JP2013251750A - ヘッドホン - Google Patents

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Abstract

【課題】振動子が発生した振動を効率的にユーザに伝達できるヘッドホンを提供する。
【解決手段】ヘッドホン1は、ヘッドバンド22と、アーム部20と、スピーカを保持するヘッドホンユニット10と、ヘッドホンユニット10をアーム部20に支持するヒンジ構造28と、アーム部20を振動させる振動子を備える。振動子はトランスデューサボックス24に収容されており、アーム部20およびヘッドバンド22により挟持される。振動伝達部30は、アーム部20とヘッドホンユニット10を連結して、アーム部20の振動をヘッドホンユニット10に伝達する。
【選択図】図1

Description

本発明はヘッドホンに関する。
近年、音声信号に応じた振動を発生する振動子をハンガーに取り付けたヘッドホンが提案されている(特許文献1参照)。特許文献1において提案されたヘッドホンによると、振動子が発生した振動がバンドを含むヘッドホン全体へ伝わるため、ユーザの頭部の広範囲にバランス良く振動を伝えることができる。特許文献1においては、振動子付ヘッドホンのユースケースとして、ユーザがMP3(MPEG Audio Layer-3)プレイヤからの音楽を楽しむ場合や、ゲームの高品質な音響を楽しむ場合が例示されている。
特開2009−177574号公報
振動子付ヘッドホンでは、振動子が発生した振動を、ヘッドバンドおよびイヤーパッドを介してユーザに効率的に伝達することが重要な課題となる。またユーザは商品の機能面だけでなくデザイン面にも大きな関心を持っているため、美観に優れた振動子付ヘッドホンを開発することも、課題の一つである。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、振動子が発生した振動を効率的にユーザに伝達できるヘッドホンを提供することにある。またさらなる目的は、デザイン性の優れた振動子付ヘッドホンを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のヘッドホンは、アーム部と、スピーカを保持するヘッドホンユニットと、ヘッドホンユニットをアーム部に支持する支持部と、アーム部を振動させる振動子と、アーム部の振動をヘッドホンユニットに伝達する振動伝達部とを備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、振動子が発生した振動を効率的にユーザに伝達するヘッドホンを提供することができる。また本発明によれば、デザイン性の優れた振動子付ヘッドホンを提供することができる。
本実施形態におけるヘッドホンの前面図である。 ヘッドホンの背面図である。 ヘッドホンの下面側斜視図である トランスデューサボックスに設けられる振動子の断面図である。 振動伝達部の構造を説明するための図である。 ハウジングの蓋体を外した状態を示す図である。 ハウジング内部の構造を示す図である。 (a)は被係止部の側面断面図であり、(b)は被接触面の斜視図である。る。 (a)および(b)は、突起部と被接触部との接触状態を示す模式図である。 ヘッドホンの機能ブロックを示す図である。
図1は、本実施形態におけるヘッドホン1の前面図である。また図2はヘッドホン1の背面図であり、図3はヘッドホン1の下面側斜視図である。本実施形態のヘッドホン1は振動を発生する振動子を有し、ヘッドホン1に入力される音声信号に応じて振動子を駆動することができる。なおヘッドホン1は、マイクロフォン(図示せず)を搭載したヘッドセットとして構成されてよい。ヘッドホン1は無線通信機能を有し、外部から無線送信される音声信号を受信して再生することができる。なおヘッドホン1はケーブルを差し込まれて、ケーブル経由で音声信号を受信して再生することもできる。
