JPH0758766A - ループ型ネットワークの構成制御方式 - Google Patents

ループ型ネットワークの構成制御方式

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JPH0758766A
JPH0758766A JP5206323A JP20632393A JPH0758766A JP H0758766 A JPH0758766 A JP H0758766A JP 5206323 A JP5206323 A JP 5206323A JP 20632393 A JP20632393 A JP 20632393A JP H0758766 A JPH0758766 A JP H0758766A
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JP
Japan
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node
control signal
transmission line
loop
failure
Prior art date
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Application number
JP5206323A
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English (en)
Inventor
Akiyuki Matsumoto
晃行 松本
Akinori Honda
明徳 本田
Naganari Yokota
修成 横田
Hideo Kishimoto
英生 岸本
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Hitachi Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 双方向2重ループ型ネットワークにおいて、
予備系のみ障害時にはループバックを設定せずに運転を
継続させるようにした構成制御方式。 【構成】 現用系障害を検出したノード1aが予備系か
ら現用系へのループバック8を設定するとともに現用系
の伝送路2b、2c、2dを経由して現用系の物理周回
が不可能であることを示す第1の制御信号6、及び、該
ノードのノード番号を示す第2の制御信号7を送信す
る。ループバック8の設定により、予備系の障害を検出
しかつ前記第2の制御信号を受信したノード1dは、現
用系から予備系へのループバック9を設定する。 【効果】 予備系のみの障害発生時にはループバックに
よる障害処理を行わずに現用系で運転を継続できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ループ型ネットワーク
の構成制御方式に係り、特に、複数のノードを双方向に
データを周回させる2重ループで接続し、この2重ルー
プの一方を現用系、他方を予備系として運用するネット
ワークにおける伝送路の障害時、及び、該障害復旧時の
構成制御に適用して好適なループ型ネットワークの構成
制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ループ型ネットワークの構成制御方式に
関する従来技術として、例えば、特開平1−10175
4号公報等に記載された技術が知られている。
【0003】この従来技術は、双方向2重ループ型ネッ
トワークにおいて、伝送路に障害が発生した場合に、そ
の障害箇所の両側でループバックを設定することにより
障害箇所を切離しループを維持することにより運転を継
続し、また、前記ループバックの設定解除を自動的に行
うというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術は、
伝送路の障害を認識することのみにより、ループバック
を設定するか否かを判断するものであるため、システム
の運転には影響の無い予備系の伝送路のみの障害時にも
ループバックが設定されるという問題点を有している。
【0005】本発明の第1の目的は、前記従来技術の問
題点を解決し、現用系の伝送路の障害発生時には障害箇
所の両側でループバックを設定し、予備系の伝送路のみ
の障害発生時にはループバックによる障害処理を行わな
いようにしたループ型ネットワークの構成制御方式を提
供することにある。
【0006】本発明の第2の目的は、前述で提供された
