JP2001054413A - ピアス用止め金具 - Google Patents

ピアス用止め金具

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JP2001054413A
JP2001054413A JP11230324A JP23032499A JP2001054413A JP 2001054413 A JP2001054413 A JP 2001054413A JP 11230324 A JP11230324 A JP 11230324A JP 23032499 A JP23032499 A JP 23032499A JP 2001054413 A JP2001054413 A JP 2001054413A
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JP
Japan
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elastic material
piercing
metal plate
pin
pin insertion
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JP11230324A
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Inventor
Kanko Iwata
貫行 岩田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】取扱いが容易で、しかもピンの抜け止め作用が
顕著であり、かつ金属板と弾性材料との組み付けにも充
分配慮したピアス用止め金具を提供しようとするもので
ある。 【解決手段】ピアス用ピンの挿通孔を形成した弾性材料
を備え、弾性材料の一端に上記ピン挿通孔と合致するピ
ン挿通用ガイド孔を有する金属板を当接するとともに、
金属板の側縁から弾性材料の側面に沿って延長した挟着
片の先端を内向きに折り返し、弾性材料の側面にくい込
ませたことを特徴とするピアス用止金具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一端に装飾部を
取り付けたピンを、耳たぶの裏側で抜け止めするための
ピアスイヤリングのキャッチに関するものであり、取扱
いが容易で、しかもピンの抜け止め作用が顕著であり、
かつ低コストで製作できるピアス用止め金具を提供しよ
うとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ピアスイヤリング用の止金具とし
ては、通称キャッチと呼ばれる貴金属片からなるものが
よく知られている。このキャッチは図5に示すように、
貴金属板102の中央にピン101を挿通するピン挿通
口103を形成するとともに、その側縁を裏面方向に少
なくとも一対延長させて弾発片104とし、さらに弾発
片104の延長部分の端部をカールさせて挟着部105
を形成するとともに、この挟着部105を対向させたも
のであり、上記ピン挿通口103から挿通されたピン1
01の周溝106をこの挟着部105で挟着し、抜け止
めするようになっている。
【0003】このようなピアス用止め金具は、コストや
ピンの抜け止め機能の面で非常に優れたものであるが、
機能のみからなるものであるため装飾性に難点があっ
た。さらに、コストの問題で通常小さいため、指で掴み
ずらい上、耳たぶのピアス用に開けた穴にくい込んでし
まうという問題があった。しかも、使用を繰り返すうち
に弾発片104がゆがんでしまい、ピンの周溝106か
ら抜けなくなってしまうという欠点もあった。
【0004】また、上記ピアス用止め金具の使用に当た
っては、ピアス用止め金具を指で持つ際に、弾発片10
4部分が持ちやすい。そのため弾発片104部分に負荷
がかかってピン101が強く加圧、保持され、ピン10
1の挿通や抜き取りに支障が生じるという欠点があっ
た。
【0005】そこで図6に示すような、シリコン樹脂や
合成ゴムその他の弾性材料201からなるピアス用止め
金具が開発されてきている。このようなものとしては例
えば、実開昭60−6417号公報には弾性材料のみか
らなるピアスキャッチが、実開昭61−13615号公
報には中空の球体内に弾性材料を充填してなるピアス
が、実用新案登録第3045812号公報には釣り鐘状
の金属カバー内に弾性材料を収納したピアス用キャッチ
が、実開平1−103307号公報には弾性材料のピン
挿通口側端部に部分的に筒状の金属製殻体をはめ込んだ
抜け止め金具を有する耳飾りがそれぞれ示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記シ
リコン樹脂や合成ゴムその他の弾性材料を用いたピアス
用止め金具は、いずれのものにおいてもピンを挟着する
力が弱いためにピンが外れやすいという欠点があった。
【0007】また、中空の球体や金属カバー、金属製殻
体等の製造に手間やコストがかかる上、例えば金属カバ
ーや筒状の金属製殻体を用いたものにおいては、シリコ
ン樹脂や合成ゴムその他の弾性材料との組み付けが確実
に行なわれにくく、外れやすいという問題があった。
【0008】そこでこの発明は、取扱いが容易で、しか
もピンの抜け止め作用が顕著であり、かつ金属板と弾性
材料との組み付けにも充分配慮したピアス用止め金具を
提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明のピア
ス用止め金具は、ピアス用ピンの挿通孔を形成した弾性
材料を備え、弾性材料の一端に上記ピン挿通孔と合致す
るピン挿通用ガイド孔を有する金属板を当接するととも
に、金属板の側縁から弾性材料の側面に沿って延長した
挟着片の先端を内向きに折り返し、弾性材料の側面にく
い込ませたことを特徴とするものである。
【0010】この発明のピアス用止め金具は、上記金属
板のピン挿通用ガイド孔が、その周囲を漏斗状に形成さ
れていることをも特徴とするものである。
【0011】この発明のピアス用止め金具は、上記金属
板の挟着片が、その長さ方向に沿って伸びる補強リブを
形成されていることをも特徴とするものである。
【0012】この発明のピアス用止め金具によれば、取
扱いが容易で、しかもピンの抜け止め作用が顕著であ
り、かつ金属板と弾性材料との組み付けが確実で、品質
