JPS6215257A - ポリエステル樹脂組成物 - Google Patents
ポリエステル樹脂組成物Info
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- JPS6215257A JPS6215257A JP60155815A JP15581585A JPS6215257A JP S6215257 A JPS6215257 A JP S6215257A JP 60155815 A JP60155815 A JP 60155815A JP 15581585 A JP15581585 A JP 15581585A JP S6215257 A JPS6215257 A JP S6215257A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はポリエステル樹脂組成物に関し、更に詳しくは
、優れた摺動性及び含浸印刷特性を有するポリエステル
樹脂組成物に関する。
、優れた摺動性及び含浸印刷特性を有するポリエステル
樹脂組成物に関する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕従来、
プラスチックの印刷方法としては2色成形法が主流であ
ったが、最近複雑な文字、形状であっても樹脂に直接表
示することができる含浸印刷法が夾用化されるようにな
った。しかしながら、この含浸印刷法は、印刷時に15
0〜160℃温度雰囲気下で染料を樹脂に昇華転写する
ため、耐熱性の低い、ABSやポリアセタール樹脂の印
刷にこの方法を用いると樹脂に加熱変形が生じることが
ある。
プラスチックの印刷方法としては2色成形法が主流であ
ったが、最近複雑な文字、形状であっても樹脂に直接表
示することができる含浸印刷法が夾用化されるようにな
った。しかしながら、この含浸印刷法は、印刷時に15
0〜160℃温度雰囲気下で染料を樹脂に昇華転写する
ため、耐熱性の低い、ABSやポリアセタール樹脂の印
刷にこの方法を用いると樹脂に加熱変形が生じることが
ある。
このため、優れた耐熱性、即ち優れ九含浸印刷特性を有
するポリブチレンテレフタV−)樹脂やポリエチレンテ
レフタV−)樹脂等のポリエステル樹脂が注目されるよ
うになった。
するポリブチレンテレフタV−)樹脂やポリエチレンテ
レフタV−)樹脂等のポリエステル樹脂が注目されるよ
うになった。
また、ポリエステル樹脂は耐熱性以外にも機械的性質、
電気的性質及び耐薬品性等の諸特性が優れているため、
電気及び電子分野において広い用途を有している。
電気的性質及び耐薬品性等の諸特性が優れているため、
電気及び電子分野において広い用途を有している。
特にキートップ部品の分野では、諸特性の優れたポリエ
ステル樹脂が注目されている。しかしポリエステル樹脂
をキートップ材料に用いた場合、ポリエステル樹脂製キ
ートップと軸受けとの2000万回の打鍵テスでは、ポ
リエステル樹脂製キートップと軸受けの双方が摩耗する
ため、その摩耗の屑により打鍵の感触が悪くなるという
問題があった。そこで、回転部品等の摺動部には摺動特
性が若干力るポリエステル樹脂に代えてポリアセタール
樹脂が多く使用されている。ところが、この樹脂には前
述したように耐熱性が劣るという欠点があるため、含浸
印刷したキートップ部品を製造することができなかった
。
ステル樹脂が注目されている。しかしポリエステル樹脂
をキートップ材料に用いた場合、ポリエステル樹脂製キ
ートップと軸受けとの2000万回の打鍵テスでは、ポ
リエステル樹脂製キートップと軸受けの双方が摩耗する
ため、その摩耗の屑により打鍵の感触が悪くなるという
問題があった。そこで、回転部品等の摺動部には摺動特
性が若干力るポリエステル樹脂に代えてポリアセタール
樹脂が多く使用されている。ところが、この樹脂には前
述したように耐熱性が劣るという欠点があるため、含浸
印刷したキートップ部品を製造することができなかった
。
このため優れた含浸印刷性及び摺動特性が共に優れた樹
脂材料の開発が現在強く望まれている。
脂材料の開発が現在強く望まれている。
本発明者等は、前記した問題点を解決するために鋭意研
