JPS62160973A - 自動二輪車等の車両における気化器の凍結防止装置 - Google Patents
自動二輪車等の車両における気化器の凍結防止装置Info
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- JPS62160973A JPS62160973A JP61000809A JP80986A JPS62160973A JP S62160973 A JPS62160973 A JP S62160973A JP 61000809 A JP61000809 A JP 61000809A JP 80986 A JP80986 A JP 80986A JP S62160973 A JPS62160973 A JP S62160973A
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- JP
- Japan
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- carburetor
- fuel tank
- engine
- motorcycle
- down tube
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 17
- 230000008014 freezing Effects 0.000 claims description 6
- 238000007710 freezing Methods 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 description 2
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は水冷エンジンを搭載した自動二輪車等の車両に
係り、特にその気化器の凍結を防止する装置に関する。
係り、特にその気化器の凍結を防止する装置に関する。
従来、左右のダウンチューブを有したフレームに、水冷
エンジンを搭載するとともに、このダウンチューブの上
部にラジエタを取付けた自動二輪車では、このラジエタ
が気化器の前方に位置するために、走行中、前方からの
走行風やこれと混じった雨水等はラジエタによって遮ら
れ、気化器の周囲に流れ込む割合は、僅かであると考え
られていた。
エンジンを搭載するとともに、このダウンチューブの上
部にラジエタを取付けた自動二輪車では、このラジエタ
が気化器の前方に位置するために、走行中、前方からの
走行風やこれと混じった雨水等はラジエタによって遮ら
れ、気化器の周囲に流れ込む割合は、僅かであると考え
られていた。
ところが、ダウンチューブの上部とラジエタの上端縁部
との間には、ラジエタの設置位置との兼白いから、前方
から見て略三角形状の隙間が存在し、この隙間はフレー
ムの構成上、燃料タンクの下面に設けたフレームの逃げ
凹部を通じてエンジンの後方にまで連通されているため
、この逃げ凹部が走行中、隙間から流入した走行風や雨
水等の流れ経路となり、これら走行風等が直接気化器の
周囲に流れ込むことが明らかとなってきた。
との間には、ラジエタの設置位置との兼白いから、前方
から見て略三角形状の隙間が存在し、この隙間はフレー
ムの構成上、燃料タンクの下面に設けたフレームの逃げ
凹部を通じてエンジンの後方にまで連通されているため
、この逃げ凹部が走行中、隙間から流入した走行風や雨
水等の流れ経路となり、これら走行風等が直接気化器の
周囲に流れ込むことが明らかとなってきた。
したがって、気化器が走行風を受ける割合が意外と多く
、特に水冷エンジンは空冷エンジンに比べてエンジン自
体の発熱量が少ないため、気化器が冷え過ぎる傾向にあ
り、寒冷時に凍結する等の問題があった。
、特に水冷エンジンは空冷エンジンに比べてエンジン自
体の発熱量が少ないため、気化器が冷え過ぎる傾向にあ
り、寒冷時に凍結する等の問題があった。
そこで、本発明においては、ダウンチューブの上端部間
に、これらダウンチューブとラジエタの上端縁部との間
に形成された隙間を塞ぐゴム製の通風板を重ね合わせ、
この遮風板の両側部をダウンチューブと燃料タンクの逃
げ凹部の両側部との間で挾み込んで固定したことを特徴
とする。
に、これらダウンチューブとラジエタの上端縁部との間
に形成された隙間を塞ぐゴム製の通風板を重ね合わせ、
この遮風板の両側部をダウンチューブと燃料タンクの逃
げ凹部の両側部との間で挾み込んで固定したことを特徴
とする。
〔作用〕
この構成によれば、遮風板の存在によって、走行風やこ
れと混じった雨水等が、隙間から気化器側に流れるのを
遮ることができ、このため、気化器側に直接流れる走行
風の割合が格段に減少し、気化器の冷え過ぎやこれに伴
う凍結を未然に防止できる。
れと混じった雨水等が、隙間から気化器側に流れるのを
遮ることができ、このため、気化器側に直接流れる走行
風の割合が格段に減少し、気化器の冷え過ぎやこれに伴
う凍結を未然に防止できる。
しかも、この遮風板はダウンチューブと燃料タンクの逃
げ凹部の両側部との間で挟持固定されるので、格別な取
付は手段や車体側の構造変更は一切不要であり、このた
め、汎用性も高く、安価に提供できる。
げ凹部の両側部との間で挟持固定されるので、格別な取
付は手段や車体側の構造変更は一切不要であり、このた
め、汎用性も高く、安価に提供できる。
さらに、この遺風板によって燃料タンクの前部がダウン
チューブに弾性的に支持されるから、燃料タンクの防振
効果の向上にも寄与する。
