JP4861993B2 - 被覆された剛い3次元構成部材 - Google Patents

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Description

本発明は、高剛性及び低質量を有する剛い3次元構成部材、とりわけ被覆されたスピーカー・ドームに関するものである。
高剛性及び低質量の構造物が要求される用途は多い。典型的な用途は宇宙産業であり、その場合には、事実上すべての機械的な構成部材が大きな剛性対質量比を有している。
しかし、軽量だが剛い本体には、広範囲の他の用途も存在する。具体的な一用途は、音響スピーカーの駆動ユニットの製造分野であり、とりわけ高振動数音響の精密再生用高振動数ツイータの製造分野である。
ヒトの聴覚が、通常、感受できる範囲は20Hz〜20kHzである。したがって、高品質スピーカー・システムは、この振動数域を少なくとも超える振動数を精密再生する必要がある。典型的な高性能スピーカーは、電気信号を音(圧縮)波に変換する事実上機械式の変換器である2個以上の駆動装置を採用している。各駆動ユニットは、可聴域の特定部分をカバーする。駆動ユニットは、空気の圧縮および希薄化を行うように前進・後退するピストンに類似したものである。
周知のとおり、小型ピストンは高音圧レベルを高振動数では効果的に発生させるが、低振動数の場合に、同等の音圧レベルを同等の効率で発生させるには、大直径ピストンが必要である。通常、2〜20kHzの振動数域で作動できるのは25mm直径の駆動ユニットだが、より大直径の、すなわち100〜250mm直径の駆動ユニットは、100Hz以下の範囲の振動数を発生させることができる。しかし、これより大型の駆動ユニットを高振動数の音響を発生させる目的で使用するのは、不都合な発振又はブレークアップが生じるため、容易ではない。ヒトの耳は、これらのブレークアップ・モードによる音響の彩色には極めて敏感である。この理由から、高振動数駆動ユニットは概して直径が小さい。最近、ヒトの聴覚の感受域外の振動数でブレークアップ・モードが発生すると、往々にして音源の可聴度の低下を生じることが示されている。この理由から、ひずみなしに20kHzを超える振動数で作動できる駆動ユニットを製造する幾つかの試みがなされている。
理想的なスピーカーは、感度を高めるために極めて質量が小さく、可聴出力に影響し得る作動振動数スペクトル以内又はその近くで共振を生じない極めて高剛性を有するものであろう。どの実際のツイータ装置も、当然、質量を有し、また共振を生じる。オーディオ媒体及び増幅システムの開発品、例えば、いわゆるスーパー・オーディオ・フォーマット(SACD及びDVDA)では、駆動装置で得られる振動数域が、現代のスピーカーに対しては、例えば標準CDの帯域幅の上限の約22kHzと比較して、最大96kHz程度まで拡張されている。
ヤング率が比較的大きく、密度が比較的小さい材料を用いて製造された比較的軽量で高剛性のツイータ構造物が、比較的高い周波数で共振を示すことは、周知である。したがって、ツイータにダイヤモンドを使用することが、よく報告される。先行技術によれば、一連の手段によって種々の構成のスピーカー・ドームが製造されているが、報告されている性能面の利点は、概して乏しく、その種のスピーカー・ドームは広くは用いられていない。また、Al,Be,プラスチック等他の材料を用い、かつ一連の幾何形状にされたツイータ装置の先行技術も、かなり多い。
米国特許5556464には、スピーカー用のダイヤモンド製ドームの使用が開示され、縁部亀裂の発生を制御するように設計された一体の平らなフランジの縁部で終わらせる必要を詳細に説明している。また、ドイツ特許10049744には、ドーム縁部が支持されないように、ボイスコイル巻型上に凹状に取り付けられたダイヤモンド・ドームの使用が開示されている。この形式の幾何形状は、ドーム構造物での或る範囲の不都合な共振、すなわち出力音響に色づけする共振を考慮したものである。さらに最近では、ボウアー及びウィルキンス(B&Wスピーカー社。所在地:イングランド、西サセックス、ウォーシング、デイル・ロード)が、ダイヤモンド・ドームを使用した一連のスピーカーを発売したが、これらの設計は、同時係属特許出願の英国出願0408458.8に記載されている。
