JPS6214821Y2 - - Google Patents
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- JPS6214821Y2 JPS6214821Y2 JP9292082U JP9292082U JPS6214821Y2 JP S6214821 Y2 JPS6214821 Y2 JP S6214821Y2 JP 9292082 U JP9292082 U JP 9292082U JP 9292082 U JP9292082 U JP 9292082U JP S6214821 Y2 JPS6214821 Y2 JP S6214821Y2
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- Japan
- Prior art keywords
- head
- case
- shank
- claw
- handshake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 25
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 14
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 14
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 7
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、所望のヘツドをシヤンクに着脱し
て、歯牙等を切削、研摩するハンドピースにおい
て、ヘツドのケース又はシヤンクの握手ケースに
設けた着脱摘の移動方向とケース又は握手ケース
の抜取り方向とを一致させることにより、ヘツド
とシヤンクとの着脱作業を迅速、確実、容易にす
るハンドピースの着脱装置に関するものである。
て、歯牙等を切削、研摩するハンドピースにおい
て、ヘツドのケース又はシヤンクの握手ケースに
設けた着脱摘の移動方向とケース又は握手ケース
の抜取り方向とを一致させることにより、ヘツド
とシヤンクとの着脱作業を迅速、確実、容易にす
るハンドピースの着脱装置に関するものである。
第1図は、従来のハンドピースの構成を示すも
ので、1は各種バーを取り付けるチヤツク(図示
しない)をケース2の頭部に、チヤツクに回転力
を伝える伝達軸(図示しない)をケース2の頚部
に内設したシース3にそれぞれ回動自在に内装し
たヘツド、4は伝達軸の一端に固着した歯車、5
はシース3の外周壁面上に穿設した掛止穴、6は
アングルケース7とこのアングルケース7を先端
に一体に取り付ける握手ケース8とから成るシヤ
ンク、9は、アングルケース7の外周壁面及び内
周壁面からそれぞれ一部が突出する状態で、アン
グルケース7の外周壁面側の開口がアングルケー
ス7の内周壁面側の開口よりも大きいボール穴1
0に遊嵌されたボール、11は、内径がアングル
ケース7の外径と等しいか若干大きい円柱状の前
部貫通孔12と、内径がアングルケース7の内径
にボール9の直径の2倍を加えた径と等しいか若
干大きい円柱状の後部貫通孔13とを、テーパの
付いた円錐台状の中央部貫通孔14によつて連通
させた摺動リングで、この摺動リング11はアン
グルケース7の先端部に摺動自在に外装されてい
る。15はアングルケース7の外周壁面の円周方
向に突設したストツパ、16は摺動リング11の
内周壁面後端の円周方向に突設したストツパ、1
7は両ストツパ15及び16の間に介装した圧縮
バネで、この圧縮バネ17によつて図中右方に付
勢される摺動リング11は、中央貫通孔14の傾
斜した内周壁面に当接するボール9をボール穴1
0のアングルケース7の内周壁面側の開口に押し
付けて、ボール9の一部をアングルケース7の内
周壁面から突出させた状態で、ボール9をボール
穴10の中に固定する。18は握手ケース8に回
動自在に内装された伝達軸19の一端に固着した