ヘッドホン1は、ヘッドバンド22と、ヘッドバンド22の両端に連結される一対のアーム部20と、一対のアーム部20に対して上下方向に揺動可能に支持される右耳用のヘッドホンユニット10aおよび左耳用のヘッドホンユニット10bを備える。以下、右耳用ヘッドホンユニット10aと左耳用ヘッドホンユニット10bとを特に区別しない場合には、単に「ヘッドホンユニット10」と呼ぶこともある。ヘッドホンユニット10はスピーカを保持する。
ヘッドバンド22は、円弧状に湾曲形成されて弾力性を有するバンド本体31を含み、その弾力性を利用してユーザ頭部を挟み、一対のヘッドホンユニット10をユーザの耳周囲に押圧させて保持する。ヘッドバンド22にはスライダ26が設けられ、スライダ26の端部はスライダ調整部32のスライド穴にスライド可能に挿入される。スライダ調整部32は、ヘッドバンド22の一部を構成しており、ユーザの頭部の形状に合わせてスライダ26の挿入長さを調整することで、ヘッドバンド22の長さが調整される。なおスライダ調整部32の機能は、バンド本体31側に設けられてもよく、すなわちバンド本体31にスライド穴が形成されて、スライダ26の端部がバンド本体31のスライド穴に挿入されてもよい。
ヘッドホンユニット10は、内部にスピーカを保持するハウジング12と、ユーザの耳周囲に押圧されるイヤーパッド14とを備える。なおハウジング12内には、プロセッサを搭載した基板が設けられており、このプロセッサは、スピーカからの音声出力および振動子の駆動制御などを行う機能を有している。
ヘッドホンユニット10はヒンジ構造28により、アーム部20に揺動可能に支持される。ヒンジ構造28は、ヘッドホンユニット10をアーム部20に支持する支持部であり、ヘッドホンユニット10をアーム部20に対して揺動可能に支持する。本実施形態において、ヒンジ構造28はアーム部20に固定支持された突起部を含んでおり、この突起部はアーム部20と一体成形により形成されてもよく、またアーム部20と別部品である突起部がアーム部20に取り付けられてもよい。突起部の根元がアーム部20に固定され、突起部の先端がハウジング12に対して軸着される。ハウジング12には、ヘッドホン1の前後方向に突起部先端を支持するための軸が形成されており、突起部先端が、ハウジング12に形成された軸により回転可能に支持されることで、ヘッドホンユニット10が、軸を支点として、アーム部20に対して矢印Aで示す上下方向に揺動可能となる。
なおヒンジ構造28はハウジング12に固定支持された突起部を含み、突起部の根元がハウジング12に固定され、突起部の先端がアーム部20に対して軸着されてもよい。このときアーム部20には、ヘッドホン1の前後方向に突起部先端を支持するための軸が形成されており、ハウジング12から延びる突起部の先端が、アーム部20に形成された軸により回転可能に支持されることで、ヘッドホンユニット10が、軸を支点として、アーム部20に対して矢印Aで示す上下方向に揺動可能とされてもよい。
アーム部20とヘッドバンド22は、トランスデューサボックス24を介して連結される。トランスデューサボックス24には、後述する振動子が収容されている。トランスデューサボックス24が、アーム部20とヘッドバンド22の間に設けられることで、振動子が発生する振動を効率的にヘッドバンド22およびアーム部20に伝達することが可能となる。
以下、ヘッドホン1における各種操作手段について説明する。
左耳用のヘッドホンユニット10bにおいて、電源スイッチ40はスライド式スイッチであり、電源をオンまたはオフするために用いられる。ミキサスイッチ42はスライド式スイッチであり、スピーカの音量とマイクロフォンの音量のバランスを調整するために用いられる。ミキサスイッチ42は、スライド溝の範囲でスライド可能であり、スライド溝の中央位置にある場合にはスピーカ音量とマイク音量の比が所定値となり、中央位置から一方側にスライドすると、スピーカ音量とマイク音量の比が所定値より大きく、中央位置から他方側にスライドすると、スピーカ音量とマイク音量の比が所定値よりも小さくなる。
ステータスLED46は、複数色、たとえば赤色、青色、緑色、紫色で発光することができ、発光色でヘッドホン1のステータスをユーザに知らせる。たとえば赤色はヘッドホン1が充電中であることを示し、青色はヘッドホン1が無線通信中であることを示し、緑色はヘッドホン1が有線通信中であることを示し、紫色はヘッドホン1のマイクがミュート中であることを示す。