チューブに弾性的に支持されるから、燃料タンクの防振
効果の向上にも寄与する。
以下本発明の一実施例を、自動二輪車に適用した図面に
もとづいて説明する。
もとづいて説明する。
第4図中符号1はクレードル形のフレームであり、その
前端のステアリングヘッドパイプ2 (以下ヘッドパイ
プと称する)には、水冷エンジン3を抱え込む左右一対
のダウンチューブ4.4の上端部が連結されている。水
冷エンジン3は略直立したシリンダ5を備え、このシリ
ンダ5の前方を通るダウンチューブ4,4の上部前面に
ラジエタ6が設置されているとともに、上記シリンダ5
の後方には気化器7が配置されている。
前端のステアリングヘッドパイプ2 (以下ヘッドパイ
プと称する)には、水冷エンジン3を抱え込む左右一対
のダウンチューブ4.4の上端部が連結されている。水
冷エンジン3は略直立したシリンダ5を備え、このシリ
ンダ5の前方を通るダウンチューブ4,4の上部前面に
ラジエタ6が設置されているとともに、上記シリンダ5
の後方には気化器7が配置されている。
そして、上記ヘッドパイプ2には、水冷エンジン3およ
び気化器7の上方を前後方向に延びるメインフレームパ
イプ8が連結され、このメインフレームパイプ8の後端
部は、左右のシートピラーチューブ9を介してダウンチ
ューブ4.4の後端部に連なっている。
び気化器7の上方を前後方向に延びるメインフレームパ
イプ8が連結され、このメインフレームパイプ8の後端
部は、左右のシートピラーチューブ9を介してダウンチ
ューブ4.4の後端部に連なっている。
なお、ダウンチューブ4,4の上部とメインフレームパ
イプ8の後端部との間には、補強パイプ10が架設され
ている。
イプ8の後端部との間には、補強パイプ10が架設され
ている。
また、メインフレームパイプ8上には燃料タンク11が
配置されている。この燃料タンク11の下面には、メイ
ンフレームパイプ8を始めとして、補強パイプ10およ
びダウンチューブ4,4の上端部が入り込む逃げ凹部1
2が前後方向に沿って形成されており、この逃げ凹部1
2は気化器7の上方にまで達している。
配置されている。この燃料タンク11の下面には、メイ
ンフレームパイプ8を始めとして、補強パイプ10およ
びダウンチューブ4,4の上端部が入り込む逃げ凹部1
2が前後方向に沿って形成されており、この逃げ凹部1
2は気化器7の上方にまで達している。
ところで、上記ラジエタ6の上端縁部は、フロントフォ
ーク1Gとの干渉を避けて、ダウンチューブ4.4のヘ
ッドバイブ2に連なる上端部よりも下方にずれて位置さ
れており、このため、これらダウンチューブ4,4とラ
ジエタ6の上端縁部との間には、第2図に示すように、
前方から見て略三角形状の隙間13が形成され、この隙
間13は丁度逃げ凹部12の前端部に対向している。そ
して、この隙間13を形成するダウンチューブ4,4の
外周面には、後方の逃げ凹部12側から柔軟なゴム製の
遮風板14が重ね合わされており、この遮風板14は隙
間13を塞いでいる。また、この遮風板14の両側部1
4aは、第3図に示すように燃料タンク11をメインフ
レームパイプ8上に被せた際に、その逃げ凹部12の前
端両側面12aとダウンチューブ4.4との間で挾み込
まれており、このことにより、遮風板14がダウンチュ
ーブ4.4に対し固定されている。
ーク1Gとの干渉を避けて、ダウンチューブ4.4のヘ
ッドバイブ2に連なる上端部よりも下方にずれて位置さ
れており、このため、これらダウンチューブ4,4とラ
ジエタ6の上端縁部との間には、第2図に示すように、
前方から見て略三角形状の隙間13が形成され、この隙
間13は丁度逃げ凹部12の前端部に対向している。そ
して、この隙間13を形成するダウンチューブ4,4の
外周面には、後方の逃げ凹部12側から柔軟なゴム製の
遮風板14が重ね合わされており、この遮風板14は隙
間13を塞いでいる。また、この遮風板14の両側部1
4aは、第3図に示すように燃料タンク11をメインフ
レームパイプ8上に被せた際に、その逃げ凹部12の前
端両側面12aとダウンチューブ4.4との間で挾み込
まれており、このことにより、遮風板14がダウンチュ
ーブ4.4に対し固定されている。
−6=
なお、上記隙間13の内側にはワイヤーハーネス15が
挿通されるが、このワイヤーハーネス15は遮風板14
の一部を弾性的に変形させることにより、隙間13を貫
通している。
挿通されるが、このワイヤーハーネス15は遮風板14
の一部を弾性的に変形させることにより、隙間13を貫
通している。
このような構成によれば、逃げ凹部12の前端にに連な
る隙間13を遮風板14によって塞いだので、上記隙間
13に流れ込む走行風や雨水等を逃げ凹部12の前端で
遮ることができ、走行風が気化器7側に流れるのを極力
少なく抑えることができる。したがって、気化器7の冷
え過ぎや、これに伴う冷寒時の凍結を未然に防止できる
。
る隙間13を遮風板14によって塞いだので、上記隙間
13に流れ込む走行風や雨水等を逃げ凹部12の前端で
遮ることができ、走行風が気化器7側に流れるのを極力
少なく抑えることができる。したがって、気化器7の冷
え過ぎや、これに伴う冷寒時の凍結を未然に防止できる
。
また、遮風板14はダウンチューブ4.4と燃料タンク
11の逃げ凹部12の前部両側面12aとの間で挟持固
定されるので、格別な取付は手段を要しないとともに、
フレーム1側の構造変更も一切不要であり、汎用性に富
むのは勿論、安価に提供できる。
11の逃げ凹部12の前部両側面12aとの間で挟持固
定されるので、格別な取付は手段を要しないとともに、