しかし、スピーカー・ドームにダイヤモンドや、他の高スティフネス(stiffness:固い)の材料を使用する場合には、特に、例えば多数の聴衆用に必要な大型ユニットの場合には、限界がある。その種の大型ユニットの共振周波数は、聴覚に衝撃を与える限界点を超える高い周波数と容易には置き換えることはできず、高スティフネス材料及び高剛性構造物は、その性質上、概して減衰率が低いか、又は共振時のQ値が高い。
本発明の第1観点によれば、ダイヤモンドにより、好ましくはCVDダイヤモンド合成物によりネット形状(最終形状)に製造された3次元の剛性構成部材が、その1つ以上の主な表面に被覆を有し、この被覆が、構成部材の性能の向上及び/又は外観の変更が可能なように設計されている。
本発明のこの観点の一好適具体例では、被覆が減衰媒体として作用するように設計されている。このため、表面被覆は、構造物表面での横波の伝搬を減衰させるために最適位置に設けられ、構造物平面内の圧縮波を減衰させるために適切な位置に設けられる。
減衰媒体は、薄膜の形態でも有意な減衰が可能である一方、構成部材に対して付加する質量は小さい(、以下、「低付加シート密度」と呼ぶ)ことが好ましい。
被覆は、構造物に一様には施されず、例えば、付加される質量に構造物が余り敏感でない領域には、より厚く施すことができる。特に、それらの領域が、全体として構成部材に与える被覆の減衰効果が、等しいか、又はある場合にはより有効な場合には、より厚く施すことができる。
本発明のこの観点の別の好適具体例の場合には、前記の処理に加えて、又は前記の処理に代えて、被覆が構成部材に美的品質を与えるために施される。例えば、構造物が可視的に高価な用途の場合には、被覆を、構成部材の色彩、色彩の一様性、および透明性を修正するために使用することが適切に可能になる。
構成部材はスピーカーのドームであることが好ましい。
本発明の第2観点によれば、剛い3次元スピーカー構成部材、特にスピーカー・ドームが、高スティフネス材料、特に高い比スティフネスの材料、又は高剛性材料、例えば高剛性を有する部分圧密化(densified)材料で形成され、その1つ以上の主な表面に被覆を有し、その被覆が、構成部材の性能の向上及び/又は構成部材の外観の変更が可能なように設計されている。
繰り返すが、被覆は、上記のとおり、構成部材に減衰媒体として及び/又は美的品質を与えるものとして施すことができる。
スピーカー・ドームの場合、被覆は、ドームの内表面又は外表面又は両表面に施すことができる。好ましくは、美的目的の被覆は、特にドームがダイヤモンドで形成される場合には、ドームの外表面又は可視面に施される。
特に有用な組み合わせは、美観を修正又は制御するためにドームの外表面又は可視面に施す被覆と、減衰特性を修正又は獲得するためにドームの内表面又は不可視面に施す被覆との組み合わせである。そのさい、これらの被覆は同じでも異なっていてもよい。
別の特に有用な組み合わせは、多結晶CVDダイヤモンド・ドームの場合に、ドームの外表面又は可視面は、多結晶ダイヤモンド層の成長面で形成し、その表面を金属により被覆する。この場合には、金属が、ダイヤモンド層の切り子面の光の散乱、つまり「輝き」を高める。この効果は、更に、適切な照明により高めることができる。この照明は、スピーカー・システムに一体化してもよいが、スピーカーの使用される環境の一部を形成するようにしてもよい。
適当な被覆材料には、例えばTi,Au,Pt,Al等の金属、とりわけTi,Au,Al、ポリマー、プラスチックその他の固体有機材料、例えばポリマーを基材とする塗量、レジスト、フォトレジストが含まれる。
