JPH073118Y2 - 細径配管接続用コネクター - Google Patents

細径配管接続用コネクター

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JPH073118Y2
JPH073118Y2 JP1988002962U JP296288U JPH073118Y2 JP H073118 Y2 JPH073118 Y2 JP H073118Y2 JP 1988002962 U JP1988002962 U JP 1988002962U JP 296288 U JP296288 U JP 296288U JP H073118 Y2 JPH073118 Y2 JP H073118Y2
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JP
Japan
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wall
pipe
diameter
chamber
socket body
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JP1988002962U
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English (en)
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JPH01108491U (ja
Inventor
勝志 鷲巣
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Usui Co Ltd
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Usui Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、一般に自動車、或いは各種の機械、設備装置
等に給油、給気の供給路として配設される管径15m/m程
度以下の金属材或いは樹脂材からなる比較的細径の配管
接続用コネクターの構造の改良に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の接続用コネクターとしては第3図に例示
するように、配管の接続状態にあって、接手本体(11)
の軸芯内部に貫設した小径室(12)に内装されるシール
リング部材(14)及びブッシュ部材(15)を押圧して該
ブッシュ部材に係合するソケット体(16)側の先端部
が、単に筒壁(16′)によって形成され、小径室(12)
の内周面とに間隙(C)を有して押圧するように構成さ
れていた。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来の構造にあっては、配設
状態下にソケット体(16)側の後部スリット壁のなす自
由傾斜壁部からの組付け室(13)及び小径室(12)にま
で及び塵埃、泥或いは雨水、洗車水等の侵入があり、洩
れ或いは錆を生ぜしめ、これら除去に関連してしばしば
配管の取外し及びその後の再度接続の煩わしい作業を必
要とし、更に、これら作業に際して確実に除去し得ない
等の問題を有した。
本考案は、小径室にまで及び前記塵埃、泥或いは雨水、
洗車水等の侵入を防止して長期に亘り洩れの生ずる憂い
をなくし、且つ発錆とも関連した除去作業を前記鍔壁に
よる配管の取外し方向への移動に伴う一括掻き出しによ
って、簡易勝つ確実に行うことのできる接続用コネクタ
ーを提案することを目的とするものである。
[問題を解決するための手段] 本考案は、軸芯内部に先端側の流通孔に連って段付き小
径室と、その後方に拡径した段付き組付け室とを貫設
し、且つ該組付け室の後端周縁部に係合孔もしくは内方
に突出する爪壁を有する接手本体と、前記小径室側にシ
ールリング部材並びにブッシュ部材を内装すると共に、
その後方の前記組付け室に位置して該ブッシュ部材に係
合しうる先端側に筒壁を有し、且つその中腹に設けた環
状凹溝部に配管の接続側に設けた環状膨出壁部を係合し
た別体のソケット体とからなり、前記配管の接続状態
で、接手本体側の前記係合孔もしくは爪壁部にソケット
体側のスリット壁のなす自由傾斜壁部に設けた突起壁も
しくは係合溝部を弾発状に係合せしめて構成した接続用
コネクターにおいて、前記ソケット体の先端側の筒壁部
に、前記組付け室の内周面と半径方向において係合し且
つ該組付け室側の段付き部と軸方向に当接可能な外周部
を有する鍔壁を設けて構成した細径配管接続用コネクタ
ーを要旨とするものであり、更に前記ブッシュを、その
後端周壁を後方への開口壁となし、且つ前記ソケット体
の先端側の孔周部に、該開口壁に当接しうる配管の外径
より僅かに小径の環状リップを突設して構成したもので
ある。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明すれば、
第1図は本考案の細径配管接続用コネクターの一部切欠
きによる接続状態時の縦断面図、第2図は他の実施例を
示す同上縦断面図であって、(1)は金属材或いは樹脂
材からなる接手本体であり、軸芯内部に先端側に突出し
た可撓ホース(図示せず)の接続筒壁の流通孔(4)に
連って段付き小径室(2)と、その後方に拡径した段付
き組付け室(3)とを貫設し、且つ該組付け室の後端周
縁部に係合孔、もしくは内方に突出する爪壁(5)を有
してなるものである。
(6)はゴム等の弾性体によるシールリング部材で、前
記小径室(2)側に当て板等を介在して所望に応じ複数
個をブッシュ部材(7)と共に内装され、その後方に前
記組付け室(3)に位置して前記ブッシュ部材(7)に
係合しうる先端側の筒壁(8′)部に、前記組付け室
(3)の内周面と半径方向において係合し且つ該組付け
室(3)側の段付き部と軸方向に当接可能な外周部を有
する鍔壁(8′)を設けた、樹脂材からなるソケット
体(8)が装着されている。そして該装着に関連してソ
ケット体(8)の中腹に設けた環状凹溝(10)部に配管
(T)の接続状態にあって該配管の接続側に設けた環状
膨出壁(T′)部を係合すると共に、接手本体(1)側
の前記係合孔、もしくは爪壁(5)部に、ソケット体
(8)側のスリット壁のなす自由傾斜壁(8″)部に設
けた突起壁、もしくは係合溝(9)部を弾発状に係合せ
しめて構成するものである。
尚、必要に応じて前記ブッシュ部材(7)の後端周縁部
を後方への開口壁(7′)となしてシールリング部材
(6)への位置決めを容易となすと共に、配管(T)の
組込みを容易となし、且つ前記ソケット体(8)の先端
側の孔周部に該開口壁に当接しうる配管(T)の外径よ
り僅かに小径の環状リップ(8′)を突設して該配管
の外周面に密合するように構成するものである。
[作用] 本考案は、このように構成されているため、配管(T)
の接続に際して予め前記ソケット体(8)の環状凹溝
(10)部が配管(T)側の環状膨出壁(T′)と係合す
るよう配管(T)にソケット体(8)を組込み、一方接
手本体(1)側の小径室(2)にはシールリング部材
(6)及びブッシュ部材(7)を内装した状態で、配管
(T)の接続側を接手本体(1)の組付け室(3)及び
小径室(2)に亘って組込み、同時に接手本体(1)の
後端周縁部の係合孔もしくは爪壁(5)部に、ソケット
体(8)側のスリット壁のなす自由傾斜壁(8″)部の
突起壁もしくは係合溝(9)部を弾発状に係合せしめて
構成することになり、従って前記ソケット体(8)側の
筒壁(8′)の鍔壁(8′)の外周部が前記組付け室
(3)の内周面と半径方向において係合し且つ組付け室
(3)側の段付き部と軸方向に当接可能に位置すること
になる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案による細径配管接続用コネ
クターは、前記ソケット体(8)の先端側の筒壁
(8′)部に設けた鍔壁(8′)の外周部を径方向に
おいて組付け室(3)の内周面と係合した状態で構成さ
れるため、配設使用時にあって小径室(2)にまで及ぶ
外部からの塵埃、泥或いは雨水、洗車水等の侵入を防止
して長期に亘り洩れの生ずる憂いをなくすことができ、
更に、発錆とも関連したこの除去作業を前記鍔壁(8′
)による配管(T)の取外し方向への移動によって簡
易且つ確実に一括掻き出すことができる等、極めて有用
な細径配管接続用コネクターである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す細径配管接続用コネク
ターの一部切欠きによる接続状態時の縦断面図、第2図
は他の実施例を示す同上縦断面図、第3図は従来例の一
部切欠きによる接続状態時の縦断面図である。 (3)…組付け室、(6)…シールリング部材、(7)
…ブッシュ部材、(7′)…開口壁、(8)…ソケット
体、(8′)…筒壁、(8′)…鍔壁、(8′)…
リップ、(T)…配管

