JPS6214551A - 接続制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、構内交換網に端末アダプタをそれぞれ介して
各種端末機器が収容され、その端末機器間を接続する際
の接続制御方法に関するものである。

（従来の技術） ディジタル構内交換機にデータ端末機器を収容する場合
について説明する。この場合でも、端末機器収容形態に
は各種方法がちるが、そのうちの一方法に、端末機器と
網とのインタフェース変換および接続制御機能を持つ端
末アダプタを用意し、これにより各種端末機器を接続す
る方法がある。

第２図（、）は、上記の場合の装置構成を示したもので
あり、第２図（ｂ）は、その構成において従来性われて
いる網接続制御方法の一例を示したものである。網接続
を行う場合、データ端末機器（ＤＴＥ）がレディ状態（
ＥＲオン）であることを確認し、端末アダプタ（Ｔ、Ａ
、、）　ｔｓから発呼信号を送出する。

これに対しＰＢＸ側は、準備ができているときにはダイ
ヤル可信号を返送する。その後ＴＡａは任意の相手を選
択するためのダイヤル信号を送出する。

ＴＡａからのダイヤル信号を受けたＰＢＸは相手を選択
し、選択したＴＡｂに対して着呼信号を送出する。

これに対してＴＡｂは、接続可能な時は応答信号を返送
する。この後お互いのＴＡに接続完了信号が到着し、こ
れにより各ＤＴＥに対して通信可状態となったことが、
ＤＲオンとすることにより通知される。この時点で、特
定の端末機器ＤＴＥａ　、　ＤＴＥｂ間で通信するため
の通信路が確保されたわけである。

（発明が解決しようとする問題点） 上記従来の接続制御方法では、ＰＢＸの内部処理時間の
多少によＦ）　ＴＡａとＴＡｂとに接続完了信号が到着
する時間に差が出てくる。このため、早く通信可状態を
通知されたＤＴＥは、実際には通信路が確保される以前
にＤＴＥ間通間通間始してしまうことになる。互いのＤ
ＴＥ間で通信可状態を通知される時間差が、通信を行う
上で無視できる時間内であれば良いが、下記のような場
合には問題となる。

１）　　ＰＢＸに対し同時に多数のＤＴＥから接続要求
が発生した場合、ＰＢＸはこれら要求を順次処理してい
くため、この処理時間によｌ）　ＴＡａ側には接続完了
信号が大幅に遅れて到着する。このような場合には、Ｔ
Ａｂ側のＤＴＥｂは規定回数メツセージを送信しても正
常に伝わらないため、異常終了となることがある。

２）転送速度が遅く、かつ比較的長電文のメツセージ転
送を行うＤＴＥを接続する場合、通信路が確保されてい
ないために通信が正常に行われなかったということをＤ
ＴＥが知ることができるのは、メツセージ送信終了後で
、なおかつ無応答または否定応答による。このためメッ
セージ長が長いほど、また転送レートが遅いほど異常検
出時間がかかり、正常復帰までの時間がかかる。従って
見かけ上、網接続時間が長くかかってしまったことと同
じことになる。

本発明は、上記従来の問題を解決するものであり、端末
機器間での通信可状態となる時間差を極力小さくしよう
とするものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、上記問題を解決するため、ＴＡ間で直接送受
信するメツセージを設け、これによシ通信路が真に確保
された状態を知シ、その後、ＤＴＥへ通信可状態を通知
する。

（作　用） ＴＡ−ＴＡ間で直接通信できるコマンドを追加すること
により、ＤＴＥ間ではほとんど同時に通信可状態を知る
ことができ、通信可直後の通信異常状態の発生を未然に
防ぐことができる。

（実施例） 第１図は、本発明の一実施例を示したものである。この
場合、ＰＢＸからの着呼信号を受けたＴＡｂ側が着呼信
号に対する応答信号を返送するまでは第２図の場合と同
一であるが、そのあと、直ぐに接続完了信号が到着し、
その時点でＴＡｂ　Ｆｉ、ＴＡ間コマンド’ｚＴＡａに
対し直接送出し、ＴＡａからのＴＡ間コマンドを受信す
るまでこれを送シ続ける。

そのうち、ＴＡａからのＴＡ間コマンドが到着するので
、その時点でＤＴＥｂに対してＤＲオンとすることによ
り通信可を通知する。一方ＴＡａ側は、接続完了信号を
受けた直後、ＴＡ間コマンド送信前にＴＡｂカラのＴＡ
間コマンドをすでに受信しているため、ＴＡ間コマンド
を一定時間または一定回数送出後、ＤＴＥａに対しＤＲ
オンで通信可を通知する。

（発明の効果） 本発明は、上記実施例より明らかなように、ＴＡ−ＰＢ
Ｘ間での接続コマンド以外に、ＴＡ間で直接自由に送受
信できるＴＡ間コマンドを設け、これにより確実に通信
路が確保されたことを認識した時点で端末機器に対し通
信可状態を通知するようにしたものである。これにより
、端末機器に通信可を知らせる時間が、発呼側と着呼側
とで大幅に異なるということが々くなシ、端末機器間通
信が最初の状態で正常に行われないために異常終了とな
ってしまうことを防ぐことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は、本発明の一実施例における装置接続図
、第１図（ｂ）は、同装置における端末機器間接続制御
手順を示す図、第２図は、同装置における従来の端末機
器間接続制御手順を示す図である。 ＤＴＥ・・・データ端末機器、ＴＡ・・・端末アダプタ
。 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回線交換機能を有する構内交換網に、インタフェース交
   換及び接続制御機能を有する端末アダプタをそれぞれ介
   して複数の端末機器を接続しており、その端末機器間で
   通信路を形成する場合において、網接続手順を実行し、
   発呼側及び着呼側の各端末アダプタが接続完了信号を受
   けるとともに、端末アダプタ間で直接メッセージを交換
   して接続完了を確認後、各端末機器に通信可状態をそれ
   ぞれ通知することを特徴とする接続制御方法。