JPS62145042A - プロピオン酸ナトリウムの製造方法 - Google Patents
プロピオン酸ナトリウムの製造方法Info
- Publication number
- JPS62145042A JPS62145042A JP28531985A JP28531985A JPS62145042A JP S62145042 A JPS62145042 A JP S62145042A JP 28531985 A JP28531985 A JP 28531985A JP 28531985 A JP28531985 A JP 28531985A JP S62145042 A JPS62145042 A JP S62145042A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sodium carbonate
- reaction
- preservative
- sodium propionate
- need
- Prior art date
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- Granted
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、パンやケーキの保存料あるいは動物飼料保存
料としてよく用いられているプロピオン酸ナトリウムの
製造方法に関するものである。
料としてよく用いられているプロピオン酸ナトリウムの
製造方法に関するものである。
(従来技術およびその問題点)
従来、プロピオン酸ナトリウムの製造法では、プロピオ
ン酸と水酸化ナトリウムとの反応あるいはプロピオン酸
と炭酸ナトリウムとの反応で得られているが、これらの
場合、水を用いないで反応を進行させても、反応によっ
て生成する水があるため、最終的には乾燥工程が必要で
あった。
ン酸と水酸化ナトリウムとの反応あるいはプロピオン酸
と炭酸ナトリウムとの反応で得られているが、これらの
場合、水を用いないで反応を進行させても、反応によっ
て生成する水があるため、最終的には乾燥工程が必要で
あった。
本発明は、この乾燥工程を省略することを目的とするも
のである。
のである。
(問題点を解決するための手段)
本発明者等は、炭酸ナトリウムと無水プロピオン酸との
反応においては水が発生しないことに着目し、鋭意検討
した結果、水分の少い炭酸ナトリウムに無水プロピオン
酸を徐々に加えることにより反応を進行させ、水分の少
いプロピオン酸すlllラム得る工業的製造方法を見い
だし、本発明に到達した。
反応においては水が発生しないことに着目し、鋭意検討
した結果、水分の少い炭酸ナトリウムに無水プロピオン
酸を徐々に加えることにより反応を進行させ、水分の少
いプロピオン酸すlllラム得る工業的製造方法を見い
だし、本発明に到達した。
即ち、本発明は炭酸ナトリウムと無水プロピオン酸とを
反応させることを特徴とするプロピオン酸ナトリウムの
製造方法である。
反応させることを特徴とするプロピオン酸ナトリウムの
製造方法である。
本発明の実施にあたっては、粉体攪拌状態の炭酸す)
IJウムに、1〜1.2倍当量の液状無水プロピオン酸
を徐々に添加すればよく、反応終了後、特別の乾燥工程
を経ることなく乾燥プロピオン酸ナトリウムを得ること
ができる。
IJウムに、1〜1.2倍当量の液状無水プロピオン酸
を徐々に添加すればよく、反応終了後、特別の乾燥工程
を経ることなく乾燥プロピオン酸ナトリウムを得ること
ができる。
本発明にお〜・て炭酸ナトリウムに無水グロピオン酸を
添加する速度は特に限定されないが、工業的には3時間
以内で添加するのが有利であろう。
添加する速度は特に限定されないが、工業的には3時間
以内で添加するのが有利であろう。
反応温度についても特に限定はないが、反応時間の短縮
を望むならば60〜90℃で行なう方が良い。
を望むならば60〜90℃で行なう方が良い。
また、本発明を実施するに当って使用する炭酸ナトリウ
ムは一当然のことながら水分が少なければ少いほどよい
が、一般的には水分1%以下のものが好ましく使用され
る。
ムは一当然のことながら水分が少なければ少いほどよい
が、一般的には水分1%以下のものが好ましく使用され
る。
(発明の効果)
本発明の方法により
(1) 水分の乾燥操作が不必要である。
(2)従って、乾燥工程時間が無くなるため、工業的プ
ロセスのトータル工程時間の大幅な短縮が出来る。
ロセスのトータル工程時間の大幅な短縮が出来る。
(3)乾燥に必要な設備が不用となり、工業上非常に有
利である。
利である。
実施例1゜
炭酸す) IJウム25ky(236モル 、水分0.
5%)をジャケット付1401リボンブレンダーに仕込
み、攪拌状態にしておき、これに無水プロピオン酸30
.7 kg (236モル)を2時間かけて仕込んだ。
5%)をジャケット付1401リボンブレンダーに仕込
み、攪拌状態にしておき、これに無水プロピオン酸30
.7 kg (236モル)を2時間かけて仕込んだ。
この時、品温は70°Cに保ち、仕込後、1時間混合を
続は攪拌を停止した。
続は攪拌を停止した。
得られたプロピオン酸ナトリウムの水分は、0.25%
であり、反応率は98%を超えて、このまま製品として
扱えるものであった。
であり、反応率は98%を超えて、このまま製品として
扱えるものであった。
実施例2゜
炭酸ナトリウム25kg(236モル)(水分0.5%
)をジャケット付140βリボンブレンダーに仕込み、
攪拌状態にしておき、品温を90℃に保ちながら、無水
プロピ・オン酸30.7 kg(236モル)を2時間
かげて仕込んだ後、1時間混合を続け、攪拌を停、止し
た。この時の反応率は87%であったので、更に無水プ
ロピオンを5 kg(38,5モル)追加仕込みし、1
時間混合を行なった。
)をジャケット付140βリボンブレンダーに仕込み、
攪拌状態にしておき、品温を90℃に保ちながら、無水
プロピ・オン酸30.7 kg(236モル)を2時間
かげて仕込んだ後、1時間混合を続け、攪拌を停、止し
た。この時の反応率は87%であったので、更に無水プ
ロピオンを5 kg(38,5モル)追加仕込みし、1
時間混合を行なった。
得られたプロピオン酸ナトリウムの水分は0.05%で
あり、反応率は98%であった。
あり、反応率は98%であった。
Claims (1)
- 炭酸ナトリウムと無水プロピオン酸とを反応させること
を特徴とするプロピオン酸ナトリウムの製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28531985A JPH0674234B2 (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | プロピオン酸ナトリウムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28531985A JPH0674234B2 (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | プロピオン酸ナトリウムの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62145042A true JPS62145042A (ja) | 1987-06-29 |
JPH0674234B2 JPH0674234B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=17689995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28531985A Expired - Lifetime JPH0674234B2 (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | プロピオン酸ナトリウムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0674234B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008089301A (ja) * | 2007-11-05 | 2008-04-17 | Max Co Ltd | 給気口構造及び換気システム及びこれを用いた建物 |
CN108191637A (zh) * | 2018-01-03 | 2018-06-22 | 江苏润普食品科技股份有限公司 | 丙酸钠的合成方法 |
-
1985
- 1985-12-18 JP JP28531985A patent/JPH0674234B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008089301A (ja) * | 2007-11-05 | 2008-04-17 | Max Co Ltd | 給気口構造及び換気システム及びこれを用いた建物 |
CN108191637A (zh) * | 2018-01-03 | 2018-06-22 | 江苏润普食品科技股份有限公司 | 丙酸钠的合成方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0674234B2 (ja) | 1994-09-21 |
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