金属は、美観を得る目的には特に有用であり、好ましい金属はTi,Pt,Auである。しかし、これらの金属は、減衰作用も有することができ、その場合の好ましい金属はAu,Pt,Alである。美的な用途の場合、被覆厚さは、きわめて薄くでき、構造物の全シート密度に有意な付加密度を与えることはない。
ポリマー及びプラスチックは、減衰作用を得るのに特に適しており、特に長鎖分子を基にするものが適している。この場合、重要な問題は、長期にわたる接着性だが、それに加えて、構造物に加わるシート密度及びそれが共振挙動に与える影響も考慮しなければならない。なぜなら、かなりの厚さを有する複数層が一般に要求されるからである。被覆材料を注意深く選択することにより、単一の被覆材料を使用して、主要表面の一方又は双方を被覆して、美観および減衰作用の双方の効果を得ることができる。
本発明の構成部材は、スピーカー・ドームとしての使用に適するように、好ましくは、一体のコイル取り付けフランジ又は管を含み、上記のとおり、1つ以上の被覆を施されている。ドーム本体は、通常、聴者の側から見ると、凸状になっている。
本発明の特に好適な実施例では、構成部材は、高性能ツイータ・ドームであり、とりわけ、会堂などに要求される高出力音響送波(projection)に適した高出力ツイータ・ドームである。
本発明は、比較的低質量を有する剛い3次元構成部材の形成に関するものであり、該構成部材は付加的な減衰特性又は美的特性を与えるために被覆される。
剛い3次元構成部材は、高スティフネスの、好ましくは高い比スティフネスの材料で形成されるか、又は高剛性を有する部分的に圧密化された材料で形成され、構成部材の1面以上の主要表面に被覆が施される。この被覆は、構成部材の性能の向上及び/又は外観の変更が可能になるように設計されている。
剛い3次元構成部材は、好ましくはスピーカー構成部材、特に、被覆が施されたスピーカー・ドームであり、以下のうちの1つを含んでいる。
a)CVDダイヤモンド合成物によりネット形状に製造されたダイヤモンド構造物。
b)超硬の粒子又はグリット、好ましくはダイヤモンド及び/又はcBNの粒子又はグリットを埋め込まれた、圧密化された金属、又は合金をマトリックスに有する複合材料。
c)超硬の粒子又はグリット、好ましくはダイヤモンド及び/又はcBNの粒子又はグリットを埋め込まれた、圧密化された金属又は合金をマトリックスに有する複合材料。
d)部分圧密化された金属又は合金。
明確にするために、幾つかの用語を以下に定義しておく。
スティフネス(Stiffness)とは、材料の弾性率(ヤング率)に関係する技術用語である。
スティフネス=ヤング率=E
しばしば第2の主要パラメータとなるのが材料の密度であり、別の用語では次のように定義される。
比スティフネス=E/ρ
ここで、ρ=密度である。
しかし、同じスティフネスを有する材料を使用しても、他のものよりもはるかにコンプライアンスの小さい構造物を構成できる。例えば、Iビームを平板と比較した場合である。また、
剛性(Rigidity)=曲げ変形に対する構造物の抵抗。
構造用発泡体又は部分圧密化材料の場合、又は別の材料で被覆されたダイヤモンド・ドーム等の異なる層を含む構造物の場合、別の主パラメータは、シート密度、又はシート単位面積当たりの密度である。
シート密度=ρ/A
ここで、A=シート(薄板)の平面の面積。
ドーム又は類似の3次元構造物の場合、剛性はドームの壁又は外殻の厚さの関数であり、かつまた球の半径等のパラメータの関数でもある。この球のドームが、ドームを形成する球の一部を形成し、かつ決まった割合を形成している。
スティフネス、比スティフネス、剛性、シート密度についての以上の定義は、本明細書全体を通じて用いられるものである。