究の結果、摺動特性及び含浸印刷特性に優れたポリエス
テル樹脂組成物を見い出し、本発明を完成するに至った
。
究の結果、摺動特性及び含浸印刷特性に優れたポリエス
テル樹脂組成物を見い出し、本発明を完成するに至った
。
すなわち本発明は、ポリエステμ樹脂、囚100重量部
に対して、結晶化促進剤03) 0〜9.1重量部、フ
ッ素樹脂粉末(C)1〜564重量部、及びオレフィン
とアクリル酸あるいはメタクリル酸との共重合体のナト
リウム塩あるいはカリウム塩(D) 1〜36.4重量
部を含むことを特徴とするポリエステル樹脂組成物にあ
る。
に対して、結晶化促進剤03) 0〜9.1重量部、フ
ッ素樹脂粉末(C)1〜564重量部、及びオレフィン
とアクリル酸あるいはメタクリル酸との共重合体のナト
リウム塩あるいはカリウム塩(D) 1〜36.4重量
部を含むことを特徴とするポリエステル樹脂組成物にあ
る。
本発明で用いるポリエステル樹脂(ト)とは、テレフタ
ル酸もしくはそのエステμ形成性誘導体(酸成分)とジ
オール類もしくはそのエステル形成性誘導体(ジオール
成分)とを主反応成分とする縮合反応により得られた重
合体又は共重合体等である。
ル酸もしくはそのエステμ形成性誘導体(酸成分)とジ
オール類もしくはそのエステル形成性誘導体(ジオール
成分)とを主反応成分とする縮合反応により得られた重
合体又は共重合体等である。
共重合体としては、通常、その酸成分の30−以下を他
の共重合成分、例えばイソフタμ酸あるいはシクロヘキ
サンジカルボン酸等で置換したものを使用することがで
きる。
の共重合成分、例えばイソフタμ酸あるいはシクロヘキ
サンジカルボン酸等で置換したものを使用することがで
きる。
酸成分としてはフタル酸、イソフタル酸、アジピン酸、
セパシン酸、ナフタレンジカルボン酸、アントラセンジ
カルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸等及びこれら
の混合物を挙げることができる。ジオール成分としては
、エチレングリコール、トリメチレングリコ−!、テト
ラメチレングリコール1ヘキサメチレングリコール、デ
カメチレングリコール、ネオペンチルグリコール、ハイ
ドロキノン、レゾ/L/Vン、λ2−ビス(4−ヒドロ
キシフエニiv)フロパン、ビヌ(4−ヒドロキシフエ
ニ/l/)スルホン等及びこれらの混合物を挙げること
ができる。
セパシン酸、ナフタレンジカルボン酸、アントラセンジ
カルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸等及びこれら
の混合物を挙げることができる。ジオール成分としては
、エチレングリコール、トリメチレングリコ−!、テト
ラメチレングリコール1ヘキサメチレングリコール、デ
カメチレングリコール、ネオペンチルグリコール、ハイ
ドロキノン、レゾ/L/Vン、λ2−ビス(4−ヒドロ
キシフエニiv)フロパン、ビヌ(4−ヒドロキシフエ
ニ/l/)スルホン等及びこれらの混合物を挙げること
ができる。
共重合体として、特に好ましくは、エチレンテレフタレ
ート単位又はブチレンテレフタレート単位を80重量%
以上含むポリエステル樹脂である。
ート単位又はブチレンテレフタレート単位を80重量%
以上含むポリエステル樹脂である。
ポリエステル樹脂の固有粘度〔η〕は通常α4以上、好
ましくはCL5〜1.6とする。〔η〕がl]、4より
低いと十分な強度が得られず、破損しやすくなるため好
ましくない。一方、〔η〕が高すぎると射出成形時のス
クリュー回転トルクが高くなシ、ヌクリューが停止した
シ、喰い込み不良を起し易く、又、得られた成形品表面
の外観が悪くなることがある。従って、実用上、固有粘
度の上限は1.6である。
ましくはCL5〜1.6とする。〔η〕がl]、4より
低いと十分な強度が得られず、破損しやすくなるため好
ましくない。一方、〔η〕が高すぎると射出成形時のス
クリュー回転トルクが高くなシ、ヌクリューが停止した
シ、喰い込み不良を起し易く、又、得られた成形品表面
の外観が悪くなることがある。従って、実用上、固有粘
度の上限は1.6である。
