JPS62144365A - 積層構造 - Google Patents

積層構造

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JPS62144365A
JPS62144365A JP28649385A JP28649385A JPS62144365A JP S62144365 A JPS62144365 A JP S62144365A JP 28649385 A JP28649385 A JP 28649385A JP 28649385 A JP28649385 A JP 28649385A JP S62144365 A JPS62144365 A JP S62144365A
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JP
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semiconductor
layer
doped
high purity
energy value
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Kenichi Nishi
研一 西
Kazuyuki Hirose
和之 廣瀬
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、超高速FETおよび高周波数FET等に用い
られる半導体の積層構造に関するものである。
(従来の技術) 従来、半導体素子に用いられる積層構造は、2種の半導
体よりなり、その界面における伝導帯下端のエネルギー
値の低い方、または価電子帯上端のエネルギー値の高い
方(以下高純度府と呼ぶ)の界面付近に形成される凝三
角ポテンシャルに、もう一方の半導体(以下キャリヤ供
給層と呼ぶ)にドープされた不純物より供給された電子
またはホールを蓄積させることを利用してきた。そして
、各半導1本の、内部電界を考慮しない際の伝導帯下端
または価電子帯上端のエネルギー値は積層方向に関して
一定であった。(この1例は、ジャパニーズジャーナル
オブアプライドフイジツクス[JpnJ、of App
l。
Phys、、 19 (1980) L255]に報告
されている)。
(発明が解決しようとする問題点) この時、高純度層内の、キャリヤ供給層との界面付近に
存在するキャリヤは、量子力学的に考えればその波動関
数はキャリヤ供給層内にまで浸み込んでいるため、キャ
リヤ供給層内のイオン化した不純物により散乱を受ける
。このため、高純度層とキャリヤ供給層内の間に、不純
物のドーピングはなく、キャリヤ供給層と同じバンド構
造を有する。スペーサ層を挿入することが広く利用され
ている。しかし、三のスペーサ層は薄すぎるとその効果
がなく、厚すぎるとキャリヤ供給層から高純度層へ十分
なキャリヤが供給できないという問題があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明による積層構造は第1.第2.第3の半導体によ
る3層構造よりなり、真空準位より考えた伝導帯下端の
エネルギー値が第2の半導体層中で積層面に垂直方向に
第1の半導体から第3の半導体方向に単調に増大し、第
2の半導体をはさんで存在する第1および第3の半導体
の伝導帯下端のエネルギー値が、第2の半導体との界面
で、その界面における第2の半導体の伝導帯下端のエネ
ルギー値より大きく、第3の半導体の少なくとも一部の
領域にn型不純物がドープされていることに特徴がある
。また、もう一つの発明は、第1.第2.第3の半導体
による3層構造よりなり、真空準位より考えた価電子帯
上端のエネルギー値が第2の半導体層中で積層面に垂直
方向に第1の半導体から第3の半導体方向に単調に減少
し、第2の半導体をはさんで存在する第1および第3の
半導体の価電子帯上端のエネルギー値が、第2の半導体
との界面で、その界面における第2の半導体の伝導帯上
端のエネルギー値より小さく、第3の半導体の少なくと
も一部の領域にp型不純物がドープされていることに特
徴がある。
(作用) 以下図面を用いて本発明の詳細な説明する。第1図は、
第1の発明による積層構造の伝導帯下端の構造図である
。ここで、高純度層11内の伝導帯下端12は、内部電
界のない場合でも第1図(a)のように積層方向に関し
て変化している、そのため、電子供給層13内のドナー
型不純物と、それより生じる電子による内部電界を考え
た場合でもバンド構造は第1図(b)のようになり、高
純度層11内の電子は、電子供給層13と高純度層11
の界面14と逆側の界面15に局在することになる。こ
のため、本発明では前述のスペーサ層が必要でなく、ま
た電子供給層13に高いレベルでドーピングし、多くの
電子を高純度層11内に蓄積させても界面15に局在し
た電子に対するイオン化した不純物の影響はほとんどな
いことがわかる。
第2の発明においても、価電子帯上端のバンド構造とそ
れによる、ホールの蓄積される位置とアクセプタ型不純
物との位置関係は、上記の作用と同様である。
