JPH03165755A - 歯科用ハンドピースのチャック装置 - Google Patents

歯科用ハンドピースのチャック装置

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JPH03165755A
JPH03165755A JP30473189A JP30473189A JPH03165755A JP H03165755 A JPH03165755 A JP H03165755A JP 30473189 A JP30473189 A JP 30473189A JP 30473189 A JP30473189 A JP 30473189A JP H03165755 A JPH03165755 A JP H03165755A
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collet chuck
chuck
cutting tool
cylinder
locking member
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JP30473189A
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Shinichi Nakayama
真一 中山
Shiyuusuke Kimura
木村 集亮
Kunitoshi Noguchi
野口 国寿
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Morita Tokyo Manufacturing Corp
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Morita Tokyo Manufacturing Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〉 本発明は切削工具の着脱が容易で、且つ安全性の高い歯
科医療用ハンドピースのチャック装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来から歯科医用ハンドピースの切削工具の着脱装置と
しては種々のものが提案されているが、治療中にハンド
ピースに生じた振動等又はハンドピースのタービンが高
速回転するに際して生ずる遠心力等によってチャック機
構がゆるみ切削工具が抜+f出てきて患者に思わざる負
傷させる等の医療事故等を発生する原因の一つともなっ
ていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら切削工具の着脱が容易で、その上に工具を
装着した際に機構的に安全で治療中に工具が脱落するこ
とのないチャック機構はまだ提案されていない6 本発明はこのような従来の問題点に鑑みて安全性の高い
チャック機構を提案しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明に係る歯科用ハンドピースのチャック機構は頭部
内に回転自在に軸支された筒型の回転筒と、該回転筒内
に挿入され、その筒内に先端縮小形のいわゆる逆のテー
パ面を設けたロック部材と、その筒外周面に前記のロッ
ク部材のテーパ面と当接する階段状の凸起部を設け、且
つ上方部に複数のすり割り溝を形成したコレツl〜チャ
ックと、前記ロック部材をコレットチャックに当接する
方向に付勢して、コレットチャックに切削工具を締着さ
せるスプリングとからなり、コレットチャックを回転筒
内で軸方向に一定距離を摺動可能にして、締め付けを良
好にする間隙を設け、加うるに切削工具を締付ける場合
に切欠段部により切削工具の刷部に喰込ませて、更に抜
け止め機能を持たせた構造としである。
(作用) 本発明に係るチャック装置においては、切削工具取付時
に、スプリングの付勢力に抗してロック部材を押し下げ
れば、コレットチャックの締付けが解除され、この状態
で切削工具をコレットチャックの下方から簡単に挿入で
きる。ロック部材を手離せば4、スプリングの付勢によ
って挿し込まれた切削工具の周囲が、ロック部材のテー
パ面によってすり割り清を有するコレットチャックが弾
性圧縮されて締付けられ、切削工具は強固に締め付は固
着される。
一方で、工具を引抜こうとする力が働いた場合は、コレ
ットチャックの下方に間隙があるので、コレットチャッ
クは摺動可能であってロック部材のテーパ面がコレット
チャックを更に強く圧縮する様に働き、工具の抜けを防
止する締め付は力が働く。
更に切欠段部の切欠部が工具の胴部に喰込むので二重の
抜止め機構となっている。
(実施例) 第1図は本発明に係る歯科用ハンドピースのチャック装
置の一実施例で、切削工具23(第4図)を挿入してい
ない場合の状態を示す。
図において1はハンドピースの頭部で、ケース2の内部
中央には上部と下部に設けた軸受3により回転自在に軸
支された円筒状の回転筒8が設置されている。この回転
筒8を支える軸受3.3間の中間には回転羽根4が取付
けられており、この回転羽根4に圧搾空気を吹付けるこ
とにより回転筒8は高速回転する様になっている。
上下にある軸受3,3はOリング18を介してケース2
に対し防振構造となっている。
このように回転自在に保持された回転筒8の奥内部に、
中空で上端部に通孔を有するロック部材9が摺動自在に
挿入されている。
このロック部材9は先端部になるに従って内径が狭くな
