JPS62158638A - 成形容器 - Google Patents

成形容器

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JPS62158638A
JPS62158638A JP60295581A JP29558185A JPS62158638A JP S62158638 A JPS62158638 A JP S62158638A JP 60295581 A JP60295581 A JP 60295581A JP 29558185 A JP29558185 A JP 29558185A JP S62158638 A JPS62158638 A JP S62158638A
Authority
JP
Japan
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thickness
aluminum foil
laminated
film
molded container
Prior art date
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Pending
Application number
JP60295581A
Other languages
English (en)
Inventor
進 高田
山元 勇
蓮沼 博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Altemira Co Ltd
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS62158638A publication Critical patent/JPS62158638A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、食品、医薬品等の包装用に用いられる薄肉
成形容器、特にアルミニウム箔を中間層としてその両面
に樹脂層が形成された積層材をもって成形されるガスバ
リヤ性のレトルト食品等包装用の成形容器に関する。
従来の技術と問題点 従来、この種の成形容器として、実公昭60−2858
2号公報に示されるように、中間層とする厚さ50〜1
00μのアルミニウム箔の外面側に、厚さ9〜30μの
熱可塑性樹脂フィルムを、そして同内面側に厚さ50〜
100μの熱融着可能な熱可塑性樹脂フィルムをラミネ
ートした積層材をもって容器本体を冷間成形したものが
知られている。この容器は、内面側の樹脂層として、前
記厚さのポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、
ポリエステルエーテル樹脂等が用いられるが、積層材自
体がリジット性に乏しく、成形容器とした場合において
変形を生じ易いという難点があった。
また、一方特開昭60−161142号公報によれば、
中間層とするアルミニウム箔の内面側に150〜500
μの無延伸ポリプロピレンフィルムを、同外面側に厚さ
5〜50μの延伸ポリプロピレンフィルムまたは無延伸
ナイロンフィルムを貼合一体化した成形容器用積層材が
提案されている。ところがこの場合、容器に所要の剛性
を付与するためには内面側の無延伸ポリプロピレンフィ
ルムに厚さ200μ以上のものを用いることが必要とな
るのに対し、これが200μ以上では成形前に100〜
120℃に予熱する必要を生じ、成形操作が厄介である
また、外面側に延伸ポリプロピレンを用いるときは、延
伸方向とその交叉方向の強度バランスか劣り、成形性に
対して好ましくない。またナイロンフィルムを用いると
きは、吸湿性が大きく、かつ熱収縮率も高いため、レト
ルト処理性に劣るというような問題点があった。
この発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑み、張
り出し成形性に優れていること、リジット性に優れてい
ること、薄くて安価に提供しうろこと、の諸要請に満足
を与える積層材製成形容器を提供することを目的とする
問題点を解決する為の手段 この発明は、アルミニウム箔からなる芯材ないしは中間
層の両面に樹脂フィルム層を積層形成した積層材からな
る成形容器において、特に上記アルミニウム箔の組成と
、そしてその内面側にラミネートされる内面側樹脂層の
種類と組成に改善を加えたものである。
即ち、この発明に係る成形容器は、中間層のアルミニウ
ム箔として、Feを0.5〜1.5%含有し、残部が実
質的にアルミニウムからなる厚さ20〜60μのものを
用いること、その外面側に厚さ10〜40μの熱可塑性
樹脂をラミネートすること、そして更に同内面側にラミ
ネートする熱融着可能な熱可塑性樹脂フィルムとして、
特にフィラーとしての無機化合物を20〜70%含む厚
さ200〜400μのものを用いることを特徴とし、こ
れらの積層材をもって成形されてなる成形容器を要旨と
するものである。
この発明の構成を示す添附図において、(1)は中間の
アルミニウム箔、(2)はその外面側に接着剤゛(4)
を介して貼合された熱可塑性樹脂フィルム、(3)は同
アルミニウム箔の内面側に接着剤(5)を介して貼合さ
れた無機化合物充填材配合のポリプロピレン樹脂フィル
ムである。
以下に、この発明の構成の限定理由について説明する。
中間層のアルミニウム箔(1)は、成形性の面からFe
を0. 5〜1.5%の範囲で含有するものであること
を要する。Fc含有量が上記範囲を逸脱するときは、多
くても少なくても成形性に満足が得られない。なお、F
eのほかに、Si s Cu、 Mn、 Mg、 Ti
 、 ZnSZr等の各種成分を通常の展伸材アルミニ
ウム合金地金に不純物として含まれる範囲で含有するこ
とは勿論許容される。
アルミニウム箔(1)の厚さは、これか20μ未満では
成形性が悪く、成形時に破断や割れが起り易い。しかし
