイルシールの
保護がはかられる。
材とは別体で設けられるので、サイドギヤシヤフ
ト挿入時に仮にガイド部材に若干の変形が生じた
としても、その変形はオイルシールには影響を及
ぼさず、したがつてこの面からもオイルシールの
保護がはかられる。
以下に本考案の終減速歯車装置の望ましい実施
例を図面を参照して説明する。
例を図面を参照して説明する。
第1図は本考案の第1実施例に係る終減速歯車
装置を示している。図中、1は終減速歯車装置全
体を示しており2はデフキヤリアを示している。
デフキヤリア2の左端部には、サイドギヤシヤフ
ト3を挿入するサイドギヤシヤフト挿入部4が設
けられている。
装置を示している。図中、1は終減速歯車装置全
体を示しており2はデフキヤリアを示している。
デフキヤリア2の左端部には、サイドギヤシヤフ
ト3を挿入するサイドギヤシヤフト挿入部4が設
けられている。
サイドギヤシヤフト3の先端軸部は、歯車内周
と噛合するスプライン部3bとなつている。サイ
ドギヤシヤフト挿入部4には、終減速歯車装置1
の内部の潤滑油を封じるオイルシール5が設けら
れており、該オイルシール5はデフキヤリア2に
保持されている。このオイルシール5の主リツプ
5aは、サイドギヤシヤフト3のオイルシール軸
部の外周面に接触される。
と噛合するスプライン部3bとなつている。サイ
ドギヤシヤフト挿入部4には、終減速歯車装置1
の内部の潤滑油を封じるオイルシール5が設けら
れており、該オイルシール5はデフキヤリア2に
保持されている。このオイルシール5の主リツプ
5aは、サイドギヤシヤフト3のオイルシール軸
部の外周面に接触される。
サイドギヤシヤフト挿入部4のオイルシール5
の外側の位置には、サイドギヤシヤフト3挿入時
にサイドギヤシヤフト3を案内するガイド部材7
が設けられている。ガイド部材7は、オイルシー
ル5を保持する部材、つまりデフキヤリア2とは
完全に別体で設けられ、エクステンシヨンフラン
ジ8の内側に固定されている。このガイド部材7
は、円筒部7aとテーパ部7bとガイド部7cと
から成つており、その円筒部7aが、エクステン
シヨンフランジ8に嵌入されて固定されている。
の外側の位置には、サイドギヤシヤフト3挿入時
にサイドギヤシヤフト3を案内するガイド部材7
が設けられている。ガイド部材7は、オイルシー
ル5を保持する部材、つまりデフキヤリア2とは
完全に別体で設けられ、エクステンシヨンフラン
ジ8の内側に固定されている。このガイド部材7
は、円筒部7aとテーパ部7bとガイド部7cと
から成つており、その円筒部7aが、エクステン
シヨンフランジ8に嵌入されて固定されている。
また、ガイド部材7の内径、すなわちガイド部
7cの内径は、前記オイルシール5の主リツプ部
5aの内径よりも若干大きく形成されており、ガ
イド部材7とオイルシール主リツプの内径差は、
主リツプの許容変形代内に納められている。さら
に、このガイド部7cが、主リツプ部5aと同心
になるように、ガイド部材7の位置および形状が
決められている。
7cの内径は、前記オイルシール5の主リツプ部
5aの内径よりも若干大きく形成されており、ガ
イド部材7とオイルシール主リツプの内径差は、
主リツプの許容変形代内に納められている。さら
に、このガイド部7cが、主リツプ部5aと同心
になるように、ガイド部材7の位置および形状が
決められている。
第2図は本考案の第2実施例に係る終減速歯車
装置のサイドギヤシヤフトのガイド部材の取付部
を示している。図中10はガイド部材を示し、ガ
イド部材10にはフランジ部10aが設けられて
いる。そして、ガイド部材10は、エクテンシヨ
ンフランジ8の左端部より嵌入され、フランジ部
10aによつて係止固定されている。また、この
ガイド部材10にも、サイドギヤシヤフト3挿入
開始時にサイドギヤシヤフト3を案内するテーパ
状の案内部10bが設けられている。
装置のサイドギヤシヤフトのガイド部材の取付部
を示している。図中10はガイド部材を示し、ガ
イド部材10にはフランジ部10aが設けられて
いる。そして、ガイド部材10は、エクテンシヨ
ンフランジ8の左端部より嵌入され、フランジ部
10aによつて係止固定されている。また、この
ガイド部材10にも、サイドギヤシヤフト3挿入
開始時にサイドギヤシヤフト3を案内するテーパ
状の案内部10bが設けられている。
第3図は本考案の第3実施例に係る終減速歯車
装置のサイドギヤシヤフトのガイド部材の取付部
を示している。図中、11はガイド部材を示し、
ガイド部材11の円筒部11aはデフキヤリア2
に直接嵌入されている。また、前記の実施例と同
様にサイドギヤシヤフト3挿入時に案内するテー
パ状の案内部11bが設けられている。
装置のサイドギヤシヤフトのガイド部材の取付部
を示している。図中、11はガイド部材を示し、
ガイド部材11の円筒部11aはデフキヤリア2
に直接嵌入されている。また、前記の実施例と同
様にサイドギヤシヤフト3挿入時に案内するテー
パ状の案内部11bが設けられている。
