JP6106710B2 - 柄部と作業部との連結構造 - Google Patents

柄部と作業部との連結構造 Download PDF

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Description

本発明は、柄部と、この柄部の先端に設けられる作業部とから成り、柄部を把持して操作し、作業部で対象物を掬い取ったり押し運んだり、或いはほぐしたり掻いたりする等の作業を行う、例えばシャベルやラッセル等の除雪具や鍬や鋤等の農具のような作業具における柄部と作業部とを着脱自在に連結する、柄部と作業部との連結構造に関するものである。
従来、この柄部と作業部との連結構造としては、例えば特開2014−224373号公報(以下、特許文献1と称す)や実用新案登録第3194842号公報(以下、特許文献2と称す)に開示されているような連結構造がある。
これらの柄部と作業部との連結構造について簡単に説明すると、特許文献1に開示されている連結構造は、棒(柄部)の先端に設けたホルダ部の先端部に、円柱状に形成して軸心に沿って縦に切り込むスリットを向けて分割し、このスリットを利用して縮径自在に構成した軸部を設け、この軸部をバケット(作業部)に設けた係止円筒部の底に設けた係入孔に圧入すると、軸部が縮径しながら係入孔を通過し、この係入孔を通過後、軸部がもとの形状に復帰し係入孔よりも大径となることで抜け止め状態になって、引き抜き不能に連結されるものである。
また、特許文献2に開示されている連結構造は、柄部の先端に合成樹脂製のソケットを設け、このソケットを本体側に設けた筒部の先端の開口部を貫通させて外部に露出させ、この露出したソケットに抜け止め防止用のピンを挿入係止して、このピンで抜け止め状態とすることで、引き抜き不能に連結されるものである。
特開2014−224373号公報 実用新案登録第3194842号公報
しかしながら、特許文献1の連結構造のようなものは、作業部から柄部を離脱させる際、軸部を縮径させて係入孔を抜き方向に通過させなければならないが、軸部を縮径するためには強い力を要し、しかも、この軸部は指先で摘まみ操作するような小さいものなので、指先で強く摘まんで縮径させるという操作は、女性やお年寄りなどの非力な者にとっては非常に難儀なものであった。
また、特許文献2のような連結構造では、抜け止め防止用のピンが容易に抜け落ちないように強大な弾性付勢力が生じる弾性変形しにくいピンを採用するため、ピンをソケットに挿入するのに非常に強い力を要し、また、強固に係止しているピンをソケットから引き抜く際も、同様に強い力を要するため、特許文献1と同様、この特許文献2も非力な者にとっては非常に難儀なものとなっていた。
本発明は、上述のような現状の問題に鑑みなされたもので、柄部と作業部との連結操作及び離脱操作を、強い力を要することなく誰でも容易に行うことができる実用性に優れた画期的な柄部と作業部との連結構造を提案することを目的とする。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
柄部1と、この柄部1の先端に設けられる作業部2とから成り、前記柄部1を把持して操作し、前記作業部2で対象物を掬い取ったり押し運んだり、或いはほぐしたり掻いたりする等の作業を行う作業具における、前記柄部1と前記作業部2とを着脱自在に連結する連結構造であって、前記柄部1と前記作業部2とのいずれか一方に差込係合部3を設け、他方に差込受部4を設け、前記差込係合部3は、断面視円形に形成して前記差込受部4に差し込み係合した状態で回転可能な構成とすると共に、先端部に抜け止め係止部5を設け、基端部に回り止め係合片6を設けた構成とし、前記差込受部4は、前記差込係合部3を差し込み可能な筒状に形成し、奥側に前記差込係合部3の前記抜け止め係止部5を所定の向きにした際に挿通可能な挿通孔7を設けると共に、この挿通孔7を挿通した前記抜け止め係止部5を抜け止めする抜け止め係合部8を設け、手前側の開口部側に前記回り止め係合片6と係合する回り止め受部9を設けた構成とし、前記差込係合部3を前記差込受部4に差し込み、前記抜け止め係止部5を所定の向きにして前記挿通孔7に挿通し、前記差込係合部3を回転させて前記回り止め係合片6を前記回り止め受部9との係合位置に位置合わせし、前記回り止め係合片6を係合操作して前記回り止め受部9に係合させると、前記差込係合部3が回転不能となると共に、前記抜け止め係止部5が前記挿通孔7を挿通不能な向きに位置ずれ、前記抜け止め係合部8と係合して抜け止め状態となって、前記差込係合部3と差込受部4とが離脱不能に連結されることを特徴とする柄部と作業部との連結構造に係るものである。
