JPS62161664A

JPS62161664A - 記録装置

Info

Publication number: JPS62161664A
Application number: JP486786A
Authority: JP
Inventors: Jun Katayanagi; 片柳　純
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1986-01-13
Filing date: 1986-01-13
Publication date: 1987-07-17
Anticipated expiration: 2012-07-02
Also published as: JP2626745B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技術分野〕本発明はカットシートフィーダーを備えた記録装置にお
けるシート＋般送ローラーと排紙ローラー間の回転伝達
系の構造に関する。

Ｃ従来技術〕プリンターなどの記録装置においては、カットシートを
自動的に記録装置内へ供給したり記録装置内から排出す
るためのカットシートフィーダーを装着することが行わ
れている。

この種のカットシートフィーダーは、一般に、１つのパ
ルスモータ−（フィーダーモーター）を備え、給紙ロー
ラーおよび排紙ローラーそれぞれの伝達系に１方向クラ
ツチを設け、該パルスモータ−の回転方向（正逆回転）
に応じて給紙ローラーおよび排紙ローラーのいずれか一
方を回転するよう構成されている。この場合、一般に、
排紙ローラーの回転と記録装置内のシート搬送ローラー
とは同時に回転するよう構成されている。

しかし、最近では、連続記録中には、市のカットシート
の排紙動作と次のカットシートの給紙動作を自動的にか
つ同時に実施でき、排紙のみの時は排紙ローラーのみを
回転させるよう制御することにより記録動作のスループ
ットの向上を図ることが検討されている。

いずれにしても、このようなカットシートフィーダーを
装着したプリンターなどの記録装置においては、給紙お
よび排紙が自動的に行われるので、シート搬送ローラー
（プラテンローラー）を手動で回転させる機能は必ずし
も必要ではない。

しかし、実際上は、印字位置を任意に調整したい時、電
源オフ時、あるいはシート詰りなどのアラーム時等では
手動でシートを排紙する機能が要請され、したがって、
プラテンノブ（シート搬送ローラーを回動操作するノブ
）などを手動操作してシート搬送ローラーを回転させる
とともに、排紙ローラーをも同時に回転させることが要
請される。

〔目的〕

本発明の目的はカットシートフィーダーを備えた記録装
置における上記要請を実現させるための新しい伝達機構
を提供することである。

〔概要〕

本発明はシート搬送ローラーを手動で回転させるとき、
排紙ローラーを回転させることができかつ排紙ローラー
の回転がシート搬送ローラーに伝達されないよう、これ
らのローラー間を一方向りランチを介して連結すること
により、北記目的を達成するものである。

〔実施例〕

以下図面を参照して本発明を具体的に説明する。

第１図は本発明の一実施例に係る記録装置の要部縦断面
を示す。

第１図において、プリンターなどの記録装置内には、シ
ートｍ送ローラ−１が軸支され、その前方には該シート
搬送ローラーと平行にガイドシャフト２が設置され、該
ガイドシャフトに沿ってキャリジ３が移動可能に設けら
れている。該キャリジ上には記録ヘッド４が搭載され、
該記録ヘッドをキャリジ３の動き（主走査）に同期して
駆動することによりカットシート５に記録が行われる。

図示の例ではシート搬送ローラー１はプラテンを兼ねて
いる。

シート搬送ローラー１の下側周面部には供給されたカッ
トシート５に搬送力を付与するためのピンチローラ−６
並びにシート案内用のペーパーガイド７が設けられてい
る。

第１図中の矢印付き鎖線はカットシート５の搬送経路を
示す。

記録装置の上部にはカットシートフィーダー８が装着さ
れている。

カットシートフィーダー８は、積載された力・ノドシー
ト５を１枚づつ記録装置内へ自動的に供給するとともに
記録済みのカットシートを自動的に排出するものであり
、１つのフィーダーモーター９で給紙ローラー１０およ
び排紙ローラー１１をそれぞれ矢印方向に回転すること
により、力・ノドシート５の自動給排紙が行われる。