構成制御方式により、現用系の障害によって設定された
ループバックを、その障害が復旧したときに自動的に解
除することのできるループ型ネットワークの構成制御方
式を提供することにある。
【0007】本発明の第3の目的は、前述で提供された
構成制御方式に、特定ノードによる監視機構を加え、伝
送誤りにより制御信号が正しく伝送されない場合にも、
誤動作を防止することができる安全なループ型ネットワ
ークの構成制御方式を提供することにある。
【0008】本発明の第4の目的は、前述で提供された
構成制御方式を使用して、ネットワークの保守を効率的
に行うことのできるループ型ネットワークの構成制御方
式を提供することにある。
【0009】本発明の第5の目的は、前述で提供された
構成制御方式を簡略化した同等の機能を有するループ型
ネットワークの構成制御方式を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記第1
の目的は、現用系の伝送路の障害を検出したノードが、
予備系から現用系へのループバックを設定すると共に、
現用系の伝送路を経由して自ノードよりも下流に位置す
るノードに対して現用系伝送路の物理的な周回が不可能
であることを示す第1の制御信号、及び、自ノードのノ
ード番号を示す第2の制御信号を一定の周期で繰返し送
信し、予備系の障害を検出し、かつ、前記第1の制御信
号を受信した他のノードが、現用系から予備系へのルー
プバックを設定するようにすることにより達成される。
【0011】前記第2の目的は、現用系の障害を検出し
たノードが、前記障害の復旧を検出した場合に、予備系
から現用系へのループバックを解除すると共に、障害の
復旧した伝送路から受信した前記第2の制御信号をチェ
ックし、自ノード番号と一致した場合に、前記第2の制
御信号の送信を停止し、前記第1の制御信号を物理周回
可能表示に変更し、現用系から予備系へのループバック
を設定している他のノードが、前記物理周回可能を表示
する前記第1の制御信号を受信した場合に、ループバッ
クを解除するようにすることにより達成される。
【0012】前記第3の目的は、ネットワーク内の特定
ノードが、常に自身のノード番号を示す第3の制御信号
を送信し、この制御信号がループを一巡して自ノードで
受信された場合に、前記第1の制御信号を物理周回可能
表示とすると共に、前記第2の制御信号の送信を停止す
るようにすることにより達成される。
【0013】前記第4の目的は、保守者の指示により前
記第1の制御信号をノードから送信可能とすることによ
り達成される。
【0014】本発明の第5の目的は、前記第2の制御信
号が送信されている間、ループ一周可能であると解釈
し、これにより第2の制御信号に第1の制御信号の役割
を兼ねるようにすることにより達成される。
【0015】
【作用】前記第1の目的を達成するための手段によれ
ば、予備系の障害を検出したノードは、直ちにループバ
ックを設定せず、現用系の伝送路からループの物理的な
周回が不可能であることを示す第1の制御信号を受信し
た場合のみループバックを設定するため、予備系のみの
障害時にはループバックの設定によるネットワークの運
転の中断を防止することができる。
【0016】前記第2の目的を達成するための手段によ
れば、現用系の障害が復旧したとき、復旧を検出したノ
ードは、既に送信している自ノードのノード番号を示す
第2の制御信号をチェックすることにより、現用系ルー
プが周回可能であるか否かを直ちに判定することがで
き、さらに、周回可能である場合には前記第1の制御信
号を物理周回可能表示に変更して送信することにより、
現用系から予備系へのループバックを設定しているノー
ドがループバックを解除することができるため、ループ
バックの解除を自動的に行うことができる。
【0017】前記第3の目的を達成するための手段によ
れば、特定のノードは、常にループの物理的な周回の可
否を監視しているため、現用系の障害を検出したノード
を示す第2の制御信号が伝送誤りによりネットワーク内
のどのノードのノード番号とも一致しなくなったこと、
あるいは、あるノードが前記第2の制御信号を送出した
直後に電源断等を生じる等の理由で、第2の制御信号を
ループから取り除くことができなくなり、第2の制御信
号が無限に周回してしまうことを防止することができ
る。
【0018】前記第4の目的を達成するための手段によ
れば、保守者は、ネットワーク内の任意の場所にループ
バックを設定することができるため、ノードの増設、削
