JPS6026648Y2 - ピンと止め具とからなる装身具 - Google Patents
ピンと止め具とからなる装身具Info
- Publication number
- JPS6026648Y2 JPS6026648Y2 JP4015479U JP4015479U JPS6026648Y2 JP S6026648 Y2 JPS6026648 Y2 JP S6026648Y2 JP 4015479 U JP4015479 U JP 4015479U JP 4015479 U JP4015479 U JP 4015479U JP S6026648 Y2 JPS6026648 Y2 JP S6026648Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- case
- stopper
- window
- insertion hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本案は、通常貴金属等で形威したピンと止め具とからな
る装身具に関するものである。
る装身具に関するものである。
従来、後端に種々のイニシャル、又は動物、花、その他
種々のキャラクタ−を図案化した装飾体や宝石等を取付
けたピンを、洋服の胸元やえり、又はマフラーや帽子等
に挿し通したり、ネクタイに挿通したのち、ピンの先端
に止め具を着脱可能に取付けて、前記ピンが抜は落ちな
いようにした装身具が使用されている。
種々のキャラクタ−を図案化した装飾体や宝石等を取付
けたピンを、洋服の胸元やえり、又はマフラーや帽子等
に挿し通したり、ネクタイに挿通したのち、ピンの先端
に止め具を着脱可能に取付けて、前記ピンが抜は落ちな
いようにした装身具が使用されている。
これら従来のピンと止め具とからなる装身具は、ケース
の内部に装填したコレットチャック、又は複数個のボー
ルをばねにより押圧せしめ、前記チャック又はボールを
常時収束状態を保持するよう構威し、ピンの先端部を前
記チャック又はボール間の中心に挿入したとき、ばねの
弾発力に抗して開口(7たチャック又はボールにより前
記先端部を挟圧保持するようにし、ピンが挿着箇所より
抜出、脱落しないようにしである。
の内部に装填したコレットチャック、又は複数個のボー
ルをばねにより押圧せしめ、前記チャック又はボールを
常時収束状態を保持するよう構威し、ピンの先端部を前
記チャック又はボール間の中心に挿入したとき、ばねの
弾発力に抗して開口(7たチャック又はボールにより前
記先端部を挟圧保持するようにし、ピンが挿着箇所より
抜出、脱落しないようにしである。
しかしながら、前記ピンの止め具は比較的小さな部材で
あるので、その内部に設けるコレットチャック又は複数
個のボール、およびばね等は極めて小型に形威せざるを
得す、その製造、組立てが困難であり故障しやすかった
り耐久性及び前記ピンの挿脱操作に難があった。
あるので、その内部に設けるコレットチャック又は複数
個のボール、およびばね等は極めて小型に形威せざるを
得す、その製造、組立てが困難であり故障しやすかった
り耐久性及び前記ピンの挿脱操作に難があった。
本案は構造を簡単にし、製造及び組立てをし易くすると
ともにピンの挿脱が容易にかつ安全確実にできるように
し、しかも長期の使用に耐えるようにしたものである。
ともにピンの挿脱が容易にかつ安全確実にできるように
し、しかも長期の使用に耐えるようにしたものである。
以下、本案の実施例を図面において説明する。
本案の止め具1は、金、銀、プラチナ等の貴金属の板材
により有底の略円筒状のケース2を形威し、底3の中央
をケース2の内方に折曲げ、ケース2の中心軸線上に円
筒形の挿通孔4を形威するとともに側壁5に端面6に開
口した切欠状の窓7を形威しである。
により有底の略円筒状のケース2を形威し、底3の中央
をケース2の内方に折曲げ、ケース2の中心軸線上に円
筒形の挿通孔4を形威するとともに側壁5に端面6に開
口した切欠状の窓7を形威しである。
窓7は端面6に開口せず、側壁5の一部にケース2の内
外に貫通した枠孔状に形威してもよい(図示せず)。
外に貫通した枠孔状に形威してもよい(図示せず)。