また、前記回り止め係合片6は、前記差込係合部3にスライド自在に設けた構成とし、前記回り止め受部9に差し込み係合する構成としたことを特徴とする請求項1記載の柄部と作業部との連結構造に係るものである。
また、前記差込受部4は、有底筒状に形成し、底部10に前記挿通孔7を設けると共に、この底部10を前記抜け止め受部8としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の柄部と作業部との連結構造に係るものである。
また、前記差込係合部3は、基端部に徐々に大径となるテーパー部11を設けた構成としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の柄部と作業部との連結構造に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、柄部と作業部との連結操作及び離脱操作を、強い力を要することなく誰でも容易に行うことができる実用性に優れた画期的な柄部と作業部との連結構造となる。
また、請求項2記載の発明においては、一層簡易な構成で設計実現が容易となると共に、柄部と作業部との連結操作及び離脱操作の操作性も一層向上する実用性に優れた画期的な柄部と作業部との連結構造となる。
また、請求項3記載の発明においては、差込受部を作業部に一体成型により容易に作成することが可能となり、生産性に優れた柄部と作業部との連結構造となる。
また、請求項4記載の発明においては、差込受部を形成する材質の差により、この差込受部の差し込み径が設計値に対して微差が生じても、差込係合部を差込受部に差し込んだ際、ガタツキが生じず、安定した連結状態となる画期的な柄部と作業部との連結構造となる。
本実施例の差込係合部を示す説明斜視図である。 本実施例の差込受部を示す説明斜視図である。 本実施例の差込係合部の要部を示す説明側断面図である。 図3におけるA−A断面図である。 本実施例の連結操作を示す説明図である。 本実施例の連結操作を示す説明図である。 本実施例の連結操作を示す説明図である。 本実施例の連結操作を示す説明図である。 本実施例の使用状態を示す斜視図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
柄部1と作業部2とを連結する際は、一方に設けた差込係合部3を他方に設けた差込受部4に差し込み、差込係合部3を回転させて抜け止め係止部5を差込受部4の奥側に設けた挿通孔7を挿通可能な向き(姿勢)の状態にし、更に差込係合部3を差し込んでこの抜け止め係止部5を挿通孔7に挿通する。或いは、予め、差込係合部3に設けた抜け止め係止部5の向きを、差込受部4に設けた挿通孔7を挿通可能な抜きにした状態で、差込係合部3を、抜け止め係止部5が挿通孔7を挿通した状態になるまで差込受部4に差し込む。
この差込受部4に差し込んだ差込係合部3を回転させて、この差込係合部3の基端部に設けた回り止め係合片6を、差込受部4に設けた回り止め受部9と係合し得る位置に位置合わせする。この回り止め係合片6を回り止め受部9に位置合わせする回転操作により、抜け止め係止部5が差込係合部3と共に回転し、挿通孔7を挿通し得る向きから位置ずれて、抜け止め状態になる。
即ち、抜け止め係止部5は、挿通孔7に挿通した向きから回転して位置ずれることで、抜け止め受部8と抜け止め係合し、この抜け止め係止部5と抜け止め受部8との抜け止め係合により、抜け止め係止部5が挿通孔7を挿通不能な状態になって、差込係合部3は差込受部4に対して抜け止め状態に連結されることとなる。
