JPS62150953A - ル−プ伝送系の障害検出方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は回線交換とパケット交換によるデータ伝送を行
なうディジタルデータ伝送系の主局において、ループ上
のパケット伝送装置の障害を検出するループ伝送系の障
害検出方法に関するもので２ベーノ ある。

従来の技術 従来回線交換とパケット交換が混存するループ伝送系に
おけるパケット伝送装置の障害検出方法は、主局がタイ
マを備えており、正常時にはループ伝送路上を常時巡回
する特殊パケットの巡回時間を計測出来るように構成さ
れている。そして主局のタイマによる計測値があらかじ
め定ｙ）られた値を超えた場合、ループ伝送路上のパケ
ット伝送装置の障害により特殊バケッＩ・が規定時間以
内に巡回しないと判定する。

このように、従来のループ伝送系の障害検出方法でも特
殊パケットの巡回時間を監視することにより、ループ伝
送路上のパケット伝送装置の障害を検出することができ
る。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来のループ伝送系の障害検出方法
では特殊パケットの巡回により障害の検出を行なうため
、障害発生箇所を限定することができないという問題点
があった。

３ページ 本発明はこのような従来の問題を解決するものであり、
ループ伝送路上のパケット伝送装置の障害発生箇所を限
定することができる優れたループ伝送系の障害検出方法
を提供することを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、回線交換とパケッ
ト交換によるループ状のデータ伝送系において、回線交
換とパケット交換のデータの割り付けを行なわないフレ
ームの領域に、従局からの診断パケットの受信応答を乗
せる部分を設け、主局で前記部分の情報を受信し、検定
するようにしたものである。

作　　　　用 したがって、本発明によれば、主局より各従局へ送出す
るパケット伝送装置診断パケットの従局での受信応答を
主局が受信し、検定することによって障害箇所を限定す
ることができるという効果を有する。

実施例 第１図は本発明の一実施例におけるループ伝送路上のフ
レーム構成を示すものである。シ・１図において、１は
回線交換吉バケ・ノド交換用データの乗せ降ろしをする
データ領域（ＩＮＦ）であり、２は回線交換とパケット
交換用データを割り付けない領域（ｓｙ）である。領域
２はさらに、フレーム同期用コード部（ＦＳ）３と、ル
ープ状態の監視制御部（ＳＶ）４と、主局から送信した
診断パケットに対する従局での受信応答部（１１８１，
））　５から成る。

第２図は本発明を利用するシステムの構成例を示し、１
０はループ伝送路であり、ループ伝送路１０には主局（
ＣＮ）１１と複数の従局（Ｊ、Ｎ　）　１．２．１−３
．１４が接続されている。各局にはパケット伝送装置の
送信部（ＴＸ）　１５．１７．１９．２１と受信部（、
ｒＬＸ　）　１．（５，１８゜２０、２２とを持つ。第
２図はループ伝送路上のパケット伝送装置が全て正常な
時を示しており、主局１１から送信した診断パケットに
対する従局からの受信応答Ｒ，ＳＰが全て正常（０，１
０であることを示す。則・３図は従局１２のパケット伝
送装置の送信部１７が障害の時を示しており、従局１２
より下流の従５ページ 局１３．１４では、主局１１から送信した診断パケット
を受信できないことをＲ８Ｐが異常（ＮＧ）であること
で主局へ通知することを示す。

劃・４図は主局で障害箇所を限定するフローを示すもの
である。主局１１でパケットの巡回判断（ステップ５１
）を行ないパケットが巡回していないと判断すると、各
局のパケット伝送装置診断パケットを送出（ステップ５
２）シ、従局から、Ｒ８Ｐ（５）へ書き込まれた受信応
答の結果を調べる（ステップ５３）。全従局で診断パケ
ットを受信したという応答が返された時には、主局の一
つ上流にある従局１４のパケット伝送装置の送信部２１
か主局１１の受信部１６のどちらかが障害であることが
分かる（ステップ５７）。この後、主局１１の指示によ
り従局１４をループ伝送路１０から切り離し、再度診断
パケットの送出とＲ８Ｐ（５）の受信と検定を行なう。

この時、パケットが正常に巡回すれば、従局１４の送信
部２１が障害であると限定できる。正常に巡回しなけれ
ば主局１１の受信部１６が障害であると限定できる。

受信応答の結果を調べた結果（ステップ５３）全６ペー
ジ 従局で診断パケットを受信していない時、ある従局より
下流の全従局で診断パケットを受信していないかを調べ
（ステップ５４）、受信していなければ、受信していな
い応答を返した一番上流の従局の受信部か、前記従局よ
り一つ上流の送信部のどちらかに障害があることが分か
る（ステップ５５）。

この後、該当する２つの局のどちらか一方をループ伝送
路から切り離して、再度、診断パケットを送出し、応答
（Ｒ８Ｐ）を受信し、検定することにより、２つの局の
どちらが障害か限定することができる。

また、ある従局より下流の全従局て診断バケ・ントを受
信していないかを調べ（５’ｌ）だ結果、ある従局だけ
受信していなければ、該従局の受信部に障害があると限
定することができる。

このように、上記実施例の構成を用いることにより、ル
ープ伝送路１０上のパケット伝送装置の障害箇所を限定
できるという利点を有する。

発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、回線７ページ 交換およびパケット交換のデータを割り付けず、フレー
ム同期確立等に用いる領域を利用して主局から送出した
診断パケットへの受信応答を主局へ通知するようにした
ものであり、ループ伝送路上のパケット伝送装置の障害
箇所を限定できるという利点を有する。そして、更に障
害箇所が限定されることにより、障害発生局をループ伝
送路から切り離すことが主局からの指示により可能であ
るため、ループ伝送系として障害からの復旧が可能吉な
る効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるループ伝送系の障害
検出方法に使用するフレーム構成を示す説明図、第２図
は同実施例で使用する構成上の応答を説明するための説
明図、第３図は同障害時の応答を説明するための説明図
、第４図は同実施例での診断フローを示すフローチャー
トである。 １９０．データ領域、２・・データを割り付けない領域
、３・・フレーム同期用コード部、４・・・監視制御部
、５・・・受信応答部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回線交換とパケット交換によるデータ伝送が混在するル
   ープ状に構成されたディジタルデータ伝送装置に使用さ
   れ、フレームの同期確立、ループ状態の監視・制御に利
   用するための回線交換およびパケット交換のデータを割
   当てないフレームの領域を用いて、主局より送信される
   パケット伝送装置診断パケットへの従局による受信応答
   を主局で受信し、検定してループ上のパケット伝送装置
   の障害個所を検出することを特徴とするループ伝送系の
   障害検出方法。