ダイヤモンド、または、超硬質材料、好ましくはダイヤモンド及び/又はcBNの粒子若しくはグリットを埋め込まれた圧密化金属又は合金をマトリックスに有する複合材料により形成された3次元構成部材又は本体に関しては、その上に被覆が施されることで、構造物の減衰挙動又は共振挙動が修正された、単数又は複数の被覆と被覆が施された本体とは、好ましくは、次の基準の1つ以上を満足させる。
a)前記本体は、薄層で形成され、とりわけ、本体を形成する層の厚さは、好ましくは500μmを超えず、より好ましくは200μmを超えず、更に好ましくは100μmを超えず、それ以上に好ましくは70μmを超えず、最も好ましくは50μmを超えないものである。
b)本体を形成する層の厚さは、好ましくは5μmを超え、より好ましくは10μmを超え、更に好ましくは20μmを超え、それ以上に好ましくは30μmを超え、最も好ましくは40μmを超える。
c)減衰特性又は共振特性を修正する被覆は、構造物の一方又は両方の主な表面に施すことができる。被覆が一方の表面のみに施される場合には、内表面又は通常の使用では不可視の面に施すことが好ましい。
d)被覆は、構造物のシート密度を、好ましくは20%未満だけ、より好ましくは10%未満だけ、更に好ましくは5%未満だけ、それ以上好ましくは2%未満だけ、最も好ましくは1%未満だけ増大させる。
e)被覆は、完全に圧密化されるか、部分的に圧密化されるか、又は多孔質にすることができる。特に、本体を形成する層は発泡体でよい。
f)被覆は、構造物の一端から他端まで厚さ及び/又はシート密度を一様にできる。あるいは又、全体の減衰効率を最適化する一方、構造物の全シート密度及びブレークアップ周波数への、又は他の共振周波数への影響を最小化するために、厚さ及び/又はシート密度を変化させてもよい。
g)被覆は、好ましくは有機物である。特に有利な被覆形態は、本体の層特性、特に問題になる周波数での減衰効率を最適化する一部として、例えばUV硬化により架橋度を修正可能な有機長鎖を含む。
h)有機層は、好ましくは塩素、臭素等の重元素をハロ有機構造に含有するか、又は金属原子を含有できる。
i)被覆自体は、1層以上の層を含み、第1層は、例えば剛性構造物の表面に良好に接着し、第2層は要求される減衰効果を発揮する。
さらに、被覆は、製品の予定寿命の間、接着して、製品寿命の全期にわたって、製品が置かれる正常な環境条件下で事実上変わらずに機械特性/減衰特性を維持しなければならない。
ダイヤモンド、または、超硬質材料、好ましくはダイヤモンド及び/又はcBNの粒子かグリットを埋め込まれた、圧密化された金属若しくは合金のマトリックスを有する複合材料により形成された3次元構成部材又は本体に関しては、その上に被覆が施されることにより、構造物の美的特性が修正され、単数又は複数の該被覆と被覆が施された本体とは、好ましくは、以下の基準の1つ以上を満足させるものとなる。
a)前記本体は薄層で形成され、特に、本体を形成する層の厚さは、好ましくは500μmを超えず、より好ましくは200μmを超えず、更に好ましくは100μmを超えず、それ以上に好ましくは70μmを超えず、最も好ましくは50μmを超えないものとなる。
b)本体を形成する層の厚さは、好ましくは5μmを超え、より好ましくは10μmを超え、更に好ましくは20μmを超え、それ以上に好ましくは30μmを超え、最も好ましくは40μmを超える。
c)構造物の美的特性を修正するか高めるかする被覆は、構造物の一方の又は両方の主要表面に施すことができる。被覆が一方の表面のみに施される場合には、外表面、つまり通常の使用で可視の面に施すことが好ましい。両方の表面が見ることができる用途の場合を除いて、被覆は、一方の表面のみに施すことが好ましいだろう。
d)被覆は、構造物のシート密度を、好ましくは3%未満だけ、より好ましくは1%未満だけ、更に好ましくは0.5%未満だけ、それ以上好ましくは0.2%未満だけ、最も好ましくは0.1%未満だけ増大させるのが好ましい。
e)被覆は、十分に圧密化されているか、又は接着方法が事実上許容する程度に十分に圧密化されていることが好ましい。
