JPS62152299A - スピ−カ用振動板の製造方法 - Google Patents
スピ−カ用振動板の製造方法Info
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- JPS62152299A JPS62152299A JP29641185A JP29641185A JPS62152299A JP S62152299 A JPS62152299 A JP S62152299A JP 29641185 A JP29641185 A JP 29641185A JP 29641185 A JP29641185 A JP 29641185A JP S62152299 A JPS62152299 A JP S62152299A
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- diaphragm
- titanium
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、スピーカ用振動板の製造方法に関づるもので
ある。
ある。
スピーカ用振動板の材料としては、Vング率Fが大きく
、かつ、密度ρが小さい材料、占い換えると、比弾性率
E/ρ(合速(τ−7b]が大さい材料が良く、そして
、これに加えて、(’M 早で、適当な内部損失を右す
る材1′;1が良いことは周知である。
、かつ、密度ρが小さい材料、占い換えると、比弾性率
E/ρ(合速(τ−7b]が大さい材料が良く、そして
、これに加えて、(’M 早で、適当な内部損失を右す
る材1′;1が良いことは周知である。
このうち、比弾性率E/ρが大きいN t’lどしては
、ダイヤモンドの28.551、ボロンの19 !i
G 5、ベリリウムの14.674等があるが、これら
の+A $1は、従来から振動板の材料として用いられ
てぎたアルミニコウムやチタン等のように、圧延で薄板
を作ったり、プレスで所定の振動板形状に成形したりす
ることが不可能なため、中休で振動板に使用することが
困テ■であった。
、ダイヤモンドの28.551、ボロンの19 !i
G 5、ベリリウムの14.674等があるが、これら
の+A $1は、従来から振動板の材料として用いられ
てぎたアルミニコウムやチタン等のように、圧延で薄板
を作ったり、プレスで所定の振動板形状に成形したりす
ることが不可能なため、中休で振動板に使用することが
困テ■であった。
そこで、近年では、アルミニコウムやチタン等で所定の
振動板形状に成形した基板の表面に、ダイヤモンド、ボ
ロン、ベリリウム等の比弾性率E/ρが大きい月利を、
真空蒸着、スパッタリング、イオンプレーティング等の
手段によりイ」看させてコーティング層を形成した多層
構造の振動板が開発されている。
振動板形状に成形した基板の表面に、ダイヤモンド、ボ
ロン、ベリリウム等の比弾性率E/ρが大きい月利を、
真空蒸着、スパッタリング、イオンプレーティング等の
手段によりイ」看させてコーティング層を形成した多層
構造の振動板が開発されている。
しかしながら、上述したような多層構造の振動板では、
基板とコーティング層の膨張係数の相違によって、基板
とコーティング層の境界面に内部応力を生じ、これが振
動板の変形を招いて名賀上の正みの原因となり、しかも
、基板自体も、音のMI:Flという観点からみると、
積極的な役割は果たさず、逆に、全体の質量増加をIG
いて能率低下の原因となっていた。
基板とコーティング層の膨張係数の相違によって、基板
とコーティング層の境界面に内部応力を生じ、これが振
動板の変形を招いて名賀上の正みの原因となり、しかも
、基板自体も、音のMI:Flという観点からみると、
積極的な役割は果たさず、逆に、全体の質量増加をIG
いて能率低下の原因となっていた。
本発明は、このような点に鑑みなされてもので、比弾性
率E/ρが大きいダイヤモンドやダイヤモンドに近い炭
素結晶等から成る!11層構造のダイヤモンド質のスピ
ーカ用振動板、あるいは、ダイヤモンド質の振動板層を
備えた各層間の境界面がはっきりしない、言い換えると
各層間の継目が無い多層構造のスピーカ用振動板を製造
しようとするものである。
率E/ρが大きいダイヤモンドやダイヤモンドに近い炭
素結晶等から成る!11層構造のダイヤモンド質のスピ
ーカ用振動板、あるいは、ダイヤモンド質の振動板層を
備えた各層間の境界面がはっきりしない、言い換えると
