JPH09247779A - 加振装置及び音響装置 - Google Patents

加振装置及び音響装置

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JPH09247779A
JPH09247779A JP8080651A JP8065196A JPH09247779A JP H09247779 A JPH09247779 A JP H09247779A JP 8080651 A JP8080651 A JP 8080651A JP 8065196 A JP8065196 A JP 8065196A JP H09247779 A JPH09247779 A JP H09247779A
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vibration
mass
resonance box
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JP8080651A
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Yoshijirou Watanabe
嘉二郎 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特別の工夫を凝らさなくても容易に弦楽器の
共鳴箱等の振動板に取り付けられる加振装置と、加振装
置を共鳴箱、振動板に組み込むことによってスピーカと
なる音響装置を提供する。 【構成】 加振装置は、質量部と、該質量部に一部分が
取り付けられ、かつその他の部分が隔設された振動部材
と、前記質量部に取り付けられ、外部からの電気信号に
よって該質量部を基準にして前記振動部材を振動せしめ
る駆動手段と、前記振動板に基部が取り付けられて、先
端部が被加振部材に当接される振動伝達部材と、前記質
量部と被加振部材との間に介在して該質量部を保持する
弾性部材とからなる。また、音響装置は、加振装置を楽
器の共鳴箱に取り付けることによって得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、加振装置及びそ
の加振装置を用いた音響装置に関し、特に弦楽器等の共
鳴箱、振動可能な薄板等に容易に取り付けられる加振装
置及びその加振装置によって振動させられた板(被加振
部材)によって音響を発生せしめる音響装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、自動演奏装置の発達によってピア
ノにあっては、コンピュータを用いて自動演奏すること
ができるようになり、演奏者がいなくても、または演奏
技術を拾得しなくてもピアノでさえあれば身近で、直接
楽器の奏でる音楽を容易に楽しむことができるようにな
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ギタ
ー、バイオリン、チェロ等の弦楽器にあっては、弦を弾
いたり擦ったりして音を出すために自動演奏が非常に難
しいという問題点があった。そこで、特開昭58−34
698号に示されているように楽器そのものをスピーカ
にして、例えばギターの共鳴箱をスピーカにして音を発
生させることが考えられたが、これは楽器の共鳴箱の中
に加振機構を構築する構造で、かつ楽器を作る工程で加
振機構を組み込まなくてはならなり、細工が大がかりに
なるために、作製が難しく、また後付けが難しいという
問題点があった。
【0004】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、特別の工夫を凝らさなくても容易に弦楽器の共
鳴箱等の振動板に取り付けられる加振装置と、加振装置
を共鳴箱、振動板に組み込むことによってスピーカとな
る音響装置を提供することを目的にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、質量部
と、該質量部に一部分が取り付けられ、かつその他の部
分が隔設された振動部材と、前記質量部に取り付けら
れ、外部からの電気信号によって該質量部を基準にして
前記振動部材を振動せしめる駆動手段と、前記振動板に
基部が取り付けられて、先端部が被加振部材に当接され
る振動伝達部材と、前記質量部と被加振部材との間に介
在して該質量部を保持する弾性部材とからなることを特
徴とする加振装置。
【0006】第2の発明は、前記質量部は、垂直方向、
または水平方向から弾性部材を用いて保持されてなるこ
とを特徴とする前記請求項1記載の加振装置。
【0007】第3の発明は、前記質量部は、被加振部材
に対して少なくても弾性部材を介して所定の位置に保持