ここで固有粘度〔η〕とはフェノ−A//テトラクロロ
エタン−50750(重量比)溶媒中25℃で測定した
溶液粘度よシ求めた値を言う。
エタン−50750(重量比)溶媒中25℃で測定した
溶液粘度よシ求めた値を言う。
結晶化促進剤CB)としては格別限定されないが、例え
ば、ポリエステル系樹脂の結晶核剤として効果を有する
有機カルボン酸の周期律表Ia族又は第1Ia族の金属
塩、安息香酸エステル又は安息香酸誘導体のエステル、
脂肪酸エステル1イオン性共重合体の金属塩、結晶化促
進剤として効果のある無機粉体が挙げられる。具体的に
は、ラウリン酸ナトリウム、ラウリン酸カリウム、ミリ
スチン酸ナトリウム、ミリスチン酸カリウム、ミリスチ
ン酸カルシウム、ステアリン蕾ナトリウム、ステアリン
酸カリウム、ステアリン酸カルシウム、オクタコサン酸
ナトリウム、オクタコサン酸カルシウム、安息香酸ナト
リウム、安息香酸カリウム、安息香酸力カリウム、テレ
フタル酸リチウム、テレフタル酸ナトリウム、テレフタ
ル酸カリウム、エチレングリコールモノベンゾエート、
エチレングリコールジベンゾエート、プロピレングリコ
−pモノベンゾエート、プロピレングリコ−〜ジベンゾ
エート、ネオペンチルグリコ−μモノベンゾエート、ジ
エチレングリコールジベンゾエート、トリエチレングリ
コ−μジペンゾエート、エチレングリコールプロピレン
グリコールジベンゾエート、メルク、酸化チタン、酸化
亜鉛等及びこれらの組合せを用いることができる。
ば、ポリエステル系樹脂の結晶核剤として効果を有する
有機カルボン酸の周期律表Ia族又は第1Ia族の金属
塩、安息香酸エステル又は安息香酸誘導体のエステル、
脂肪酸エステル1イオン性共重合体の金属塩、結晶化促
進剤として効果のある無機粉体が挙げられる。具体的に
は、ラウリン酸ナトリウム、ラウリン酸カリウム、ミリ
スチン酸ナトリウム、ミリスチン酸カリウム、ミリスチ
ン酸カルシウム、ステアリン蕾ナトリウム、ステアリン
酸カリウム、ステアリン酸カルシウム、オクタコサン酸
ナトリウム、オクタコサン酸カルシウム、安息香酸ナト
リウム、安息香酸カリウム、安息香酸力カリウム、テレ
フタル酸リチウム、テレフタル酸ナトリウム、テレフタ
ル酸カリウム、エチレングリコールモノベンゾエート、
エチレングリコールジベンゾエート、プロピレングリコ
−pモノベンゾエート、プロピレングリコ−〜ジベンゾ
エート、ネオペンチルグリコ−μモノベンゾエート、ジ
エチレングリコールジベンゾエート、トリエチレングリ
コ−μジペンゾエート、エチレングリコールプロピレン
グリコールジベンゾエート、メルク、酸化チタン、酸化
亜鉛等及びこれらの組合せを用いることができる。
これら結晶化促進剤には、更に、これらと併用させると
結晶化速度を向上せしめることが可能な化合物、例えば
ポリオキシエチレン誘導体、エポキシ化合物、ソルビタ
ン誘導体等を加えることもできる。結晶化促進剤の配合
量は、ポリエステル樹脂囚100重量部に対して0〜9
.1重量部の範囲である。この場合、配合量が9.1重
量部を超えるとポリエステル樹脂が劣化し、成形が困難
となシ易いため好ましくない。
結晶化速度を向上せしめることが可能な化合物、例えば
ポリオキシエチレン誘導体、エポキシ化合物、ソルビタ
ン誘導体等を加えることもできる。結晶化促進剤の配合
量は、ポリエステル樹脂囚100重量部に対して0〜9
.1重量部の範囲である。この場合、配合量が9.1重
量部を超えるとポリエステル樹脂が劣化し、成形が困難
となシ易いため好ましくない。
フッ素樹脂粉末(C)としては、例えば、ポリテトラフ
ルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、テ
トラフμオロエチレンーヘキサフμオロプロピレン共重
合体、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、クロ
ロトリフルオロエチレン−フッ化ビニリデン共重合体が
挙げられ、格別限定されないが、特に好ましくはポリテ
トラフルオロエチレンが用いラレル。
ルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、テ