f)被覆は、構造物の一端から他端まで厚さが変化してよいが、被覆が接着される領域で少なくとも接着方法が許容する程度まで、厚さは概ね一様にされる。被覆は、意図的にパターン化することにより視覚的印象又は他の可視的特徴を付加することができ、前記パターン化は、可視パターンを形成するために、被覆の窓、又は異なる金属、又は他の材料の領域を組み合わせることを含んでいる。
g)被覆は、好ましくは金属又は合金である。
h)被覆自体は、2層以上を含み、第1層は、例えばダイヤモンドの表面に良好に接着させる。ダイヤモンド表面には、特にTiが接着に適し、第2層では、視覚的な不透明性、及び要求される色等の他の特性が付与される。
所望であれば、美的な被覆を、剛性構造物に商標その他の文字若しくは記号を付与するために施すことができる。この記号は、例えば、Pt又はTiの背景とAuの文字を用いるか、又は被覆内に透明の開口を残すことにより、領域間に色の変化を生じさせて作製できる。開口を残す手法は、特にダイヤモンド構造物、例えばダイヤモンド製のスピーカー・ドームの場合に適用できる。なぜなら、ドームは、その場合、バックライトに照明されたドーム領域が、文字として眼に見えるようになるからである。その場合には、また第2の色つきの透明被覆により、バックライトを受ける文字に色づけできる。
特に本発明は、スピーカーの駆動ユニットに前記構成部材を使用することに関するものである。
前記手段のいずれかで製造された構成部材は、スピーカー・ドームとしての使用に適するように、一体のコイル取り付けフランジ又は管を有するドーム・セグメントとすることができる。特に、この構成部材は高性能ツイータ・ドームである。好ましくは、ツイータ・ドームは、事実上周囲の影響を受けない理想的な取り付け状態で試験した場合に、以下の特性のうちの1つ又は2つ以上の組み合わせを有している。
a)ブレークアップ周波数(BUF)は、スピーカー・ドームの曲率半径が20mm、セグメント直径が26mm、他は適宜に寸法付けした場合、31kHzを超え、好ましくは45kHzを超え、より好ましくは55kHzを超え、更に好ましくは65kHzを超え、最も好ましくは75kHzを超える値である。
b)オンアクシス(on axis)レスポンス曲線上のモデル理想値からのオンアクシス・レスポンス曲線の偏差は、ロールオフ位相を考慮し、ブレークアップ周波数Fの3/9で、好ましくはブレークアップ周波数Fの4/9で、より好ましくはブレークアップ周波数Fの5/9で、更に好ましくはブレークアップ周波数Fの6/9で、最も好ましくはブレークアップ周波数Fの7/9で測定して、5dB未満、好ましくは3dB未満、より好ましくは2dB未満、更に好ましくは1dB未満、最も好ましくは0.5dB未満である。
c)フラット・レスポンスからのオンアクシス・レスポンスの偏差は、ブレークアップ周波数Fの3/9で、好ましくはブレークアップ周波数Fの4/9で、より好ましくはブレークアップ周波数Fの5/9で、更に好ましくはブレークアップ周波数Fの6/9で、最も好ましくはブレークアップ周波数FのF7/9で測定して、5dB未満、好ましくは3dB未満、より好ましくは2dB、更に好ましくは1dB、最も好ましくは0.5dB未満である。
前記仕様によるツイータを使用して、他の解決策に勝る高オーディオ品質および改良された美観を有して、現代式のオーディオ源に出力を与えることができる。
本発明のこの実施例の一好適形式では、高性能ツイータ・ドームが以下の1つ以上の基準で製造される。
a)ツイータは、聴取者の側から見ると凸状のドームが基本である。
b)ツイータ・ドームは軸線方向に対称的であり、2軸線a,b(この場合、a≧b)は、a/bが1.5未満、好ましくは1.2未満、より好ましくは1.1未満、更に好ましくは1.05未満、最も好ましくは1.01未満となるような放物線に基づいている。
c)ツイータ・ドームは、一体の軸線方向管部材で作られ、該管部材が、直接にボイスコイル用の巻型を形成しているか、又は別個のボイスコイル巻型用の機械式付属品を形成している。巻型は、例えばAl又はカプトン(登録商標)により作られている。