ケース2の開口端部8には、ケース2と同一材料により
形成した蓋9を被着しである。
形成した蓋9を被着しである。
蓋9は、ケース2の開口端部8の外面及び蓋9の内面に
それぞれねじを設け、前記両者のねじを噛合させて被着
するか、接着剤により落脱不能に被着するか、嵌合によ
り堅固に被着してもよい。
それぞれねじを設け、前記両者のねじを噛合させて被着
するか、接着剤により落脱不能に被着するか、嵌合によ
り堅固に被着してもよい。
ケース2及び蓋9は絞り成型又は切削その他従来の公知
の加工法により形成し、材料には前記貴金属の他、貴金
属メッキ、着色、又は塗装した種々の金属、合成樹脂材
料を使用できる。
の加工法により形成し、材料には前記貴金属の他、貴金
属メッキ、着色、又は塗装した種々の金属、合成樹脂材
料を使用できる。
ケース2及び蓋9はその断面形状を有底の円筒状に形成
する他、有底の多角筒状に形成してもよい(図示せず)
。
する他、有底の多角筒状に形成してもよい(図示せず)
。
又、第6図のようにケース21は、底31を肉厚に形成
し底31の中心に、即ちケース21の中心軸線上に挿通
孔4□を設けてもよい。
し底31の中心に、即ちケース21の中心軸線上に挿通
孔4□を設けてもよい。
ケース2の中空部10内には、直角の四辺形状に折曲げ
るとともに1つの角部で不連続とした帯形状のばね部材
11を挿入しである。
るとともに1つの角部で不連続とした帯形状のばね部材
11を挿入しである。
ばね部材11は、ケース2の中心軸線と直交方向の弾発
力を付与した弾発部12を窓7の下方に対向して位置す
るとともに、前記中心軸線に直交した下方向(以下、図
面において下側を下、上側を上という。
力を付与した弾発部12を窓7の下方に対向して位置す
るとともに、前記中心軸線に直交した下方向(以下、図
面において下側を下、上側を上という。
)にほぼ直角に折曲げた自由端13を底3に対向して近
接して位置してあり、弾発部12と、弾発部12に対向
した下辺14をケース2の側壁5の内面に互いに弾発さ
せである。
接して位置してあり、弾発部12と、弾発部12に対向
した下辺14をケース2の側壁5の内面に互いに弾発さ
せである。
弾発部12にはノブ15を堅固に突設してあり、ノブ1
5の頭部を窓7より外方に突出し、前記頭部を押圧又は
解放することにより弾発部12及び自由端13をケース
2の軸線と直交方向に移動、又は復元することができる
ようにしである。
5の頭部を窓7より外方に突出し、前記頭部を押圧又は
解放することにより弾発部12及び自由端13をケース
2の軸線と直交方向に移動、又は復元することができる
ようにしである。
自由端13には、その端面16に背向した内面17より
対向内面18方向に漸次拡幅腰かつ、前記方向を挿通孔
4より長寸に形成した長孔19を設けである。
対向内面18方向に漸次拡幅腰かつ、前記方向を挿通孔
4より長寸に形成した長孔19を設けである。
長孔19は、下方の内面17と上方の内面18間の略中
央部の、即ち長寸方向の略中央部の箇所20を挿通孔4
の直径と同一寸法の幅に形成するとともに、箇所20を
ケース2の軸線より上側、即ち挿通孔4の中心より弾発
部12方向に位置しである。
央部の、即ち長寸方向の略中央部の箇所20を挿通孔4
の直径と同一寸法の幅に形成するとともに、箇所20を
ケース2の軸線より上側、即ち挿通孔4の中心より弾発
部12方向に位置しである。
後端に宝石や種々のキャラクタ−を図案化した装飾体2
2を取付けたピン23は、その先端部24を衣服やネク
タイ等に挿通できるように針状に形成するとともに、そ
の外径を挿通孔4,41よりわずか小径に形成して挿通
孔4,41、および長孔20に挿通可能としている。
2を取付けたピン23は、その先端部24を衣服やネク
タイ等に挿通できるように針状に形成するとともに、そ
の外径を挿通孔4,41よりわずか小径に形成して挿通
孔4,41、および長孔20に挿通可能としている。
次に、本案の止め具に装身具用ピンを挿着する操作につ
いて説明する。
いて説明する。
装飾体22を取付けたピン23の先端を挿通孔4に垂直
に対向する。
に対向する。
止め具1は、ノブ15を弾発部12の弾発に抗して押圧
し、自由端13をケース2の軸線と直交した下方向に移