トラフμオロエチレンーヘキサフμオロプロピレン共重
合体、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、クロ
ロトリフルオロエチレン−フッ化ビニリデン共重合体が
挙げられ、格別限定されないが、特に好ましくはポリテ
トラフルオロエチレンが用いラレル。
フッ素樹脂粉末はいかなる粒径のものでもよいが、特に
平均粒径が50μm以下のものが好ましい。平均粒径が
50μmを超えると成形品の外観及び目的とする特性が
不均一になるおそれがある。
平均粒径が50μm以下のものが好ましい。平均粒径が
50μmを超えると成形品の外観及び目的とする特性が
不均一になるおそれがある。
フッ素樹脂粉末の配合量は通常、ポリエステル樹脂(A
)100重量部に対して、1〜3〜4重量部の範囲であ
る。配合量が364重量部を超えると強度と含浸印刷性
がやや悪くなるとともに微妙な成形精度が要求される精
密部品等の賦形性や射出成形性が悪化するだめ好ましく
ない。
)100重量部に対して、1〜3〜4重量部の範囲であ
る。配合量が364重量部を超えると強度と含浸印刷性
がやや悪くなるとともに微妙な成形精度が要求される精
密部品等の賦形性や射出成形性が悪化するだめ好ましく
ない。
他方、配合量が1重量部未満では、摺動特性の改良効果
が顕著に現われ難くなる。
が顕著に現われ難くなる。
さらに本発明における成分の)は、オレフィン及びアク
リル酸又はメタクリμ酸の共重合体のナトリウム又はカ
リウム塩であシ、該オレフィンは通常共重合体の50〜
98M量チ、好ましくは80〜98重量%を占め、全カ
ルボン酸残基の30%以上がナトリウム又はカリウムで
中和されたものであり、とくに好ましい物質はエチレン
/メタクリル酸共重合体のナトリウム塩である。そのブ
レンド量はポリエステル樹脂囚100重量部に対して1
〜5〜4重量部、好ましくは3〜27.5重量部の範囲
で配合される。
リル酸又はメタクリμ酸の共重合体のナトリウム又はカ
リウム塩であシ、該オレフィンは通常共重合体の50〜
98M量チ、好ましくは80〜98重量%を占め、全カ
ルボン酸残基の30%以上がナトリウム又はカリウムで
中和されたものであり、とくに好ましい物質はエチレン
/メタクリル酸共重合体のナトリウム塩である。そのブ
レンド量はポリエステル樹脂囚100重量部に対して1
〜5〜4重量部、好ましくは3〜27.5重量部の範囲
で配合される。
配合量が3〜4重量部を超えると、熱変形温度が大巾に
低下するとともに、ポリエステル樹脂との相溶性が低下
し、強度が低下する。また4重量部未満では摺動特性の
改良効果が顕著に現われない。
低下するとともに、ポリエステル樹脂との相溶性が低下
し、強度が低下する。また4重量部未満では摺動特性の
改良効果が顕著に現われない。
なお、本発明のポリエステル樹脂組成物には本発明の目
的を逸脱しない範囲で紫外線吸収剤、酸化防止剤、熱劣
化防止剤等の各種安定剤、染顔料、艶消剤等の各種添加
物を配合することができる。
的を逸脱しない範囲で紫外線吸収剤、酸化防止剤、熱劣
化防止剤等の各種安定剤、染顔料、艶消剤等の各種添加
物を配合することができる。
本発明のポリエステル樹脂組成物は例えばポリエステル
樹脂囚、結晶化促進剤の)、フッ素樹脂粉末(C)、オ
レフィンとアクリル酸又はメタクリμ酸との共重合体の
ナトリウム塩又はカリウム塩の)を添加し、タンブラ−
等の適当な混合器で混合した後、押出機等に供給して溶
融混練押出しをしてペレット化することによって得るこ
とができる。
樹脂囚、結晶化促進剤の)、フッ素樹脂粉末(C)、オ
レフィンとアクリル酸又はメタクリμ酸との共重合体の
ナトリウム塩又はカリウム塩の)を添加し、タンブラ−
等の適当な混合器で混合した後、押出機等に供給して溶
融混練押出しをしてペレット化することによって得るこ
とができる。
本発明のポリエステル樹脂組成物の用途としては特に限
定されないが、具体例としてはOA機器等のキートップ
部品、VTRのフライホイール、インピーダンヌローラ
ー、カセットテープのギア、ビデオテープのギア、ベア