ミュートボタン48はマイクの制御を行うために用いられる。ミュートボタン48の操作には短押し操作と長押し操作があり、短押し操作は、マイクをミュートするかミュートしないかを切り替え、長押し操作は、側音を出力させるか否か、すなわちユーザの声をループバックさせるか否かを切り替える。たとえば短押し操作は1秒以内のボタン押し込み操作であり、長押し操作は3秒以上のボタン押し込み操作であってよい。
音量スイッチ50はスライド式スイッチであり、音量を調整するために用いられる。音量スイッチ50はスライド溝の範囲でスライド可能であって、音量スイッチ50がスライド溝の一端に位置すると音量が0、スライド溝の他端に位置すると音量が最大となる。なお音量スイッチ50は、音量を0にすると、振動子60への給電を止める機能を有してもよい。
USBジャック56は、USBケーブルの差込口である。USBジャック56にUSBケーブルが接続されると、ハウジング12に搭載されたバッテリの充電や、プロセッサのフォームウェアアップデートなどが実行される。
ステレオジャック58はステレオ端子の差込口である。ステレオジャック58は、音声出力装置から有線で音声信号を入力可能とする。音声出力装置は、MP3(MPEG Audio Layer-3)プレイヤやCD(Compact Disk)プレイヤ、ゲーム機、ラジオ受信機、テレビ受像機など、音声信号を出力する任意の装置であってよい。なおヘッドホン1においては、有線で音声信号を受信するだけでなく、無線で音声信号を受信することも可能である。
ヘッドホン1は実質的に左右対称の形状を有するため、ユーザは右耳用のヘッドホンユニット10a、左耳用のヘッドホンユニット10bを、それぞれ逆の耳に装着することもある。ユーザがヘッドホン1の左右を気にせずに装着した場合に、接続されるUSBケーブルやステレオケーブルが邪魔にならないように、USBジャック56およびステレオジャック58は、ハウジング12の下端側に設けられることが好ましい。
右耳用のヘッドホンユニット10aにおいて、サラウンドボタン44は、サラウンド機能をオンまたはオフするために用いられる。振動量スイッチ52はスライド式スイッチであり、振動量を調整するために用いられる。振動量スイッチ52はスライド溝の範囲でスライド可能であって、振動量スイッチ52がスライド溝の一端に位置すると振動量が0、スライド溝の他端に位置すると振動量が最大となる。なお振動量スイッチ52は、振動量を0にすると、振動子60への給電を止める機能を有してもよい。
モード切替ボタン54は、振動モードを切り替えるために用いられる。詳細は後述するが、本実施形態のヘッドホン1において、振動子は音声信号に応じて駆動されるが、振動モードによって、振動子を駆動するための契機となる振動トリガが異なっている。そこでプロセッサは、設定された振動モードに応じて、音声信号から振動トリガを検出し、聴いている音声信号に適した振動をユーザに提供することができる。
図4は、トランスデューサボックス24に設けられる振動子60の断面図である。本実施形態において振動子60は、ダイナミック型スピーカの原理を応用したダイナミック型振動子である。
振動子60は、マグネット63と、円筒状のコイル66と、振動板72と、コイル66と振動板72を一体的に固定するエッジ70を含む。コイル66は、マグネット63が発生する磁界内に設けられる。そして、コイル66に外部から音声信号に応じた駆動電流が供給されると、コイル66には、いわゆるフレミングの左手の法則に従って駆動電流に応じた駆動力が与えられる。この駆動力がエッジ70を介して振動板72に与えられ、振動板72は図示する矢印Bの方向に振動する。エッジ70は、振動板72を振動自在に保持する。振動板72は、しんちゅうのような重量のある材質を用いて、可聴範囲の音波を出さないようにする。なお、図4において図示していないが、通常のダイナミック型スピーカではマグネット63およびコイル66の周辺にヨークを配置してコイル66に強い磁場を与える設計をしているが、振動子60においても必要に応じてヨークを配置してよい。