歯車である。
ので、1は各種バーを取り付けるチヤツク(図示
しない)をケース2の頭部に、チヤツクに回転力
を伝える伝達軸(図示しない)をケース2の頚部
に内設したシース3にそれぞれ回動自在に内装し
たヘツド、4は伝達軸の一端に固着した歯車、5
はシース3の外周壁面上に穿設した掛止穴、6は
アングルケース7とこのアングルケース7を先端
に一体に取り付ける握手ケース8とから成るシヤ
ンク、9は、アングルケース7の外周壁面及び内
周壁面からそれぞれ一部が突出する状態で、アン
グルケース7の外周壁面側の開口がアングルケー
ス7の内周壁面側の開口よりも大きいボール穴1
0に遊嵌されたボール、11は、内径がアングル
ケース7の外径と等しいか若干大きい円柱状の前
部貫通孔12と、内径がアングルケース7の内径
にボール9の直径の2倍を加えた径と等しいか若
干大きい円柱状の後部貫通孔13とを、テーパの
付いた円錐台状の中央部貫通孔14によつて連通
させた摺動リングで、この摺動リング11はアン
グルケース7の先端部に摺動自在に外装されてい
る。15はアングルケース7の外周壁面の円周方
向に突設したストツパ、16は摺動リング11の
内周壁面後端の円周方向に突設したストツパ、1
7は両ストツパ15及び16の間に介装した圧縮
バネで、この圧縮バネ17によつて図中右方に付
勢される摺動リング11は、中央貫通孔14の傾
斜した内周壁面に当接するボール9をボール穴1
0のアングルケース7の内周壁面側の開口に押し
付けて、ボール9の一部をアングルケース7の内
周壁面から突出させた状態で、ボール9をボール
穴10の中に固定する。18は握手ケース8に回
動自在に内装された伝達軸19の一端に固着した
歯車である。
このように構成された従来例において、ヘツド
1をシヤンク6に取り付けるには、先ず、シヤン
ク6を握つた方の手の指で摺動リング11を摘み
ながら、圧縮バネ17のバネ力に抗して摺動リン
グ11を図中左方に移動させて、ボール9と摺動
リング11の中央貫通孔14の傾斜面との当接状
態を解除し、ボール穴10におけるボール9のア
ングルケース7の半径方向の移動を自在にする。
次に、他方の手で、ヘツド1のシース3をシヤン
ク6のアングルケース7に挿入して、歯車4及び
18を互いに噛合させた上、摺動リング11から
指を離して、圧縮バネ17のバネ力で摺動リング
11を図中右方に移動させると、摺動リング11
の中央貫通孔14の傾斜面に当接したボール9
が、掛止穴5に嵌入した状態で、アングルケース
7に固定されて、シース3がボール9を介してア
ングルケース7に掛止される。又、ヘツド1をシ
ヤンク6から取り外すには、シヤンク6を握つた
方の手の指で摺動リング11を摘みながら、圧縮
バネ17のバネ力に抗して摺動リング11を図中
左方に移動させて、ボール9と摺動リング11の
中央貫通孔14の傾斜面との当接状態を解除し、
ボール穴10におけるボール9のアングルケース
7の半径方向の移動を自在にすれば、他方の手で
シース3をアングルケース7から抜き取ることが
できる。換言すると、ヘツド1の着脱を行なうに
は、少なくとも、ボール穴10のボール9表面を
アングルケース7の内周壁面まで押し込むことが
できるだけの間隙が摺動リング11の中央部貫通
孔14の傾斜面との間に生じる位置まで、摺動リ
ング11を移動させ、且つ、その位置に或る程度
の時間保持しなければならない。然るに、圧縮バ
ネ17のバネ力に抗して、摺動リング11をアン
グルケース7の抜取り方向(図中右方)と反対の
図中左方、即ち、アングルケース7の先端方向
に、シヤンク6を握つた手の指で押遣り、且つ、
前述の位置に保持しなければならないので、この
位置への摺動リング11の移動、保持が困難にな
つて、ヘツド1の着脱が不確実になり、ヘツド1
の着脱作業の容易性及び迅速性に欠ける欠点があ
つた。
1をシヤンク6に取り付けるには、先ず、シヤン
ク6を握つた方の手の指で摺動リング11を摘み
ながら、圧縮バネ17のバネ力に抗して摺動リン
グ11を図中左方に移動させて、ボール9と摺動