除等の作業を容易に行うことができる。
【0019】前記第5の目的を達成するための手段によ
れば、ノード間で転送される制御信号が1つでよくな
り、制御処理の簡略化、及び、伝送路の伝送帯域の使用
の効率化を図ることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明によるループ型ネットワークの
構成制御方式の一実施例を図面により詳細に説明する。
【0021】図1は本発明が適用される双方向2重ルー
プ型ネットワークの構成例を示す図、図2はノード1の
基本構成を示すブロック図、図3は構成制御処理を説明
する図、図4は各ノードに実装される構成制御スイッチ
の接続例を説明する図、図5は現用系の異常を検出した
場合のノードの動作を説明するフローチャート、図6は
予備系の異常を検出した場合のノードの動作を説明する
フローチャート、図7は異常検出ノード番号を受信した
場合のノード動作を説明するフローチャートである。図
1〜図4において、1はノード、2、3は伝送路、1
0、11は受信部、20、21は送信部、30は構成制
御信号処理部、40は構成制御スイッチ、50はループ
アクセス制御部である。
【0022】本発明が適用される双方向2重ループ型ネ
ットワークは、図1に示すように、ネットワークを構成
する複数のノード1と、各ノード1間を接続する2重ル
ープの一方の伝送路2(以下、0系伝送路という)と、
もう一方の伝送路3(以下、1系伝送路という)とによ
り構成され、0系伝送路2と1系伝送路3とは、それぞ
れ、逆方向にデータを伝送している。
【0023】各ノード1は、図2に示すように、伝送路
2、3から受信したデータをユーザ情報の転送に使用す
る受信データa、bと構成制御に使用する構成制御信号
i、jとに分離する受信部10、11と、受信デ−タ
a、bのうち一方を選択して受信デ−タcとして送出
し、送信デ−タeを送信デ−タf、gの一方として送出
することによりループバックの設定/解除を行う構成制
御スイッチ40と、ループ伝送路2、3へのユーザ情報
の送受信を制御するループアクセス制御部50と、構成
制御信号i、jに基づいてループバックの設定/解除を
判断し、ループバック設定/解除指示信号hにより構成
制御スイッチ40を制御すると共に、他のノードに対す
る構成制御信号k、lを送信する構成制御信号処理部3
0と、送信データf、g、及び、構成制御信号処理部か
らの構成制御信号k、lを伝送路2、3に送信する送信
部20、21とにより構成されている。
【0024】次に、前述のように構成される双方向2重
ループ型ネットワークにおける本発明の一実施例による
構成制御処理を図3を参照して説明する。なお、本発明
の一実施例においては、0系伝送路2を現用系、1系伝
送路3を予備系として使用するものとしている。
【0025】図3において、いま、ノード1aとノード
1dとの間の0系伝送路2aに障害4が発生したものと
する。
【0026】この場合、ノード1aは、0系伝送路2a
からデータの受信ができなくなることにより、自ノード
1aの上流側で障害が発生したことを検出し、1系伝送
路3bから0系伝送路2bへのループバック8を設定す
ると共に、0系伝送路2b、2c、2dを経由して下流
ノード1b、1c、1dに対して現用系の物理的な周回
が不可能であることを示す第1の制御信号であるループ
一周不可表示6、及び、自ノードのノード番号を示す第
2の制御信号である異常検出ノード番号7を送信する。
これらの第1、第2の制御信号は、前述の障害が復旧す
るまで、ノード1aから一定の周期で繰返し送信され
る。
【0027】一方、ノード1dは、ノード1aでループ
バック8が設定されることにより、1系伝送路3aから
の信号がなくなり、1系伝送路3aの障害を検出し、さ
らに、0系伝送路2dよりループ一周不可表示6を受信
することにより、0系伝送路2aに障害が発生したこと
を知ることができるため、0系から1系へのループバッ
ク9を設定する。そして、ノード1dは、0系伝送路2
dより受信される第1、第2の信号を0系伝送路2aに
転送する。
【0028】また、図3において、例えば、1系伝送路
3aのみで障害が発生したものとする。この場合、ノー
ド1dは、1系伝送路3aからデータの受信ができなく
なることにより、この障害を検出することができるが、
ループ一周不可表示6が受信されない限り、何ら障害処
理を行わない。
【0029】また、ノード1aは、その後、障害となっ
ている0系伝送路2aを監視し、第2の制御信号が受信
