JP3262382B2 - フロントリテーナの組付治具 - Google Patents
フロントリテーナの組付治具Info
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- JP3262382B2 JP3262382B2 JP27614192A JP27614192A JP3262382B2 JP 3262382 B2 JP3262382 B2 JP 3262382B2 JP 27614192 A JP27614192 A JP 27614192A JP 27614192 A JP27614192 A JP 27614192A JP 3262382 B2 JP3262382 B2 JP 3262382B2
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- Japan
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- front retainer
- input shaft
- shaft
- assembled
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B2210/00—Aspects not specifically covered by any group under G01B, e.g. of wheel alignment, caliper-like sensors
- G01B2210/60—Unique sensor identification
Landscapes
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Description
センブリにフロントリテーナを組付けるときに使用され
るフロントリテーナの組付治具に関する。
ブリ10、すなわちケース11にインプットシャフト1
2とカウンタシャフト13とアウトプットシャフト14
を回転自在に組付けることにより、インプットシャフト
12の先端部に形成した小径軸部12a及びクラッチデ
ィスクを取付けるためのスプライン部12bとインプッ
トシャフト12の基部に形成したシール摺接軸部12c
がケース11から突出するようにしたものに、オイルシ
ール21を予め組付けてなるフロントリテーナ22を手
作業にて組付けるときには、インプットシャフト12の
スプライン部12b及びシール摺接軸部12cに対する
フロントリテーナ22のオイルシール21を取付けるた
めの段部22a及びクラッチレリーズベアリングを取付
けるための円筒部22bの同心度,直角度を確保して、
オイルシール21の内周部がスプライン部12b及びシ
ール摺接軸部12cの各端部に異常に片当たりしないよ
うにしている。
た従来の手作業は、作業者の訓練,習熟度合に頼ってい
るため、時にはオイルシール21の内周部をスプライン
部12b及びシール摺接軸部12cの各端部に異常に片
当たりさせることがあり、これによりオイルシール21
の内周部に損傷を与えて油漏れが発生することがある。
本発明は上記した問題に対処すべくなされたものであ
り、その目的はオイルシール21の内周部がシール摺接
軸部12cの端部に異常に片当たりしないようにするこ
とにある。
内径を有しその一側端部に前記フロントリテーナの組付
け時に同フロントリテーナの円筒部が着脱可能に嵌合さ
れる段付内孔を形成した筒体と、該筒体の前記所定の内
径と略同じ径の外径を有しかつその頭部を球状にしてな
り前記フロントリテーナの組付け時に前記インプットシ
ャフトの先端部に形成した小径軸部に脱着可能に嵌合さ
れて前記フロントリテーナの円筒部を軸方向に案内する
キャップとにより構成したフロントリテーナの組付治具
により達成される。
組付治具は、手動変速機のサブアッセンブリにフロント
リテーナを組付けるときに、前記筒体の段付内孔にフロ
ントリテーナにおける円筒部を嵌合し一方前記キャップ
をインプットシャフトの小径軸部に嵌合して使用され、
その使用時においてインプットシャフトのスプライン部
及びシール摺接軸部に対するフロントリテーナにおける
円筒部の同心度,直角度が悪くなると、前記キャップの
頭部により前記フロントリテーナの円筒部が軸方向に案
内されるとともに前記筒体が前記インプットシャフトの
スプライン部に摺接して、所定値以上に同心度,直角度
が悪くならないようにする。したがって、如何なる組付
け時においても所定の同心度,直角度が確保できて、オ
イルシールの内周部がシール摺接軸部の端部に異常に片
当たりしないようにでき、オイルシールの内周部に損傷
を与えないようにできて油漏れの発生を防止することが
できる。
説明する。図2は図1に示したものと同様に組み立てら
れた手動変速機のサブアッセンブリ10にフロントリテ
ーナ22を組付けるときの状態が示されていて、フロン
トリテーナ22の段部22aにはオイルシール21が予
め組付けられ、またフロントリテーナ22の円筒部22
bには本発明によるフロントリテーナ組付治具30が組
付けられている。
におけるスプライン部12bの外径D1より僅かに大き
くて円筒部22bの内径D3より小さい内径D2と、円
筒部22bの外径D4より所定量大きい外径D6を有し
た鉄製の筒体であり、図示下側に円筒部22bの外径D
4より僅かに大きい内径D5(D6>D5>D4>D3
>D2>D1)の段付内孔30aを有していて、同段付
