JPH0354570Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0354570Y2 JPH0354570Y2 JP5464389U JP5464389U JPH0354570Y2 JP H0354570 Y2 JPH0354570 Y2 JP H0354570Y2 JP 5464389 U JP5464389 U JP 5464389U JP 5464389 U JP5464389 U JP 5464389U JP H0354570 Y2 JPH0354570 Y2 JP H0354570Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- circumferential groove
- loop
- spring elasticity
- insertion hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 42
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 42
- 210000000624 ear auricle Anatomy 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 239000010970 precious metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Adornments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、ピンを簡単に止金具に装着するこ
とができ、しかもピンが確実に止金具に保持され
て、ほとんど耳から脱落するおそれのない耳飾り
に関するものである。
とができ、しかもピンが確実に止金具に保持され
て、ほとんど耳から脱落するおそれのない耳飾り
に関するものである。
従来の耳飾り等の装身具における止金具(キヤ
ツチ)は、実公昭57−60335号に記載されたよう
な、平板部にピンの挿通孔を形成し、挿通された
ピンの周溝を弾発状態ではさむ一対のループ状挟
着部材を、上記平板部の両端に形成したものであ
つた。
ツチ)は、実公昭57−60335号に記載されたよう
な、平板部にピンの挿通孔を形成し、挿通された
ピンの周溝を弾発状態ではさむ一対のループ状挟
着部材を、上記平板部の両端に形成したものであ
つた。
しかしながら、上記耳飾りは一対のループ状挟
着部材でピンの周溝の両側をはさむものであり、
もともと挟着力が弱い上、ピンを脱着しているう
ちに挟着部材のバネ弾性がゆるんでしまい、ピン
が止金具から脱落しやすいという欠点があり、更
に磨耗によつてピンに設けた周溝が浅くなつてし
まい、なお一層ピンが止金具から脱落しやすくな
つてしまうという欠点があつた。
着部材でピンの周溝の両側をはさむものであり、
もともと挟着力が弱い上、ピンを脱着しているう
ちに挟着部材のバネ弾性がゆるんでしまい、ピン
が止金具から脱落しやすいという欠点があり、更
に磨耗によつてピンに設けた周溝が浅くなつてし
まい、なお一層ピンが止金具から脱落しやすくな
つてしまうという欠点があつた。
そこで考案者は、一端に装飾体を取付け、他端
に周溝を形成したピンと、バネ弾性を有し、上記
ピンを嵌挿される挿入孔を両端に形成するととも
に、その両端を摺り合わせるようにしたループ状
の止金具と、挿入孔に付設した挿入ガイドとを有
し、ピンを上記挿入孔に嵌挿したとき、ループ状
の止金具のバネ弾性で挿入孔の端縁がピンの周溝
に係止するようにした耳飾りを考案して、止金具
を指で挟んでピンの挿入孔をゆるめてピンを嵌挿
したり、ピンを抜き取つたりするようにして、ピ
ンに設けた周溝に止金具の挿入孔の端縁が確実に
係合するとともに、磨耗によつてピンの周溝が浅
くなつてしまうという欠点を解消させた(実開昭
64−16806号)。
に周溝を形成したピンと、バネ弾性を有し、上記
ピンを嵌挿される挿入孔を両端に形成するととも
に、その両端を摺り合わせるようにしたループ状
の止金具と、挿入孔に付設した挿入ガイドとを有
し、ピンを上記挿入孔に嵌挿したとき、ループ状
の止金具のバネ弾性で挿入孔の端縁がピンの周溝
に係止するようにした耳飾りを考案して、止金具
を指で挟んでピンの挿入孔をゆるめてピンを嵌挿
したり、ピンを抜き取つたりするようにして、ピ
ンに設けた周溝に止金具の挿入孔の端縁が確実に
係合するとともに、磨耗によつてピンの周溝が浅
くなつてしまうという欠点を解消させた(実開昭
64−16806号)。
本願考案に係る耳飾りは、これをさらに改良し
たもので、ピンを止金具に一層確実に係合・固定
できるようにしたものである。
たもので、ピンを止金具に一層確実に係合・固定