動させ、長孔19の長径の略中央部の箇所20を、即ち
挿通孔4の径と同一幅に形成した箇所を、挿通孔4の中
心線よりわずか下方に位置させた態勢を保持する。
し、自由端13をケース2の軸線と直交した下方向に移
動させ、長孔19の長径の略中央部の箇所20を、即ち
挿通孔4の径と同一幅に形成した箇所を、挿通孔4の中
心線よりわずか下方に位置させた態勢を保持する。
こののち、ピン23の先端部24を挿通孔4より長孔1
9に順次挿通しノブ15の押圧を解除する。
9に順次挿通しノブ15の押圧を解除する。
このとき、弾発部12が自体の弾発力により原位置方向
へ弾発するとともに自由端13も上方向へ移動しようと
する。
へ弾発するとともに自由端13も上方向へ移動しようと
する。
ピン23の先端部24は、長孔19の長寸方向の略中央
部の箇所20に衝接するとともに弾発部12の弾発力に
より上方へけん引され、箇所20にくさび状に挟圧保持
され、さらに挿通孔4の中心線に直交した上方向の′内
面21に圧接せられ、ピン23は止め具1に抜出不能に
挿着される。
部の箇所20に衝接するとともに弾発部12の弾発力に
より上方へけん引され、箇所20にくさび状に挟圧保持
され、さらに挿通孔4の中心線に直交した上方向の′内
面21に圧接せられ、ピン23は止め具1に抜出不能に
挿着される。
ピン23は、先端部24を長孔19によって上方へけん
引されても前記軸線に対し斜交することなく、円筒形の
挿通孔4内においてほとんど軸線方向に位置して保持さ
れる。
引されても前記軸線に対し斜交することなく、円筒形の
挿通孔4内においてほとんど軸線方向に位置して保持さ
れる。
止め具1よりピン23を離脱するには、ノブ15を押圧
して挿通孔4の前記内面21とピン23の先端部24と
の圧接を解除し、さらにノブ15を押圧してピン23の
先端部24を挿通孔4の中心線に直交した下方向の内面
21に当接せしめたのち、さらにノブ15を押圧して長
孔19の箇所20にくさび状に挟圧保持されたピン23
の先端部24を、拡幅形成した長孔19の上部位置に解
放し、次にピン23の前記挿入方向と反対方向に引き抜
く。
して挿通孔4の前記内面21とピン23の先端部24と
の圧接を解除し、さらにノブ15を押圧してピン23の
先端部24を挿通孔4の中心線に直交した下方向の内面
21に当接せしめたのち、さらにノブ15を押圧して長
孔19の箇所20にくさび状に挟圧保持されたピン23
の先端部24を、拡幅形成した長孔19の上部位置に解
放し、次にピン23の前記挿入方向と反対方向に引き抜
く。
本案は上記のように構成したピンと止め具からなる装身
具であるが、ピン23に貴金属又はその他の材料により
形成した鎖(図示せず)の一端を連綴し、その他端を止
め具1に連綴して使用時における装飾効果を増大させる
とともに、使用中のピン23の抜出による紛失防止とし
てもよい。
具であるが、ピン23に貴金属又はその他の材料により
形成した鎖(図示せず)の一端を連綴し、その他端を止
め具1に連綴して使用時における装飾効果を増大させる
とともに、使用中のピン23の抜出による紛失防止とし
てもよい。
以上のように本案は極めて簡単な構成より戒るので製造
、組立が簡単であり、故障を惹起する虞もない。
、組立が簡単であり、故障を惹起する虞もない。
又、ピンは円筒形の挿通孔に圧接されることと、原位置
に復帰する弾発力を付与した弾発部の弾発方向に漸次拡
幅した長孔内にくさび状に挟圧保持されることと相俟っ
て抜出不能に確実に挿着でき、しかもその着脱操作が容
易である。
に復帰する弾発力を付与した弾発部の弾発方向に漸次拡
幅した長孔内にくさび状に挟圧保持されることと相俟っ
て抜出不能に確実に挿着でき、しかもその着脱操作が容
易である。
更に、使用時においてピンの先端はケース内に位置する
ので、身体に突き刺さることもなく安全である。
ので、身体に突き刺さることもなく安全である。
第1図は本案の止め具の断面図、第2図は第1図左側面
図、第3図は第1図■−■断面図、第4図は第1図の止
め具に装身具用ピンを挿入した断面図、第5図は第4図
のV−V断面図、第6図は本案の他の実施例におけるケ
ースの断面図である。 1・・・・・・止め具、2,21・・・・・・ケース、