そして、回り止め係合片6を係合操作して回り止め受部9に係合させると、差込係合部3が回転不能になり、柄部1に対する作業部2の取り付け向きが位置決めされると共に、抜け止め係止部5が挿通孔7を挿通不能な向きで位置決めされることとなる。
これにより、柄部1と作業部2とが分離不能且つ相対回転移動不能状態に連結され、作業中に作業部2が位置ずれて作業しづらくなることが無く、また、抜け止め係止部5が挿通孔7を挿通して差込係合部3が差込受部4から離脱する虞が無く、安心して作業することができることとなる。
また、柄部1と作業部2との連結状態を解除する場合は、上述した柄部1と作業部2とを連結する逆の手順、即ち、回り止め係合片6の係合解除操作を行なって回り止め受部9との係合状態を解除して差込係合部3を回転可能な状態にし、差込係合部3を回転させて抜け止め係止部5の向きを、挿通孔7を挿通可能な向きに合わせ、差込係合部3を差込受部4から引き抜き操作することで、容易に柄部1と作業部2との連結状態を解除することができる。
このように、本発明は、柄部1と作業部2との連結操作及び離脱操作を、強い力を要することなく誰でも容易に行うことができる実用性に優れた画期的な柄部と作業部との連結構造となる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、柄部1と、この柄部1の先端に設けられる作業部2とから成り、前記柄部1を把持して操作し、前記作業部2で対象物を掬い取ったり押し運んだり、或いはほぐしたり掻いたりする等の作業を行う作業具(例えば図示したような除雪具)における、前記柄部1と前記作業部2とを着脱自在に連結する連結構造であって、具体的には、柄部1に差込係合部3を設け、作業部2に差込受部4を設け、この差込係合部3と差込受部4との抜け止め係合により、前記柄部1と前記作業部2とを連結する柄部と作業部との連結構造に係るものである。
以下、本実施例に係る構成各部について詳細に説明する。
先ず、本実施例の差込係合部3について説明する。本実施例の差込係合部3は、断面視円形に形成して差込受部4に差し込み係合した状態で回転可能な構成とすると共に、先端部に抜け止め係止部5を設け、基端部に回り止め係合片6を設けた構成としている。
具体的には、有底筒状に形成し、先端部側の底部12に抜け止め係止部5を突設し、開口部側(基端部側)に回り止め係合片6を装着する回り止め係合片装着部13を設け、この回り止め係合片装着部13に回り止め係合片6をスライド自在に設けた構成としている。
より具体的に説明すると、抜け止め係止部5は、円筒状(円柱状でも良い)に形成した挿通部14の周面部先端側に突起部15を外方に向けて突設した構成とし、本実施例では、図示するように、対向する二か所に設けた構成としている。
また、本実施例の抜け止め係止部5は、図示するように、差込係合部3を回り止め係合片6が差込受部4に設けた回り止め受部9に対して90°位置ずれた状態にした際に、夫々の突起部15が上下方向(90°と270°の位置)に位置し、回り止め係合片6が回り止め受部9と対向位置、即ち、回り止め係合片6を回り止め受部9に係合し得る位置にした際に、夫々の突起部15が左右方向(0°と180°の位置)に位置するように、各突起部15を挿通部14の周面部に設けた構成としている。
また、回り止め係合片6は、回り止め係合片装着部13に設けたスライドガイド部16にスライド自在に係合するスライド部17を設けて、差込係合部3の軸方向となる前後方向にスライド自在に設けた構成とし、更に、裏面側にクリック凸部18を設け、このクリック凸部18が回り止め係合片装着部13に設けたクリック係合部19と係合することにより位置決め保持され、後述する回り止め受部9との係合状態または係合解除状態が保持される構成としている。
