JP2626745B2 - 記録装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はカットシートフィーダーが装着される記録装
置におけるシート搬送ローラーおよび排紙ローラーの駆
動機構に関する。

〔従来技術〕

プリンターなどの記録装置においては、カットシート
を自動的に記録装置内へ供給したり記録装置内から排出
するためのカットシートフィーダーを装着することが行
われている。

この種のカットシートフィーダーは、一般に、１つの
パルスモーター（フィーダーモーター）を備え、給紙ロ
ーラーおよび排紙ローラーそれぞれの駆動力伝達系に１
方向クラッチを設け、該パルスモーターの回転方向（正
逆回転）に応じて給紙ローラーおよび排紙ローラーのい
ずれか一方を回転するように構成されている。

その場合、一般に、前記排紙ローラーと記録装置内の
シート搬送ローラーとを同時に回転させるように構成さ
れている。

しかし、最近では、連続記録中には、前のカットシー
トの排出動作と次のカットシートの給紙動作を自動的に
かつ同時に実行でき、排紙のみの時には排紙ローラーの
みを回転させるように制御することにより、記録動作の
スループットの向上を図ることが検討されている。

いずれにしても、このようなカットシートフィーダー
を装着したプリンターなどの記録装置においては、給紙
および排紙が自動的に行われるので、シート搬送ローラ
ー（プラテンローラー）を手動で回転させる機能は必ず
しも必要ではない。

しかし、実際上は、印字位置を任意に調整したい時、
電源オフの時、あるいはシート詰まり等のアラームの時
などにおいては、手動でシートを排出する機能が要請さ
れ、従って、プラテンノブ（シート搬送ローラーを回動
操作するノブ）などを手動操作してシート搬送ローラー
を回転させると同時に排紙ローラーをも回転させること
により、カットシートの搬送を円滑に行わせることが要
請される。

〔目的〕

本発明は上記従来技術に鑑みてなされたものであり、
本発明の目的は、カットシートフィーダーにより自動的
に給紙および排紙を行う場合でも、該カットシートフィ
ーダーの機能および動作に影響を及ぼすことなく、搬送
モーター又は手動操作でシート搬送ローラーを回転させ
ることによりカットシートの任意の紙送りおよび排紙を
自由に行うことができ、取り扱い性および融通性にすぐ
れた記録装置を提供することである。

〔概要〕

本発明は、上記目的を達成するため、フィーダーモー
ターで回転される給紙ローラーおよび排紙ローラーを有
するカットシートフィーダーが装着され、かつ搬送モー
ターで回転されるシート搬送ローラーを備えた記録装置
において、前記シート搬送ローラーと前記排紙ローラー
との間に、該シート搬送ローラーの順方向の回転力を該
排紙ローラーへ伝達して該排紙ローラーを排紙方向へ回
転させる一方向クラッチを有する駆動伝達手段を設け、
前記一方向クラッチでは、前記フィーダーモーターによ
る排紙ローラー側の排紙方向の回転速度が前記搬送モー
ターによるシート搬送ローラー側の順方向の回転速度よ
り低くならないように設定され、前記シート搬送ローラ
ーを前記搬送モーターで順方向に回転させるとき及び手
動で順方向に回転させるときその回転力を前記排紙ロー
ラーに伝達して前記排紙ローラーを排紙方向に回転さ
せ、かつ前記フィードモーターによる前記排紙ローラー
の回転を前記シート搬送ローラーに伝達しないようにし
たことを特徴とする。

〔実施例〕

以下図面を参照して本発明を具体的に説明する。

第１図は本発明を適用した記録装置の一実施例の要部
縦断面図である。

第１図において、プリンターなどの記録装置内には、
シート搬送ローラー１が軸支され、その前方には該シー
ト搬送ローラーと平行にガイドシャッフト２が設置さ
れ、該ガイドシャフトに沿ってキャリッジ３が移動可能
に案内支持されている。