ダイナミック型の振動子60を採用することで、数ミリ秒レベルの分解能での振動、停止が可能であり、たとえば音声信号におけるドラム音やベース音などのビートのタイミングをより忠実に反映させることができる。また音声信号の波形に同期した振動を実現させることもでき、音楽の低音を振動で味わうという新たな趣向を提供することもできる。図4に示す振動子60は、マグネット63が固定されてコイル66が振動するが、コイルが固定されマグネットが振動する型の、いわゆるMM(Moving Magnet)型の振動子であってもよい。
振動子60は円筒状のトランスデューサボックス24に収容され、振動子60の振動はトランスデューサボックス24に直接固定されるアーム部20およびヘッドバンド22に伝達される。振動子60がアーム部20およびヘッドバンド22の間に設けられることで、振動子60がアーム部20およびヘッドバンド22を直接振動させることができ、効率的な振動伝達が実現される。また本実施形態のヘッドホン1では、トランスデューサボックス24の図1または図2に示す左右方向の外側(つまり円筒状のトランスデューサボックス24における外側端部)がアーム部20によって覆われている。仮にトランスデューサボックス24がアーム部20により覆われておらず、ヘッドホン1の左右方向の最外側に配置された場合には、ヘッドホン1の輪郭は、トランスデューサボックス24が左右方向に突き出た形状となり、デザイン的に美しくない。このようにヘッドホン1では、振動伝達効率を高めた機能性と美観を向上したデザイン性の双方を実現するべく、振動子60が、アーム部20およびヘッドバンド22の間に配置されている。
ユーザはヘッドホン1を頭部に装着する際、スライダ26のスライダ調整部32内への挿入長さを調整して、ヘッドバンド22の長さをユーザの頭部形状に合わせる。このとき一対のヘッドホンユニット10の上下方向の角度はヒンジ構造28により、ユーザの耳を挟んだ頭側面から顔側面の傾斜に自動的に合わせられ、イヤーパッド14のパッド面が耳周囲に密着して、イヤーパッド14からの音漏れが極力低減されるようになる。
本実施形態のヘッドホン1は、アーム部20の振動をヘッドホンユニット10に伝達する振動伝達部30を備える。振動伝達部30は、アーム部20とヘッドホンユニット10を連結することで、アーム部20の振動がヘッドホンユニット10に伝達されるようにする。
図5は、振動伝達部30の構造を説明するための図である。振動伝達部30は、アーム部20からヘッドホン1の内向きに延出する突起部100と、ハウジング12に設けられた被係止部102を備える。突起部100はアーム部20と一体成形されて形成されてよい。ハウジング12の蓋体80には貫通孔が形成されており、突起部100の先端は、貫通孔を通り、貫通孔の下方に設けられた被係止部102に接触して係止される。
図6は、ハウジング12の蓋体80を外した状態を示す。被係止部102は弾性材料で形成され、突起部100の先端部が挿入される凹部を有している。被係止部102は実質的に直方体のゴム材の中央部分に凹部を有した形状をしている。突起部100の先端部は凹部の内壁に接触し、先端部と内壁の間に作用する摩擦力により係止される。
アーム部20とヘッドホンユニット10の相対的な位置関係が変化すると、突起部100は凹部の内部における挿入角度および接触点を変化させることになるが、被係止部102が弾性材料で形成され変形可能であるため、突起部100の動きに対して、突起部100が接触する凹部内壁が変形することで、突起部100は凹部の内部で動くことが可能となる。
なお被係止部102は直方体のゴム材の中央部分をくり抜いた形状を有しているが、この形状は、突起部100の押圧力に対して被係止部102の強度を維持するためのものであり、この形状に限定されるものではない。たとえば強度が確保されるのであれば、突起部100が接触する被接触部が、ハウジング12内部において壁状に立設された形状を有し、この壁状の被接触部が被係止部102を構成してもよい。