リング11の中央貫通孔14の傾斜面との当接状
態を解除し、ボール穴10におけるボール9のア
ングルケース7の半径方向の移動を自在にする。
次に、他方の手で、ヘツド1のシース3をシヤン
ク6のアングルケース7に挿入して、歯車4及び
18を互いに噛合させた上、摺動リング11から
指を離して、圧縮バネ17のバネ力で摺動リング
11を図中右方に移動させると、摺動リング11
の中央貫通孔14の傾斜面に当接したボール9
が、掛止穴5に嵌入した状態で、アングルケース
7に固定されて、シース3がボール9を介してア
ングルケース7に掛止される。又、ヘツド1をシ
ヤンク6から取り外すには、シヤンク6を握つた
方の手の指で摺動リング11を摘みながら、圧縮
バネ17のバネ力に抗して摺動リング11を図中
左方に移動させて、ボール9と摺動リング11の
中央貫通孔14の傾斜面との当接状態を解除し、
ボール穴10におけるボール9のアングルケース
7の半径方向の移動を自在にすれば、他方の手で
シース3をアングルケース7から抜き取ることが
できる。換言すると、ヘツド1の着脱を行なうに
は、少なくとも、ボール穴10のボール9表面を
アングルケース7の内周壁面まで押し込むことが
できるだけの間隙が摺動リング11の中央部貫通
孔14の傾斜面との間に生じる位置まで、摺動リ
ング11を移動させ、且つ、その位置に或る程度
の時間保持しなければならない。然るに、圧縮バ
ネ17のバネ力に抗して、摺動リング11をアン
グルケース7の抜取り方向(図中右方)と反対の
図中左方、即ち、アングルケース7の先端方向
に、シヤンク6を握つた手の指で押遣り、且つ、
前述の位置に保持しなければならないので、この
位置への摺動リング11の移動、保持が困難にな
つて、ヘツド1の着脱が不確実になり、ヘツド1
の着脱作業の容易性及び迅速性に欠ける欠点があ
つた。
本考案は、前記従来例の欠点を解消するため
に、ヘツドをシヤンクに押し込むと、ヘツド又は
シヤンクに設けられた爪が掛止穴に掛止されて、
ヘツドがシヤンクに取り付けられ、又、ヘツド又
はシヤンクに設けられた解放摘を、ヘツドをシヤ
ンクから取り外すヘツドの抜取り方向又はシヤン
クの抜取り方向に引くと、爪の係合する解放部材
によつて爪が掛止穴から抜け出て、ヘツドがシヤ
ンクから取り外されるハンドピースのヘツド着脱
機構を提供するものである。以下、本考案の実施
例を詳細に説明する。
に、ヘツドをシヤンクに押し込むと、ヘツド又は
シヤンクに設けられた爪が掛止穴に掛止されて、
ヘツドがシヤンクに取り付けられ、又、ヘツド又
はシヤンクに設けられた解放摘を、ヘツドをシヤ
ンクから取り外すヘツドの抜取り方向又はシヤン
クの抜取り方向に引くと、爪の係合する解放部材
によつて爪が掛止穴から抜け出て、ヘツドがシヤ
ンクから取り外されるハンドピースのヘツド着脱
機構を提供するものである。以下、本考案の実施
例を詳細に説明する。
第2図及び第3図は、本考案の一実施例の構成
を示すもので、20は、ケース21の頭部にボー
ルベアリング22を介してチヤツク23を、ケー
ス21の頚部に軸受シース24及び滑り軸受25
を介して伝達軸26をそれぞれ回動自在に内装し
たヘツド、27はチヤツク23の中程に固着した
歯車、28は伝達軸26の先端部に固着した歯車
で、この歯車28は歯車27に噛合している。2
9は伝達軸26の後端部に固着した歯車、30は
ケース21の頚部の外周壁面上に突設した爪で、
この爪30は、ヘツド20の先端側(図中左側)
の面がケース21の頚部の外周壁面に対して垂直
な垂直面であり、又、ヘツド20の後端側(図中
右側)の面がヘツド20の後端に向けて低くなる
傾斜面である。31は、固定端がヘツド20の先
端側、又、爪30を設けた移動端がヘツド20の
後端側にそれぞれ位置するようにすり割りを入れ
て、ケース21の頚部の中心線と平行な方向に伸
びた状態でケース21の頚部に形成した板バネ、
32は、板バネ31の移動端が沈下できるよう
に、軸受シース24の中心線に沿つて軸受シース
24に設けたすり割り、33は爪30を突出させ