各層間の継目が無い多層構造のスピーカ用振動板を製造
しようとするものである。
第1の発明のスピーカ用振動板の製造方法は、所定の形
状に形成した型材1の表面に炭素Cをイオンプレーティ
ングして、型材1の表面にダイヤモンド質の炭素振動板
層2を形成し、ついで、上記型材1を化学的に除去する
ものである。
状に形成した型材1の表面に炭素Cをイオンプレーティ
ングして、型材1の表面にダイヤモンド質の炭素振動板
層2を形成し、ついで、上記型材1を化学的に除去する
ものである。
第2の発明のスピーカ用振動板の製造方法は、所定の形
状に形成した型材1の表面に炭素Cをイオンプレーティ
ングして、型材1の表面にダイヤモンド質の炭素振動板
層2aを形成し、ついで、イオンプレーティングする炭
素Cの量を減らしながらチタン7−iをイオンプレーテ
ィングした後、チタンエ1のみのイオンプレーティング
を行なって、ダイヤモンド質の炭素振動板層2aの表面
に、ダイヤモンド質の炭素Cと炭化チタンTiCとチタ
ンT1から成る中間Ji[4aを介して、チタン振動板
層5を形成し、ついで、イオンプレーティングするブタ
ン丁1のMを減らしながら炭素Cをイオンプレーティン
グした後、炭素Cのみのイオンプレーティングを行なっ
て、チタン振動板層5の表面に、チタンT1と炭化チタ
ンTiCとダイヤモンド質の炭素Cから成る中間14b
を介して、ダイヤI七ンド質の炭素振動板層2bを形成
し、ついで、−り記型材1を化学的に除去するものであ
る。
状に形成した型材1の表面に炭素Cをイオンプレーティ
ングして、型材1の表面にダイヤモンド質の炭素振動板
層2aを形成し、ついで、イオンプレーティングする炭
素Cの量を減らしながらチタン7−iをイオンプレーテ
ィングした後、チタンエ1のみのイオンプレーティング
を行なって、ダイヤモンド質の炭素振動板層2aの表面
に、ダイヤモンド質の炭素Cと炭化チタンTiCとチタ
ンT1から成る中間Ji[4aを介して、チタン振動板
層5を形成し、ついで、イオンプレーティングするブタ
ン丁1のMを減らしながら炭素Cをイオンプレーティン
グした後、炭素Cのみのイオンプレーティングを行なっ
て、チタン振動板層5の表面に、チタンT1と炭化チタ
ンTiCとダイヤモンド質の炭素Cから成る中間14b
を介して、ダイヤI七ンド質の炭素振動板層2bを形成
し、ついで、−り記型材1を化学的に除去するものであ
る。
(作用)
第1の発明の方法によると、比弾性率E/ρが大きいダ
イヤモンド等からなる単層構造のダイN7モンド質のス
ピーカ用振動板3を1qることができ、第2の発明の方
法によると、両面にグイS7 T:ンド質の炭素振動板
層2a、 2b、中央にチタン振動板層5を備え、これ
らの間をダイN7モンド質の炭素Cと炭化チタンTiC
とチタンTiから成る中間層4a、 4bで継目無く連
結した各層間の境界面がはっきりしない多層構造のスピ
ーカ用振動板6を得ることができる。
イヤモンド等からなる単層構造のダイN7モンド質のス
ピーカ用振動板3を1qることができ、第2の発明の方
法によると、両面にグイS7 T:ンド質の炭素振動板
層2a、 2b、中央にチタン振動板層5を備え、これ
らの間をダイN7モンド質の炭素Cと炭化チタンTiC
とチタンTiから成る中間層4a、 4bで継目無く連
結した各層間の境界面がはっきりしない多層構造のスピ
ーカ用振動板6を得ることができる。
第1の発明のスピーカ用振動板の製造方法を説明する。
まず、第1図に示すように、酸性あるいはアルカリ性の
溶液により化学的に溶解可能な銅あるいはアルミニュウ
ム等の20〜60μmの箔を所定のドーム型の振動板形
状に形成した型材1を用意し、この型材1の表面に炭素
Cをイオンプレーティングして、型材1の表面にダイヤ
モンドやダイヤモンドに近い炭素結晶を生成し、イオン
プレーティングを所定時間待なうことにより、第2図に
示iliにうに、型材1の表面に所定の厚さのダイヤモ
ンド質の炭素撮動板層2を形成し、ついで、塩化第2鉄
水溶液(を祠1が銅の場合)あるいは水酸化ナトリウム
水溶液(を材1がアルミニュウムの場合)で上記型材1
を化学・的に溶解して除去することにJ:す、第3図に
示すように、ダイヤモンド質の炭素振動板層2のみを残
し、これによって、単層描造のダイヤモンド質のスピー
カ用振動板3を製造する。
溶液により化学的に溶解可能な銅あるいはアルミニュウ
ム等の20〜60μmの箔を所定のドーム型の振動板形
状に形成した型材1を用意し、この型材1の表面に炭素