前記キャリッジ３には記録ヘッド４が搭載され、該キ
ャリッジの移動（主走査）に伴う該記録ヘッドの移動に
同期して該記録ヘッドを記録情報に基づいて駆動するこ
とによりカットシート５に記録が行われる。

図示の例では、シート搬送ローラー１はプラテンを兼
ねている。

シート搬送ローラー１の下側周面部には、供給された
カットシート５に搬送力を付与するためのピンチローラ
ー６並びにシート案内用のペーパーガイド７が設けられ
ている。

第１図中の矢付き鎖線はカットシート５の搬送経路を
示す。

記録装置の上部にはカットシートフィーダー８が装着
されている。

カットシートフィーダー８は、積載されたカットシー
ト５を１枚づつ記録装置内へ自動的に供給するとともに
記録済みのカットシートを自動的に排出するものであ
り、１つのフィーダーモーター９で供給ローラー10およ
び排紙ローラー11をそれぞれ矢印方向（順方向）に回転
させることにより、カットシート５の自動給紙および自
動排紙を行うことができる。

排紙ローラー11で排出されたカットシート５はペーパ
ースタッカー12に堆積される。

然して、第１図の記録装置においては、前記フィーダ
ーモーター９はパルスモーターなど正逆両方向に駆動可
能なモーターで構成され、前記給紙ローラー10は該フィ
ーダーモーター９が正転する時のみ回転して給紙動作を
行うことができ、前記排紙ローラー11はフィーダーモー
ター９の正転時および逆転時のいずれの時にも順方向
（排紙方向）に回転するように構成されている。

また、記録装置の制御系統は、シート搬送ローラー１
が正転する時すなわち搬送モーター（第２図中の18）が
正転してシート搬送ローラー１が順方向に回転する時、
前記フィーダーモーター９が逆転駆動されるように構成
されている。つまり、シート搬送ローラー１を回転させ
て紙送り動作を行う時には、排紙ローラー11は同時に排
紙方向に回転するが、給紙ローラー10は停止するように
構成されている。

さらに、シート搬送ローラー１と排紙ローラー11との
間には、該シート搬送ローラーの順方向の回転力を該排
紙ローラーへ伝達して該排紙ローラーを排紙方向へ回転
させる一方向クラッチ（第２図中の20）を含む駆動伝達
手段が設けられている。この駆動伝達手段は、前記シー
ト搬送ローラー１を駆動源又は手動で順方向に回転させ
る時にはその回転力により前記排紙ローラー11を同時に
排紙方向に回転させるが、前記排紙ローラー11が回転し
ても該排紙ローラー11から前記シート搬送ローラー１へ
は回転力が伝達されないように構成されている。

第２図は第１図の記録装置のカットシートフィーダー
８およびシート搬送ローラー１の駆動系を示す模式図で
ある。

なお、第２図中の上向き矢印は記録装置を右側から見
た第１図における反時計方向回転を示し、下向き矢印は
その逆の回転を示す。

第２図において、フィーダーモーター９が実線矢印
（上向き矢印）で示す方向に正転する時には、ギヤ10
1、102、103、104、105が実線矢印方向に回転し、さら
に下向き矢印方向の回転のみを伝える一方向クラッチ13
を介して給紙ローラー軸14がその方向に駆動され、給紙
ローラー10が給紙方向（順方向）に回転してカットシー
ト５の給紙動作が行われる。

一方、フィーダーモーター９が鎖線矢印（下向き矢
印）で示す方向に逆転する時には、ギヤ101〜105が鎖線
矢印方向に回転するが、この方向の回転入力に対しては
一方向クラッチ13がオフ状態になるので、給紙ローラー
10は駆動されず、給紙は行われない。

フィーダーモーター９は、排紙ローラー11を駆動する
ためにも使用される。

フィーダーモーター９が正転（上向き実線矢印）する
時には、ギヤ101、102から106、107、108、109、110、1
11へ実線矢印方向の回転が伝達され、一方向クラッチ15
を介してギヤ112が実線矢印方向に回転駆動される。