る窓34を穿設したスリーブで、このスリーブ3
3はケース21の頚部に摺動自在に外装されてい
る。35はスリーブ33の先端に一体に設けた円
筒状の着脱摘、36はケース21の頚部とスリー
ブ33の先端との間に介装した圧縮バネで、この
圧縮バネ36はスリーブ33をヘツド20の後端
方向(図示右方向)に付勢するが、スリーブ33
は窓34から突出した爪30が抜止めとして機能
するためケース21の頚部から抜け落ちない。3
7は先端部内周壁面に掛止穴38を設けたシヤン
ク39の握手ケース、40は握手ケース37に回
動自在に内装された伝達軸41の先端に固着され
た歯車である。
を示すもので、20は、ケース21の頭部にボー
ルベアリング22を介してチヤツク23を、ケー
ス21の頚部に軸受シース24及び滑り軸受25
を介して伝達軸26をそれぞれ回動自在に内装し
たヘツド、27はチヤツク23の中程に固着した
歯車、28は伝達軸26の先端部に固着した歯車
で、この歯車28は歯車27に噛合している。2
9は伝達軸26の後端部に固着した歯車、30は
ケース21の頚部の外周壁面上に突設した爪で、
この爪30は、ヘツド20の先端側(図中左側)
の面がケース21の頚部の外周壁面に対して垂直
な垂直面であり、又、ヘツド20の後端側(図中
右側)の面がヘツド20の後端に向けて低くなる
傾斜面である。31は、固定端がヘツド20の先
端側、又、爪30を設けた移動端がヘツド20の
後端側にそれぞれ位置するようにすり割りを入れ
て、ケース21の頚部の中心線と平行な方向に伸
びた状態でケース21の頚部に形成した板バネ、
32は、板バネ31の移動端が沈下できるよう
に、軸受シース24の中心線に沿つて軸受シース
24に設けたすり割り、33は爪30を突出させ
る窓34を穿設したスリーブで、このスリーブ3
3はケース21の頚部に摺動自在に外装されてい
る。35はスリーブ33の先端に一体に設けた円
筒状の着脱摘、36はケース21の頚部とスリー
ブ33の先端との間に介装した圧縮バネで、この
圧縮バネ36はスリーブ33をヘツド20の後端
方向(図示右方向)に付勢するが、スリーブ33
は窓34から突出した爪30が抜止めとして機能
するためケース21の頚部から抜け落ちない。3
7は先端部内周壁面に掛止穴38を設けたシヤン
ク39の握手ケース、40は握手ケース37に回
動自在に内装された伝達軸41の先端に固着され
た歯車である。
このように構成された本実施例において、ヘツ
ド20をシヤンク39に取り付けるには、着脱摘
35を摘んでスリーブ33を握手ケース37に挿
入、押圧すると、スリーブ33の窓34から突出
している爪30の傾斜面が握手ケース37の内周
壁面内縁に当接して、爪30が板バネ31のバネ
力に抗して窓34の中に押し込まれることによ
り、窓34に掛止された爪30を介してケース2
1の頚部がスリーブ33と共に握手ケース37に
挿通され、ヘツド20の歯車29がシヤンク39
の歯車40に噛合したときに、板バネ31のバネ
力によつて爪30が掛止穴38に突入して、爪3
0の垂直面が掛止穴38の周壁面に掛合し、ケー
ス21が握手ケース37に掛止される(第2図a
参照)。又、ヘツド20をシヤンク39から取り
外すには、着脱摘35を摘んでスリーブ33と共
に圧縮バネ36のバネ力に抗して着脱摘35を図
中左方に引張ると、窓34の縁が掛止穴38に突
出した爪30の傾斜面に当接して、爪30が板バ
ネ31のバネ力に抗して窓34の中に押し込まれ
ることにより、爪30と掛止穴38との掛合状態
が解除される(第2図b参照)と共に、着脱摘3
5からの引張力が圧縮バネ36を介してケース2
1に伝達されて、ケース21の頚部がスリーブ3
3と共に図中左方に移動するので、ケース21の
頚部をスリーブ33と共に握手ケース37から抜
き取ることができる。
ド20をシヤンク39に取り付けるには、着脱摘
35を摘んでスリーブ33を握手ケース37に挿
入、押圧すると、スリーブ33の窓34から突出
している爪30の傾斜面が握手ケース37の内周
壁面内縁に当接して、爪30が板バネ31のバネ