されてなることを特徴とする前記請求項1記載の加振装
置。
【0008】第4の発明は、前記質量部を保持する弾性
部材は、該質量部とハウジングとの間に介在してなるこ
とを特徴とする前記請求項1記載の加振部材。
【0009】第5の発明は、前記弾性部材は、多孔質部
材であることを特徴とする前記請求項1、3及び4記載
の加振装置。
【0010】第6の発明は、前記弾性部材は、同一材質
であることを特徴とする前記請求項1、3及び4記載の
加振装置。
【0011】第7の発明は、質量部と、該質量部の両端
部が弾性手段を介して被加振部材12に接するように取
り付けられて、かつ外部から印加される電気信号によっ
て前記質量部を基準にして振動する振動部材と、該振動
部材の振動面に、直角に凸設された振動伝達部材とから
構成されてなることを特徴とする加振装置。
【0012】第8の発明は、質量部に取り付けられて、
外部から印加される電気信号によって振動せしめられる
振動部材と、該振動部材の振動面に凸設された振動伝達
部材とから構成され、かつ前記振動伝達部材はその先端
部を被加振部材に接触して、前記質量部を基準にして前
記振動部材を振動せしめてなることを特徴とする音響装
置。
【0013】第9の発明は、質量部に取り付けられた振
動部材と、外部から印加される電気信号によって前記振
動部材を振動せしめる駆動手段とから構成され、前記振
動部材はその端面を被加振部材に接触して、前記質量部
を基準にして前記振動部材を振動せしめてなることを特
徴とする音響装置。
【0014】第10の発明は、前記振動伝達部材の先端
部は、前記加振装置の被加振部材への取付面から外側に
突出してなることを特徴とする前記請求項1、7及び8
記載の加振装置。
【0015】第11の発明は、前記振動伝達部材は、堅
い樹脂または木材であることを特徴とする前記請求項
1、8及び10記載の加振装置。
【0016】第12の発明は、前記振動伝達部材は、被
加振部材に対して点接触、またはそれに近い面接触であ
ることを特徴とする前記請求項1、7、8、10及び1
1記載の加振装置。
【0017】第13の発明は、前記振動部材は、バイモ
ルフ型セラミック振動板であることを特徴とする請求項
10の加振装置。して所定の位置に保持されてなること
を特徴とする前記請求項1記載の加振装置。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を説明す
る。図1は加振装置1の外観側面図、図2は前記加振装
置1の外観平面図で、後述の加振部本体2を収納したハ
ウジング4と、取付ネジ用ネジ孔Hが穿設された三角形
状の取付用鍔部3が示されている。以下に、その詳細な
構成の説明を図3に基づいて行う。
【0019】なお、図3において、加振部本体2は、質
量部5、第1弾性部材6、第2弾性部材7、振動部材
8、ソレノイド9、柱状部材10から構成されており、
以下にその詳細を述べる。4は下面に開口部が形成され
た帽子状のハウジングで、その内部上壁面には質量部5
がスポンジ、発泡体等の多孔性の第1弾性部材6を介し
て貼着されている。また前記ハウジング4の開口周縁部
の外側にはその全周にわたって連続した取付用鍔部3が
形成され、その鍔部3に形成されたネジ孔Hを介してギ
ター等の弦楽器の共鳴箱(図4に符号12で示されてい
る)を形成する板体、例えば弦が張設された表面の板体
であってもよいが、目立たないように裏側の板体(被加
振部材)11に加振装置1がネジNによって取り付けら
れている。なお、前記質量部5は後述の振動部材8が上
下に振動させられたとき、その反作用によって振動しな
いように大きな重量を有するように設定されている。
【0020】7は上端が前記質量部5の下面に貼着され
て取り付けられ、また下端が後述の振動部材8に貼着さ
れて取り付けられたスポンジ、ゴム板等の第2弾性部材
で、前記質量部5の周縁部の下側に配置貼着されて該質
量部5を支持している。8は前記ハウジング4の開口部
をほぼ閉塞する大きさを有する円板状の非磁性体の加振
部材で、下面が平坦に形成されと共に、上面中央部には
後述の磁性体の柱状部材10が立設されて取り付けられ
ている。また前記振動部材8の周縁部は、前記ハウジン
グ4の開口部周縁に常に接触しないように、前記第2弾
性部材7の寸法及び柔らかさが設定される。
【0021】なお、前記振動部材8の下面は、通常時
(取り付けられる前)は、前記鍔部3の下面より若干下
側に突出しており、その突出具合は前記加振装置1が共
鳴箱12の板体11に取り付けられるために押しつけら
れたとき、振動部材8の下面全体で共鳴箱の板体11を
軽く押圧する程度に設定されている。9は前記質量部5
の下面の中央部に固定して取り付けられたリング状ソレ
ノイドで、オーデイオ装置の1つの種類であるCDプレ