図7は、ハウジング12内部の構造を示す。ハウジング12の内部には、基板82が設けられ、基板82にはプロセッサ(図示せず)が搭載されている。図7は、左耳用のヘッドホンユニット10bの内部構造を示しており、基板82に搭載されたプロセッサは、電源スイッチ40、ミキサスイッチ42、ステータスLED46、ミュートボタン48、音量スイッチ50、USBジャック56からの、オンまたはオフの各種状態値や、各種状態量を示す信号を受け付けて、初期の設定および処理を実行する。
図8(a)は、被係止部102の側面断面図である。被係止部102はたとえばゴムで形成されており、突起部100の押圧力に対して変形可能である。突起部100の先端部は、被接触部104の被接触面108に接触し、アーム部20とヘッドホンユニット10の相対位置関係に変化が生じて突起部100が凹部110内で動く際には、被接触部104がその厚み方向に変形して、突起部100と被接触部104との接触状態が維持される。このようにして、突起部100と被接触部104とは常に接触した状態を保ち、アーム部20の振動が被係止部102に伝達される。
被接触部104と、被接触部104に対向する対向部106の厚みを比較すると、被接触部104の厚みW1は、対向部106の厚みW2より大きい。対向部106には突起部100が接触しないため、厚みW2を大きくする必要がない一方で、被接触部104には突起部100が接触するために、厚みW1を大きくして、突起部100の動きによる被接触部104の変形量を確保することが好ましい。
図8(b)は、被接触面108の斜視図である。被接触面108には、被接触部104の上面から下面にわたり延設される2本のガイドリブ112が形成される。突起部100の先端部は、2本のガイドリブ112で挟まれる領域内で動く。ヒンジ構造28の自由度は1であり、したがって突起部100の先端部の移動は、被接触面108上の所定のライン上に制限されるが、被接触面108に一対のガイドリブ112を設けることで、突起部100の先端部の不測の動きを制限することが可能となる。
図9(a)および図9(b)は、突起部100と被接触部104との接触状態を示す。突起部100は被接触部104に対して常に接触状態を維持し、アーム部20に対するヘッドホンユニット10の相対位置(相対角度)が変化すると、凹部110に対する突起部100の挿入角度および突起部100先端の被接触面108との接触点(接触位置)が変化する。
図9(a)は、ヘッドホンユニット10の上部が突起部100に接近して、突起部100と被係止部102とが近づいたときの接触状態を示す。突起部100と被係止部102との距離が短くなることで、凹部110に対する突起部100の挿入角度が浅く、突起部100の先端が被接触面108の下方で接触する。一方、図9(b)は、ヘッドホンユニット10の上部が突起部100から相対的に離れたときの接触状態を示す。突起部100と被係止部102との距離が長くなることで、凹部110に対する突起部100の挿入角度が深くなり、また突起部100の先端が被接触面108の上方で接触する。被接触部104が可撓性を持つことで、振動伝達部30は、ヘッドホンユニット10がアーム部20に対して揺動可能な状態を維持しつつ、突起部100と被接触部104とを常時接触させて、アーム部20とヘッドホンユニット10を連結する。これにより、ヘッドホンユニット10がアーム部20に対してどのような姿勢をとった場合であっても、振動伝達部30は、アーム部20の振動をヘッドホンユニット10に伝達することができる。
上記したように被係止部102は、凹部110内で動く突起部100との接触を維持するために弾性を有する必要があるが、一方で被係止部102の弾性を高くしすぎると、アーム部20から伝達される振動が被係止部102において減衰されることも考えられる。そのため被係止部102は、突起部100から伝達される振動を可能な限り減衰せずハウジング12に伝達し、一方で、被係止部102の被接触面108上を突起部100の先端部が摺動できるようなラバー硬度で形成されることが好ましい。
本実施形態のヒンジ構造28は、ヘッドホンユニット10を軸支持しており、したがって図1に示すように、ヘッドホンユニット10は矢印Aで示す方向に揺動可能である。仮に振動伝達部30を設けないヘッドホンを想定した場合、振動子60からアーム部20に入力される振動が、ヒンジ構造28からヘッドホンユニット10に伝達されると、伝達された振動の一部は、ヘッドホンユニット10を揺動するための外力として消費されることになり、イヤーパッド14を効率的に振動させることができない。