できるようにしたものである。
すなわちこの考案は、一端に装飾体を取付け、
他端に周溝を形成したピンと、バネ弾性を有し、
上記ピンを嵌挿する挿入ガイドを中央部へ、また
ピンを係止する挿入孔を両端部にそれぞれ形成す
るとともに、その両端を摺り合わせるようにした
ループ状の止金具とから構成され、ピンを上記中
央部の挿入ガイド側から両端部の重なり合つた挿
入孔へ嵌挿したとき、ループ状の止金具のバネ弾
性で挿入孔の端縁がピンの周溝に係止するように
して、簡単な構造で、なお一層ピンが止金具から
脱落し難くした耳飾りを提供することを目的とし
て開発したものである。
他端に周溝を形成したピンと、バネ弾性を有し、
上記ピンを嵌挿する挿入ガイドを中央部へ、また
ピンを係止する挿入孔を両端部にそれぞれ形成す
るとともに、その両端を摺り合わせるようにした
ループ状の止金具とから構成され、ピンを上記中
央部の挿入ガイド側から両端部の重なり合つた挿
入孔へ嵌挿したとき、ループ状の止金具のバネ弾
性で挿入孔の端縁がピンの周溝に係止するように
して、簡単な構造で、なお一層ピンが止金具から
脱落し難くした耳飾りを提供することを目的とし
て開発したものである。
上記のような構成においては、ピンを止金具の
中央部の挿入ガイド側から挿入して両端の挿入孔
によりピンの周溝を係止することができるように
なり、ともすれば緩み易い、挿入孔の両端に付設
した挿入ガイドが不要となる(実開昭64−16806
号)。また止金具側に設けるピンの挿入孔の径を
大きくすることができ、ピンの挿入がしやすくな
るとともに、ピンの先端が止金具の内部に収納さ
れているため、デザイン上非常に処理がしやすく
なる。
中央部の挿入ガイド側から挿入して両端の挿入孔
によりピンの周溝を係止することができるように
なり、ともすれば緩み易い、挿入孔の両端に付設
した挿入ガイドが不要となる(実開昭64−16806
号)。また止金具側に設けるピンの挿入孔の径を
大きくすることができ、ピンの挿入がしやすくな
るとともに、ピンの先端が止金具の内部に収納さ
れているため、デザイン上非常に処理がしやすく
なる。
以下図面に基いてこの考案に係る耳飾りの一実
施例を説明する。
施例を説明する。
第1図において、1は、一端に装飾体2を取付
け、他端に周溝3を形成したピンである。この周
溝3は、ピン1の全周を取巻くようにしても、ま
た平行なスリツトを対向するように形成しても良
い。
け、他端に周溝3を形成したピンである。この周
溝3は、ピン1の全周を取巻くようにしても、ま
た平行なスリツトを対向するように形成しても良
い。
また4は、金等の貴金属と他の金属との合金等
からなる、バネ弾性を有するループ状の止金具
で、上記ピン1を嵌挿される挿入ガイド6を止金
具4の中央部に、また2個の挿入孔5を両端部に
形成するとともに、その挿入孔5を設けた両端を
摺り合わせるようにして平板状のピン挿入部7と
したものである。なおピン1を止金具4中央部の
挿入ガイド6を通した後、挿入孔5に嵌挿しやす
くするためには、挿入孔5の一方に所定長さのガ
イド溝9をその周囲に形成し、さらにピン挿入部
7が上記バネ弾性で摺動する際に一定の方向に進
退するよう、ピン挿入部7の一方の両側辺に、前
後に一対のスライドガイド8を形成することが望
ましい。
からなる、バネ弾性を有するループ状の止金具
で、上記ピン1を嵌挿される挿入ガイド6を止金
具4の中央部に、また2個の挿入孔5を両端部に
形成するとともに、その挿入孔5を設けた両端を
摺り合わせるようにして平板状のピン挿入部7と
したものである。なおピン1を止金具4中央部の
挿入ガイド6を通した後、挿入孔5に嵌挿しやす
くするためには、挿入孔5の一方に所定長さのガ
イド溝9をその周囲に形成し、さらにピン挿入部
7が上記バネ弾性で摺動する際に一定の方向に進
退するよう、ピン挿入部7の一方の両側辺に、前
後に一対のスライドガイド8を形成することが望
ましい。
この考案の耳飾りの使用に際しては、ピン1を
耳たぶに設けた孔に通した状態で、まず中央部の
挿入ガイド6に通した後、ループ状の止金具4を
そのバネ弾性に抗して間隔を挟めるように押し、
ピン挿入部7双方に形成した挿入孔5が合致した
ところでピン1をこの挿入孔5に嵌挿する。挿入
されたピン1は、一対のピン挿入部7に挟まれて
所定の位置まで進行する。そしてピン1の周溝3
が上記挿入孔5の位置にきたところで、ループ状
の止金具4から指を離せば、ループ状の止金具4
はその有するバネ弾性で両端をスライドさせつつ
広げ、一対の挿入孔5の端縁がピン1の周溝3に
係合してピン1を挟着する。
耳たぶに設けた孔に通した状態で、まず中央部の
挿入ガイド6に通した後、ループ状の止金具4を
そのバネ弾性に抗して間隔を挟めるように押し、
ピン挿入部7双方に形成した挿入孔5が合致した