内孔30aにてフロントレテーナ22の円筒部22bの
先端に脱着可能に嵌合されている。
シャフト12の先端、すなわち小径軸部12aに嵌合し
て組付けたキャップ40と組合わせて使用される。キャ
ップ40は、先端を球状とし外径をスプライン部12b
の外径D1と略同じとした鉄製のものであり、小径軸部
12aの外径より僅かに大きい内径の取付孔40aを有
していて、同取付孔40aにて小径軸部12aに脱着可
能に嵌合されている。
機のサブアッセンブリ10にフロントリテーナ22を組
付けるときに、キャップ40によりオイルシール21の
内周部がスプライン部12bの端部に異常に片当たりす
るのを防止できて、オイルシール21の内周部に損傷を
与えないようにできる。また、図3にて示したように、
フロントリテーナ22を中程まで組付けたときに、イン
プットシャフト12のスプライン部12b及びシール摺
接軸部12cに対するフロントリテーナ22における円
筒部22bの同心度,直角度が悪くなると、組付治具3
0がスプライン部12bと摺接して所定値以上に同心
度,直角度が悪くならないようにガイドする。したがっ
て、如何なる組付け時においても所定の同心度,直角度
が確保できて、オイルシール21の内周部がシール摺接
軸部12cの端部に異常に片当たりしないようにでき、
オイルシール21の内周部に損傷を与えないようにでき
て油漏れの発生を防止することができる。なお、フロン
トリテーナ22は、ガスケット(図示省略)を介してケ
ース11に接合され、ボルト23(図1参照)によって
ケース11に固定されるようになっており、その後に組
付治具30とキャップ40が取り外されるようになって
いる。
テーナを組付けた状態の断面図である。
ブアッセンブリにフロントリテーナを組付けるときの断
面図である。
12…インプットシャフト、12a…小径軸部、12b
…スプライン部、12c…シール摺接軸部、13…カウ
ンタシャフト、14…アウトプットシャフト、21…オ
イルシール、22…フロントリテーナ、22a…段部、
22b…円筒部、30…フロントリテーナ組付治具、3
0a…取付孔、40…キャップ。
Claims (1)
- 【請求項1】変速機のケース外端面から突出するインプ
ットシャフトの基部に形成したシール摺接軸部に液密的
に係合するオイルシールが嵌合される環状段部と同イン
プットシャフトの中間部に形成したスプライン部に取付
けられるクラッチディスクと同軸的に配設されるクラッ
チレリーズベアリングがその外周面に嵌合する円筒部を
形成したフロントリテーナを前記変速機のケース外端面
に組付けるのに使用される組付治具であって、所定の内
径を有しその一側端部に前記フロントリテーナの組付け
時に同フロントリテーナの円筒部が着脱可能に嵌合され
る段付内孔を形成した筒体と、該筒体の前記所定の内径
と略同じ径の外径を有しかつその頭部を球状にしてなり
前記フロントリテーナの組付け時に前記インプットシャ
フトの先端部に形成した小径軸部に脱着可能に嵌合され
て前記フロントリテーナの円筒部を軸方向に案内するキ
ャップとにより構成したフロントリテーナの組付治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27614192A JP3262382B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | フロントリテーナの組付治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27614192A JP3262382B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | フロントリテーナの組付治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06126649A JPH06126649A (ja) | 1994-05-10 |
JP3262382B2 true JP3262382B2 (ja) | 2002-03-04 |
Family
ID=17565349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27614192A Expired - Fee Related JP3262382B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | フロントリテーナの組付治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3262382B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0364634B1 (en) * | 1988-10-19 | 1994-12-28 | Oji Paper Company Limited | Method of producing a support for photographic paper |
-
1992
- 1992-10-14 JP JP27614192A patent/JP3262382B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06126649A (ja) | 1994-05-10 |
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