フレーム1側の構造変更も一切不要であり、汎用性に富
むのは勿論、安価に提供できる。
また、遮風板14によって燃料タンク11の前端部がダ
ウンチューブ4,4に対し弾性的に支持されるので、燃
料タンク11の防振効果が向上する利点もある。
ウンチューブ4,4に対し弾性的に支持されるので、燃
料タンク11の防振効果が向上する利点もある。
なお、本発明に係る車両は自動二輪車に限らず、例えば
後輪が二輪の自動三輪車であっても同様に実施可能であ
る。
後輪が二輪の自動三輪車であっても同様に実施可能であ
る。
以上詳述した本発明によれば、気化器の冷え過ぎやこれ
に伴う冷寒時での凍結を防止することができる。しかも
、遮風板を取付けるための格別な手段や車体側の構造変
更は一切不要であるから、安価に提供できるとともに、
この遺風板によって燃料タンクの防振効果も向上する利
点がある。
に伴う冷寒時での凍結を防止することができる。しかも
、遮風板を取付けるための格別な手段や車体側の構造変
更は一切不要であるから、安価に提供できるとともに、
この遺風板によって燃料タンクの防振効果も向上する利
点がある。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は遮風板の取付
は部分を一部断面して示す側面図、第2図は第1図中■
線方向から見た矢視図、第3図は第1図中■−■線に沿
う断面図、第4図は自動二輪車の一部断面した側面図で
ある。 2・・・ステアリングヘッドパイプ、3・・・水冷エン
ジン、4・・・ダウンチューブ、6・・・ラジエタ、7
・・・気化器、8・・・フレームパイプ(メインフレー
ムパイプ)、11・・・燃料タンク、12・・・逃げ凹
部、13・・・隙間、14・・・遮風板。
は部分を一部断面して示す側面図、第2図は第1図中■
線方向から見た矢視図、第3図は第1図中■−■線に沿
う断面図、第4図は自動二輪車の一部断面した側面図で
ある。 2・・・ステアリングヘッドパイプ、3・・・水冷エン
ジン、4・・・ダウンチューブ、6・・・ラジエタ、7
・・・気化器、8・・・フレームパイプ(メインフレー
ムパイプ)、11・・・燃料タンク、12・・・逃げ凹
部、13・・・隙間、14・・・遮風板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 水冷エンジンを抱え込む左右一対のダウンチューブの上
端部を、上方のステアリングヘッドパイプに連結し、こ
のダウンチューブにエンジンの前面に位置してラジエタ
を設置するとともに、このエンジンの後方に気化器を配
置し、かつ、上記ステアリングヘッドパイプからエンジ
ンおよび気化器の上方を通つて後方に延びるフレームパ
イプ上に燃料タンクを配置し、この燃料タンクの下面に
、上記フレームパイプおよびダウンチューブの上端部が
挿通する逃げ凹部を形成した自動二輪車等の車両におい
て、 上記ダウンチューブの上端部間に、これらダウンチュー
ブとラジエタの上端縁部との間に形成された隙間を塞ぐ
ゴム製の遮風板を重ね合わせ、この遮風板の両側部をダ
ウンチューブと燃料タンクの逃げ凹部の両側部との間で
挾み込んで固定したことを特徴とする自動二輪車等の車
両における気化器の凍結防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61000809A JPH075107B2 (ja) | 1986-01-08 | 1986-01-08 | 自動二輪車等の車両における気化器の凍結防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61000809A JPH075107B2 (ja) | 1986-01-08 | 1986-01-08 | 自動二輪車等の車両における気化器の凍結防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62160973A true JPS62160973A (ja) | 1987-07-16 |
JPH075107B2 JPH075107B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=11484009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61000809A Expired - Fee Related JPH075107B2 (ja) | 1986-01-08 | 1986-01-08 | 自動二輪車等の車両における気化器の凍結防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075107B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03102391U (ja) * | 1990-02-08 | 1991-10-24 |
-
1986
- 1986-01-08 JP JP61000809A patent/JPH075107B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03102391U (ja) * | 1990-02-08 | 1991-10-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH075107B2 (ja) | 1995-01-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |