JP3005130U - 鎖バンド - Google Patents

鎖バンド

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JP3005130U
JP3005130U JP1994007954U JP795494U JP3005130U JP 3005130 U JP3005130 U JP 3005130U JP 1994007954 U JP1994007954 U JP 1994007954U JP 795494 U JP795494 U JP 795494U JP 3005130 U JP3005130 U JP 3005130U
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Inventor
邦夫 時田
Original Assignee
株式会社ジホー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易に長さ調整でき、かつ変形の虞れもな
く、しかも、少ない構成部品にて生産を容易にした低廉
な鎖バンドを提供する。 【構成】 この考案の鎖バンドは、大径部3と小径部4
が交互に連続する鎖状のバンド体2と、このバンド体2
の長さ調整用の板体5とを具備する。板体5に、バンド
体2の大径部3より大径の誘導孔6と、大径部3より小
径で小径部4より大径の係止孔7とを連通させて設け
る。これにより、誘導孔6内を通過させてバンド体2の
長さを変えることができ、所定の長さ位置の小径部4を
係止孔7内に移動させて係止孔7と大径部3とを係合さ
せることで、バンド体2の長さを任意の長さに調整する
ことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は鎖バンドに関するもので、更に詳細には、例えば腕時計やブレスレ ットなどに使用される鎖バンドの改良に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、時計用バンドやブレスレット等の装飾性を高めるために鎖バンドが使 用される場合がある。この鎖バンドを手首等に取り付けて使用するには、例えば 連結するバンド体の一方の端部に装着されたクランプ等の止め具を、他方のバン ド体の端部に取り付けられた係止環に係合させて使用するなどしている。
【0003】 また、使用者の手首廻りに応じてバンド体の長さを調節するには、ペンチ等の 工具を用いて、現在取り付けられているバンド体から係止環を外した後、バンド 体の別の位置に係止環を取り付けるなどしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこの種の鎖バンドにおいては、バンドの長さを調整する には、上述したようにペンチ等の工具が必要となり、容易に長さを調節すること ができないという問題があった。また、係止環をバンド体から取り外したり取り 付けるには、線材をリング状に湾曲した係止環を広げたり縮めたりするため、係 止環が変形することがあり、そのため、衣服や皮膚を傷付けるという虞れがあっ た。
【0005】 また、使用中に係止環が開いてバンド体の連結状態が解かれて、手首からバン ドが脱落する虞れもある。この脱落を防ぐために別に安全用鎖を取り付けなけれ ばならず、部品点数が多くなるという問題がある。
【0006】 この考案は上記事情に鑑みなされたもので、容易に長さ調整でき、かつ変形の 虞れもなく、しかも、少ない構成部品にて生産を容易にした低廉な鎖バンドを提 供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案の鎖バンドは、大径部と小径部が交互に 連続する鎖状のバンド体と、このバンド体の長さ調整用の板体とを具備し、上記 板体に、上記バンド体の大径部より大径の誘導孔と、大径部より小径で小径部よ り大径の係止孔とを、連通させて設けたことを特徴とするものである。
【0008】 この考案において、上記板体に設けられる誘導孔と係止孔は少なくとも1つ設 けられていればよいが、連続するバンド体の場合には2つの誘導孔と係止孔を設 ける必要がある。この場合、2つの誘導孔を1つの誘導孔とし、この誘導孔の対 向する部位に連通する2つの係止孔を設けることも可能である。また、1つの誘 導孔と係止孔を設ける場合は、断続するバンド体を任意の長さに調整することが できるが、バンド体の小径部が係止孔から誘導孔に不用意に移動するのを防止す るために、誘導孔と係止孔の連結部にバンド体の小径部とほぼ同寸法の移動阻止 舌片を設けておく方が好ましい。
【0009】
【作用】
上記のように構成されるこの考案の鎖バンドによれば、バンド体の長さ調整用 の板体に、バンド体の大径部より大径の誘導孔と、大径部より小径で小径部より 大径の係止孔とを連通させて設けることにより、誘導孔内を通過させてバンド体 の長さを変えることができ、所定の長さ位置の小径部を係止孔内に移動させて係 止孔と大径部とを係合させることで、バンド体の長さを任意の長さに調整するこ とができる。
【0010】
【実施例】
以下にこの考案の実施例を図面に基いて詳細に説明する。
【0011】 ◎第一実施例 図1はこの考案の鎖バンドの第一実施例の使用状態の斜視図が示されている。
【0012】 この考案の第一実施例の鎖バンドは、使用者の手首10に取り付けられる時計 (図示せず)の両側に連結する一対のバンド本体1に連結するバンド体2と、こ のバンド体2に取り付けられてバンド体2の長さを調整するための板体5とで構 成されている。
【0013】 この場合、バンド体2は、楕円形状のリング2aを交差状に連結してなる大径 部3と小径部4を有する鎖体にて形成されている。
【0014】 板体5は、図2に示すように、一方の面に向って緩やかに湾曲した偏平楕円形 状に形成されており、この板体5の中心に関して左右対称位置には、バンド体2 の大径部3より大径の円形状の誘導孔6と、大径部3より小径で小径部4より大 径の長溝状の係止孔7とが連通して設けられている。
【0015】 すなわち、板体5に設けられる誘導孔6の直径をAL,係止孔7の幅寸法をBL とし、バンド体2の大径部3の幅寸法をAS,小径部4の幅寸法をBSとすると、 AL>AS>BL>BSの関係となり、誘導孔6内においては、バンド体2は自由に 長さ方向に移動することができ、係止孔7内においては、大径部3の移動は阻止 され、小径部4のみが移動可能となる。
【0016】 したがって、使用者は手首10に時計及びバンド本体1をあてがった状態で、 バンド体2を板体5の誘導孔6内に移動させ、手首廻りに対応させてバンド体2 の長さ調整をすることができ、所望の長さ位置において、バンド体2の小径部4 を係止孔7内に移動させれば、大径部3の移動が阻止されるので、バンド体2の 長さを所望の長さに設定することができる。また、バンド体2は両バンド本体1 に連結された連続状であるため、万一、使用中にバンド体2が誘導孔6内に移動 しても、時計が手首10から外れて落下するようなことはない。したがって、別 に安全用の鎖等を設ける必要がないので、構成部材の削減を図ることができる。
【0017】 なお、バンド体2の長さ調整を行うには、両方の誘導孔6内にバンド体2を移 動させて、バンド体2の長さ調整を行った後、誘導孔6内の小径部4をそれぞれ 係止孔7内に移動させてもよく、あるいは、一方の係止孔7内にバンド体2の小 径部4を移動してバンド体2の一部を固定した後、他方の誘導孔6内にてバンド 体2の長さを調整して、小径部4を係止孔7内に移動させるようにしてもよい。
【0018】 ◎第二実施例 図3はこの考案の鎖バンドの第二実施例の使用状態の斜視図、図4は第二実施 例における板体の平面図及びその一部側断面図が示されている。
【0019】 第二実施例は別の形態の板体を使用した場合である。すなわち、板体5の中央 部に長孔状の誘導孔6を設け、この誘導孔6の両端にそれぞれ長溝状の係止孔7 を連通させて設けた場合である。
【0020】 この場合、板体5に設けられる誘導孔6の幅寸法をAL,係止孔7の幅寸法を BLとし、バンド体2の大径部3の幅寸法をAS,小径部4の幅寸法をBSとする と、AL>AS>BL>BSの関係となり、上記第一実施例と同様に、バンド体2の 長さ調整を行うことができる。
【0021】 上記のように、誘導孔6を1つの共通のものにすることにより、板体5の孔明 け加工を容易にすることができるので、更に生産性の向上及び低廉化の向上を図 ることができる。
【0022】 なお、第二実施例において、その他の部分は上記第一実施例と同じであるので 、同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
【0023】 ◎第三実施例 図5はこの考案の鎖バンドの第三実施例の使用状態の斜視図、図6は第三実施 例における板体の平面図及びその一部側断面図、図7は図6のVII−VII線の拡大 断面図が示されている。
【0024】 第三実施例は更に別の形態の板体を使用した場合である。すなわち、一方のバ ンド本体1に連結される板体5に1つの誘導孔6と係止孔7とを連通して設け、 他方のバンド本体1に一端が連結されるバンド体2を、誘導孔6及び係止孔7を 介して長さ調整可能にした場合である。