ーヤ(図6に符号18として図示されている)から供給
される音響信号によって駆動され、その電磁力によって
前記柱状部材10を上下に変位せしめることによって該
柱状部材10と一体的に形成されている振動部材8を上
下方向(矢印A方向)に変位せしめる。
【0022】10は前記振動部材8の上面中央部に立設
された磁性体の柱状部材で、前記外部のCDプレーヤ等
のオーデイオ装置18から前記ソレノイド9に音響信号
が供給されると、その音響信号の大きさに比例して発生
された電磁力によって、前記ソレノイド9の空洞部内を
上下に変位せしめられる。
【0023】次に上記構成の作用を説明する。加振装置
1が、図4及び図5に示すように共鳴箱12の裏側の板
体11の中心線L上の所定位置、例えば弦の共鳴箱12
への取付位置A(この位置は弦の振動を共鳴箱12に伝
える場所である)に対応する位置Bに次のように取り付
けられることによって、加振装置1から共鳴箱12に効
率よく振動が伝えることが可能になる。そこで、外部の
オーデイオ装置18から各種楽器を使用した音楽の音響
信号が図3のソレノイド9に供給され、それによる振動
が振動部材8から板体11を介して共鳴箱12全体に伝
えられると、振動が伝えられた共鳴箱12は、例えばギ
ター13の共鳴箱12であれば、ギター13の複数の固
有周波数成分と、その高調波成分とを持った音響が、ま
たバイオリン(図6に示されている)であればバイオリ
ン3’の複数の固有周波数成分と、その高調波成分とを
持った音響が共鳴箱12’から強調されて発せられる。
【0024】なお、同一楽器、同一共鳴箱であっても加
振装置1の取り付けられる位置によって固有周波数が高
い周波数の方に移ったり、また低い周波数の方に移った
りするので図5では異なる2点B,Cに取り付けてい
る。それによって、互いに周波数帯域を補完し合うこと
が可能になる。
【0025】そこで、例えば図6に示すように1つのオ
ーデイオ装置18から増幅器17を介して、ギター13
の共鳴箱12と、バイオリン13’の共鳴箱12とに取
り付けられて電気的に並列接続された加振装置1、1の
それぞれに音響信号を供給することによって、ギター1
3からはギターの音響成分(複数の固有周波数と、その
高調波成分)が、またバイオリン13’からはバイオリ
ンの音響成分(複数の固有周波数と、その高調波成分)
が強調されて発せられる。
【0026】換言すると、共鳴箱12は1種のフィルタ
で、各種楽器の周波数成分(高い周波数から低い周波数
まで)を含む音響信号がソレノイド9に供給されると、
その楽器の共鳴箱12に固有の周波数成分(これは上記
の如く複数の固有周波数と、その高調波成分で、以下同
様である)のみを強調して出力するもので、1つのオー
デイオ装置18から音響信号を各種弦楽器13,13’
の共鳴箱12,12’に並列的に供給すると、その共鳴
箱12に固有の周波数成分及びその高調波成分のみが強
調されて出力されるので、その楽器固有の音響が発せら
れているように聴こえる。以下、同様なことがいえるの
で説明は省略する。
【0027】実施の形態2.以下、この発明の実施の形
態2を図7に基づいて説明する。図7に示すものは、上
記実施の形態1で説明したものと次の点で異なる。即
ち、上記実施の形態1では加振装置1をネジN等によっ
て共鳴箱12に取り付けるのに対して、鍔部3にはネジ
孔Hがなく、その鍔部3の下面に両面テープ16を貼着
して、加振装置1を共鳴箱12の板体11に取り付ける
点が異なる。これによって、ギター13等の楽器を傷つ
けることを防止でき、板体11と加振装置1とが固く結
合されないので、板体11の振動が加振装置1によって
規制されず、取り付けることによる音響の歪等の発生が
なくなる。また加振装置1を取り外すことによっていつ
でも楽器は楽器として利用することができる。
【0028】また、上記実施の形態1では振動部材8の
下面は平坦であったが、ここでは振動部材8の下面中央
に図8に示すように逆円錐状のもの(符号8aで示
す)、また逆円錐台状のもの(符号8bで示す)を設
け、加振部材8と板体11との接触を面接触から点接触
にした点が異なり、共鳴箱12の板体11が点(又は点
と等価に考えられる小さな面)で押圧され、かつ両面テ
ープ16で取り付けられるので、振動が伝えられた板体
11は加振装置1が取り付けられることによって振動面
が部分的に固定されずに、換言すると、板体11は加振
装置1が取り付けられていない状態に近い状態で振動す
ることができる。
【0029】なお、前記凸部8a、8bの先端は、図7
において両面テープ16の板体11への貼着面から常時
突出するように寸法が設定され、板体11に貼着された
とき、その凸部8a、8bの先端が板体11を軽く押圧
している必要がある。また、前記凸部8a、8bの堅さ