Cをイオンプレーティングして、型材1の表面にダイヤ
モンドやダイヤモンドに近い炭素結晶を生成し、イオン
プレーティングを所定時間待なうことにより、第2図に
示iliにうに、型材1の表面に所定の厚さのダイヤモ
ンド質の炭素撮動板層2を形成し、ついで、塩化第2鉄
水溶液(を祠1が銅の場合)あるいは水酸化ナトリウム
水溶液(を材1がアルミニュウムの場合)で上記型材1
を化学・的に溶解して除去することにJ:す、第3図に
示すように、ダイヤモンド質の炭素振動板層2のみを残
し、これによって、単層描造のダイヤモンド質のスピー
カ用振動板3を製造する。
ここで、イオンプレーティングを行なう装置を第4図を
参照して説明する。
参照して説明する。
11は排気管12を備えたベースプレート、13はベー
スプレート11上に気密状に装着されるベルジャで、図
示しない冷却水管が配設されている。14はベルジャ1
3内にJ5いて加工対象物つまり上記型材1を支持する
取付台、15は取付台14を介して型材1に電圧を印加
する付勢用電源、16は取付台14を回転させて型材1
に均一な皮膜を形成するための回転駆動機構、17はベ
ルジャ13内において皮膜材料つまり炭素Cを蒸発させ
るるつぼで、加熱用の図示しない電子ビーム装置あるい
は抵抗加熱装置を備えている。18はベルジャ13内に
アルゴンその他のガスをコンスタントに導入するガス導
入装置、19はベルジャ13内においてガス及び蒸発物
を励゛起状態にする熱電子放射電源、20はベルジャ1
3内において蒸発物のイオン化を促進するイオン化電源
である。
スプレート11上に気密状に装着されるベルジャで、図
示しない冷却水管が配設されている。14はベルジャ1
3内にJ5いて加工対象物つまり上記型材1を支持する
取付台、15は取付台14を介して型材1に電圧を印加
する付勢用電源、16は取付台14を回転させて型材1
に均一な皮膜を形成するための回転駆動機構、17はベ
ルジャ13内において皮膜材料つまり炭素Cを蒸発させ
るるつぼで、加熱用の図示しない電子ビーム装置あるい
は抵抗加熱装置を備えている。18はベルジャ13内に
アルゴンその他のガスをコンスタントに導入するガス導
入装置、19はベルジャ13内においてガス及び蒸発物
を励゛起状態にする熱電子放射電源、20はベルジャ1
3内において蒸発物のイオン化を促進するイオン化電源
である。
そして、取付台14に上記型材1を支持するとともに、
るつぼ17にダイヤモンドと同様に炭素Cの同素体の1
つであるグラファイトCの高純度のものを入れ、ベルジ
ャ13をベースプレート11上に装着し、排気管12を
介してベルジャ13内の排気を行なって1 X 10″
5 torr以下にする。
るつぼ17にダイヤモンドと同様に炭素Cの同素体の1
つであるグラファイトCの高純度のものを入れ、ベルジ
ャ13をベースプレート11上に装着し、排気管12を
介してベルジャ13内の排気を行なって1 X 10″
5 torr以下にする。
ついで、型材1を図示しないヒータにより100〜30
0に加熱し、この状態で、るつぼ17を加熱してグラフ
フィトCを蒸発させる。一方、ガス導入装置18により
アルゴン及び他の活性化用のガスをベルジャ13内に導
入して熱雷子IJ!i射電源19により励起状態にし、
蒸発したグラファイトCの炭素Cを、励起状態になった
アルゴンとイオン化電源20によりイオン化し、付勢用
電源15によりマイナスに印加された型材1に]−ティ
ングする。
0に加熱し、この状態で、るつぼ17を加熱してグラフ
フィトCを蒸発させる。一方、ガス導入装置18により
アルゴン及び他の活性化用のガスをベルジャ13内に導
入して熱雷子IJ!i射電源19により励起状態にし、
蒸発したグラファイトCの炭素Cを、励起状態になった
アルゴンとイオン化電源20によりイオン化し、付勢用
電源15によりマイナスに印加された型材1に]−ティ
ングする。
このように、導入ガスにアルゴン等の不活性ガスを用い
た金属のイオンプレーティングによると、純粋な金属皮
膜を形成することができることは一般に周知であるが、
この場合には、ダイヤモンドやダイヤモンドに近い炭素
結晶が生成し、型材1の表面にダイヤモンド質の皮膜を
形成することができ、これがダイヤモンド質の炭素振動
板層2となる。
た金属のイオンプレーティングによると、純粋な金属皮
膜を形成することができることは一般に周知であるが、
この場合には、ダイヤモンドやダイヤモンドに近い炭素
