JPS6485Y2 - - Google Patents

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JPS6485Y2
JPS6485Y2 JP912781U JP912781U JPS6485Y2 JP S6485 Y2 JPS6485 Y2 JP S6485Y2 JP 912781 U JP912781 U JP 912781U JP 912781 U JP912781 U JP 912781U JP S6485 Y2 JPS6485 Y2 JP S6485Y2
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JP
Japan
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pin
fastener
plate
chuck body
insertion hole
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Expired
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JP912781U
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JPS57123010U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はネクタイピンやバツジ等の装身具の
装着に使用する止金具に関する。特に極めて簡単
な操作によつて、真珠等の装飾体に付設されたピ
ンを緊締弛緩させる止金具を提供せんとするもの
である。
〔従来の技術〕
従来この種ネクタイピンは、第1図に示したよ
うに、装飾体(図示せず)に突設されたピン1
と、このピン1の挿入孔3を有する止金具2とよ
りなるもので、この止金具2内に挿入孔3側を小
径となしたテーパー面6を形成し、かつ止金具2
内に数個のボール4を緩着したチヤツク体5およ
びこのチヤツク体5を上記テーパー面6の小径側
に圧接するバネ7を収容し、さらにチヤツク体5
を止金具2の他端から突出させてつまみ8を形成
したものであつた。
また、実開昭55−139711号公報に記載されたよ
うに、ピンの長手方向に対して直交する弾発部を
形成したバネ部材によりピンを固定するととも
に、バネ部材をピンに直交方向に操作してピンを
抜き取るようにした装身具の止金具も提案されて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前者の場合、着脱の際に止金具
2とつまみ8とをピン1の軸方向に反対側に作動
させなければならないため取外しに不便な上、ボ
ール4を使用している関係上厚みを薄くするにも
限界がある。また、つまみ8が突出しているの
で、胸部に打僕を受けたりするとけがをする危険
があつた。
また、後者の場合、ピンを固定する力を強くす
るためにはバネ部材の弾発力を強くしなければな
らず、そうすると逆にピンを抜き取りにくくなつ
てしまう欠点があつた。
この考案は上記のような従来例の欠点を解消せ
んとするもので、簡単な操作によつて、真珠等の
装飾体に付設されたピンを緊締弛緩させる止金具
を提供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわちこの考案は、装飾体に突設されたピン
と、このピンの挿入孔を有する止金具とよりなる
ものにおいて、止金具に穿設したピンの挿入孔と
対応して、チヤツク孔を板面に対してほぼ直角に
形成された板状チヤツク体と、この板状チヤツク
体を上記挿入孔側に圧接するバネとを止金具内に
収容し、板状チヤツク体を常態でピンの長手方向
よりやや傾斜して保持するとともに、板状チヤツ
ク体にこれを操作するレバーを一体的に付設し、
このレバーの先端を止金具外周上へ突出させたこ
とを特徴とする装身具の止金具である。
〔実施例〕
以下この考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第2図および第3図は、この考案の装身具の止
金具の分解図および組立図で、装飾体(図示せ
ず)に突設されたピン11と、このピン11の挿
入孔13を有する止金具12とよりなるもので、
この止金具12内には板状チヤツク体14を収納
する筒状部17を形成し、その外周上に挿入孔1
3の手前から軸方向に延びて他端で開口するスリ
ワリ15を形成している。この止金具12の筒状
部17には、スリワリ15を経て外周上に突出す
るレバー16を一体的に突設されるとともに中央
部にチヤツク孔21を有する板状チヤツク体1
4、およびこの板状チヤツク14を前記挿入孔1
3側にやや傾斜させて圧接するバネ18を収容
し、裏蓋19の内奥に形成した周溝に止金具12
の先端を圧入することにより、裏蓋19を嵌着固
定している。なお20は、板状チヤツク体14の
下端がずれないように筒状部17内下端に固設し
たストツパーであり、板状チヤツク体14はこの
ストツパー20を支点として首振り可能とされて
いる。
この実施例は上述のような構成であるから、装
飾体のピン11をネクタイの表側から刺通し、Y
シヤツの裏側に出たピン11を止金具12の挿入
孔13に挿入すれば、ピン11は板状チヤツク体
14をその下端を支点にして前方へ傾斜させ、チ
ヤツク孔21がピン11に対してほぼ直角をなす
ような位置で止金具12中に挿入される。次いで
これをそのまま引抜こうとすると、板状チヤツク
体14はバネ18により挿入孔13側に圧接され
ているから、チヤツク孔21がピン11の上下の
周囲に喰い込んで止金具12とピン11を強固に
結合させることができる。
逆に、裏蓋19の周縁22とレバー16とを指
先で摘み、レバー16をスリワリ15に沿つて裏
蓋19側へ倒し込むと、板状チヤツク体14のチ
ヤツク孔21はピン11に対してほぼ直角をなす
位置でピン11との噛み合いをほどき、ピン11
は無理なく引抜くことができる。
この板状チヤツク体14は、第4図に示したよ
うに、レバー16を付設した状態がスプーンのよ
うな形状になるよう打抜き及び絞り加工を施さ
れ、中央にはチヤツク孔21が壁面に直角をなす
角度に穿設されている。
〔考案の効果〕
この考案は以上のように構成したから、部品点
数を少なくできるのでコスト低減につながり、引
抜く場合のレバー操作が指先ではさむ方向となつ
ているので扱い易い。また、全体を薄くできる
上、突起物がなくなるので胸部にさわつて不快な
感じを与えることが解決される。
本考案はネクタイピンは勿論、バツチ、ハツト
ピン、ピンブローチ等の止金具として利用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の例を示す断面図、第2図は本考
案の一実施例を示す分解図、第3図は組立状態を
示す断面図、第4図は板状チヤツク体の一例を示
す斜視図である。 11……ピン、12……止金具、13……挿入
孔、14……板状チヤツク体、16……レバー、
18……バネ、21……チヤツク孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 装飾体に突設されたピンと、このピンの挿入孔
    を有する止金具とよりなるものにおいて、止金具
    に穿設したピンの挿入孔と対応して、チヤツク孔
    を板面に対してほぼ直角に形成された板状チヤツ
    ク体と、この板状チヤツク体を上記挿入孔側に圧
    接するバネとを止金具内に収容し、板状チヤツク
    体を常態でピンの長手方向よりやや傾斜して保持
    するとともに、板状チヤツク体にこれを操作する
    レバーを一体的に付設し、このレバーの先端を止
    金具外周上へ突出させたことを特徴とする装身具
    の止金具。
JP912781U 1981-01-27 1981-01-27 Expired JPS6485Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP912781U JPS6485Y2 (ja) 1981-01-27 1981-01-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP912781U JPS6485Y2 (ja) 1981-01-27 1981-01-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57123010U JPS57123010U (ja) 1982-07-31
JPS6485Y2 true JPS6485Y2 (ja) 1989-01-05

Family

ID=29807262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP912781U Expired JPS6485Y2 (ja) 1981-01-27 1981-01-27

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JP (1) JPS6485Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022145461A1 (ja) * 2020-12-28 2022-07-07 株式会社ワイズグレース ピン留め具及びこれを用いた装身具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57123010U (ja) 1982-07-31

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