具体的には、図示するように、回り止め係合片6と回り止め受部9とが係合していない状態、即ち係合解除状態では、回り止め係合片6の基端側に設けたクリック凸部18が回り止め係合片装着部13に設けた基端側のクリック係合部19の外側(基端側)に位置して係合し、クリック凸部18がクリック係合部19を乗り越え得る力を加えない限り、係合方向となる先端側へのスライド移動が阻止され、回り止め係合片6と回り止め受部9との係合解除状態が保持され、また、回り止め係合片6と回り止め受部9とが係合した状態では、回り止め係合片6の先端側に設けたクリック凸部18が回り止め係合片装着部13に設けた先端側のクリック係合部19の外側(先端側)に位置して係合し、クリック凸部18がクリック係合部19を乗り越え得る力を加えない限り、係合解除方向となる基端側へのスライド移動が阻止され、回り止め係合片6と回り止め受部9との係合状態が保持される構成としている。
また更に、本実施例の差込係合部3は、基端部(具体的には、回り止め係合片装着部13の境界部付近)に徐々に大径となるテーパー部11を設けた構成としている。後述する差込受部4は、同じ型を用いて成型した場合、材質により開口部の仕上がり具合に差が生じることがあり、例えば、ポリエチレンと、ポリカーボネートでは、ポリカーボネートの方が若干開口部の径が大径に仕上がることが分かっている。このような場合でも、差し込み係合状態にガタツキが生じないよう、このテーパー部11で微差を吸収し、密着状態で係合するように構成している。
また、本実施例の差込係合部3は、図示するように、内周面に複数の凸条部20を、所定の間隔(本実施例では60°間隔)をおいて、この差込係合部3の軸方向に沿って設けた構成とし、面接触ではなく、線接触で柄部1と接するように構成して、柄部1と差込係合部3との間に隙間を形成し、密着状態とならず、スムーズに装着できる構成としている。
尚、本実施例では、柄部1に装着した差込係合部3は、ネジ部材21を用いて固定しているが、リベット止めや圧入、或いは接着剤を用いた固定方法を採用しても良い。
次に、本実施例の差込受部4について説明する。本実施例の差込受部4は、作業部2に一体成型により形成した構成とし、上述した差込係合部3を差し込み可能な筒状に形成し、奥側に差込係合部3の抜け止め係止部5を所定の向きにした際に挿通可能な挿通孔7を設けると共に、この挿通孔7を挿通した前記抜け止め係止部5を抜け止めする抜け止め係合部8を設け、更に、手前側の開口部側に差込係合部3の回り止め係合片6と係合する回り止め受部9を設けた構成としている。
具体的には、有底筒状に形成し、底部10に挿通孔7を設けると共に、この底部10を前記抜け止め受部8とした構成としている。
より具体的には、挿通孔7は、差込係合部3に設けた抜け止め係止部5の正面視形状とほぼ同形状(やや大きめ)に形成し、また、その向きは、図示するように、突起部15が上下方向に位置した向きで設けた構成としている。
即ち、底部10の中心部に抜け止め係止部5の挿通部14を挿通する円形挿通孔7Aの上部及び下部に突起部15を挿通する半円形挿通孔7Bを連接した形状に形成した構成としている。
また、本実施例においては、この挿通孔7を設けた底部10を、差込係合部3の抜け止め係止部5と抜け止め係合する抜け止め受部8とした構成としている。
即ち、挿通孔7を挿通した抜け止め係止部5は、差込係合部3の回転により向きが変わると、突起部15が半円形挿通孔7Bから位置ずれて、この突起部15が半円形挿通孔7Bから位置ずれた状態で差込係合部3を差込受部4から引き抜こうとすると、突起部15が抜け止め受部8としての底部10に当接して抜け止め係止部5が底部10(抜け止め受部8)に抜け止め係合する構成としている。
また、回り止め受部9は、回り止め係合片6と嵌合し得る袋形状に形成すると共に、差込受部4と一体成型により形成した構成とし、差込受部4の上面側(下面側でも良い)に設けた構成としている。
次に、本実施例の柄部1と作業部2、即ち差込係合部3と差込受部4との連結方法について説明する。
柄部1と作業部2とを連結する際は、先ず、柄部1に設けた差込係合部3を作業部2に設けた差込受部4に差し込み、差込係合部3を回転させて抜け止め係止部5を差込受部4の奥側に設けた挿通孔7を挿通可能な向き(姿勢)の状態にし、更に差込係合部3を差し込んでこの抜け止め係止部5を挿通孔7に挿通するか、或いは、予め、差込係合部3に設けた抜け止め係止部5の向きを、差込受部4に設けた挿通孔7を挿通可能な抜きにした状態で、差込係合部3を、抜け止め係止部5が挿通孔7を挿通した状態になるまで差込受部4に差し込む(図は後者のもの)。