リングリテイナー、軸受等の種々の用途が考えられる。
定されないが、具体例としてはOA機器等のキートップ
部品、VTRのフライホイール、インピーダンヌローラ
ー、カセットテープのギア、ビデオテープのギア、ベア
リングリテイナー、軸受等の種々の用途が考えられる。
これらの各種用途の中でも本発明のポリエステル樹脂組
成物は、特にキートップ部品の成形用として有用である
。ここで言うキートップ部品とは、各種オフィスオート
メーション機器、パーソナルコンピューター、ブツシュ
ホン、コンピューターの端末機または卓上電機計算機等
の鍵盤及びその軸受けを含む部品あるいは各種機器のボ
タン類等である。
成物は、特にキートップ部品の成形用として有用である
。ここで言うキートップ部品とは、各種オフィスオート
メーション機器、パーソナルコンピューター、ブツシュ
ホン、コンピューターの端末機または卓上電機計算機等
の鍵盤及びその軸受けを含む部品あるいは各種機器のボ
タン類等である。
以下、実施例及び比較例を掲げ、本発明を更に詳しく説
明する。
明する。
実施例1〜10
囚ポリエステ/L/樹脂、の)結晶化促進剤、(C)フ
ッ素樹脂粉末及び(D)オレフィンとアクリル酸または
メタクリμ酸との共重合体のナトリウム塩またはカリウ
ム塩の各成分として表1に示すものを使用し、これらを
表1に示す配合比で配合した。次いでこれをV型ブレン
ダー中で5分間混合し、本発明のポリエステル樹脂組成
物を得た。
ッ素樹脂粉末及び(D)オレフィンとアクリル酸または
メタクリμ酸との共重合体のナトリウム塩またはカリウ
ム塩の各成分として表1に示すものを使用し、これらを
表1に示す配合比で配合した。次いでこれをV型ブレン
ダー中で5分間混合し、本発明のポリエステル樹脂組成
物を得た。
この組成物を使用し、下記の方法で試験片を成形し、後
述する試験方法及び条件で評価試験を行なった。結果を
表1に示す。
述する試験方法及び条件で評価試験を行なった。結果を
表1に示す。
(1)ベレットの製造
組成物を65園φベント式溶融押出機(いすず化工機(
株))を用い、シリンダ一温度250〜260℃で押出
してベレットを賦形した。
株))を用い、シリンダ一温度250〜260℃で押出
してベレットを賦形した。
(2)評価試験片の成形
1)(1)で製造したベレットを射出成形機(住友重機
製、商品名 ネオマツ) N150/75)を用いて
、シリンダ一温度260℃ 〜270℃、金型温度80
℃〜100℃でASTM D−790の曲げ強度の試
片(12,7X127XA2 t )及びASTMD−
256のアイゾツト衝撃強度(ノツチ付)の試験片(6
3X12.7X五2t)を成形した。
製、商品名 ネオマツ) N150/75)を用いて
、シリンダ一温度260℃ 〜270℃、金型温度80
℃〜100℃でASTM D−790の曲げ強度の試
片(12,7X127XA2 t )及びASTMD−
256のアイゾツト衝撃強度(ノツチ付)の試験片(6
3X12.7X五2t)を成形した。
11)別の金型を用いたこと以外は上記1)と同一の射
出条件で、(1)で製造したベレットから重量五6gの
スラスト摩耗テスト用リング(内径19■、外径25■
、高さ15 wm )を成形した。
出条件で、(1)で製造したベレットから重量五6gの
スラスト摩耗テスト用リング(内径19■、外径25■
、高さ15 wm )を成形した。
+1+) (1)で製造したベレットを用いて含浸印刷
後の環境試験を行なうため100X100X3tの平板
を成形した。
後の環境試験を行なうため100X100X3tの平板
を成形した。
(3)評価試験
曲げ強度試験:評価試験片を使用し、テンシロン5t
UTM−115000(東洋ボールド94フ社製)に
より、クロスヘッドスピード1.5■/minで試験し
た。
UTM−115000(東洋ボールド94フ社製)に
より、クロスヘッドスピード1.5■/minで試験し
た。
アイゾツト衝撃強度試験:評価試験片を使用し、U −
F IMPACT TESTER(ニー・エフインパ
クトテスター、上品製作所製)によシ試験した。
F IMPACT TESTER(ニー・エフインパ