の良好なピアス用止め金具を提供できるようになった。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいてこの発明に
係るピアス用止め金具の実施の形態を詳細に説明する。
図1はこの発明のピアス用止め金具の1実施例を示す側
面図、図2はピンとピアス用止め金具の係合を解いた状
態の側面図、図3は金属板の展開状態を示す平面図、図
4は上記金属板を成形した状態を示す斜視図である。
【0014】上記図1および図2において、この発明に
係るピアス用止め金具1は、ピアス用ピンの挿通孔3を
備えた、円柱状、角柱状、鼓状、尖頭部分を切断した円
錐状、その他の所定形状の弾性材料2を有している。ま
た上記弾性材料2としては、素材の弾性度やアレルギー
の面からシリコン樹脂(シリコンゴム)が望ましいが、
同様の機能を備えた素材であればそれ以外の素材を使用
してもよい。そして弾性材料2のピン挿通孔3は望まし
くは貫通しており、弾性材料2の一方の端面には上記ピ
ン挿通孔3と合致するピン挿通用ガイド孔5を有する金
属板4が当接されている。
【0015】上記金属板4はその側縁が部分的に延長さ
れ、上記弾性材料2の側面に沿って複数本の挟着片6が
形成されている。この挟着片6はその先端が内向きに折
り返され、弾性材料2の側面にくい込ませてある。した
がって弾性材料2は、この挟着片6の折り返し部7によ
って強固に保持されている。
【0016】上記金属板4は、予め図3および図4のよ
うにプレス等によって成形される。この素材としては、
従来の通称キャッチと呼ばれる貴金属片を転用すること
が可能である。すなわち、図3のように金属板4はほぼ
円形の基板部11と、基板部11の左右に延長した一対
の挟着片6とを備えている。そして挟着片6は図4のよ
うに、基板部11との境界部分がほぼ直角に折り曲げら
れて互いに対向するように保持され、その間に上記弾性
材料2がはめ込まれる。また挟着片6の先端が折り返し
部7となって上記弾性材料2の側面にくい込むのであ
る。
【0017】上記挟着片6の最も先端部分は斜めに切断
されて尖頭状に加工されており、この尖頭部分8によっ
て弾性材料2の側面にスムーズにくい込むようになって
いる。なお、9は挟着片6の長さ方向に沿って形成した
補強リブであり、基板部11から挟着片6にまたがって
形成することにより、挟着片6の補強のみならず、基板
部11と挟着片6との接続部分のへたりをも確実に防止
することが可能である。
【0018】他方、一端に装飾体21を取り付け、他端
に周溝22を設けたピアス用ピン20が用意される。そ
してこのピアス用ピン20の先端を上記ピアス用止め金
具1のピン挿通孔3にピン挿通用ガイド孔5を経由して
はめ込む際、上記挟着片6に指をかけてピアス用止め金
具1を持つことができる。したがって上記ピアス用止め
金具1の使用に当たり、ピアス用止め金具1を指で持っ
たときに、弾性材料2にはほとんど負荷がかかることが
なく、ピアス用ピン20が強く加圧されないので無理な
負荷がかからず、ピアス用ピン20を挿通したり、ピア
ス用ピン20を抜き取る際に、何も支障が生じることが
ない。なお、弾性材料2のピン挿通孔3の内壁面はピア
ス用ピン20の周溝22に自身の弾性で落ち込むので、
ピアス用ピン20の挿脱には適度の抵抗となる。
【0019】また、挟着片6には補強リブ9が形成され
ているので剛性が高く、挟着片6を指で持ってもほとん
ど変形することがない。したがって、指で持つ際に非常
に扱いやすい。
【0020】上記においてピアス用止め金具1の金属板
4としては、金や銀、プラチナ、あるいはこれらの合金
等からなる貴金属素材で構成することが望ましいが、こ
れらの貴金属素材に限られるものではない。
【0021】
【発明の効果】この発明のピアス用止め金具によれば、
取扱いが容易で、しかもピンの抜け止め作用が顕著であ
り、かつ金属板と弾性材料との組み付けが確実で、品質
の良好なピアス用止め金具を提供できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のピアス用止め金具の1実施例を示す
側面図である。
【図2】ピンとピアス用止め金具の係合を解いた状態の
側面図である。
【図3】金属板の展開状態を示す平面図である。
【図4】上記金属板を成形した状態を示す斜視図であ
る。
【図5】従来例を示す概略断面図である。
【図6】別の従来例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 ピアス用止め金具 2 弾性材料 3 ピン挿通孔 4 金属板 5 ピン挿通用ガイド孔 6 挟着片 7 折り返し部 8 尖頭部分 9 補強リブ 11 基板部 20 ピアス用ピン 21 装飾体 22 周溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピアス用ピンの挿通孔を形成した弾性材
    料を備え、弾性材料の一端に上記ピン挿通孔と合致する
    ピン挿通用ガイド孔を有する金属板を当接するととも
    に、金属板の側縁から弾性材料の側面に沿って延長した
    挟着片の先端を内向きに折り返し、弾性材料の側面にく
    い込ませたことを特徴とするピアス用止金具。
  2. 【請求項2】 金属板のピン挿通用ガイド孔が、その周
    囲を漏斗状に形成されている請求項1に記載のピアス用
    止め金具。
  3. 【請求項3】 金属板の挟着片が、その長さ方向に沿っ
    て伸びる補強リブを形成されている請求項1または2に
    記載のピアス用止め金具。
JP11230324A 1999-08-17 1999-08-17 ピアス用止め金具 Pending JP2001054413A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019524265A (ja) * 2016-07-28 2019-09-05 ゴーラン レイル, 安全クラッチ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019524265A (ja) * 2016-07-28 2019-09-05 ゴーラン レイル, 安全クラッチ
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