そこで本実施形態のヘッドホン1では、アーム部20に入力される振動が、振動伝達部30により適切にヘッドホンユニット10に伝達されるようにしている。振動伝達部30において、突起部100と被接触部104との接触点は、突起部100と被接触部104との接触による摩擦力によりアーム部20の振動によっては動かない。このように摩擦力により突起部100と被接触部104とが静止するため、アーム部20の振動は、振動伝達部30により効率的にヘッドホンユニット10に伝達されることになる。なおユーザがヘッドホン1を頭部に装着する場合には、突起部100と被接触部104との接触による摩擦力は、アーム部20とヘッドホンユニット10の相対位置関係を変化させる際の負荷(抵抗)として作用することになるが、被接触部104が弾性を有することでそれほど大きな負荷にはならず、ユーザは自由にアーム部20とヘッドホンユニット10の相対角度を変化させることができる。
このように突起部100と被接触部104との間の摩擦係数は、アーム部20の振動によって突起部100と被接触部104の接触点が動かないように設定され、一方で、ヘッドホン1の頭部装着時には、ヒンジ構造28におけるヘッドホンユニット10の相対回転動作が妨げられないように設定される。これにより、ヘッドホン1の頭部装着時、アーム部20の振動は、振動伝達部30を通じてヘッドホンユニット10に効率的に伝達されることとなり、所望の振動をユーザに提供することが可能となる。なお、このとき振動伝達部30によりアーム部20とヘッドホンユニット10の相対位置関係は固定されるため、ヒンジ構造28を通じたアーム部20の振動伝達効率も向上することになる。
なお本発明者は、試行錯誤の結果、振動伝達部30の位置を、ヒンジ構造28よりも振動子60側に設けることが、振動伝達効率の観点から好ましいことを見いだした。振動伝達部30は、ヒンジ構造28よりも相対的にリジッドにアーム部20とヘッドホンユニット10とを連結するため、振動伝達部30からヘッドホンユニット10に伝達する振動成分を大きくすることが、ヘッドホン1全体としての振動伝達効率を向上させることを見いだした。したがって、アーム部20およびヘッドホンユニット10において、振動伝達部30は、ヒンジ構造28よりも振動子60に近い位置に設けられることが好ましい。なお本実施形態では、各ヘッドホンユニット10において1つの振動伝達部30を設けたが、複数の振動伝達部30を設けてもよい。
また本実施形態では、振動伝達部30の構造として、アーム部20に突起部100を設け、ヘッドホンユニット10に被係止部102を設けたが、その逆の構造、すなわちアーム部20に被係止部102を設け、ヘッドホンユニット10に突起部100を設けてもよい。また、被係止部102が弾性材料から形成されることを説明したが、突起部100が弾性材料から形成されてもよい。また、振動伝達部30では、突起部100と被係止部102との間の摩擦力によって、突起部100と被係止部102との接触点を固定する(動かさない)ことを説明したが、たとえばスプリング荷重などを作用させることで、両者の接触点を固定するような構成を有してもよい。
図10は、ヘッドホン1の機能ブロックを示す図である。図10には、音声出力および振動制御を行う構成が示される。ヘッドホン1は、無線通信モジュール200、音声信号入力部202、マイク入力部204、音声出力部206、音量調整部208、振動制御部210および給電部220を備える。無線通信モジュール200は、たとえばBluetooth(登録商標)プロトコルを用いた無線通信機能を有し、音声出力装置からの音声信号を無線で取得する。音声信号入力部202は、無線通信モジュール200が取得した音声信号、または音声出力装置からステレオジャック58を経由して有線で送信される音声信号を受け取る。マイク入力部204は、マイク(図示せず)から入力されるヘッドホン1を装着したユーザの声を受け取る。給電部220は、各機能ブロックを給電する。