結晶が生成し、型材1の表面にダイヤモンド質の皮膜を
形成することができ、これがダイヤモンド質の炭素振動
板層2となる。
次に、第2の発明のスピーカ用振動板の製造方法を説明
する。
する。
まず、第1の発明の場合と同様な型材1を用意し、第5
図に示すように、この型材1の表面に炭素Cをイオンプ
レーティングして、型441の表面にダイヤモンドやダ
イヤモンドに近い炭素結晶を生成し、イオンプレーティ
ングを所定時間tjなうことにより、型材1の表面にダ
イヤ[ンド質の炭素振動板層2aを形成し、ついで、ダ
イヤモンド質の炭、a振動板層2aが所定の厚さに達し
たら、チタンT1のイオンプレーティングを開始して、
イオンプレーティングする炭−MCの吊を減らしながら
イオンプレーティングするチタンTiのfilを増やし
、グイヤ七ンド′ζ丁の炭素振動板層2aの表面に、ダ
イヤモンド質の炭素Cと炭素c及びチタンTiの反応性
イオンプレーティングによる炭化チタンTiCとチタン
Tiから成る中間層4aを形成し、その後、チタンTi
のみをイオンプレーティングして、中間層4aの表面に
チタン振動板層5を形成する。
図に示すように、この型材1の表面に炭素Cをイオンプ
レーティングして、型441の表面にダイヤモンドやダ
イヤモンドに近い炭素結晶を生成し、イオンプレーティ
ングを所定時間tjなうことにより、型材1の表面にダ
イヤ[ンド質の炭素振動板層2aを形成し、ついで、ダ
イヤモンド質の炭、a振動板層2aが所定の厚さに達し
たら、チタンT1のイオンプレーティングを開始して、
イオンプレーティングする炭−MCの吊を減らしながら
イオンプレーティングするチタンTiのfilを増やし
、グイヤ七ンド′ζ丁の炭素振動板層2aの表面に、ダ
イヤモンド質の炭素Cと炭素c及びチタンTiの反応性
イオンプレーティングによる炭化チタンTiCとチタン
Tiから成る中間層4aを形成し、その後、チタンTi
のみをイオンプレーティングして、中間層4aの表面に
チタン振動板層5を形成する。
上記中間層4aには、ダイヤモンドやダイヤモンドに近
い炭素結晶等から成るダイヤモンド質の炭素Cと、炭素
C及びチタンTiの反応性イオンプレーティングによる
炭化チタンTiCの結晶と、金属チタンT1が存在する
が、上述したような炭素CとチタンTiのイオンプレー
ティング吊の制御により、ダイヤモンド7′Iの炭素振
動板層2a側にはダイヤモンド質の炭素C、チタン振動
板層5側にはチタンT1、中央部には炭化ブタンTiC
が多くなり、ダイヤモンド買の炭素振動板層2a側から
チタン撮動板層5側にかけて、始めはCが主体で、この
Cが次第に減少するとともに丁ICが次第に増加してT
iCが主体となり、次にこのTiCが次第に減少すると
としにT1が次第に111加してTiが主体となるとい
うように、この中間層4aは、ダイヤモンド質の炭素振
動板層2aどチタン振動板層5を継目無く連結し、ダイ
ヤ[ンド質の炭素振動板層2aどチタン振動板層5の間
の内部1芯力を分散する。
い炭素結晶等から成るダイヤモンド質の炭素Cと、炭素
C及びチタンTiの反応性イオンプレーティングによる
炭化チタンTiCの結晶と、金属チタンT1が存在する
が、上述したような炭素CとチタンTiのイオンプレー
ティング吊の制御により、ダイヤモンド7′Iの炭素振
動板層2a側にはダイヤモンド質の炭素C、チタン振動
板層5側にはチタンT1、中央部には炭化ブタンTiC
が多くなり、ダイヤモンド買の炭素振動板層2a側から
チタン撮動板層5側にかけて、始めはCが主体で、この
Cが次第に減少するとともに丁ICが次第に増加してT
iCが主体となり、次にこのTiCが次第に減少すると
としにT1が次第に111加してTiが主体となるとい
うように、この中間層4aは、ダイヤモンド質の炭素振
動板層2aどチタン振動板層5を継目無く連結し、ダイ
ヤ[ンド質の炭素振動板層2aどチタン振動板層5の間
の内部1芯力を分散する。
ついで、チタン振動板層5が所定の厚さに達しlこら、
炭素Cのイオンプレーティングを開始して、イオンプレ
ーティングするブタンTiの■を減らしながらイオンプ
レーティングする炭素Cの吊を増ヤし、チタン1般動板
層5の表面に、チタンTiとチタンT1及び炭素Cの反
応性イオンプレーティングによる炭化チタンTiCとダ
イヤモンド質の炭素Cから成る中間fi4bを形成し、
その後、炭素Cのみをイオンプレーティングして、中間
194bの表面にダイヤモンド質の炭素振動板層2bを
形成する。