排紙ローラー１１で排出された力・ノドシート５はペー
パースタッカー１２に堆積される。

然して、第１図の記録装置においては、前記フィーダー
モーター９はパルスモータ−など正逆両方向に駆動可能
なモーターで構成され、前記給紙ローラー１０は該フィ
ーダーモーター９が正転する時にのみ回転し、前記排紙
ローラー１１はフィーダーモーター９の正転時および逆
転時のいずれの時でも回転するよう構成されている。

また、記録装置の制御系統は、シート搬送ローラー１が
正転する時すなわち搬送モーター（第２図中の１８）が
正転してシート搬送ローラー１が順方向に回転する時、
前記フィーダーモーター９が逆転駆動されるよう構成さ
れている。

さらに、シート搬送ローラー１と排紙ローラー１１との
間には、該シート搬送ローラー１を手動で回転させる時
、該排紙ローラー１１を回転させることができ、かつ、
排紙ローラー１１の回転はシート搬送ローラー１へは伝
達されないよう構成された伝達系、すなわち一方向クラ
ッチを含む伝達系が設けられている。

第２図は第１図の記録装置のカットシートフィーダー８
およびシート搬送ローラー１の駆動系を例示する模式的
説明図である。

なお、第２図中の上向き矢印グは第２図の右側からみて
反時計方向回転を示瞳下向き矢印ノはその逆の回転を示
す。

第２図において、フィーダーモーター９が実線矢印で示
す方向に正転する時には、ギヤ１０１゜１０２．１０３
，１０４，１０５が実線矢印方向に回転し、さらに下向
き矢印方向の回転のみを伝える一方向クラッチ１３を介
して給紙ローラー軸１４がその方向に駆動され、給紙ロ
ーラー１０が給紙方向に回転しカットシート５の給紙動
作が行われる。

一方、フィーダーモーター９が鎖線矢印で示す方向に逆
転する時には、ギヤ１０１〜１０５が鎖線矢印方向に回
転するが、一方向クラッチ１３がオフ状態になるので、
給紙ローラー１０は回転されず、給紙は行われない。

フィーダーモーター９は排紙ローラー１１を回転するの
にも使用される。

フィーダーモーター９が正転（実線矢印）する時には、
ギヤ１０１，１０２から１０６．１０７゜１０８．１０
９，１１０，１１１へ実線方向の回転が伝わり、一方向
クラッチ１５を介してギヤ１１２が実線方向に回転され
る。

一方、フィーダーモーター９が鎖線方向に逆転する時に
は、ギヤ１０１，１０２からギヤ１０６゜１０７．１０
８，１０９，１１０．１１１が鎖線矢印方向に回転し、
一方向クラッチ１６を介してギヤ１１３が鎖線方向に回
転される。この場合、一方向クラッチ１５の方はオフで
あり、前記ギヤ１１２の方は回転しない。

然して、ギヤ１１２とギヤ１１３はいずれも排紙ローラ
ー軸１７上のギヤ１１４に噛合っており、フィーダーモ
ーター正転時のギヤ１１２の回転とフィーダーモーター
逆転時のギヤ１１３の回転とはいずれも同じ方向である
ため、排紙ローラー１１はフィーダーモーター９の正転
および逆転のいずれの時にも排紙方向に回転され排紙動
作が行われる。

シート搬送ローラー１は、搬送モーター１８によりギヤ
１１５，１１６，１１７，１１８を介して駆動され、搬
送モーター１８が正転（実線矢印）の時、シート搬送ロ
ーラー１が順方向（実線矢印）に回転し、搬送モーター
１８が逆転（鎖線方向）の時、シート搬送ローラー１が
逆方向（シートを入口側へ送る方向）に回転するよう構
成されている。

然して、シート搬送ローラー１の軸には手動回転のため
のノブ１９およびギヤ１１９が固定されており、このギ
ヤ１１９と前記排紙ローラー１１の軸１７」二のギヤ１
１４との間に一方向伝達機構が設けられている。