上記のように構成された終減速歯車装置の作用
について以下に説明する。
について以下に説明する。
まず、サイドギヤシヤフト3のスプライン部3
bの先端を、サイドギヤシヤフト挿入部4に挿入
するに際しては、サイドギヤシヤフト3の軸方向
の移動に伴ない、スプライン部3bの先端各部が
ガイド部材7,10,11の案内部7b,10
b,11bに当接し、案内部7b,10b,11
bに沿つてオイルシール5側へと導かれる。そし
て、やがてガイド部材7,10,11のガイド部
へ至り、ガイド部に沿つて案内される。このガイ
ド部は、オイルシール5と同心に設けられている
ので、サイドギヤシヤフト3は、単に挿入するだ
けで、自然にオイルシール主リツプ5aに対しセ
ンタリングされる。
bの先端を、サイドギヤシヤフト挿入部4に挿入
するに際しては、サイドギヤシヤフト3の軸方向
の移動に伴ない、スプライン部3bの先端各部が
ガイド部材7,10,11の案内部7b,10
b,11bに当接し、案内部7b,10b,11
bに沿つてオイルシール5側へと導かれる。そし
て、やがてガイド部材7,10,11のガイド部
へ至り、ガイド部に沿つて案内される。このガイ
ド部は、オイルシール5と同心に設けられている
ので、サイドギヤシヤフト3は、単に挿入するだ
けで、自然にオイルシール主リツプ5aに対しセ
ンタリングされる。
しかも、主リツプ5aの内径とガイド部材7,
10,11の内径差は僅かであるから、たとえサ
イドギヤシヤフト3と主リツプ5aが干渉したと
しても、その干渉代は高々主リツプ5aとガイド
部材7,10,11の内径差つまり、主リツプ5
aの許容変形代以内に納められ、主リツプ5aの
損傷が防止される。
10,11の内径差は僅かであるから、たとえサ
イドギヤシヤフト3と主リツプ5aが干渉したと
しても、その干渉代は高々主リツプ5aとガイド
部材7,10,11の内径差つまり、主リツプ5
aの許容変形代以内に納められ、主リツプ5aの
損傷が防止される。
この関係は、サイドギヤシヤフト3の挿入が進
行し、第1図に示す如きオイルシール軸部6がサ
イドギヤシヤフト挿入部4に至つた場合も同様で
ある。
行し、第1図に示す如きオイルシール軸部6がサ
イドギヤシヤフト挿入部4に至つた場合も同様で
ある。
したがつて、シヤフト挿入全行程にわたつて主
リツプ5aの損傷は防止される。
リツプ5aの損傷は防止される。
さらに、サイドギヤシヤフト3は相当の重量を
有するので、その重量や挿入荷重によつてガイド
部材7に若干の変形が生じるかも知れない。しか
し仮にガイド部材7に若干の変形が生じたとして
も、ガイド部材7とオイルシール5を保持してい
るデフキヤリア2とは別体で設けられているか
ら、ガイド部材7の変形力がオイルシール5に伝
達されることはなく、ガイド部材7の変形による
オイルシール5の変形は発生しない。
有するので、その重量や挿入荷重によつてガイド
部材7に若干の変形が生じるかも知れない。しか
し仮にガイド部材7に若干の変形が生じたとして
も、ガイド部材7とオイルシール5を保持してい
るデフキヤリア2とは別体で設けられているか
ら、ガイド部材7の変形力がオイルシール5に伝
達されることはなく、ガイド部材7の変形による
オイルシール5の変形は発生しない。
また、第2実施例に示すように構成すれば、フ
ランジ部10aによる係止により、ガイド部材1
0のサイドギヤシヤフト挿入方向への抜け落ちが
容易に防止される。
ランジ部10aによる係止により、ガイド部材1
0のサイドギヤシヤフト挿入方向への抜け落ちが
容易に防止される。
さらに、第3実施例に示すように構成すれば、
オイルシール5とガイド部材11が共にデフキヤ
リア2に嵌合されるので、同心精度が向上され
る。したがつて、精度向上した分、ガイド部材1
1とオイルシール軸6との隙間を減少できる。
オイルシール5とガイド部材11が共にデフキヤ
リア2に嵌合されるので、同心精度が向上され
る。したがつて、精度向上した分、ガイド部材1
1とオイルシール軸6との隙間を減少できる。
したがつて、本考案によるときは、ガイド部材
を設けることによつてサイドギヤシヤフトの組付
時のセンタリングを容易にかつ自然に行なうこと
ができ、オイルシールの主リツプとガイド部材の
内径差を特定の量以内とすることによつてサイド
ギヤシヤフトとオイルシール主リツプとの干渉代
を許容範囲内に抑えることができ、サイドギヤシ
ヤフトとの干渉によるオイルシールの主リツプの
損傷を確実に防止することができるという効果が
得られる。
を設けることによつてサイドギヤシヤフトの組付
時のセンタリングを容易にかつ自然に行なうこと
ができ、オイルシールの主リツプとガイド部材の
内径差を特定の量以内とすることによつてサイド
ギヤシヤフトとオイルシール主リツプとの干渉代
を許容範囲内に抑えることができ、サイドギヤシ
ヤフトとの干渉によるオイルシールの主リツプの
損傷を確実に防止することができるという効果が
得られる。
また、ガイド部材によりサイドギヤシヤフトの