炭素Cのイオンプレーティングを開始して、イオンプレ
ーティングするブタンTiの■を減らしながらイオンプ
レーティングする炭素Cの吊を増ヤし、チタン1般動板
層5の表面に、チタンTiとチタンT1及び炭素Cの反
応性イオンプレーティングによる炭化チタンTiCとダ
イヤモンド質の炭素Cから成る中間fi4bを形成し、
その後、炭素Cのみをイオンプレーティングして、中間
194bの表面にダイヤモンド質の炭素振動板層2bを
形成する。
上記中間層4bには、金属チタンTi と、チタンT1
及び炭素Cの反応性イオンプレーティングによる炭化チ
タンTiCの結晶と、ダイヤモンドやダイヤモンドに近
い炭素結晶等から成るダイヤ[ンド質の炭素Cが存在す
るが、上述したようなチタンTiと炭素Cのイオンプレ
ーティング吊の制御により、チタン振動板層5側にはチ
タンTi 、ダイヤモンド質の炭素振動板層2り側には
ダイヤモンド質の炭素C1中央部には炭化チタンTiC
が多くなり、チタン振動板層5側からダイヤモンド質の
炭素振動板層2b側にかりて、始めはTiが主体で、こ
のTiが次第に減少するとともにTiCが次第に増加し
てTiCが主体となり、次にこのTiCが次第に減少す
るととらにCが次第に増加してCが主体となるというよ
うに、この中間層4bは、チタン振動板層5とダイヤモ
ンド質の炭素振動板層2bを継目無く連結し、チタン振
動板Vi5とダイヤモンド質の炭素振動板層2bの間の
内部応力を分散する。
及び炭素Cの反応性イオンプレーティングによる炭化チ
タンTiCの結晶と、ダイヤモンドやダイヤモンドに近
い炭素結晶等から成るダイヤ[ンド質の炭素Cが存在す
るが、上述したようなチタンTiと炭素Cのイオンプレ
ーティング吊の制御により、チタン振動板層5側にはチ
タンTi 、ダイヤモンド質の炭素振動板層2り側には
ダイヤモンド質の炭素C1中央部には炭化チタンTiC
が多くなり、チタン振動板層5側からダイヤモンド質の
炭素振動板層2b側にかりて、始めはTiが主体で、こ
のTiが次第に減少するとともにTiCが次第に増加し
てTiCが主体となり、次にこのTiCが次第に減少す
るととらにCが次第に増加してCが主体となるというよ
うに、この中間層4bは、チタン振動板層5とダイヤモ
ンド質の炭素振動板層2bを継目無く連結し、チタン振
動板Vi5とダイヤモンド質の炭素振動板層2bの間の
内部応力を分散する。
ついで、塩化第2鉄水溶液(型材1が銅の場合)あるい
は水酸化ナトリウム水溶液(型材1がアルミニュウムの
場合)で上記型材1を化学的に溶解して除去することに
より、第6図に示すように、両面のダイヤエンド質の炭
素振動板層2a、 2b、中央のチタン振動板層5、及
びこれらを継目無く連結したダイヤモンド質の炭素Cと
炭化チタンTiCとチタンT1から成る中間FfJ4a
、 4bのみを残し、これによって、各層間の境界面が
はっぎりしない多層横這のスピーカ用振動板6を製造す
る。
は水酸化ナトリウム水溶液(型材1がアルミニュウムの
場合)で上記型材1を化学的に溶解して除去することに
より、第6図に示すように、両面のダイヤエンド質の炭
素振動板層2a、 2b、中央のチタン振動板層5、及
びこれらを継目無く連結したダイヤモンド質の炭素Cと
炭化チタンTiCとチタンT1から成る中間FfJ4a
、 4bのみを残し、これによって、各層間の境界面が
はっぎりしない多層横這のスピーカ用振動板6を製造す
る。
ここで、イオンプレーティングを行なう装置は、第4図
に示した装ごと基本的に同じであり、第7図に示づよう
に、るつぼ17を2つ設け、この各る゛つぼ17に対し
て、それぞれ、ガス59人装置18、熱雷子放用電源1
9及びイオン化電源20を設けた2ガンタイプの6ので
ある。そして、一方のるっぽ17に高純度のグラフアイ
l−Cを入れ、他方のるっぽ17に13純1良のチタン
Tiを入れて、グラファイトC及びチクン王iの然i
吊を制御することにより、ダイヤエンド質の炭素振動板
層2a、ダイヤ[ンドMlの炭素Cと炭化チタンTiC
とチタンTiがら成る中間層4a、ブタン振動板層5、
チタンTiど炭化チタンTiCとダイF tンド買の炭
素Cから成る中間層4b、グイヘラセンドT1の炭素振
動板)、’/i2bを順次に形成ツる。
に示した装ごと基本的に同じであり、第7図に示づよう
に、るつぼ17を2つ設け、この各る゛つぼ17に対し
て、それぞれ、ガス59人装置18、熱雷子放用電源1
9及びイオン化電源20を設けた2ガンタイプの6ので