図10に示す構成は、ハードウエアコンポーネントでいえば、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
音量調整部208は、音量スイッチ50のスライド位置に応じて、スピーカからの出力音量を調整する。音声出力部206は、サラウンドボタン44の状態値に応じて、サラウンド音声を生成するか否かを決定する。また音声出力部206は、マイク入力部204からのマイク入力を受け取り、ミュートボタン48の状態値に応じて、マイク音声をミュートするか否か、またはマイク音声のサイドトーン機能を実行するか否か決定する。マイク音声がミュートされない場合、音声出力部206は、ミキサスイッチ42で設定される比率でスピーカ音量とマイク音量を決定する。以上の設定のもとで音声出力部206は、外部から受信した音声信号を音響に変えてスピーカから出力し、またマイク音声をステレオジャック58または無線通信モジュール200から、所定の端末装置に送信する。
振動制御部210は、振動モード受付部212、音声信号解析部214および駆動信号生成部216を有する。振動モード受付部212は、モード切替ボタン54から設定される振動モードを受け付ける。本実施形態において、振動モードは複数用意され、たとえば音声信号のビートに応じて振動するビートモード、ゲーム音声中の所定の音声に応じて振動するゲームモードなどが用意される。
音声信号解析部214は、振動モード受付部212が受け付けた振動モードに応じた音声信号の解析を行う。ビートモードにおいて、音声信号解析部214は、音声信号を所定周期ごとにFFT(Fast Fourier Transform)演算を行うなど一般的な手法により、各時刻におけるスペクトルを算出する。そして音声信号解析部214は、スペクトルの全周波数帯域における総和の、単位時間あたりの変化を算出することにより、スペクトルの時間微分値を算出する。この計算は、実際には所定の時間幅のうちにサンプリングされた音声信号ごとにスペクトルを算出し、当該時間幅を単位時間分ずらした際のスペクトルの差分を時間微分値として取得するオーバラップ処理により行われてもよい。このようにして数ミリ秒から数十ミリ秒の時間分解能でスペクトルが得られる。音声信号解析部214は、このようにして得たスペクトルにおける波形ピーク値を、所定の閾値と比較し、閾値を超えるピークを有する波形をビート成分として抽出する。
ゲームモードでは、ゲーム特有の音声信号が抽出される。たとえば音声信号解析部214は、音声信号に含まれるゲームキャラクタの足音を検出する。音声信号解析部214は音声信号のスペクトル解析を行い、足音の周波数成分の有無を検出する。たとえば足音の周波数成分は、予め音声信号解析部214において登録されており、音声信号解析部214は、音声信号のスペクトルに足音の周波数成分が含まれているか検出する。この例はゲーム音声からゲームキャラクタの足音を検出する例であるが、ゲーム中の爆発音であったり、銃声などを検出してもよい。
駆動信号生成部216は、音声信号解析部214における解析結果を受けて、振動子60を駆動するための駆動信号を生成する。音声信号解析部214は、駆動信号生成部216に対して、振動子60を振動するタイミングと、振動の大きさを示す振動信号を提供し、駆動信号生成部216は、この振動信号をもとに、振動子60に駆動信号を供給する。これにより、ヘッドホン1は、振動モードに応じて、音声信号に適した振動をユーザに提供することが可能となる。
図10において給電部220が、振動制御部210に電力を供給する様子が示されているが、音声出力部206などの他の構成も給電している。ヘッドホン1においては、音声信号に合わせて振動子60を振動させることとしているが、スピーカからの音量が0に設定されている場合には、振動子60を振動させる必要はない。したがって、音量スイッチ50やミキサスイッチ42によりスピーカ音量が0に設定される場合、給電部220は、振動制御部210または振動子60への給電を停止して、振動子60を振動させないようにしてもよい。これにより無用な電力消費を低減することが可能となる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。