60μを越える厚いものとすることは経済性の面で不利
であり、かつ軽量薄肉化の目的にも沿ぐわないものとな
る。
外面側の熱可塑性樹脂フィルム(2)は、積層材に冷間
成形性を付与し、かつ表面保護の役目を果すものであり
、従来品と同じく例えばポリプロピレン、ポリエステル
、ナイロン等の各種熱可塑性樹脂フィルムを適宜選択使
用しうる。
その厚さは、製造される容器の形状とか大きさ等により
適宜に決定されるが、10μ未満では成形効果に充分で
なく、40μをこえるときは経済性に乏しいものとなる
内面側の樹脂層として、この発明に於ては特にフィラー
として無機化合物を20〜70%の範囲で含むポリプロ
ピレンフィルム(3)か用いられる。そして、これによ
って、コストを増大することなく、好適なリジット性を
付与しつつ、張出し成形性も良好に保ちうる効果の実現
を可能とする。ここに、フィラーとして用いられる無機
化合物としては、例えばMg、Ca。
AΩ、Ti 、Si等の酸化物、水酸化物、炭酸塩等の
ほか、タルク、クレー、マイカ、長石粉、パーライト等
の無機微粉末を適宜に選択使用しうる。その添加量は、
20%未満でも、70%を超えても、いずれの場合も積
層体の成形性が悪いものとなり、この発明の目的からは
ずれる。
無機化合物の粒度は、平均粒径が0. 5〜30μのも
のを用いるのが好適であり、0.5μ未満では分散性が
悪くなり、30μをこえる粗いものでは成形性に悪影響
を及ぼす。
なお、中間のアルミニウム箔(1)と、その外面側の熱
可塑性樹脂フィルム(2)及び内面側のポリプロピレン
フィルム(3)の貼合用の接着剤(4)(5)には、限
定されるものではないがドライラミネート用のウレタン
系接着剤を好適に用いることができる。
発明の効果 この発明に係る成形容器は、前述のようにFe:0.5
〜1,5%を含有し、残部が実質的にアルミニウムから
なる厚さ20〜60μのアルミニウム箔の外面側に、厚
さ10〜40μの熱可塑性樹脂フィルムがラミネートさ
れ、同アルミニウム箔の内面側に、フィラーとして無機
化合物20〜70%を含む厚さ200〜400μのポリ
プロピレンフィルムがラミネートされた積層材をもって
成形されてなるものであることに基づき、後掲の実施例
にも示されるとおり、薄肉軽量でありながら適度なリジ
ット性を有し、保形性の優れたものとなしうる。しかも
張出し成形性が極めて優れている上に、コストも安く、
またレトルト殺菌処理性、ガスバリヤ性等にも充分な性
能を保有するものとなしうる。
実施例 (実施例) Fe:1.1%を含有する厚さ40μのアルミニウム合
金箔の片面に、厚さ16μのポリエステルフィルムを、
また同他面にフィラーとしてタルクを50%添加した厚
さ300μのポリプロピレンフィルムを、それぞれウレ
タン系接着剤を介して積層一体化した。そしてこの積層
材をもってタテ80In11×ヨコ80IIII11×
深さ15麿の容器に冷間成形を行った。
この成形操作は、何ら支障なく行い得た。また成形後の
容器は、リジット性に非常に優れており、変形しにくい
ものであることを認め得た。
そこでこの容器に液状食品を充填後、その開口面を、内
面にポリプロピレンに接着可能な熱可塑性樹脂を有する
蓋材で密封し、120℃×30分間の熱水式レトルト殺
菌処理を行った。この処理後においても容器は全く変化
なく、何らの異常も認められなかった。
(比較例) アルミニウム箔の内面側の樹脂フィルムに、タルクを含
まないポリプロピレンフィルム(厚さ250μ)を用い
たことのほかは、前記実施例と同様の素材で積層材をつ
くり、この積層材を用いて前記実施例と同様の成形操作
を試みたが、80mm×80mmの大きさでは、深さ1
ommの成形段階で既に割れが発生し、所要の容器に成
形することができなかった。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の構成を示す成形容器の一部断面図であ
る。 (1)・・・アルミニウム箔、(2)・・・外面側の熱
可塑性樹脂フィルム、(3)・・・外面側の無機化合物
含有ポリプロピレンフィルム。 以上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Fe:0.5〜1.5%を含有し、残部が実質的
    にアルミニウムからなる厚さ20〜60μのアルミニウ
    ム箔の外面側に、厚さ10〜40μの熱可塑性樹脂フィ
    ルムがラミネートされ、同アルミニウム箔の内面側に、
    フィラーとして無機化合物20〜70%を含む厚さ20
    0〜400μのポリプロピレンフィルムがラミネートさ
    れた積層材をもって成形されてなる成形容器。
  2. (2)内面側のポリプロピレンフィルムに含有する無機
    化合物は、平均粒径0.5〜30μである特許請求の範
    囲第1項記載の成形容器。
JP60295581A 1985-12-24 1985-12-24 成形容器 Pending JPS62158638A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6032024B2 (ja) * 1981-04-09 1985-07-25 マツダ株式会社 燃料噴射ポンプの始動進角操作装置
JPS60161142A (ja) * 1984-02-01 1985-08-22 三菱アルミニウム株式会社 容器成形用積層体
JPS6038269B2 (ja) * 1981-09-29 1985-08-30 清澄 高安 軽量クラツド材

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS6038269B2 (ja) * 1981-09-29 1985-08-30 清澄 高安 軽量クラツド材
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