【0025】 この場合、板体5は、一端に連結用突起8を突設し、この突起8に穿設された 透孔8aと、バンド本体1の連結側端部に突設された連結用突起(図示せず)に 穿設された透孔に係合する連結環8bによって連結されている。また、板体5に 設けられる誘導孔6の直径をAL,係止孔7の幅寸法をBLとし、バンド体2の大 径部3の幅寸法をAS,小径部4の幅寸法をBSとすると、AL>AS>BL>BSの 関係となり、上記第一実施例と同様に、バンド体2の長さ調整を行うことができ る。
【0026】 上記のように構成される鎖バンドによれば、断続したバンド体2の長さ調整を 可能とすることができるが、使用中にバンド体2が誘導孔6内に移動して時計が 手首10から落下する虞れがあるので、これを防止するために、誘導孔6と係止 孔7との連結部にバンド体2の小径部4とほぼ同寸法の移動阻止舌片9を設けて おく方が望ましい(図6及び図7参照)。
【0027】 なお、第三実施例において、その他の部分は上記第一実施例と同じであるので 、同一部分には同一符号を付して、その説明は省略する。
【0028】 ◎その他の実施例 1)上記実施例ではこの考案の鎖バンドを時計バンドに使用する場合について 説明したが、必ずしも時計バンドである必要はなく、例えばブレスレットにも適 用できることは勿論である。
【0029】 2)上記実施例では、バンド体2が楕円形状のリング2aを交差状に連結して なる大径部3と小径部を有する鎖体にて形成される場合について説明したが、バ ンド体2の形態は必ずしもこのようなものである必要はなく、大径部と小径部と を交互に連続した鎖状のものであれば、例えばボールチェーンのようなものであ ってもよい。
【0030】
【考案の効果】
以上に説明したように、この考案によれば、上記のように構成されているので 、以下のような効果が得られる。
【0031】 1)誘導孔内を通過させてバンド体の長さを変えることができ、所定の長さ位 置の小径部を係止孔内に移動させて係止孔と大径部とを係合させるので、工具等 を必要とせずにバンド体の長さを任意の長さに容易に調整することができる。
【0032】 2)大径部と小径部を有するバンド体と、誘導孔と係止孔を設けた板体とで構 成されるので、構成部材の削減が図れると共に、生産性の向上及び低廉化の向上 が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の鎖バンドの第一実施例の使用状態を
示す斜視図である。
【図2】第一実施例における板体の平面図及びその一部
断面側面図である。
【図3】この考案の鎖バンドの第二実施例の使用状態を
示す斜視図である。
【図4】第二実施例における板体の平面図及びその一部
断面側面図である。
【図5】この考案の鎖バンドの第三実施例の使用状態を
示す斜視図である。
【図6】第三実施例における板体の平面図及びその断面
側面図である。
【図7】図6のVII−VII線に添う拡大断面図ある。
【符号の説明】
2 バンド体 3 大径部 4 小径部 5 板体 6 誘導孔 7 係止孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大径部と小径部が交互に連続する鎖状の
    バンド体と、このバンド体の長さ調整用の板体とを具備
    し、 上記板体に、上記バンド体の大径部より大径の誘導孔
    と、大径部より小径で小径部より大径の係止孔とを、連
    通させて設けたことを特徴とする鎖バンド。
  2. 【請求項2】 板体に、2つの誘導孔と係止孔を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の鎖バンド。
  3. 【請求項3】 板体に、1つの誘導孔と、この誘導孔の
    対向する部位に連通する2つの係止孔を設けたことを特
    徴とする請求項1記載の鎖バンド。
JP1994007954U 1994-06-10 1994-06-10 鎖バンド Expired - Lifetime JP3005130U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009247784A (ja) * 2008-04-10 2009-10-29 Hiroshi Goto 装身具
JP2012061208A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Planet:Kk 止め具、止め装置、及び、これを用いた装身具

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