されてそのノード番号が、自ノード番号に一致した場合
に、障害4が復旧したものとして、ループバック8を解
除し、ループ一周不可表示6を可能表示に変更すると共
に、異常検出ノード番号7の送信を停止する。
【0030】そして、ノード1dは、前述のループ一周
不可表示6が可能表示に変更されたことにより、ループ
バック9を解除する。
【0031】本発明の一実施例は、前述のような処理を
行うことにより、現用系の伝送路に障害が発生したとき
には、障害箇所の両側でループバックを設定し、予備系
の伝送路に障害が発生したときには、ループバックによ
る障害処理を行わないので、現用系の伝送路のみで運転
を継続することができる。
【0032】前述において、第1、第2の制御信号を送
信する手段は、伝送路2、3上に形成される時分割され
た固定タイムスロットによって送信する方法、非同期に
転送されるパケットによって送信する方法等があるが、
これらの制御信号の送信は、前述のいずれの方法によっ
てもよく、本発明が適用されるネットワークにおける信
号の伝送方式に合わせて行うことができる。
【0033】なお、前述では、現用系伝送路に1ヶ所の
障害が発生したものとして説明したが、複数個所に同時
に障害が発生した場合、関係するノードで前述と同様な
動作が同時に並行して行われる。また、伝送路の障害発
生ではなく、データの誤り発生等の通信の障害が検出さ
れた場合にも、前述と同様の動作を行わせることができ
る。
【0034】前述した制御により各ノード1に実装され
る構成制御スイッチ40の接続例が図4に示されてい
る。図4(a)に示すTHRU0は、0系伝送路2より
データを受信し、0系伝送路2にデータを送信する接続
例であり、0系伝送路2を現用系として運用している場
合の接続例である。図4(b)に示すTHRU1は、1
系伝送路3よりデータを受信し、1系伝送路3にデータ
を送信する接続例であり、1系伝送路3を現用系として
運用している場合の接続例である。
【0035】また、図4(c)に示すWRAP01は、
0系伝送路2よりデータを受信し、1系伝送路3にデー
タを送信する接続例、図4(d)に示すWRAP10
は、1系伝送路3よりデータを受信し、0系伝送路2に
データを送信する接続例であり、これらは、いずれも、
ループバック運用時の接続例である。
【0036】次に、現用系伝送路の異常を検出した場合
の各ノード内の構成制御信号処理部30における処理動
作を図5に示すフローを参照して説明する。
【0037】(1)現用系伝送路の上流側からのデータ
が受信できなくなる等により、現用系伝送路の異常を検
出すると、これを検出したノード内の構成制御信号処理
部30は、まず、上流側の予備系伝送路から下流側の現
用系伝送路へのループバックを設定する(ステップ6
0)。
【0038】(2)次に、構成制御信号処理部30は、
現用系伝送路に、現用系伝送路の障害を示す第1の制御
信号であるループ一周不可表示6を送信する(ステップ
61)。
【0039】(3)さらに、構成制御信号処理部30
は、現用系伝送路に、第2の制御信号として、現用系伝
送路の障害を検出したノード番号、すなわち、自ノード
番号を送信する(ステップ62)。
【0040】前述のステップ61、62による制御信号
の送信は、伝送路の異常が回復するまで、一定の周期で
繰返し行われる。また、このノードは、ループバックを
設定した後も、上流側の伝送路の監視を続ける。
【0041】次に、予備系伝送路の異常を検出した場合
の各ノード内の構成制御信号処理部30における処理動
作を図6に示すフローを参照して説明する。
【0042】(1)予備系伝送路の上流側からのデータ
が受信できなくなる等により、予備系伝送路の異常を検
出すると、これを検出したノード内の構成制御信号処理
部30は、まず、現用系伝送路から第1の制御信号であ
るループ一周不可表示6が受信されているか否かをチェ
ックする(ステップ63)。
【0043】(2)ステップ63のチェックで、ループ
一周不可表示6が受信されていない、すなわち、ループ
一周可能の場合、予備系の伝送路のみに異常が発生して
いるものとして、なにも行わずに処理を終了し、ループ
一周不可表示6が受信された場合、現用系の伝送路に異
常が発生しているとして、上流側の現用系伝送路から下
流側の予備系伝送路へループバックを設定する(ステッ
プ64)。
【0044】この処理を図3のノード1dにおける処理
で説明する。すなわち、ノード1dは、ノード1aがル
ープバック8を設定したときに、ノード1aで予備系伝