ところでピン1をこの挿入孔5に嵌挿する。挿入
されたピン1は、一対のピン挿入部7に挟まれて
所定の位置まで進行する。そしてピン1の周溝3
が上記挿入孔5の位置にきたところで、ループ状
の止金具4から指を離せば、ループ状の止金具4
はその有するバネ弾性で両端をスライドさせつつ
広げ、一対の挿入孔5の端縁がピン1の周溝3に
係合してピン1を挟着する。
次にこの耳飾りを耳たぶから外すときは、ルー
プ状の止金具4をそのバネ弾性に抗して間隔を挟
めるように押し、ピン挿入部7双方の挿入孔5が
合致したところでピン1をこの挿入孔5、および
中央部の挿入ガイド6から抜き取つて耳たぶから
外せば良い。
プ状の止金具4をそのバネ弾性に抗して間隔を挟
めるように押し、ピン挿入部7双方の挿入孔5が
合致したところでピン1をこの挿入孔5、および
中央部の挿入ガイド6から抜き取つて耳たぶから
外せば良い。
第2図は、上記ループ状の止金具4の展開図で
ある。
ある。
この考案におけるループ状の止金具4の全体形
状や部分的な構造等については、上記実施例に限
られるものではなく、種々のデザインを採用する
ことができる。
状や部分的な構造等については、上記実施例に限
られるものではなく、種々のデザインを採用する
ことができる。
この考案に係る耳飾りは、以上のように構成し
たので、ピンを簡単に止金具に装着することがで
き、しかもピンが止金具全体で確実にガイドされ
て挿入保持され、しかも挿入孔の端縁がピンの周
溝に係合してピンを確実に挟着するので、ほとん
ど耳から脱落するおそれがない。
たので、ピンを簡単に止金具に装着することがで
き、しかもピンが止金具全体で確実にガイドされ
て挿入保持され、しかも挿入孔の端縁がピンの周
溝に係合してピンを確実に挟着するので、ほとん
ど耳から脱落するおそれがない。
また構造が簡単で取扱いやすく、ピンに設けた
周溝がほとんど磨耗しないので、耐久性が大幅に
向上し、何回でも使用できて経済的である。
周溝がほとんど磨耗しないので、耐久性が大幅に
向上し、何回でも使用できて経済的である。
第1図はこの考案に係る耳飾りの一実施例を示
す断面図、第2図は止金具4の展開図である。 1……ピン、2……装飾体、3……周溝、4…
…ループ状止金具、5……挿入孔、6……挿入ガ
イド、7……ピン挿入部、8……スライドガイ
ド、9……ガイド溝。
す断面図、第2図は止金具4の展開図である。 1……ピン、2……装飾体、3……周溝、4…
…ループ状止金具、5……挿入孔、6……挿入ガ
イド、7……ピン挿入部、8……スライドガイ
ド、9……ガイド溝。
Claims (1)
- 一端に装飾体を取付け、他端に周溝を形成した
ピンと、バネ弾性を有し、上記ピンを嵌挿する挿
入ガイドを中央部へ、またピンを係止する挿入孔
を両端部にそれぞれ形成するとともに、その両端
を摺り合わせるようにしたループ状の止金具とか
ら構成され、ピンを上記中央部の挿入ガイド側か
ら両端部の重なり合つた挿入孔へ嵌挿したとき、
ループ状の止金具のバネ弾性で挿入孔の端縁がピ
ンの周溝に係止するようにしたことを特徴とする
耳飾り。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5464389U JPH0354570Y2 (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5464389U JPH0354570Y2 (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02145112U JPH02145112U (ja) | 1990-12-10 |
JPH0354570Y2 true JPH0354570Y2 (ja) | 1991-12-03 |
Family
ID=31576887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5464389U Expired JPH0354570Y2 (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0354570Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH073927Y2 (ja) * | 1991-08-20 | 1995-02-01 | 株式会社キクシマ | 耳飾り用止金具 |
-
1989
- 1989-05-12 JP JP5464389U patent/JPH0354570Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02145112U (ja) | 1990-12-10 |
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