JP2001095093A - スピーカ - Google Patents
スピーカInfo
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- speaker
- vibrating body
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- loudspeaker
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- Granted
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- Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Abstract
とができ、しかも組み立てが容易なスピーカを得る。 【解決手段】 スピーカ10は、半円筒形の振動体12
を含む。振動体12の両面に、電極14,16を形成す
る。振動体12の直線状の端部をベース18に固着す
る。振動体12をベース18に固着するための接着剤と
して、十分な接着強度を有するとともに弾性を有する接
着剤を使用する。スピーカ10をスピーカボックスなど
に取り付ける場合には、弾性体22をベース18の下に
取り付ける。
Description
特にたとえば、DVDオーディオなどのような新しいオ
ーディオのためのスーパーツィータなどとして用いられ
るスピーカに関する。
とマグネットを使用して振動体を振動させることによっ
て音を発生させるものがある。また、本件出願人の開発
したスピーカとして、平板状あるいは半球状の圧電体を
振動体として用いた圧電スピーカがある。
コイルとマグネットとを用いたスピーカでは、20kH
zくらいまでの周波数の音を再生するものが主流であ
る。ところが、今後のオーディオ方式としては、100
kHzくらいの周波数の音まで再生できることが求めら
れている。平板状または半球状の圧電体を用いた圧電ス
ピーカでは、20kHz以上の高域の音を再生すること
が可能であるが、振動体の振動を妨げないように振動体
を支持する必要があり、比較的スピーカの組み立てが面
倒である。
0〜100kHzの高域の音を再生することができ、し
かも組み立てが容易なスピーカを提供することである。
成された半円筒形の振動体と、振動体の両面に形成され
る電極と、振動体の直線状の端部を固定するためのベー
スとを含む、スピーカである。このようなスピーカにお
いて、振動体は、十分な接着強度を有するとともに弾性
を有する接着剤でベースに固定されることが好ましい。
また、このスピーカをスピーカボックスなどに取り付け
る際には、ベースの下に弾性体が取り付けられることが
好ましい。
これらの電極に信号を入力することにより、圧電体が振
動して、音が放射される。このとき、半円筒形の振動体
の外径と長さの比率を変えることにより、放射される音
の周波数を調整することができる。振動体をベースに固
着する際に、十分な接着強度を有する接着剤を用いるこ
とにより、振動体端部の振動振動体の面の振動とを適度
に分割することができ、振動体の面から駆動信号に忠実
な音を放射することができる。このとき、弾性を有する
接着剤を用いることにより、振動体の振動がベースに漏
れることを防ぐことができる。さらに、スピーカをスピ
ーカボックスに取り付ける際に、ベースの下に弾性体を
取り付けることにより、ベースからスピーカボックスへ
の振動漏れを防ぐことができる。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
を示す斜視図であり、図2はその断面図である。スピー
カ10は、半円筒形の振動体12を含む。振動体12
は、たとえば圧電セラミックなどの圧電体で形成され
る。振動体12の両面には、電極14,16が形成され
る。電極14,16としては、通常はAgなどが用いら
れるが、耐候性を考慮すれば、Ag電極の上にコーティ
ングを施すか、またはAuなどの耐候性のある電極材料
が用いられる。そして、振動体12は、たとえば、電極
14側から電極16側に向かって分極される。もちろ
ん、振動体12は、電極16側から電極14側に向かっ
て分極されてもよい。
状のベース18に固着される。振動体12は、接着剤2
0でベース18に接着される。接着剤20としては、十
分な接着強度を有し、かつ弾性を有するものが用いられ
る。そして、電極14,16に駆動信号を入力すること
により、振動体12が振動し、その表面から音が放射さ
れる。このとき、振動体12の外径および長さを変える
ことによって、放射される音の周波数を調整することが
できる。たとえば20kHz〜100kHzの音を放射
させるのであれば、振動体12の外径が20mm、長さ
が40mmとなる。
り付ける際には、ベース18の下にゴムなどで形成され
た弾性体22が取り付けられる。この場合、たとえばベ
ース18に貫通孔24を形成し、ベース18上に当て金
を置いて、ボルトなどを貫通孔24に通すことにより、
スピーカ10がスピーカボックスに取り付けられる。し
たがって、弾性体22を介して、ベース18がスピーカ
ボックスに取り付けられる。
および長さを調整することにより、20kHz〜100
kHzという高域の音を再生することができる。しか
も、半円筒形の振動体12を用いているため、振動体1
2の直線状の端部をベース18に取り付けることがで
き、振動体12の取り付けが容易である。
るための接着剤20として、十分な接着強度を有するも
のが必要である。十分な接着強度がないと、振動体12
の面とは異なる振動が振動体12の端部に発生し、希望
する帯域を得ることができず、また衝撃性に弱いという
ことになる。それに対して、十分な接着強度を有する接
着剤20を用いることにより、振動体12の面の振動と
端部の振動とを適度に分割することができ、面の振動に
よって所望の特性を得ることができる。しかも、十分な
接着強度により、衝撃に強いスピーカを得ることができ
る。また、接着剤20としては、弾性を有するものであ
る必要がある。弾性の小さい接着剤を用いた場合、振動
体12の振動がベース18に漏れ、リップルが多発し、
これらのリップル個々のQが大きくなって、音圧の凹凸
が激しくなる。それに対して、接着剤20が弾性を有す
るものである場合、振動体12の振動がベース18に漏
れることを防ぐことができ、フラットな音圧特性を得る
ことができる。
り付ける際に、弾性体22をベース18の下に取り付け
ることにより、振動体12の振動がベース18を介して
スピーカボックスに漏れることを防ぐことができ、良好
な特性を得ることができる。さらに、上述の接着剤の場
合と同様に、弾性体22を用いることにより、リップル
の発生を抑え、フラットな音圧特性を得ることができ
る。
kHzという高域の音を再生することができ、しかも組
み立ての容易なスピーカを得ることができる。さらに、
振動体をベースに固着するために、十分な接着強度と弾
性とを有する接着剤を用いることにより、衝撃に強く、
良好な特性を有するスピーカとすることができる。同様
に、ベースの下に弾性体を取り付けた状態でスピーカを
スピーカボックスに取り付けることにより、良好な特性
を得ることができる。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 圧電体で形成された半円筒形の振動体、 前記振動体の両面に形成される電極、および前記振動体
の直線状の端部を固定するためのベースを含む、スピー
カ。 - 【請求項2】 前記振動体は、十分な接着強度を有する
とともに弾性を有する接着剤で前記ベースに固定され
る、請求項1に記載のスピーカ。 - 【請求項3】 前記ベースの下に弾性体が取り付けられ
た、請求項1または請求項2に記載のスピーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26567199A JP4228485B2 (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | スピーカ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26567199A JP4228485B2 (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | スピーカ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001095093A true JP2001095093A (ja) | 2001-04-06 |
JP4228485B2 JP4228485B2 (ja) | 2009-02-25 |
Family
ID=17420384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26567199A Expired - Fee Related JP4228485B2 (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | スピーカ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4228485B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009107305A1 (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-03 | Takei Toshitaka | 電気音響変換器 |
-
1999
- 1999-09-20 JP JP26567199A patent/JP4228485B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009107305A1 (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-03 | Takei Toshitaka | 電気音響変換器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4228485B2 (ja) | 2009-02-25 |
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