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸芯内部に先端側の流通孔に連って段付き
    小径室と、その後方に拡径した段付き組付け室とを貫設
    し、且つ該組付け室の後端周縁部に係合孔もしくは内方
    に突出する爪壁を有する接手本体と、前記小径室側にシ
    ールリング部材並びにブッシュ部材を内装すると共に、
    その後方の前記組付け室に位置して該ブッシュ部材に係
    合しうる先端側に筒壁を有し、且つその中腹に設けた環
    状凹溝部に配管の接続側に設けた環状膨出壁部を係合し
    た別体のソケット体とからなり、前記配管の接続状態
    で、接手本体側の前記係合孔もしくは爪壁部にソケット
    体側のスリット壁のなす自由傾斜壁部に設けた突起壁も
    しくは係合溝部を弾発状に係合せしめて構成した接続用
    コネクターにおいて、前記ソケット体(8)の先端側の
    筒壁(8′)部に、前記組付け室(3)の内周面と半径
    方向において係合し且つ該組付け室(3)側の段付き部
    と軸方向に当接可能な外周部を有する鍔壁(8′)を
    設けて構成したことを特徴とする細径配管接続用コネク
    ター。
  2. 【請求項2】前記ブッシュ(7)を、その後端周壁を後
    方への開口壁(7′)となし、且つ前記ソケット体
    (8)の先端側の孔周部に、該開口壁に当接しうる配管
    (T)の外径より僅かに小径の環状リップ(8′)を
    突設して構成したことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の細径配管接続用コネクター。
JP1988002962U 1988-01-13 1988-01-13 細径配管接続用コネクター Expired - Lifetime JPH073118Y2 (ja)

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JP1988002962U JPH073118Y2 (ja) 1988-01-13 1988-01-13 細径配管接続用コネクター

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JP1988002962U JPH073118Y2 (ja) 1988-01-13 1988-01-13 細径配管接続用コネクター

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JPH01108491U JPH01108491U (ja) 1989-07-21
JPH073118Y2 true JPH073118Y2 (ja) 1995-01-30

Family

ID=31204181

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JP1988002962U Expired - Lifetime JPH073118Y2 (ja) 1988-01-13 1988-01-13 細径配管接続用コネクター

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4703885B2 (ja) * 2001-04-13 2011-06-15 株式会社東郷製作所 コネクタ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4541658A (en) 1982-03-22 1985-09-17 Proprietary Technology, Inc. Swivelable quick connector assembly

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62156695U (ja) * 1986-03-27 1987-10-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4541658A (en) 1982-03-22 1985-09-17 Proprietary Technology, Inc. Swivelable quick connector assembly

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JPH01108491U (ja) 1989-07-21

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