送路が切り離されるため、1系伝送路3aの障害を検出
することになるが、これだけではなんの処理も行わず、
その後、ノード1aから送信されるループ一周不可表示
6を受信したときに、ループバック9の設定の処理を行
うことになる。
【0045】なお、この場合、ノード1dは、受信した
第1、第2の制御信号を0系伝送路2aに転送する。ま
た、ノード1b、1cは、ノード1aからの制御信号を
単に中継する処理のみを行っている。
【0046】次に、異常検出ノード番号7を受信した場
合の各ノード内の構成制御信号処理部における処理動作
を図7に示すフローを参照して説明する。
【0047】(1)各ノード内の構成制御信号処理部
は、第2の制御信号である異常検出ノード番号7が受信
されると、受信したノード番号が自ノード番号と一致し
ているか否かをチェックする(ステップ65)。
【0048】(2)ステップ65で、受信したノード番
号が自ノード番号と一致していた場合、自ノードから送
信した異常検出ノード番号7が伝送路を周回して戻った
ものであり、伝送路が確立したものとして、現用系伝送
路に一周可能表示を送信する(ステップ66)。
【0049】(3)ステップ65で、受信したノード番
号が自ノード番号と一致していなかった場合、そのノー
ドは、受信した異常検出ノード番号7をそのまま中継す
る。すなわち、自ノード番号と一致しない受信した異常
検出ノード番号7は、伝送路の障害を検出した他のノー
ドから送信された番号であり、これを送信したノードが
ステップ66と同様の処理を行うために使用される(ス
テップ67)。
【0050】前述した本発明の一実施例によれば、図5
〜図7により説明したように、各ノードに共通にかつ簡
単な判定処理を備えることにより、現用系の障害発生時
には障害箇所の両側でループバックを設定し、予備系の
みの障害発生時にはループバックによる障害処理を行わ
ないようにし、かつ、その障害が復旧したときに自動的
にループバックを解除することができる。
【0051】また、本発明の一実施例によれば、伝送誤
りにより制御信号が正しく伝送されない場合にも、前述
と同様ループバック処理を行うことにより、誤動作を防
止することができ、ネットワークの保守を効率的に行う
ことができる。
【0052】前述した本発明の一実施例は、現用系伝送
路の障害を検出したノードが第1の制御信号を送信する
として説明したが、本発明は、保守者が任意のノードで
ループバックを設定し、保守者の指示によりそのノード
から第1の制御信号を送信するようにすることができ、
これにより、ノードの追加、削除等の作業時にも、ネッ
トワークのループを維持してネットワークの運用を続け
ることができる。
【0053】また、本発明の一実施例は、第1、第2の
2つの制御信号を使用して構成制御を実行するものとし
て説明したが、本発明は、第2の制御信号が送信されて
いる間、この第2の制御信号の存在により、各ノードに
ループ一周不可能と解釈させるようにすることにより、
第2の制御信号に第1の制御信号の機能を兼用させ、第
1の制御信号を使用しない構成とすることができ、前述
の本発明の第1の実施例に比較して、より簡易な構成で
ネットワークの構成制御を行うことができる。
【0054】本発明は、さらに、予め定めた特定のノー
ドに、第3の制御信号としてそのノードのノード番号を
送信させるようにし、このノードが、一巡した自ノード
のノード番号を受信したとき、第1の制御信号を物理周
回可能表示に変更し、第2の制御信号の送信を停止する
ようにすることができ、これにより、構成制御のための
各ノードの負荷の分散を図ることができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、現
用系伝送路の障害発生時には障害箇所の両側でループバ
ックを設定し、予備系伝送路の障害発生時にはループバ
ックによる障害処理を行わず、効率よく現用系伝送路の
みを使用してネットワークの運転を継続することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される双方向2重ループ型ネット
ワークの構成例を示す図である。
【図2】ノード1の基本構成を示すブロック図である。
【図3】構成制御処理を説明する図である。
【図4】各ノードに実装される構成制御スイッチの接続
例を説明する図である。
【図5】現用系の異常を検出した場合のノードの動作を
説明するフローチャートである。
【図6】予備系の異常を検出した場合のノードの動作を