次に、この差込受部4に差し込んだ差込係合部3を90°回転操作して、この差込係合部3の基端部に設けた回り止め係合片6を、差込受部4に設けた回り止め受部9と係合し得る位置に位置合わせする。
この回り止め係合片6を回り止め受部9に位置合わせする回転操作により、抜け止め係止部5の突起部15が挿通孔7の半円形挿通孔7Bから位置ずれて、抜け止め受部8となる差込受部4の底部10に抜け止め係合して、差込係合部3が差込受部4に対して引き抜き不能に連結されることとなる。
最後に、回り止め係合片6をスライドさせて回り止め受部9に差し込み係合する。これにより、差込係合部3が回転不能になって、抜け止め係止部5の突起部15が挿通孔7の半円形挿通孔7Bから位置ずれた状態が保持され、抜け止め係止部5の挿通孔7に対する挿通不能状態が保持されて連結状態が保持されると共に、柄部1に対する作業部2の取り付け向きが位置決めされることとなる。
このように、本実施例は、差込係合部3を差込受部4に差し込み、抜け止め係止部5を挿通孔7に挿通させ、回り止め係合片6を回り止め受部9に位置合わせする回転操作を行なった後、回り止め係合片6をスライドさせて回り止め受部9に差し込み係合するだけの極めて簡易な操作で、柄部1と作業部2とを分離不能且つ相対回転移動不能状態に連結することができ、しかも、連結操作、連結解除操作のいずれの操作においても、強い力を必要とする操作が無く、誰でも容易に操作できる実用性に優れた画期的な柄部と作業部との連結構造となる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 柄部
2 作業部
3 差込係合部
4 差込受部
5 抜け止め係止部
6 回り止め係合片
7 挿通孔
8 抜け止め受部
9 回り止め受部
10 底部
11 テーパー部

Claims (4)

  1. 柄部と、この柄部の先端に設けられる作業部とから成り、前記柄部を把持して操作し、前記作業部で対象物を掬い取ったり押し運んだり、或いはほぐしたり掻いたりする等の作業を行う作業具における、前記柄部と前記作業部とを着脱自在に連結する連結構造であって、前記柄部と前記作業部とのいずれか一方に差込係合部を設け、他方に差込受部を設け、前記差込係合部は、断面視円形に形成して前記差込受部に差し込み係合した状態で回転可能な構成とすると共に、先端部に抜け止め係止部を設け、基端部に回り止め係合片を設けた構成とし、前記差込受部は、前記差込係合部を差し込み可能な筒状に形成し、奥側に前記差込係合部の前記抜け止め係止部を所定の向きにした際に挿通可能な挿通孔を設けると共に、この挿通孔を挿通した前記抜け止め係止部を抜け止めする抜け止め係合部を設け、手前側の開口部側に前記回り止め係合片と係合する回り止め受部を設けた構成とし、前記差込係合部を前記差込受部に差し込み、前記抜け止め係止部を所定の向きにして前記挿通孔に挿通し、前記差込係合部を回転させて前記回り止め係合片を前記回り止め受部との係合位置に位置合わせし、前記回り止め係合片を係合操作して前記回り止め受部に係合させると、前記差込係合部が回転不能となると共に、前記抜け止め係止部が前記挿通孔を挿通不能な向きに位置ずれ、前記抜け止め係合部と係合して抜け止め状態となって、前記差込係合部と差込受部とが離脱不能に連結されることを特徴とする柄部と作業部との連結構造。
  2. 前記回り止め係合片は、前記差込係合部にスライド自在に設けた構成とし、前記回り止め受部に差し込み係合する構成としたことを特徴とする請求項1記載の柄部と作業部との連結構造。
  3. 前記差込受部は、有底筒状に形成し、底部に前記挿通孔を設けると共に、この底部を前記抜け止め受部としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の柄部と作業部との連結構造。
  4. 前記差込係合部は、基端部に徐々に大径となるテーパー部を設けた構成としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の柄部と作業部との連結構造。
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