り奥側が広くなる、いわゆる逆テーパをなしたテーパ面
13を有している。
ロック部材9の上端面はスプリング7により常時押上げ
られているが、頭蓋20の下面の凸起28の下端面との
間には、若干の隙間をもって保持されている0頭N20
はケースに摺動自在に嵌入され、且つコイルスプリング
32にて常時押上げられており、切削工具23を着脱す
る場合には、コイルスプリング32の付勢に抗して頭蓋
20を指にて押下げて、ロック部材9を押下げ着脱でき
る様になっている。
ロック部材つと回転筒8とは筒内に挿着されたスプリン
グ7によりお互いに離反する方向に付勢されており、回
転筒8が上下方向に動かないように保持されているから
、常時ロック部材9には上方に押上げる様な力が働いて
いる0回転筒8の内部には、上部をロック部材9内に突
入させ、下部を回転筒8に嵌合したコレットチャック5
が挿入されている。
このコレットチャック5は円筒形をなし、上方部に複数
のすり割り清6を有し、筒の内面は切欠段部10を有し
、その内部に切削工具23が挿入される。切欠段部10
は切削工具23の外周に喰い込んで切削工具に対し引き
抜こうとする力が働いた場合抜け止めの機能を果たすも
のであるが第2図に示している様に鋭角をなした段部で
は、喰い込みが強く働き抜け止めの機能を倍増する。コ
レットチャック5の外周面は上方部に段状のスI・ツバ
部21が形成されており、切削工具23が挿入されてい
ない場合はスプリング7により付勢されたロック部材9
のテーパ面13の上部にある段部22と当接してコレッ
トチャック5を持ち上げる様になっている。また、コレ
ットチャック5のストッパ部21の下部には、ロック部
材9のテーパ面13に当接する階段状の凸起部11が設
けられている。この凸起部11がスプリング7により上
向きに付勢されたロック部材9のテーパ面13と当接し
て、コレットチャック5の上方部のすり割り溝6の部分
を弾性圧縮変形させ、外から締付ける様に作用する。コ
レラ)〜チャック5の全体斜視図を第3図に示す。
コレットチャック5の下部は回転筒8の下部の段付穴2
4に嵌合する段付部15を有し、段付部15の受は面2
6はスプリング7の付勢により持ち上げられ、段付穴2
4の当て面25に当接する。
回転筒8には段付穴24に突出する回り止め部材の回り
止めビン14が打ち込まれ、その先端はコレットチャッ
ク5の段付部15の外周面に設けられたたて満27に係
合し、コレットチャック5と回転筒8が回転方向に固定
され、回転筒の回転がビン14を経てコレットチャック
5に伝えられる。
他方、ビン14はたて溝27内を上下に摺動することが
できる。
また、回転筒8の下端部には段をなした段穴部が設けら
れ、この中に抜け止め部材16がネジ込まれて、コレッ
トチャック5が下端部より抜け出ない様にしている。抜
け止め部材16の上面とコレットチャック5の段付部1
5の下側面の間には間隙12が設けてあり、この間隙1
2の一定距雛だけコレットチャック5は回転筒8内を軸
方向に摺動可能となっている。
ここで切削工具23の着脱について説明する。切削工具
23を装着する場合は、摺動自在の頭蓋20をスプリン
グ32に抗して押すと、ff’ff!20の下面の凸起
28がロック部材9の頭部に当たり、更に押し下げると
スプリング7に抗してロック部材9が回転筒8内で押し
下げられる。
ロック部材つとコレットチャック5はスプリング7の力
によりテーパ面13と階段状をなした凸起部11によっ
て当接していたのが開放され、コレットチャック5のす
り割り講6が原形に復元して型部が開く傾向となる。
次いで、切削工具23をコレットチャック5の中に下か
ら挿入し、工具23の頭部がロック部材9に当たるまで
挿入した所で手を離すと、スプリング32により頭W2
0は復元すると共に、スプリング7の付勢力によりロッ
ク部材9とコレットチャック5はテーパ面13と階段状
の凸起11の部分で当接して第4図のごとき状態となる
。このときコレットチャック5のストッパ部21とロッ
ク部材9の段部22は若干の距離をおいて当接しないで
保持されるごとき構成となる。これは切削工具23を挿
入した事で、コレラトチA・ツク5のすり割り溝6が撓
むため、頭部がやや太めとなって、テーパ面13と凸起
部11が当接し、段部22がストッパ部21に当接しな
くなるのである。
切削工具23が取付けられ、治療行為中に切削工具23
に対し引き抜く様な力が働いた場合について説明する。
切削工具23が第4図に示すごとく装着されて使用され
ていたとき、下方矢印入方向に引っ張る力が加わると、
コレットチャック5は切削工具23を強固に締付けてい
るので、コレットチャック5が下方矢印A方向に引っ張
られる。
コレットチャック5の段付部15の下端と抜け止め部材
16との間に形成されている間隙12の分だけコレット
チャック5は下方A方向に動ける余裕があるから下方六
方向に動く、コレットチャック5は下方六方向に動くと
、ロック部材9のテーパ面13とコレットチャック5の
階段状をなした凸起部11とは当接しているが、第4図
に示すごとく、ストッパ部21と段部22とは当接して
いないので、コレットチャック5がテーパ面13に沿っ
て下方に下がり、すり割り講6の部分を弾性圧縮変形さ
せ、より強固にコレットチャック5を締itけて切削工
具23が抜けるのを防止する。
それに加えてコレットチャツク5内面の切欠段部10が
、第2図に示すごとく鋭角状の段部をなしている場合は
、前記すり割り講6の部分のテーパ面13による締付け