ある。そして、一方のるっぽ17に高純度のグラフアイ
l−Cを入れ、他方のるっぽ17に13純1良のチタン
Tiを入れて、グラファイトC及びチクン王iの然i
吊を制御することにより、ダイヤエンド質の炭素振動板
層2a、ダイヤ[ンドMlの炭素Cと炭化チタンTiC
とチタンTiがら成る中間層4a、ブタン振動板層5、
チタンTiど炭化チタンTiCとダイF tンド買の炭
素Cから成る中間層4b、グイヘラセンドT1の炭素振
動板)、’/i2bを順次に形成ツる。
なJ3、炭化チタンTicコーティングに際しては、グ
ラファイトCを蒸発さぜる代わりに、アセチレン02
HzガスやメタンガスCH4を導入してもよい。
ラファイトCを蒸発さぜる代わりに、アセチレン02
HzガスやメタンガスCH4を導入してもよい。
(発明の効果)
上)ホしたように、第1の発明によれば、基板の無いダ
イヤモンド質のみの単層構造のスピーカ用振動板を製造
でき、したがって、・高ヤング率E、高比弾性率E/ρ
(音速fE/ρ)で、しかも、無駄な質品増加が無い高
能率のスピーカ用振動板を提供できる。
イヤモンド質のみの単層構造のスピーカ用振動板を製造
でき、したがって、・高ヤング率E、高比弾性率E/ρ
(音速fE/ρ)で、しかも、無駄な質品増加が無い高
能率のスピーカ用振動板を提供できる。
また、第2の発明によれば、両面にダイヤモンド質の炭
素振動板層、中央にチタン振動板層を備え、これらの間
を順次に比率が変化するダイ%y Eンド質の炭素と炭
化チタンとチタンから成る中間層で継目無く連結した各
層間の境界面がはっきりしない多層構造のスピーカ用振
動板を製造でき、したがって、従来の多層5i 漬に比
較して内部応力による変形や音質上の歪みを低減した、
高A7ング率E、in+比弾1率E/ρ(3d7E/ρ
) 、1g1l性のスピーカ用振動板を提供できる。
素振動板層、中央にチタン振動板層を備え、これらの間
を順次に比率が変化するダイ%y Eンド質の炭素と炭
化チタンとチタンから成る中間層で継目無く連結した各
層間の境界面がはっきりしない多層構造のスピーカ用振
動板を製造でき、したがって、従来の多層5i 漬に比
較して内部応力による変形や音質上の歪みを低減した、
高A7ング率E、in+比弾1率E/ρ(3d7E/ρ
) 、1g1l性のスピーカ用振動板を提供できる。
第1図ないし第3図は第1の発明のスピーカ用振動板の
製造方法の工程を示す縦断面図、第4図はそのイオンプ
レーティングを行なう装置の説明図であり、また、第5
図及び第6図は第2の発明のスピーカ用振動板の製造方
法の工程を示す縦断面図、第7図はそのイオンプレーテ
ィングを行なう装置の説明図である。 1・・型材、2.2a、 2b・・グイ八7モンド質の
炭素振動板図、3・・スピーカ用振動板、4a、 4b
・・ダイヤモンド質の炭素と炭化チタンとチタンから成
る中間層、5・・チタン振動板層、6・・スピーカ用振
動板、C・・炭素、Ti ・・チタン。 朱■濫
製造方法の工程を示す縦断面図、第4図はそのイオンプ
レーティングを行なう装置の説明図であり、また、第5
図及び第6図は第2の発明のスピーカ用振動板の製造方
法の工程を示す縦断面図、第7図はそのイオンプレーテ
ィングを行なう装置の説明図である。 1・・型材、2.2a、 2b・・グイ八7モンド質の
炭素振動板図、3・・スピーカ用振動板、4a、 4b
・・ダイヤモンド質の炭素と炭化チタンとチタンから成
る中間層、5・・チタン振動板層、6・・スピーカ用振
動板、C・・炭素、Ti ・・チタン。 朱■濫
Claims (2)
- (1)所定の形状に形成した型材の表面に炭素をイオン
プレーティングして、型材の表面にダイヤモンド質の炭
素振動板層を形成し、ついで、上記型材を化学的に除去
することを特徴とするスピーカ用振動板の製造方法。 - (2)所定の形状に形成した型材の表面に炭素をイオン
プレーティングして、型材の表面にダイヤモンド質の炭
素振動板層を形成し、ついで、イオンプレーティングす
る炭素の量を減らしながらチタンをイオンプレーティン
グした後、チタンのみのイオンプレーティングを行なっ
て、ダイヤモンド質の炭素振動板層の表面にダイヤモン
ド質の炭素と炭化チタンとチタンから成る中間層を介し
てチタン振動板層を形成し、ついで、イオンプレーティ
ングするチタンの量を減らしながら炭素をイオンプレー
ティングした後、炭素のみのイオンプレーティングを行
なって、チタン振動板層の表面にチタンと炭化チタンと