によっては板体11が柔らかい場合は、板体11を傷つ
けるので、それぞれの先端に平坦部を設ける必要があ
る。
【0030】実施の形態3.以下、この発明の実施の形
態3を図10及び図11(図10のYY断面図)に基づ
いて説明する。図10及び図11において、20は下面
側が開口されてなる平たい円筒状の第1ハウジングで、
樹脂で形成されている。21は前記第1ハウジング20
の内部上壁面に貼り付けられた円盤状の第1弾性部材
で、発泡体、スポンジ、ゴム等の板体(またはシート)
で形成されており、その下面は後述の円盤状の質量部2
2の上面に張り付けられている。22は円形状に形成さ
れた鉄板等の重量物からなる質量部、23は前記第1ハ
ウジング20を相対的に縮小した形状を有する第2ハウ
ジングで、第1ハウジング20と同様に樹脂で形成され
ており、その外側上壁面には前記質量部22が接着剤等
によって一体的に取り付けられて、これら双方とが一体
となって質量部を形成している。
【0031】24は円柱状磁性体コアで、前記第2ハウ
ジング23の内側上壁面の中心部に固定して取り付けら
れ、その周囲には外部から音響信号が供給されるコイル
25が巻回され、磁性体コア24の軸方向に磁束を発生
させる。26はリング状の磁路形成部材で、前記第2ハ
ウジング23の内側上壁面に、磁性体コア24、コイル
25と同心円状に配置され、固定して取り付けられてい
る。
【0032】なお、上記記載の中で符号22で示される
部分を質量部として説明したが、質量部22以外に第2
ハウジング23、円柱状磁性体コア24、コイル25、
磁路形成部材26までを含めても何等不都合はなく、ど
の部分の質量が機能として考えた場合に質量部に相当す
るかによって選択すればよいことである。
【0033】27はアルミ等の非磁性体の円盤状の薄い
振動板で、その周縁部は全周にわたって前記第2ハウジ
ング23側に直角に折り曲げられ、前記第2ハウジング
23の開口端部に軽くはめ込まれ、係合されるように開
口部の外径より若干大きめに形成され、位置ずれを防止
している。また、前記振動板27の表面には、同心円状
にリング状凹凸部(図示せず)が形成され、そのリング
状凹凸部によって中心部に上下方向に外力(電磁力)が
作用した場合に、例えば断面が実線で示される状態と、
破線で示される状態との間で円滑に振動を繰り返しえる
ようにバネ性が設けられている。さらに前記振動板27
の下面には、円柱状の振動伝達部29が下向きに固定し
て取り付けられている。
【0034】なお、この振動伝達部29の上端部と前記
振動板27の中央部下面との間に薄板の円盤状磁性体2
8が互いに接着固定されて配置され、また振動伝達部2
9は、形状的には円柱状でも、角柱でもよいが、その先
端部は図12及び図13に示したように円錐状のもの
(符号29’で示される)、半球状のもの(符号2
9’’で示される)、さらには図示しない円錐台状のも
のであってもよく、また材質的には樹脂でもよいが、木
材、堅い樹脂の方が良い。また、前記振動伝達部29、
29’、29’’の先端部は、寸法的には後述の両面テ
ープ等の接着層32から若干出張るような寸法、すなわ
ち図10において符号Hで示される寸法に設定されてお
り、また形状的には尖った点接触を得るよりは、点接触
としての機能を損なうことのない程度の多少の面接触を
保持した方が、楽器の化粧面を傷つけないのでよい。
【0035】30は第1弾性部材21と同一材質からな
る第2弾性部材で、リング状に形成され、前記振動板2
7の下側周縁部にのみ、すなわち前記第2弾性部材30
の弾性力が前記振動板27の振動を規制しないように中
央部(最も振動する部分)を除いた周辺部に配置され、
貼着されている。また、この貼着面と反対側の貼着面
は、後述の円盤状樹脂シート31が貼着され、第2弾性
部材30は前記第1弾性部材21と共に、圧縮されて収
納され、上下方向から第2ハウジング23等を押圧して
いる。なお、第1弾性部材21と第2弾性部材30とを
同一材質にすることにより上下何れの方向の振動に対し
ても振動板27の振動に対して同一の弾性で支持でき
る。
【0036】31は中央部に前記振動伝達部29が通る
孔31aが穿設された可撓性を有する円盤状樹脂シート
で、前記第1ハウジング20の開口部を閉塞し、かつ第
2ハウジング23が位置ずれしないように、第1ハウジ
ング20の開口周縁部が前記の如く第2弾性部材30に
貼着されている。32は前記円盤状樹脂シート31の下
面全体に設けられた両面テープ等の接着層で、共鳴箱1
2の板体11にネジ等を用いずに容易に前記加振装置1
を取り付けられ、かつ取付時に表面(化粧面)を傷つけ
ないようにするためのものである。
【0037】なお、前記加振部本体2は第1弾性部材2
1、質量部22、第2ハウジング23、磁性体コア2