クトテスター、上品製作所製)によシ試験した。
ヌラスト摩耗試験:評価試験片を使用し、東洋ボールド
ウィンEFM−I[[−g型)により、下記の条件で、
その摺動特性を評価した。
ウィンEFM−I[[−g型)により、下記の条件で、
その摺動特性を評価した。
(試験条件)
荷 重 t 4 kgすべり速度
80鱈/sec 走行用4 70007FL 相 手 剤 変性ppo樹脂() リル90J
)なお、摩耗係数及び比摩耗量は次の式に従って算出し
た。
80鱈/sec 走行用4 70007FL 相 手 剤 変性ppo樹脂() リル90J
)なお、摩耗係数及び比摩耗量は次の式に従って算出し
た。
W:荷重
r:試料の平均半径
昇華性染料結晶をベース樹脂中に練り込んだ特殊インク
を用い、印刷パターンをプラクチックフィルム上に転写
コーティングした。
を用い、印刷パターンをプラクチックフィルム上に転写
コーティングした。
コーティングされた離型紙を評価試験片上にのせ、一定
時間感熱圧着(温度 200℃、圧力0.1 kg7c
m2.20 sec )させてインク中の染料を気化さ
せ、平板への印刷を行なった。
時間感熱圧着(温度 200℃、圧力0.1 kg7c
m2.20 sec )させてインク中の染料を気化さ
せ、平板への印刷を行なった。
上記の含浸印刷された平板を60℃のオーブン中に72
時間放置した後、印字のにじみの状態を目視観察した。
時間放置した後、印字のにじみの状態を目視観察した。
試験結果を表1に示した。なお、表1において、
○は印字のにじみなし
Δは 〃 ややあシ
×は 〃 I
を表わす。
比較例1〜5
表1に示すとおシ組成及び配合割合を変えたことを除き
、実施例1と同様の方法でぺVットを得た。
、実施例1と同様の方法でぺVットを得た。
このベレットを用いて上記と同様に成形した試験片につ
いて実施例1と同様の評価試験を行なった。その結果を
表1に示した。
いて実施例1と同様の評価試験を行なった。その結果を
表1に示した。
実施例11〜20
(1)キートップの成形
実施例1と同様に製造したポリエステル樹脂ベレットを
射出成形機(住友重機製、商品名ネオマットN150/
75)を用いて、16個取りのキートップ金型を用いシ
リンダ一温度260℃〜270℃、成形サイク/L/2
0秒、金型温度80℃〜100℃で正念1.5 fjの
キートップを成形した。
射出成形機(住友重機製、商品名ネオマットN150/
75)を用いて、16個取りのキートップ金型を用いシ
リンダ一温度260℃〜270℃、成形サイク/L/2
0秒、金型温度80℃〜100℃で正念1.5 fjの
キートップを成形した。
キートップ打鍵テスト
キートップの感触を調べるため下記の条件でキートップ
打鍵テストを行なった。
打鍵テストを行なった。
荷重 120g
10Hzで2000万回打鍵
打鍵後のキートップの感触を表2に示した。
なお、表2において
◎は感触が非常に良い
○は感触がやや良い
×は感触が悪い
ことを表わす。
含浸印刷の環境試験
実施例1と同様の方法により、含浸印刷の環境試験を行
ない、含浸印刷の性能を調べた。試験結果を表2に示し
た。表2中、O1Δ及び×は実施例1と同じ意味を表わ
す。
ない、含浸印刷の性能を調べた。試験結果を表2に示し
た。表2中、O1Δ及び×は実施例1と同じ意味を表わ
す。
スラスト摩耗試験
別の金型を用いたことを除き、上記と同一の射出条件で
実施例11〜20で成形したベレットを用いて重量約五
6gのスフスト摩耗テスト用リング(内径19■、外径
25籠、高さ15■)を成形した。
実施例11〜20で成形したベレットを用いて重量約五
6gのスフスト摩耗テスト用リング(内径19■、外径
25籠、高さ15■)を成形した。
次にスフスト摩耗試験を実施例1と同一のスフスト摩耗
試験機を用い実施例1と同一の条件で行ない、その結果
を表2に示した。なお摩耗係数及び比摩耗量は実施例1
と同様に算出した。
試験機を用い実施例1と同一の条件で行ない、その結果
を表2に示した。なお摩耗係数及び比摩耗量は実施例1
と同様に算出した。
比I絞例6〜10
表2に示すとおシ、組成及び配合割合を変えたことを除
き実施例11と同様の方法でキートップを成形した。得