に加えて、鋭角をなす段部10が切削工具23の胴部に
喰い込んで抜け止めとしての機能を果たすものである。
 この様に本発明に係るコレットチャックの抜け止め方
法はテーパ面13と階段状をなした凸起部11による楔
作用と、すり割り溝6の部分の弾性圧縮による締付けと
、切欠段部10による切削工具23の胴部の喰い込みに
よる2重の抜け止め機能を有している。
切削工具23を取外す場合について説明する。第4図に
おいて、頭!20をスプリング32の付勢に抗して指で
押すと、頭蓋20の下側の凸起28がロック部材9に当
接し、更にスプリング7の勢力に抗して頭M20を押す
と、ロック部材9はこれに押されて下がり、テーパ面1
3はコレットチャック5の階段状をなした凸起部11と
の当接から外れるので、すり割り講6が開いて切削工具
23の締付けが解除され、切削工具23を引き抜けば容
易に取外せる。
更に第2の実施例を提示する。 この方法は、コレット
チャック5とロック部材9の当接する部分を、第5図に
示すごとく、コレットチャック5には、頭部に向かうに
従って太くなるテーパ面29を設け、一方の当接するロ
ック部材9には、階段状の凸起部30を設ける様に逆に
変更して当接させたもので、その他の部分並びに機能に
ついては第1の実施例と変わらないものである。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな様に、本発明によれば頭蓋を単
に指にて押圧するのみの操作で簡単に切削工具を着脱す
ることができるのみならず、医療事故の発生原因ともな
る治療中の切削工具の抜け止め機能に対しても、テーパ
面と階段状の凸起部による楔作用と、すり割り溝の部分
の弾性圧縮による締付けと、切欠段部の喰い込みの2重
の抜け止め機能をもたせであるので、安全性が著るしく
向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る歯科用ハンドピースのチャック装
置の一実施例を示すもので、ハンドピースの頭部断面図
、第2図はロック部材とコレットチャックの当接する部
分の要部断面図、第3図はコレ・ントチャックの全体斜
視図、第4図は切削工具を挿入した場合のハンドピース
の頭部断面図、第5図はコレットチャックとロック部材
の当接面の形状を逆にした場合の要部断面図である。 図中、 1:ハンドピースの頭部  2:ケース、4:回転羽根
    5:コレットチャッ6:すり割り溝   7:
スプリング 8;回転筒     9二ロック部材 10:切欠段部   11:凸起部 12:間隙     13:テーパ面 14:回り止めピン 15:段付部 16:抜け止め部材 20:頭蓋 21:ストッパ部  22:段部 23:切削工具   27:たて溝 28:凸起     32ニスプリングである。 り

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)頭部内に回転自在に軸支された筒型の回転筒と、
    該回転筒内に摺動自在に挿入され、その筒内の下端部に
    先端縮小の形をなすテーパ面を設けたロック部材と、回
    転筒とロック部材の内部に挿入され上方部に軸方向に複
    数のすり割り溝が形成され、且つ上方部外周面に前記ロ
    ック部材の筒内テーパ面と当接する階段状の凸起部を設
    けたコレットチャックと、該コレットチャックの筒内面
    に設けた切欠段部と、該コレットチャックと回転筒とを
    一体に回転させるための回り止め部材と、該コレットチ
    ャックを回転筒内で軸方向に一定距離を摺動可能とする
    抜け止め部材との間に設けられた間隙と、該コレットチ
    ャックの階段状の凸起部を前記ロック部材のテーパ面に
    当接する方向に付勢して、コレットチャックに切削工具
    を締着させるスプリングとからなる歯科用ハンドピース
    のチャック装置。
  2. (2)ロック部材の下端部に、先端縮小の形をなすテー
    パ面に代えて、内側に階段状の凸起部を設け、コレット
    チャックの階段状の凸起部に代えて、下方に縮小の形を
    なすテーパ面を設け当接させることを特徴とする請求項
    1記載の歯科用ハンドピースのチャック装置。
  3. (3)コレットチャックの筒内面に鋭角をなす切欠段部
    を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の歯科用
    ハンドピースのチャック装置。
JP30473189A 1989-11-27 1989-11-27 歯科用ハンドピースのチャック装置 Expired - Lifetime JP2867496B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0647437A1 (en) * 1993-10-06 1995-04-12 Yechiel Cohen Clamping device particularly useful for dental handpieces
US5810588A (en) * 1993-10-06 1998-09-22 Cohen; Yechiel Clamping device particularly useful for dental handpieces

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