4、コイル25、磁路形成部材26、振動板27、円盤
状磁性体28、振動伝達部材29、第2弾性部材30か
ら構成されている。また加振装置1は、前記加振部本体
2、第1ハウジング20、円盤状樹脂シート31、接着
層32から構成されている。
【0038】次に、上記構成の作用を説明する。すなわ
ち、上記構成の加振装置1を、例えば図4及び図5に示
すようなギター13等の弦楽器の共鳴箱12の裏側の板
体11(弦の張設されていない側の板体)の弦の取付位
置Aに近い所Bに接着層32を介して取り付けた場合、
振動伝達部29の先端が接着層32から寸法にしてHだ
け下側に突出しているので、板体11の表面に先端が当
接することによって磁性体コア24側に若干押され、振
動伝達部29が振動板27を内側から軽く押圧している
状態になるので、振動板27が振動しても振動伝達部2
9の先端が板体11から離れることなく振動板27の振
動を確実に板体11に伝えることができる。
【0039】また、振動が伝えられた板体11は、加振
装置1の接着層32と円盤状樹脂シート31との柔らか
い介在物を介して取り付けられることになるので、板体
11の振動が規制されずに済み、共鳴箱12の周波数特
性への影響を極力少なくすることができる。
【0040】上記のように図10に示す加振装置1が、
実施の形態1で説明したように図4及び図5の如く楽器
11に取り付けられ、オーデイオ装置(図6に符号18
で示される)からの音響信号が駆動コイル25に供給さ
れると、それによって発生した磁束がコア24、円盤状
磁性体28、磁路形成部材26からなる磁気回路を通
り、振動板27を、例えば図10においては上下方向に
振動させる。なお、振動板27の振動中、振動伝達部2
8の先端と板体11との押圧力が十分でないと、振動板
27の振動中に振動板27が大きく振動した場合には振
動伝達部材29の先端が板体11から離れてビビリ音等
の歪のある音響を含むようになる。
【0041】上記の如く、この発明の実施の形態2の構
成、作動を説明したが、再度図14に示した物理モデル
を用いて以下に説明する。即ち、40は下面周縁部にリ
ング状支持部40aが凸状に形成されてなる円盤状の質
量部、その質量部40のリング状支持部40aが振動板
44の周縁部を介して第1バネ部材42で支持されてい
る。また、質量部40の上面とハウジング48との間に
は第2バネ部材47が介在されている。
【0042】質量部40の下面中央部には外部のオーデ
イオ装置18から音響信号が供給されて電磁力を発生す
る電磁力発生部43が形成されている。44は円盤状の
振動板で、その中央部は加振装置1が共鳴箱12の板体
11に取り付けられたとき、振動伝達部46が当接して
軽い力で板体11を押さえ付けるようになっている。
【0043】なお、これらの質量部40、振動板44、
バネ部材42、47、振動伝達部46は、ハウジング4
8内に収納されて、ハウジング48がスポンジ等の弾性
部材(図示せず)を介して共鳴箱12の板体11に取り
付けられる。このような状況下で、電磁力発生部43に
電磁力が発生し、その電磁力が板状磁性体43aに伝え
られることによって、振動板44が矢印B方向に振動さ
せられるが、質量部40は大きな質量を有しているの
で、振動板44に対して振動しにくい。それによってバ
ネ部材42も振動せず、振動伝達部46のみが板体11
に、点接触で振動を伝える。
【0044】また、上記説明の中でも述べたが、図20
における振動伝達部材46(29)の先端が接着層32
の板体11への貼着面までの寸法Hは、振動板44(2
7)の最大振幅の値及びコア24の先端と、振動板44
(27)との対向面との距離Iによって規定される。
【0045】すなわち (接着層32の接着面と振動伝達部46(29)の先端
までの寸法H)+(振動板44の最大振幅の値)<(コ
ア24の先端と、振動板44(27)の対向面との距離
I) となるように加振装置1が取り付けられる前に設定され
る必要があり、これが満足されないと振動板44が振動
中にコア24の下面とが接触したり、また振動伝達部4
6(29)の先端が板体11から離れたりして異音、例
えばビビリ音を発生することになる。
【0046】実施の形態4.以下、この発明の実施の形
態4を図15に基づいて説明する。なお、図15に示す
構成のものは、図10に示した構成のものと一部分を異
にして基本的には同一であるので、その同一部分につい
ては同一符号を付して異なる部分についてのみ以下に説
明する。すなわち、図10に示すものは加振部本体2を
第1ハウジング20の中で第1及び第2弾性部材21、
30を用いて上下方向から支持する構成にしているのに
対して、図15に示すものは、第2ハウジング23をそ
の周囲、すなわち横方向からスポンジ等の弾性部材34