られたキートップ部品について実施例11と同様の評価
試験を行なった。
き実施例11と同様の方法でキートップを成形した。得
られたキートップ部品について実施例11と同様の評価
試験を行なった。
その結果を表2に示した。
但し表1及び表2の0)成分中
(6)、はエチレン/メタクリル酸共重合体(85/1
5)重量比60%をナトリウムで中和したもの、 (ロ)はエチレン/アクリル酸共重合体(85/15)
重量比65チをカリウムで中和したものを それぞれ示す。
5)重量比60%をナトリウムで中和したもの、 (ロ)はエチレン/アクリル酸共重合体(85/15)
重量比65チをカリウムで中和したものを それぞれ示す。
以上に詳述したとおり、本発明のポリエステル樹脂組成
物は、得られる成形物が優れた含浸印刷特性及び摺動特
性をバランス良く具備しており、キートップをはじめと
する各種分野においてその工業的価値は大である。さら
に、上記ポリエステル樹脂組成物を用いて成形したキー
トップ部品も特に優れた含浸特性及び打鍵の感触性を具
備しておシ、該ポリエステル樹脂組成物と同様に工業的
価値は大である。
物は、得られる成形物が優れた含浸印刷特性及び摺動特
性をバランス良く具備しており、キートップをはじめと
する各種分野においてその工業的価値は大である。さら
に、上記ポリエステル樹脂組成物を用いて成形したキー
トップ部品も特に優れた含浸特性及び打鍵の感触性を具
備しておシ、該ポリエステル樹脂組成物と同様に工業的
価値は大である。
Claims (1)
- ポリエステル樹脂(A)100重量部に対して、結晶化
促進剤(B)0〜9.1重量部、フッ素樹脂粉末(C)
1〜36.4重量部、及びオレフィンとアクリル酸ある
いはメタクリル酸との共重合体のナトリウム塩あるいは
カリウム塩(D)1〜36.4重量部を含むことを特徴
とするポリエステル樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60155815A JPS6215257A (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | ポリエステル樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60155815A JPS6215257A (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | ポリエステル樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6215257A true JPS6215257A (ja) | 1987-01-23 |
Family
ID=15614076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60155815A Pending JPS6215257A (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | ポリエステル樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6215257A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5284251A (en) * | 1975-12-08 | 1977-07-13 | Gen Electric | Thermoplastic foam compound |
-
1985
- 1985-07-15 JP JP60155815A patent/JPS6215257A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5284251A (en) * | 1975-12-08 | 1977-07-13 | Gen Electric | Thermoplastic foam compound |
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