力に抗して窓34の中に押し込まれることによ
り、窓34に掛止された爪30を介してケース2
1の頚部がスリーブ33と共に握手ケース37に
挿通され、ヘツド20の歯車29がシヤンク39
の歯車40に噛合したときに、板バネ31のバネ
力によつて爪30が掛止穴38に突入して、爪3
0の垂直面が掛止穴38の周壁面に掛合し、ケー
ス21が握手ケース37に掛止される(第2図a
参照)。又、ヘツド20をシヤンク39から取り
外すには、着脱摘35を摘んでスリーブ33と共
に圧縮バネ36のバネ力に抗して着脱摘35を図
中左方に引張ると、窓34の縁が掛止穴38に突
出した爪30の傾斜面に当接して、爪30が板バ
ネ31のバネ力に抗して窓34の中に押し込まれ
ることにより、爪30と掛止穴38との掛合状態
が解除される(第2図b参照)と共に、着脱摘3
5からの引張力が圧縮バネ36を介してケース2
1に伝達されて、ケース21の頚部がスリーブ3
3と共に図中左方に移動するので、ケース21の
頚部をスリーブ33と共に握手ケース37から抜
き取ることができる。
第4図は、本考案の他の実施例の構成を示すも
ので、第2図の符号と同一符号のものは同一部分
を示しており、又、42はケース21の頚部の後
端部に穿設した掛止穴、43は握手ケース37に
摺動自在に内装されるスリーブ33の外周に支柱
44を介して同心円状に設けた着脱摘、45は握
手ケース37の中心線に沿つて握手ケース37に
設けたすり割りで、このすり割り45に支柱44
が摺動自在に装着される。46は握手ケース37
と支柱44との間に介装された圧縮バネで、この
圧縮バネ46は支柱44を介してスリーブ33を
握手ケース37の先端方向(図中左方)に付勢す
る。47は握手ケース37の中心線と平行な方向
に伸びた状態で握手ケース37の内周壁面に形成
された板バネで、この板バネ47は握手ケース3
7の後端側(図中右側)の後端が握手ケース37
と一体に設けられている。48は板バネ47の内
周壁面側の移動端に突設した爪で、この爪48
は、握手ケース37の先端側(図中左側)の面が
握手ケース37の後端に向けて高くなる傾斜面で
あり、又、握手ケース37の後端側(図中右側)
の面が板バネ47の内周壁面に対して垂直な垂直
面である。
ので、第2図の符号と同一符号のものは同一部分
を示しており、又、42はケース21の頚部の後
端部に穿設した掛止穴、43は握手ケース37に
摺動自在に内装されるスリーブ33の外周に支柱
44を介して同心円状に設けた着脱摘、45は握
手ケース37の中心線に沿つて握手ケース37に
設けたすり割りで、このすり割り45に支柱44
が摺動自在に装着される。46は握手ケース37
と支柱44との間に介装された圧縮バネで、この
圧縮バネ46は支柱44を介してスリーブ33を
握手ケース37の先端方向(図中左方)に付勢す
る。47は握手ケース37の中心線と平行な方向
に伸びた状態で握手ケース37の内周壁面に形成
された板バネで、この板バネ47は握手ケース3
7の後端側(図中右側)の後端が握手ケース37
と一体に設けられている。48は板バネ47の内
周壁面側の移動端に突設した爪で、この爪48
は、握手ケース37の先端側(図中左側)の面が
握手ケース37の後端に向けて高くなる傾斜面で
あり、又、握手ケース37の後端側(図中右側)
の面が板バネ47の内周壁面に対して垂直な垂直
面である。
このように構成された本実施例において、ヘツ
ド20をシヤンク39に取り付けるには、着脱摘
43を摘んでケース21の頚部をスリーブ33に
挿入、押圧すると、スリーブ33の窓34から突
出している爪48の傾斜面がケース21の頚部の
外周壁面外縁に当接して、爪48が板バネ47の
バネ力に抗して窓34の中に押し込まれることに
より、ケース21の頚部がスリーブ33に挿通さ
れ、ヘツド20の歯車29がシヤンク39の歯車
40に噛合したときに、板バネ47のバネ力によ
つて爪48が掛止穴42に突入して、爪48の垂
直面が掛止穴42に周壁面に掛合し、ケース21