で挟み込んで支持する、いわゆるせん断力を利用して支
持する構成になっている点のみである。この支持方法で
は、振動板27が上下方向に振動するために、加振部本
体2が上下方向に移動しないように第2ハウジング23
と弾性部材34との間及び第1ハウジング20と弾性部
材34との間に両面テープ等を介在させることによって
支持している。
【0047】実施の形態5.以下、この発明の実施の形
態5を図16に基づいて説明する。なお、図16におけ
る構成のものは、図10に示したものと基本的に同一の
ものであるので、その部分に付いては同一符号を付して
異なる部分についてのみ以下に説明する。すなわち、図
10に示すものは加振部本体2を第1ハウジング20に
対して第1及び第2弾性体21、30で上下方向から支
持する構成にしていたのに対して、図16に示すもの
は、加振部本体2を第1ハウジング20の内部上壁面に
弾性部材35を介して貼着し、かつ第1ハウジング20
の開口縁部に鍔20aを設け、この鍔20aと板体(図
示せず)との貼着面積を大きくすることによって共鳴箱
12の板体11との接着力を強めている。また、この実
施の形態においては、円盤状樹脂シート31がない。
【0048】実施の形態6.以下、この発明の実施の形
態6を図17、図18及び図19に基づいて説明する。
図17に示す構成のものは、図10に示した構成のもの
から第1ハウジング20、第1弾性部材21、円盤状樹
脂シート31及び接着層32を省略し、加振装置1(こ
の加振装置1は、加振部本体2でもある)を構成したも
のである。なお、この実施の形態では図17に示すよう
に振動板27の周縁部が第2ハウジング23の端部に嵌
合されずに、いわゆる係合させられておりこの周縁部が
バネ部材の役をなして質量部の一部を形成する第2ハウ
ジング23と第2弾性部材30とをバネ結合している。
【0049】すなわち、ソレノイド25に音響信号が供
給されて、振動板27が振動した場合に、図19に示す
ように実線の振動板27が破線で示される状態27’に
なることによって、振動板27は第2ハウジング23に
対してバネ性を有して結合していると言える。
【0050】次に、上記図17に図示した構成のものを
図18に示す物理モデルを用いて説明する。すなわち、
この物理モデルは、図14の物理モデルに対してハウジ
ング48、バネ部材47が省略されているのに対して振
動板44の周縁部に発生するバネ部材41が追加されて
いる。これによって電磁力発生手段43に音響信号が供
給された場合、質量部40に対して振動板44が大きく
振動し、共鳴箱12の板体11に振動を伝えることがで
きる。
【0051】実施の形態7.以下、この発明の実施の形
態7を図20に基づいて説明する。この実施の形態は、
上記各実施の形態で説明した加振装置1を布等によって
作成された、キャラクタ性のあるカバー50で覆うよう
にしてもよい。
【0052】実施の形態8.以下、この発明の実施の形
態8を図22に基づいて説明する。すなわち、50は断
面コ字状の質量部で、両端に支持部50aが形成され、
その支持部50の下端面に貼着され、弾性機能を多少と
も有する両面テープ51が接着層51を介して共鳴箱1
2の板体11に取り付けられる。52はオーデイオ装置
18から音響信号が供給されると、その音響信号の大き
さ、周波数に応じて変形するバイモルフ型セラミック振
動子で、その中央部には振動伝達部53が接着等によっ
て固定して取り付けられている。
【0053】また、セラミック振動子54の両端部のそ
れぞれは、該セラミック振動子54の短辺方向に平行に
延びるゴム等の弾性部材54によって上下から挟持され
ると共に、この弾性体54は、下方から後述の挟持補助
板55によって上方に向けて押圧されている。その結
果、それぞれの弾性部材54、54、54、54は変形
し、偏平にされている。また挟持補助部材55は、中央
部に前記振動伝達部53が通る孔55aが穿設され、か
つボルト(図示せず)等によって前記質量部50に取り
付けられ、前記弾性部材54に対して押圧力を付勢せし
めている。なお、質量部50、バイモルフ型セラミック
振動子52、振動伝達部53、弾性部材54によって振
動部本体2が構成されている。
【0054】次に、図23及び図24に基づいて上記構
成の作用を説明する。バイモルフ型セラミック板52
に、外部のCDプレーヤ等のオーデイオ装置18から音
響信号が供給されない間は、図23に示すようにセラミ
ック基板52は変形しない。
【0055】一方、音響信号が供給されると、セラミッ
ク振動子52は、音響信号の大きさ、周波数に応じて、
例えば図24に実線と波線で示されるように変形する。
それによって、板体11に振動部本体2が取り付けられ
ると、振動伝達部53の先端が共鳴箱12の板体11を