上記実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施例では、ヘッドバンド22およびアーム部20によってヘッドホン1のバンド部分の剛性を調整している。変形例として、スライダ調整部32およびアーム部20を一体の構造により形成して、バンド部分の剛性を調整してもよい。またヘッドバンド22およびアーム部20から構成されるバンド部分に、さらに別部品を追加してもよく、またヘッドバンド22、アーム部20、スライダ調整部32、トランスデューサボックス24の厚みを調整したり、または中抜きにしたり、さらには材料を適宜選択してバンド部分の剛性を調整し、振動の伝達効率を高めるようにしてもよい。
1・・・ヘッドホン、10・・・ヘッドホンユニット、12・・・ハウジング、14・・・イヤーパッド、20・・・アーム部、22・・・ヘッドバンド、24・・・トランスデューサボックス、26・・・スライダ、28・・・ヒンジ構造、30・・・振動伝達部、31・・・バンド本体、32・・・スライダ調整部、40・・・電源スイッチ、42・・・ミキサスイッチ、44・・・サラウンドボタン、46・・・ステータスLED、48・・・ミュートボタン、50・・・音量スイッチ、52・・・振動量スイッチ、54・・・モード切替ボタン、56・・・USBジャック、58・・・ステレオジャック、60・・・振動子、63・・・マグネット、66・・・コイル、68・・・フレーム、70・・・エッジ、72・・・振動板、80・・・蓋体、82・・・基板、100・・・突起部、102・・・被係止部、104・・・被接触部、106・・・対向部、108・・・被接触面、110・・・凹部、200・・・無線通信モジュール、202・・・音声信号入力部、204・・・マイク入力部、206・・・音声出力部、208・・・音量調整部、210・・・振動制御部、212・・・振動モード受付部、214・・・音声信号解析部、216・・・駆動信号生成部、220・・・給電部。

Claims (8)

  1. アーム部と、
    スピーカを保持するヘッドホンユニットと、
    前記ヘッドホンユニットを前記アーム部に支持する支持部と、
    前記アーム部を振動させる振動子と、
    前記アーム部の振動を前記ヘッドホンユニットに伝達する振動伝達部と、
    を備えることを特徴とするヘッドホン。
  2. 前記振動伝達部は、前記アーム部と前記ヘッドホンユニットを連結することを特徴とする請求項1に記載のヘッドホン。
  3. 前記支持部は、前記ヘッドホンユニットを、前記アーム部に対して揺動可能に支持することを特徴とする請求項1または2に記載のヘッドホン。
  4. 前記振動伝達部は、前記ヘッドホンユニットが前記アーム部に対して揺動可能な状態を維持しつつ、前記アーム部と前記ヘッドホンユニットを連結することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のヘッドホン。
  5. 前記振動伝達部は、前記アーム部または前記ヘッドホンユニットの一方に設けられた突起部と、前記アーム部または前記ヘッドホンユニットの他方に設けられた被接触部を含み、
    前記突起部が前記被接触部に接触することで、前記アーム部と前記ヘッドホンユニットとが連結されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のヘッドホン。
  6. 前記突起部または前記被接触部の少なくとも一方は、弾性材料により形成されることを特徴とする請求項5に記載のヘッドホン。
  7. 前記突起部と前記被接触部との接触による摩擦力により、前記アーム部の振動によっては前記突起部と前記被接触部との接触点は動かないことを特徴とする請求項5または6に記載のヘッドホン。
  8. ヘッドバンドをさらに備え、
    前記振動子は、前記アーム部と前記ヘッドバンドの間に設けられることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のヘッドホン。
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