d)ツイータのドーム領域の直径は、24mmを超え、好ましくは35mmを超え、より好ましくは45mmを超え、更に好ましくは55mmを超え、最も好ましくは65mmを超える値であり、ツイータ・ドームの曲率半径は、18mmを超え、好ましくは26mmを超え、より好ましくは33mmを超え、更に好ましくは40mmを超え、最も好ましくは47mmを超える値である。
本発明のスピーカー・ドームは幾つかの利点を有している。既知の最も大きい比スティフネスを有する材料であるダイヤモンドは、直径30mm未満のスピーカー・ドームの製造に使用でき、その場合、第1ブレークアップ周波数は、最大20kHzまでの可聴周波数への有意な影響を除去するため、70kHzか、少なくともほぼ70kHzである。会堂等で使用される、概して比較的高出力を要求される大直径ツイータは、曲率半径も比較的大きくする必要がある。これらの両特徴ともにドームのブレークアップ周波数を低減させる。その場合、ダイヤモンドの減衰効率は小さいことが不利になる。しかし、スピーカーの全体的な音響性能は、ダイヤモンド等の極めてスティフネスの大きな材料、又は圧密化されたダイヤモンド金属マトリックス複合材料等の極めて剛い構造設計と、シート密度に、ひいてはブレークアップ周波数に事実上影響せずに適切な減衰効果を与える表面被覆とを組み合わせることによって改善することができる。
複合材料構造に関しては、減衰効率の大きい層を最も効果的に使用できるようにするには、減衰層を外表面に設定することが、横波の減衰には理想的な配置である。なぜなら、変形は外表面で最大となるからである。横波は、主な音響干渉源であり、ドームがその全長と直角方向に振動することにより励起される主な波の種類のである。ドーム平面内の圧縮波は、減衰層を複合材料構造物の厚さのどこに配置しても等しく減衰される。したがって、表面に配置することは、圧縮波が音響干渉の主原因ではないにしても、満足すべき措置である。
高い減衰効率を有する被覆は、幾つかの技術により付着させることができる。それらの技術には次のものが含まれる。
a)溶剤に溶解した有機物として、スピニング(spinning)、スプレー、または塗装により、塗料又はレジストと同様の技術を用いて付着させる。
b)化学反応によって固化する多成分系として、多くの点でエポキシ樹脂と同様の技術を用いて付着させる。
c)熱的手段、光学的手段、またはその他の手段、例えば空気との接触による酸化、ベーキング、UV硬化等を含む手段により硬化又は固化する単一成分系として付着させる。
上記の各場合に、被覆は、更にベーキング、UV硬化等により変性させて、要求される精密な減衰効果を達成することができる。
美的な用途のための被覆は、また次の技術を含む幾つかの技術によって付着させることができる。スパッタリングによる被覆、蒸着技術、CVD被覆技術、プラズマ溶射、溶射。さらに、ゾル―ゲル処理等の一連の有機化学に基づく技術も使用できる。

Claims (24)

  1. スティフネス又は高剛性を有する材料で作られ、それぞれ内表面及び外表面を有するドーム本体と
    前記ドーム本体の一方の表面又は両方の表面に施された被覆とを含む、スピーカー・ドームにおいて、
    前記被覆が、金属、ポリマー、プラスチック、その他の固体有機被覆材料を含む群から選択された材料により形成され、
    前記ドーム本体が、ダイヤモンドにより形成されている、スピーカー・ドーム
  2. 前記被覆が、Ti、Au、PtおよびAlのうちから選択された金属を含む、請求項1に記載されたスピーカー・ドーム。
  3. 前記被覆が、Ti、AuおよびAlのうちから選択された金属を含む、請求項1又は請求項に記載されたスピーカー・ドーム。
  4. 前記被覆が、ポリマー基塗料、レジスト材料、またはフォトレジスト材料を含む、請求項1又は請求項2に記載されたスピーカー・ドーム。