押圧し、振動を伝え、音響になる。この場合も、共鳴箱
12の板体11も加振部本体2の質量部50によって接
着層51を介しているので、板体11の振動を何等規制
するものではない。
【0056】また、図24ではセラミック振動子52
は、弾性部材54で挟持されている点を節にして振動し
ているようにみえるが、挟持しているのものが堅いもの
ではないので、挟持力が弱く、セラミック振動子52の
振動が音響信号の周波数によって規制されるものではな
い。
【0057】なお、上記各実施の形態では加振装置1を
加振部本体2と第1ハウジング20との一体化されたも
のを含めた構成のものを指す場合も有れば、また加振部
本体2そのものを指す場合もある。また、前記各実施の
形態における質量部は、質量部22のみと考えても良
く、また質量部22と第2ハウジング23とを一緒にし
たものと考えても良く、さらに質量部22、コア24、
ソレノイド25及び磁路形成部材26までも含めた構成
のものまでのものを考えても良いことは言うまでもない
ことである。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、この第1及び第7
の発明によれば、共鳴箱、振動板等のどのような被加振
部材にも容易に取り付けられ、また今までにスピーカに
なるとは考えられなかったものがスピーカになるので、
ユーザ技術に対する新鮮さ、感動を与えることができる
加振装置を提供できる。
【0059】第2、第4の発明によれば、振動部材によ
って発生した振動による質量部への影響を簡単な構成で
低減することができる。
【0060】第3の発明によれば、共鳴箱等の板体と加
振装置との取付状態が緩くできるので、板体の振動を規
制することがなく、共鳴箱等の板体の本来の周波数特性
をそのまま生かすことができる。すなわち、取り付ける
ことによる音響特性を歪ませることを防止、または低減
できる。
【0061】第5の発明によれば、弾性部材を多孔質部
材にすることによりスポンジ、発泡樹脂等の安価な発泡
材を使用できる。
【0062】第6の発明によれば、弾性部材を同一材質
にすることにより部品点数を増やさなくて済み、管理が
容易になる。
【0063】第8及び第9の発明によれば、今までにな
い形態の音響装置を提供でき、生活に潤いを持たせら
れ、またその取扱いも容易なので楽に使用でき、また楽
しむことができる。
【0064】第10の発明によれば、共鳴箱等の板体の
平面に特別な工夫をしなくても取り付けるだけ容易にそ
の板体から音響を発生させることができる。
【0065】第11の発明によれば、振動伝達部材が伝
えるべき振動成分を吸収せずに伝えることができる。
【0066】第12の発明によれば、振動伝達部材から
共鳴箱等の板体への振動を点で伝えることができるの
で、振動面を規制しないので音響を歪ませないで済む。
【0067】第13の発明によれば、振動部材として1
枚の振動板で済むので構造が簡単で、かつ部品点数も少
なくて済むので管理が容易である。
【0068】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施の形態1を説明するための正
面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明の実施の形態1を説明するための図2の
XX断面説明図である。
【図4】実施の形態1に示した加振装置1をギター13
に取り付けたときの側面説明図である。なお、この図は
他の実施の形態のものであってもよい。
【図5】実施の形態1に示した加振装置1をギター13
に取り付けたときの説明図で、図4の平面説明図であ
る。
【図6】この発明による各種加振装置1を複数の楽器1
2、12’に取り付けたときの説明図である。
【図7】本発明による実施の形態2を説明するための断
面側面図である。
【図8】図7における振動部材10の変形例の1つであ
る。
【図9】図7における振動部材10の他の変形例の1つ
である。
【図10】本発明による実施の形態3を説明するための
断面側面図である。
【図11】図10のYY断面説明図である。
【図12】この発明における振動伝達部29、46、5
3の変形例に1つである。
【図13】この発明における振動伝達部29、46、5
3の他の変形例に1つである。
【図14】図10に示したものの原理を説明するための
説明用の物理モデルである。
【図15】本発明による実施の形態4を説明するための
断面説明図で、図10に示した実施の形態の変形例の1
つである。
【図16】本発明による実施の形態5を説明するための
断面説明図で、図10に示した実施の形態の他の変形例
の1つである。
【図17】本発明による実施の形態6を説明するための
断面説明図で、図10に示した実施の形態の他の変形例