一方、フィーダーモーター９が下向き鎖線矢印方向に
逆転する時には、ギヤ101、102からギヤ106、107、10
8、109、110、111が鎖線矢印方向に回転し、もう一つの
一方向クラッチ16を介してギヤ113が鎖線矢印方向に回
転駆動される。この時、前記一方向クラッチ15の方はオ
フであり、前記ギヤ112の方には回転駆動力は伝達され
ない。

前記ギヤ112と前記ギヤ113はいずれも排紙ローラー軸
17上のギヤ114に噛合っており、フィーダーモーター９
の正転時のギヤ112の回転と該フィーダーモーターの逆
転時のギヤ113の回転はいずれも同じ方向であるため、
排紙ローラー11はフィーダーモーター９の正転および逆
転のいずれの時にも排紙方向に回転駆動され排紙動作が
行われる。

ここで、給紙ローラー10は一方向クラッチ13を介し
て、排紙ローラー11は一方向クラッチ15又は16を介し
て、それぞれフィーダーモーター９により回転駆動され
るので、逆に給紙ローラー10および排紙ローラー11の回
転力がフィーダーモーター９へ伝達されることはない。

つまり、給紙ローラー10および排紙ローラー11は、順
方向には他からの回転力によっても自由に回転すること
ができる。

シート搬送ローラー１は正逆転可能な搬送モーター18
によりギヤ115、116、117、118を介して回転駆動され、
搬送モーター18が正転（下向き実線矢印）する時にシー
ト搬送ローラー１が順方向（下向き実線矢印）に回転
し、搬送モーター18が逆転（上向き鎖線矢印）する時に
シート搬送ローラー１が上向き鎖線で示す逆方向（シー
トを入口側へ送る方向）に回転駆動されるように構成さ
れている。

然して、シート搬送ローラー１の軸には手動回転のた
めのノブ19およびギヤ119が固定されており、このギヤ1
19と排紙ローラー11の軸17上の前記ギヤ114との間に一
方向クラッチ20を含む駆動伝達機構が設けられている。

この駆動伝達機構によれば、前記ノブ19を順方向（下
向き実線矢印方向）に手動回転させてシート搬送ローラ
ー１を順方向に回転させる時、ギヤ119、120、121、122
が実線矢印方向に回転し、ギヤ122の回転が一方向クラ
ッチ20を介してギヤ123へ伝達される。

このギヤ123は排紙ローラー軸17上のギヤ114と噛合っ
ており、該ギヤ123が上向き実線矢印方向に回転駆動さ
れるので、排紙ローラー11が排紙方向（下向き矢印方
向）に回転駆動される。

一方、ノブ19を逆方向（上向き鎖線矢印）に手動回転
する時は、シート搬送ローラー１並びにギヤ119、120、
121、122は前述と逆の方向（鎖線矢印方向）に回転する
が、この方向の回転入力に対しては一方向クラッチ20が
オフの状態になるので、前記ギヤ123は回転駆動されな
い。したがって、この場合は、排紙ローラー11は回転し
ない。

また、フィーダーモーター９により排紙ローラー11を
回転駆動する場合の該排紙ローラーの排紙方向の回転
（下向き矢印方向の回転）は、前記ギヤ123までは伝達
されるが、排紙ローラー11側のこの方向の回転に対して
は一方向クラッチ20がオフの状態になり、該一方向クラ
ッチ20の他側（シート搬送ローラー１側）へは伝達され
ない。したがって、排紙ローラー11の回転力がシート搬
送ローラー１へ伝達されることはない。

ただし、自動給紙時などにおいて排紙ローラー11の排
紙方向回転（下向き矢印方向の回転）とシート搬送ロー
ラー１の順方向回転（下向き実線矢印方向の回転）が一
方向クラッチ20を介して相互に干渉することを防止する
ため、ギヤ123の回転速度がギヤ122の回転速度より低く
ならないように設定されている。