挿入を容易化できるので、組付性を向上させるこ
とができるという効果が得られる。
挿入を容易化できるので、組付性を向上させるこ
とができるという効果が得られる。
さらにガイド部材とオイルシールを保持する部
材とを完全に別体としたことにより、一層確実に
オイルシールを保護できるという効果も得られ
る。
材とを完全に別体としたことにより、一層確実に
オイルシールを保護できるという効果も得られ
る。
第1図は本考案の第1実施例に係る終減速歯車
装置の断面図、第2図は本考案の第2実施例に係
る終減速歯車装置のガイド部材取付部の断面図、
第3図は本考案の第3実施例に係る終減速歯車装
置ガイド部材取付部の断面図、である。 1……終減速歯車装置、2……デフキヤリア
(オイルシールを保持する部材)、3……サイドギ
ヤシヤフト、4……サイドギヤシヤフト挿入部、
5……オイルシール、5a……主リツプ、7,1
0,11……ガイド部材。
装置の断面図、第2図は本考案の第2実施例に係
る終減速歯車装置のガイド部材取付部の断面図、
第3図は本考案の第3実施例に係る終減速歯車装
置ガイド部材取付部の断面図、である。 1……終減速歯車装置、2……デフキヤリア
(オイルシールを保持する部材)、3……サイドギ
ヤシヤフト、4……サイドギヤシヤフト挿入部、
5……オイルシール、5a……主リツプ、7,1
0,11……ガイド部材。
Claims (1)
- サイドギヤシヤフト挿入部に、該サイドギヤシ
ヤフトに接触する主リツプを有し装置内からのオ
イルの漏れを防止するオイルシールを設けた終減
速歯車装置において、前記サイドギヤシヤフト挿
入部の前記オイルシールの外側の位置に、サイド
ギヤシヤフト挿入時にサイドギヤシヤフトの外周
面に接触してサイドギヤシヤフトを案内する、前
記オイルシールの主リツプとは同心で該オイルシ
ールを保持する部材とは別体のガイド部材を設
け、該ガイド部材の内径を前記オイルシールの主
リツプの内径よりも大きくするとともに、両内径
差を主リツプの許容変形代内としたことを特徴と
する終減速歯車装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984179392U JPS644585Y2 (ja) | 1984-11-28 | 1984-11-28 | |
DE8585306537T DE3566148D1 (en) | 1984-11-28 | 1985-09-13 | Final reduction gear apparatus |
US06/775,607 US4658670A (en) | 1984-11-28 | 1985-09-13 | Final reduction gear apparatus |
EP85306537A EP0183345B1 (en) | 1984-11-28 | 1985-09-13 | Final reduction gear apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984179392U JPS644585Y2 (ja) | 1984-11-28 | 1984-11-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6194426U JPS6194426U (ja) | 1986-06-18 |
JPS644585Y2 true JPS644585Y2 (ja) | 1989-02-06 |
Family
ID=16065060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984179392U Expired JPS644585Y2 (ja) | 1984-11-28 | 1984-11-28 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4658670A (ja) |
EP (1) | EP0183345B1 (ja) |
JP (1) | JPS644585Y2 (ja) |
DE (1) | DE3566148D1 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8925421D0 (en) * | 1989-11-10 | 1989-12-28 | Boc Group Plc | Shaft sealing arrangements |
US5503404A (en) * | 1993-10-14 | 1996-04-02 | Newton; John R. | Protector for drive shaft lip seal |
KR20030094277A (ko) * | 2001-03-06 | 2003-12-11 | 더 팀켄 컴퍼니 | 자동차용 허브/베어링 조립체의 설치를 위한 조합체 |
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