すなわち、ノブ１９を点線矢印方向に手動回転させてシ
ー１−搬送ローラー１を順方向に回転させる時、ギヤ１
１９，１２０，１２１，１２２が点線矢印方向に回転し
、ギヤ１２２の回転が一方向クラッチ２０を介してギヤ
１２３へ伝えられる。

このギヤ１２３は排紙ローラー軸１７上のギヤ１１４と
噛合っており、該ギヤ１２３が上向き矢印方向に回転す
るので排紙ローラー１１が排紙方向（下向き矢印方向）
に回転する。

一方、ノブ１９を点線矢印と逆向きに手動回転する時は
、シート１殻送ローラー１並びにギヤ１１９．１２０．
１２１　１２２は前述とは逆方向に回転するが、この回
転に対しては一方向クラッチ２０がオフになるのでギヤ
１２３は回転せず、したがって排紙ローラー１１は回転
しない。

また、排紙ローラー１１の回転（下向き矢印方向の回転
）は、ギヤ１２３までは伝達されるが、この方向の回転
に対しては、一方向クラッチ２０がオフになるので、そ
れ以上は伝達されず、したがってシート搬送ローラー１
へは伝達されない。

ただし、排紙ローラー１１の回転とシート１殻送ローラ
ー１との回転が自動給排紙時に相互緩衝器しないよう、
ギヤ１２３の回転速度がギヤ１２２の回転速度より低く
ならないよう設定されている。

以上説明した実施例によれば、フィーダーモーター９が
逆転するとき、排紙動作のみが行われ、フィーダーモー
ター９が正転するとき給紙ローラー１０および排紙ロー
ラー１１が同時に回転するので、連続印字時などで前の
カットシート５の排出動作が完了するまで次のカットシ
ート５の給紙動作を中断して待機する必要がなく、記録
動作のスルーブツトを向上させることができた。

また、シート搬送ローラー１を手動で順方向に回転させ
る時は排紙ローラー１１も同時に回転するが、排紙ロー
ラー１１の回転はシート（船速ローラー１の方へ伝達さ
れないよう一方向クラッチ２０付きの伝達系を設けたの
で、カットシートフィーダー８による自動給紙および自
動排紙の動作と干渉を生じることなく、必要に応じて手
動操作でシー１−ＩＭ送やシート排出を行うことができ
る。すなわち、印字位置を任意に調整したい時、電源オ
フ時、あるいはシート詰りなどのアラーム状態で動作不
能の時に、必要に応じてカットシート５を搬送または排
紙することができ、記録装置の融通性および取扱い性を
向上させることができた。

〔効果〕

以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、カッ
トシートフィーダーにより自動的に給紙排紙を行う場合
でも、咳カットシートフィーダーの機能および動作に影
グを及ぼすことなく、手動操作によってもカットシート
の任意の紙送りあるいは排紙を自由に行うことができ、
取扱い性および融通性にすぐれた記録装置を提供するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る記録装置の要部縦断面
図、第２図は第１図のカッ１−シートフィーダーおよび
シート搬送ローラーの駆動系を例示する模式的説明図で
ある。１−・−シート搬送ローラー、４−・・−記録ヘッド、
５−・−・カットシート、８−・−・・カットシートフ
ィーダー、９−・−・フィーダーモーター、１０−・−
一−−−給孝氏ローラー、１１−−−−−一・排紙ロー
ラー、１８・・・・・−搬送モーター、１９−・・−操
作用のノブ、２０−・・・−一一一方向クラッチ。代理人　弁理士　　大　音　康　毅第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）カットシートフィーダーを備え、フィーダーモー
ターで給紙ローラーおよび排紙ローラーを回転させるよ
う構成した記録装置において、シート搬送ローラーを手
動で回転させるとき前記排紙ローラーを回転させること
ができ、、かつ排紙ローラーの回転がシート搬送ローラ
ーに伝達されないよう、これらのローラー間を一方向ク
ラッチを介して連結することを特徴とする記録装置。