  5. ダイヤモンド製ドーム本体が、CVDダイヤモンド合成物によりネット形状に製造されている、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載されたスピーカー・ドーム。
  6. 前記ドーム本体が、5μm〜500μmの厚さを有する、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載されたスピーカー・ドーム。
  7. 前記ドーム本体が、20μm〜100μmの厚さを有する、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載されたスピーカー・ドーム。
  8. 前記ドーム本体が、40μm〜50μmの厚さを有する、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載されたスピーカー・ドーム。
  9. 前記被覆が、スピーカー・ドームの減衰挙動又は共振挙動を変更するように構成されている、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載されたスピーカー・ドーム。
  10. 前記被覆が、有害振動を完全に減衰させるか、又は有害振動の振幅若しくはスピーカー・ドームの音響性能に対する影響を低減させるようになっている、請求項に記載されたスピーカー・ドーム。
  11. スピーカー・ドームの前記ブレークアップ周波数が45kHzを超えており、前記ブレークアップ周波数の4/9で測定した場合の、フラット・レスポンスからのオンアクシス・レスポンス曲線の偏差が3dB未満である、請求項に記載されたスピーカー・ドーム。
  12. 前記被覆が、前記ドーム本体の前記内表面に設けられている、請求項から請求項11までのいずれか1項に記載されたスピーカー・ドーム。
  13. 前記被覆が、ドーム本体のシート密度を20%未満だけ増大させる、請求項から請求項12までのいずれか1項に記載されたスピーカー・ドーム。
  14. 前記被覆が、ドーム本体のシート密度を5%未満だけ増大させる、請求項13に記載されたスピーカー・ドーム。
  15. 前記被覆が、前記ドーム本体のシート密度を1%未満だけ増大させる、請求項14に記載されたスピーカー・ドーム。
  16. 前記被覆が、スピーカー・ドームの美的特性又は外観を変更又は向上させるように構成されている、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載されたスピーカー・ドーム。
  17. 前記被覆が、前記ドーム本体の前記外表面に設けられている、請求項16に記載されたスピーカー・ドーム。
  18. 前記被覆が、前記ドーム本体のシート密度を3%未満だけ増大させる、請求項16又は請求項17に記載されたスピーカー・ドーム。
  19. 前記被覆が、前記ドーム本体のシート密度を0.5%未満だけ増大させる、請求項18に記載されたスピーカー・ドーム。
  20. 前記被覆が、前記ドーム本体のシート密度を0.1%未満だけ増大させる、請求項19に記載されたスピーカー・ドーム。
  21. 前記被覆が、金属又は合金により形成されている、請求項16から請求項20までのいずれか1項に記載されたスピーカー・ドーム。
  22. 前記スピーカー・ドームが、一体のコイル取り付けフランジ又は管を含む、請求項1から請求項21までのいずれか1項に記載されたスピーカー・ドーム。
  23. 前記ツイータ・ドームの前記ドーム本体の直径が、24mmを超える、請求項1から請求項22までのいずれか1項に記載されたスピーカー・ドーム。
  24. 前記ツイータ・ドームの前記ドーム本体の直径が35mmを超える、請求項23に記載されたスピーカー・ドーム。
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