つまり、前記一方向クラッチ20では、前記フィーダー
モーター９による排紙ローラー側の排紙方向の回転速度
が前記搬送モーター18によるシート搬送ローラー側の順
方向の回転速度より低くならないように設定されてい
る。

なお、搬送モーター18もしくは手動操作でシート搬送
ローラー１を逆方向（上向き鎖線）に回転させる時の回
転力は、この方向の回転力に対しては前記一方向クラッ
チ20がオフの状態になるため、排紙ローラー11へ伝達さ
れることはない。

以上説明した記録装置の通常の動作シーケンスは次の
通りである。

先ずフィーダーモーター９を正転させて給紙ローラー
10および排紙ローラー11を回転させ、該給紙ローラー10
の給紙動作により１枚のカットシート５を記録装置内に
のシート搬送ローラー１まで供給（給紙）する。

次いで、搬送モーター18を正転させてシート搬送ロー
ラー１を順方向に回転駆動することによりカットシート
５の紙送り等の搬送動作を行う。

このカットシート５の紙送りを行いながら該カットシ
ートに対する記録を行う。

上記のカットシート５に対する記録が終了すると、フ
ィーダーモーター９により排紙ローラー11を回転駆動し
て該カットシート５の排紙動作を行う。

なお、この排紙動作において、前記カットシート（通
常、記録済み）の排紙のみを行う場合はフィーダーモー
ター９を逆転させて排紙ローラー11のみを回転させ、排
紙中に次のカットシートを給紙する場合はフィーダーモ
ーター９を正転させて前のカットシートの排出と次のカ
ットシートの給紙を同時に行う。

次のカットシートが給紙されると前述の動作を繰り返
し、次のカットシートがない場合は終了する。

以上説明した実施例によれば、フィーダーモーター９
が逆転するとき、給紙ローラー10は駆動されず、排紙ロ
ーラー11のみが排紙方向（順方向）に駆動されて排紙動
作のみが実行され、フィーダーモーター９が正転すると
き、給紙ローラー10および排紙ローラー11が同時に順方
向に回転駆動されるので、連続印字時などで前のカット
シート５の排出動作が完了するまで次のカットシート５
の給紙動作を中断させる必要がなく、その分待機時間を
なくして記録動作のスループットを向上させることがで
きる。

また、シート搬送ローラー１を手動で順方向に回転さ
せるときは排紙ローラー11も同時に排紙方向に回転す
る。

その場合、排紙ローラー11の排紙方向の回転力をシー
ト搬送ローラー１の方へ伝達しないように一方向クラッ
チ20付きの駆動伝達機構を設けるとともに、該一方向ク
ラッチにおける排紙ローラー11側の前記フィーダーモー
ター９による排紙方向の回転速度がシート搬送ローラー
１側の前記搬送モーター18による順方向の回転速度より
低くならないように設定するので、カットシートフィー
ダー８による自動給紙および自動排紙の動作と干渉を生
じることなく、必要に応じて手動操作でシート搬送やシ
ート排出を行うことができる。

すなわち、カットシートフィーダー８により自動的に
給紙および排紙を行う場合でも、該カットシートフィー
ダー８の機能および動作に影響を及ぼすことなく、手動
操作によってもカットシート５の任意の紙送りおよび排
紙を自由に行うことができる。

そのため、印字位置を任意に調整したい時、電源がオ
フの時、あるいはシート詰まり等のアラーム状態で動作
不能の時などに、必要に応じてカットシート５を搬送又
は排出することができ、記録装置の融通性および取り扱
い性を向上させることができる。