説明するフローチャートである。
【図7】異常検出ノード番号を受信した場合のノード動
作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ノード 2、3は伝送路 10、11 受信部 20、21 は送信部 30 構成制御信号処理部 40 構成制御スイッチ 50 ループアクセス制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横田 修成 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 岸本 英生 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノードを双方向にデータを周回さ
    せる2重ループ伝送路で接続し、一方の伝送路を現用
    系、他方の伝送路を予備系として運用するネットワーク
    において、前記現用系の伝送路の障害、あるいは、通信
    の障害を検出したノードは、前記予備系伝送路からデー
    タを受信し前記現用系伝送路にデータを送信するループ
    バックを設定すると共に、前記現用系の伝送路を経由し
    て該ノードよりも下流に位置するノードに対して現用系
    の物理的な周回が不可能であることを示す第1の制御信
    号及び自ノードのノード番号を示す第2の制御信号を送
    信し、前記ネットワーク内の各ノードの中の前記予備系
    伝送路の障害を検出したノードは、前記第1の制御信号
    を受信したとき、前記現用系伝送路からデータを受信し
    前記予備系伝送路にデータを送信するループバックを設
    定すると共に、前記第1、第2の制御信号をそのまま、
    現用系の伝送路に転送することを特徴とするループ型ネ
    ットワークの構成制御方式。
  2. 【請求項2】 前記第1、第2の制御信号は、ループバ
    ックの設定後も一定の周期で繰返し送信されることを特
    徴とする請求項1記載のループ型ネットワークの構成制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記現用系伝送路の障害を検出したノー
    ドは、上流側の現用系伝送路から受信された前記第2の
    制御信号のノード番号が自身のノード番号に一致したこ
    とにより、前記伝送路の障害の復旧を検出し、第2の制
    御信号のノード番号が自身のノード番号に一致しない場
    合、前記第1、第2の制御信号をそのまま転送すること
    を特徴とする請求項1または2記載のループ型ネットワ
    ークの構成制御方式。
  4. 【請求項4】 前記現用系伝送路の障害を検出したノー
    ドは、前記障害の復旧を検出した場合、前記ループバッ
    クを解除すると共に、前記第2の制御信号の送信を停止
    し、前記第1の制御信号を物理周回可能表示に変更し、
    前記現用系の伝送路からデータを受信し、予備系の伝送
    路にデータを送信するループバックを設定しているノー
    ドは、前記物理周回可能を表示する第2の制御信号を受
    信した場合、前記ループバックを解除することを特徴と
    する請求項3記載のループ型ネットワークの構成制御方
    式。
  5. 【請求項5】 前記ネットワーク内の特定ノードが常に
    自身のノード番号を示す第3の制御信号を送信し、前記
    特定のノードは、第3の制御信号であるノード番号をル
    ープ一巡後に受信した場合に、前記第1の制御信号を物
    理周回可能表示に変更すると共に、前記第2の制御信号
    の送信を停止することを特徴とする請求項1ないし4の
    うち1記載のループ型ネットワークの構成制御方式。
  6. 【請求項6】 前記第1の制御信号は、ネットワークの
    保守者からの指示により任意のノードから送信可能であ
    ることを特徴とする請求項1ないし5のうち1記載のル
    ープ型ネットワークの構成制御方式。
  7. 【請求項7】 前記第2の制御信号が送信されている
    間、各ノードは、ループ一周不可能であると解釈し、前
    記第2の制御信号に前記第1の制御信号の役割を兼ねさ
    せることを特徴とする請求項1ないし6のうち1記載の
    ループ型ネットワークの構成制御方式。
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