が握手ケース37に掛止される(第4図a参
照)。又、ヘツド20をシヤンク39から取り外
すには、着脱摘43を摘んでスリーブ33と共に
圧縮バネ36のバネ力に抗して着脱摘43を図中
右方に引張ると、窓34の縁が掛止穴42に突出
した爪48の傾斜面に当接して、爪48が板バネ
47のバネ力に抗して窓34の中に押し込まれる
ことにより、爪48と掛止穴42との掛合状態が
解除される(第2図b参照)と共に、着脱摘43
からの引張力が圧縮バネ46を介して握手ケース
37に伝達されて、握手ケース37がスリーブ3
3と共に図中右方に移動するので、ケース21の
頚部を握手ケース37から抜き取ることができ
る。
ド20をシヤンク39に取り付けるには、着脱摘
43を摘んでケース21の頚部をスリーブ33に
挿入、押圧すると、スリーブ33の窓34から突
出している爪48の傾斜面がケース21の頚部の
外周壁面外縁に当接して、爪48が板バネ47の
バネ力に抗して窓34の中に押し込まれることに
より、ケース21の頚部がスリーブ33に挿通さ
れ、ヘツド20の歯車29がシヤンク39の歯車
40に噛合したときに、板バネ47のバネ力によ
つて爪48が掛止穴42に突入して、爪48の垂
直面が掛止穴42に周壁面に掛合し、ケース21
が握手ケース37に掛止される(第4図a参
照)。又、ヘツド20をシヤンク39から取り外
すには、着脱摘43を摘んでスリーブ33と共に
圧縮バネ36のバネ力に抗して着脱摘43を図中
右方に引張ると、窓34の縁が掛止穴42に突出
した爪48の傾斜面に当接して、爪48が板バネ
47のバネ力に抗して窓34の中に押し込まれる
ことにより、爪48と掛止穴42との掛合状態が
解除される(第2図b参照)と共に、着脱摘43
からの引張力が圧縮バネ46を介して握手ケース
37に伝達されて、握手ケース37がスリーブ3
3と共に図中右方に移動するので、ケース21の
頚部を握手ケース37から抜き取ることができ
る。
尚、各部品の形状は、図示したものに限定され
るものではない。
るものではない。
以上説明したように本考案によれば、ケースの
頚部を握手ケースに挿入した状態で、ケース或い
は握手ケースの着脱摘と握手ケース或いはケース
とを相向う方向に押圧すれば、ヘツドをシヤンク
に取り付けることができ、又、ケース或いは握手
ケースの着脱摘と握手ケース或いはケースとを相
反する方向に引張れば、ヘツドをシヤンクから取
り外すことができるので、一方の手でケース或い
は握手ケースの着脱摘を摘み、他方の手で握手ケ
ース或いはケースを握つた状態での着脱操作が可
能となつて、ヘツドの着脱が確実となり、ヘツド
の着脱作業が容易、且つ、迅速に行なえる利点が
ある。
頚部を握手ケースに挿入した状態で、ケース或い
は握手ケースの着脱摘と握手ケース或いはケース
とを相向う方向に押圧すれば、ヘツドをシヤンク
に取り付けることができ、又、ケース或いは握手
ケースの着脱摘と握手ケース或いはケースとを相
反する方向に引張れば、ヘツドをシヤンクから取
り外すことができるので、一方の手でケース或い
は握手ケースの着脱摘を摘み、他方の手で握手ケ
ース或いはケースを握つた状態での着脱操作が可
能となつて、ヘツドの着脱が確実となり、ヘツド
の着脱作業が容易、且つ、迅速に行なえる利点が
ある。
第1図aは従来のヘツド着脱装置を具備したヘ
ツドとシヤンクとの斜視図、第1図bは従来のヘ
ツド着脱装置によつてヘツドをシヤンクに取り付
けたときの部分断面図、第2図a及びbは本考案
の一実施例によつてヘツドをシヤンクに着脱する
状態を示す断面図、第3図は本考案の一実施例の
ヘツドのケース、着脱摘及びスリーブの斜視図、
第4図a及びbは本考案の他の実施例によつてヘ
ツドをシヤンクに着脱する状態を示す断面図であ
る。 1,20……ヘツド、2,21……ケース、
6,39……シヤンク、8,37……握手ケー
ス、30,48……爪、31,47……板バネ、
33……スリーブ、34……窓、35,43……
着脱摘、36,46……圧縮バネ、38,42…
…掛止穴。
ツドとシヤンクとの斜視図、第1図bは従来のヘ