3,31・・・・・・底、4,4□・・・・・・挿通孔
、7・・・・・・窓、11・・・・・・ばね部材、12
・・・・・・弾発部、13・・・・・・自由端、15・
・・・・・ノブ、16・・・・・・自由端13の端面、
17・・・・・・長孔19の下方内面、18・・・・・
・内面17の対向内面、19・・・・・・長孔、20・
・・・・・長孔の中央部の箇所、22・・・・・・装飾
体、23・・・・・・ピン。
図、第3図は第1図■−■断面図、第4図は第1図の止
め具に装身具用ピンを挿入した断面図、第5図は第4図
のV−V断面図、第6図は本案の他の実施例におけるケ
ースの断面図である。 1・・・・・・止め具、2,21・・・・・・ケース、
3,31・・・・・・底、4,4□・・・・・・挿通孔
、7・・・・・・窓、11・・・・・・ばね部材、12
・・・・・・弾発部、13・・・・・・自由端、15・
・・・・・ノブ、16・・・・・・自由端13の端面、
17・・・・・・長孔19の下方内面、18・・・・・
・内面17の対向内面、19・・・・・・長孔、20・
・・・・・長孔の中央部の箇所、22・・・・・・装飾
体、23・・・・・・ピン。
Claims (1)
- 装飾体22を取付けたピン23と、側壁に窓7を設け、
底3,31にピン23の挿通孔4,41を中心軸線上に
設けた筒状のケース2,21の中空部10内に、前記中
心軸線と直交方向の弾発力を付与し、窓7に面した弾発
部12にほぼ直角方向に連続させた自由端13を底3,
31に対向したばね部材11を設けた止め具1とからな
るものであって、ばね部材11の自由端13に、弾発部
12に向って漸次拡幅し、かつ長手方向中央部の箇所2
0を挿通孔4,41の直径と同一寸法の幅に形威した長
孔19を、前記中心軸線より弾発部12側に設け、さら
に、弾発部12に設けたノブ15を窓7より突出した、
ピンと止め具とからなる装身具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4015479U JPS6026648Y2 (ja) | 1979-03-28 | 1979-03-28 | ピンと止め具とからなる装身具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4015479U JPS6026648Y2 (ja) | 1979-03-28 | 1979-03-28 | ピンと止め具とからなる装身具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55139711U JPS55139711U (ja) | 1980-10-06 |
JPS6026648Y2 true JPS6026648Y2 (ja) | 1985-08-12 |
Family
ID=28908328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4015479U Expired JPS6026648Y2 (ja) | 1979-03-28 | 1979-03-28 | ピンと止め具とからなる装身具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6026648Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4417082A1 (fr) * | 2023-02-16 | 2024-08-21 | D'Heure en Heure Sarl | Dispositif de fermoir pour fixer un article de bijouterie, de joaillerie, de maroquinerie, ou horloger |
-
1979
- 1979-03-28 JP JP4015479U patent/JPS6026648Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55139711U (ja) | 1980-10-06 |
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