〔効果〕

以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、フ
ィーダーモーターで回転される給紙ローラーおよび排紙
ローラーを有するカットシートフィーダーが装着され、
かつ搬送モーターで回転されるシート搬送ローラーを備
えた記録装置において、前記シート搬送ローラーと前記
排紙ローラーとの間に、該シート搬送ローラーの順方向
の回転方を該排紙ローラーへ伝達して該排紙ローラーを
排紙方向へ回転させる一方向クラッチを有する駆動伝達
手段を設け、前記一方向クラッチでは、前記フィーダー
モーターによる排紙ローラー側の排紙方向の回転速度が
前記搬送モーターによるシート搬送ローラー側の順方向
の回転速度より低くならないように設定され、前記シー
ト搬送ローラーを前記搬送モーターで順方向に回転させ
るとき及び手動で順方向に回転させるときその回転力を
前記排紙ローラーに伝達して前記排紙ローラーを排紙方
向に回転させ、かつ前記フィードモーターによる前記排
紙ローラーの回転を前記シート搬送ローラーに伝達しな
いように構成したので、給紙ローラー、排紙ローラーお
よびこれらを駆動するフィーダーモーターを有するカッ
トシートフィーダーを装着することによって、連続給排
紙が可能となった記録装置においても、搬送モーターま
たは手動操作によるシート搬送ローラーの回転に排紙ロ
ーラーを連動させることができることから、排紙ローラ
ーが障害となることなく、搬送モーターまたは手動操作
でシート搬送ローラーを回転させることによりカットシ
ートの任意の紙送りおよび排紙を自由に行うことができ
る。

また、シート搬送ローラーの回転に排紙ローラーが連
動するにもかかわらず、フィーダーモーターによる排紙
ローラーの駆動はシート搬送ローラーに何の影響も与え
ないことから、シート搬送ローラーは本来の搬送モータ
ーのみの駆動によって正確に回転制御することができ
る。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明を適用した記録装置の一実施例の要部縦
断面図、第２図は第１図のカットシートフィーダーおよ
びシート搬送ローラー駆動系を示す模式図である。 １……シート搬送ローラー、４……記録ヘッド、５……
カットシート、８……カットシートフィーダー、９……
フィーダーモーター、10……給紙ローラー、11……排紙
ローラー、13……一方向クラッチ、18……搬送モータ
ー、19……手動操作用のノブ、20……一方向クラッチ、
112、113……一方向クラッチ。

Claims (3)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】フィーダーモーターで回転される給紙ロー
   ラーおよび排紙ローラーを有するカットシートフィーダ
   ーが装着され、かつ搬送モーターで回転されるシート搬
   送ローラーを備えた記録装置において、 前記シート搬送ローラーと前記排紙ローラーとの間に、
   該シート搬送ローラーの順方向の回転力を該排紙ローラ
   ーへ伝達して該排紙ローラーを排紙方向へ回転させる一
   方向クラッチを有する駆動伝達手段を設け、 前記一方向クラッチでは、前記フィーダーモーターによ
   る排紙ローラー側の排紙方向の回転速度が前記搬送モー
   ターによるシート搬送ローラー側の順方向の回転速度よ
   り低くならないように設定され、 前記シート搬送ローラーを前記搬送モーターで順方向に
   回転させるとき及び手動で順方向に回転させるときその
   回転力を前記排紙ローラーに伝達して前記排紙ローラー
   を排紙方向に回転させ、かつ前記フィードモーターによ
   る前記排紙ローラーの回転を前記シート搬送ローラーに
   伝達しないようにしたことを特徴とする記録装置。
2. 【請求項２】前記フィーダーモーターによる前記給紙ロ
   ーラーおよび前記排紙ローラーの駆動は、それぞれ、給
   紙方向および排紙方向の回転力を伝達する一方向クラッ
   チを介して行われることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項に記載の記録装置。
3. 【請求項３】前記フィーダーモーターの正転で給紙ロー
   ラーおよび排紙ローラーを順方向に回転させ、前記フィ
   ーダーモーターの逆転で前記排紙ローラーのみを順方向
   に回転させることを特徴とする特許請求の範囲第１項又
   は第２項に記載の記録装置。