ツド着脱装置によつてヘツドをシヤンクに取り付
けたときの部分断面図、第2図a及びbは本考案
の一実施例によつてヘツドをシヤンクに着脱する
状態を示す断面図、第3図は本考案の一実施例の
ヘツドのケース、着脱摘及びスリーブの斜視図、
第4図a及びbは本考案の他の実施例によつてヘ
ツドをシヤンクに着脱する状態を示す断面図であ
る。 1,20……ヘツド、2,21……ケース、
6,39……シヤンク、8,37……握手ケー
ス、30,48……爪、31,47……板バネ、
33……スリーブ、34……窓、35,43……
着脱摘、36,46……圧縮バネ、38,42…
…掛止穴。
Claims (1)
- ヘツドの外壁面或いはシヤンクの内壁面に設け
られた掛止穴と、前記シヤンクの内壁面或いは前
記ヘツドの外壁面から突出する方向にバネ部材に
よつて付勢された状態で前記シヤンク或いは前記
ヘツドに設けられた爪と、この爪を挿通する窓を
形設したスリーブと一体に形成され、且つ、前記
ヘツドの後端部或いは前記シヤンクの先端部に摺
動自在に取り付けられた着脱摘とが具備され、前
記ヘツドと前記シヤンクとを相向かう方向に押圧
すると、前記爪が前記掛止穴に掛合して、前記ヘ
ツドが前記シヤンクに取り付けられ、又、前記着
脱摘を前記ヘツド或いは前記シヤンクと共に前記
シヤンク或いは前記ヘツドと相反する方向に引張
ると、前記窓から突出した前記爪が前記窓の縁に
よつて押し下げられて、前記爪と前記掛止穴との
掛合が解除された上、前記ヘツドが前記シヤンク
から取り外されることを特徴とするハンドピース
のヘツド着脱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9292082U JPS59106U (ja) | 1982-06-23 | 1982-06-23 | ハンドピ−スのヘツド着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9292082U JPS59106U (ja) | 1982-06-23 | 1982-06-23 | ハンドピ−スのヘツド着脱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59106U JPS59106U (ja) | 1984-01-05 |
JPS6214821Y2 true JPS6214821Y2 (ja) | 1987-04-15 |
Family
ID=30223373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9292082U Granted JPS59106U (ja) | 1982-06-23 | 1982-06-23 | ハンドピ−スのヘツド着脱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59106U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3668546D1 (de) * | 1985-08-26 | 1990-03-08 | Siemens Ag | Rastvorrichtung zum loesbaren verbinden eines kopfteils mit dem griffteil eines zahnaerztlichen handstueckes. |
US20040039401A1 (en) * | 2000-03-31 | 2004-02-26 | Chow Alan Y. | Implant instrument |
-
1982
- 1982-06-23 JP JP9292082U patent/JPS59106U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59106U (ja) | 1984-01-05 |
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