ダイヤモンド質の炭素から成る中間層を介してダイヤモ
ンド質の炭素振動板層を形成し、ついで、上記型材を化
学的に除去することを特徴とするスピーカ用振動板の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29641185A JPS62152299A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | スピ−カ用振動板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29641185A JPS62152299A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | スピ−カ用振動板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62152299A true JPS62152299A (ja) | 1987-07-07 |
Family
ID=17833195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29641185A Pending JPS62152299A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | スピ−カ用振動板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62152299A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5556464A (en) * | 1992-07-15 | 1996-09-17 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Vibration plate of a speaker and method for producing same |
JP2010109601A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Digital Do Main Inc | Be薄膜振動板の製造方法、同方法により製造されたBe薄膜振動板及び同Be薄膜振動板を組み込んだスピーカ |
JP4861993B2 (ja) * | 2005-01-14 | 2012-01-25 | エレメント シックス リミテッド | 被覆された剛い3次元構成部材 |
GB2587482A (en) * | 2019-07-12 | 2021-03-31 | Element Six Tech Ltd | Non-planar diamond body |
-
1985
- 1985-12-25 JP JP29641185A patent/JPS62152299A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5556464A (en) * | 1992-07-15 | 1996-09-17 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Vibration plate of a speaker and method for producing same |
JP4861993B2 (ja) * | 2005-01-14 | 2012-01-25 | エレメント シックス リミテッド | 被覆された剛い3次元構成部材 |
JP2010109601A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Digital Do Main Inc | Be薄膜振動板の製造方法、同方法により製造されたBe薄膜振動板及び同Be薄膜振動板を組み込んだスピーカ |
GB2587482A (en) * | 2019-07-12 | 2021-03-31 | Element Six Tech Ltd | Non-planar diamond body |
GB2587482B (en) * | 2019-07-12 | 2022-05-25 | Element Six Tech Ltd | Non-planar diamond body |
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