の1つである。
【図18】図17に示したものの原理を説明するための
説明用の物理モデルである。
【図19】図18のバネ部材41の発生理由を説明する
ための要部断面説明図である。
【図20】本発明による実施の形態7を説明するための
断面説明図である。
【図21】ビビリ音の発生を説明するための説明図であ
る。
【図22】本発明による実施の形態8を説明するための
断面説明図である。
【図23】図22の非作動時の状態を説明するための説
明図である。
【図24】図22の作動時の作用を説明するための説明
図である。
【符号の説明】
1 加振装置 2 加振部本体 4 ハウジング 5、22、40、50 質量部 6、7、21、30、54 弾性部材 8 振動部材 9 ソレノイド 10 柱状部材 11 板体 12 共鳴箱 18 オーデイオ装置 13、13’ 楽器 16 両面テープ 8a、8b 凸部 20、23 ハウジング 24 円柱状磁性体コア 25 コイル 26 磁路形成部材 27、41、44、52 振動板(振動部材) 29、29’、29’’、46、53 振動伝達部材 31 樹脂シート 28、45 円盤状磁性体 41、42、47 バネ部材 43 電磁力発生部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 質量部と、該質量部に一部分が取り付け
    られ、かつその他の部分が隔設された振動部材と、前記
    質量部に取り付けられ、外部からの電気信号によって該
    質量部を基準にして前記振動部材を振動せしめる駆動手
    段と、前記振動板に基部が取り付けられて、先端部が被
    加振部材に当接される振動伝達部材と、前記質量部と被
    加振部材との間に介在して該質量部を保持する弾性部材
    とからなることを特徴とする加振装置。
  2. 【請求項2】 前記質量部は、垂直方向、または水平方
    向から弾性部材を用いて保持されてなることを特徴とす
    る前記請求項1記載の加振装置。
  3. 【請求項3】 前記質量部は、被加振部材に対して少な
    くても弾性部材を介して所定の位置に保持されてなるこ
    とを特徴とする前記請求項1記載の加振装置。
  4. 【請求項4】 前記質量部を保持する弾性部材は、該質
    量部とハウジングとの間に介在してなることを特徴とす
    る前記請求項1記載の加振部材。
  5. 【請求項5】 前記弾性部材は、多孔質部材であること
    を特徴とする前記請求項1、3及び4記載の加振装置。
  6. 【請求項6】 前記弾性部材は、同一材質であることを
    特徴とする前記請求項1、3及び4記載の加振装置。
  7. 【請求項7】 質量部と、該質量部の両端部が弾性手段
    を介して被加振部材12に接するように取り付けられ
    て、かつ外部から印加される電気信号によって前記質量
    部を基準にして振動する振動部材と、該振動部材の振動
    面に、直角に凸設された振動伝達部材とから構成されて
    なることを特徴とする加振装置。
  8. 【請求項8】 質量部に取り付けられて、外部から印加
    される電気信号によって振動せしめられる振動部材と、
    該振動部材の振動面に凸設された振動伝達部材とから構
    成され、かつ前記振動伝達部材はその先端部を被加振部
    材に接触して、前記質量部を基準にして前記振動部材を
    振動せしめてなることを特徴とする音響装置。
  9. 【請求項9】 質量部に取り付けられた振動部材と、外
    部から印加される電気信号によって前記振動部材を振動
    せしめる駆動手段とから構成され、前記振動部材はその
    端面を被加振部材に接触して、前記質量部を基準にして
    前記振動部材を振動せしめてなることを特徴とする音響
    装置。
  10. 【請求項10】 前記振動伝達部材の先端部は、前記加
    振装置の被加振部材への取付面から外側に突出してなる
    ことを特徴とする前記請求項1、7及び8記載の加振装
    置。
  11. 【請求項11】 前記振動伝達部材は、堅い樹脂または
    木材であることを特徴とする前記請求項1、8及び10
    記載の加振装置。
  12. 【請求項12】 前記振動伝達部材は、被加振部材に対
    して点接触、またはそれに近い面接触であることを特徴
    とする前記請求項1、7、8、10及び11記載の加振
    装置。
  13. 【請求項13】 前記振動部材は、バイモルフ型セラミ
    ック振動板であることを特徴とする請求項10の加振装
    置。
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