(実施例) 以下図面を用いて第1の発明の実施例について説明する
第2図(a)は第1の発明の第1の実施例による積層構
造のIfi″面図、(b)はそのエネルギバンド構造図
である。これは分子線エピタキシー法(MBE)により
製作したものである。製作手順は、高抵抗GaAs基板
21上にノンドープGaAsバッファ一層22をlpm
、ノンドープA1o3Gao7Asバッファ一層23を
lpm、ノンドープA1xGat−xAs高純度層(X
は積層方向に0から0゜2まで線形に変化)24を30
0人、SiドープA1o、3Ga。
7AS電子供給層25を350人、SiドープGaAs
キャップ層26を500人、順次成長するものである。
ここで、Alo、aGao7As電子供給層25のSi
ドーピングレベルはおよそ7×1017cm−3とした
この構造において、ノンドープAlxGa1− xAs
高純度層24での電子移動度の温度依存性は第2図(c
)のようになり、低温でもイオン化した不純物による散
乱はほとんど受けていないことがわかった。また移動度
の絶対値も、室温で8.000cm2V/s、77にで
200、000cm2V/sと非常に良好なものであっ
た。
次に第1の発明の第2の実施例について説明する。第3
図は、この実施例による積層構造の断面図である。これ
は、MBEにより高抵抗1nP基板31上にノンドープ
A1o、52Gao4sAsバッファ一層32も0.5
11m。
ノンドーフゴnxGal −xAs高純度層(Xは積層
方向に0゜8から0.2まで線形に変化)33を300
人、SiドープIno、52A1o4sAs電子供給層
34を400人、SiドープIno53A1o47As
キャップ層35を500人順吹成長したものである。こ
こで、高純度層33は、成長中にInの分子線ビームを
とばすセルの温度を時間とともに減少させていくことに
よりその組成を積層方向に変化させた。また電子供給層
34のSiドーピングレベルは、およそ7X10”cm
 ’とした。
この構造においても、ノンドープInxGa1− xA
s高純度層での低温での電子移動度の測定から、イオン
化した不純物により、電子は散乱をほとんど受けていな
いことがわかった。
次に第2の発明の一実施例について説明する。これは、
第1の発明の第1の実施例と同様の構造であるが、高純
度層24の上にBeドープA1o、3Gao7Asホー
ル供給府を250人、BeドープGaASキャップ層を
50OA積層したものである。このt構造において、ノ
ンドープAlxGa】−xAs高純度層でのホール移動
度の温度依存性は第2図(c)のものと同様な特性を示
し、その値も室温で250cm2V/s、77にで50
00cm2V/sと非常に良好なものであった。
以上ここでは第1の発明の2つの実施例、第2の発明の
1つの実施例の計3つの実施例について述べたが、本発
明は、半導体結晶成長方法、材料の種類、成長条件等に
よって限定されるものではない。高純度層の組成を変化
させる手段として気相成長法においてガス流量を変化さ
せても良いし、また組成の変化によるバンド構造の変化
の仕方も積層方向に線形でなく、第4図(a)の様に2
次関数的であっても良いし、また、(b)の様に階段状
であっても良い。
(発明の効果) 本発明によれば、スペーサ層を設ける必要がなく、しか
もイオン化した不純物による散乱を受けない多数のキャ
リヤを蓄積することのできる超高速で動作する半導体素
子が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、発明による積層構造の伝導帯下端の構造図(
(a)無電界、(b)内部電界を考慮)、第2図(a)
は第1の発明第1の実施例による選択ドープ構造の断面
図、(b)はそのエネルギー帯構造図、(C)はその構
造での電子移動度の温度依存性を示すグラフであり、第
3図は第1の発明の第2の実施例を示すIf面図、第4
図は高純度層のバンド構造の他の例を示すバンド図であ
る。 図において、 11・・・高純度層   1201.伝導帯下端13−
1.電子供給層 14・・・電子供給層と高純度層の界面15・・・14
と逆側の高純度層の界面23・・・ノンドープA1o3
Gao7Asバッファ一層24、、、ノンドープAlx
Ga1−xAs高純度層(Xは0がら0.2まで変化) 25−8iド一プA1o3Gao7As電子供給層32
°゛ツンドープIn、o、5zA1o4aAsバツフア
一層33・・・ノンドーフゴnxGal−xAs高純度
層(Xは0.8から0゜2まで変化) 34−8iドープIno、52A1o4sAs電子供給
層第1図 (a) (b) 第2図 つG 禁制帯 第3図 第4図 (a) 禁制帯 (b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)第1、第2、第3の半導体による3層構造よりなり
    、真空準位より考えた伝導帯下端のエネルギー値が第2
    の半導体層中で積層面に垂直方向に第1の半導体から第
    3の半導体方向に単調に増大し、第2の半導体をはさん
    で存在する第1および第3の半導体の伝導帯下端のエネ
    ルギー値が、第2の半導体との界面で、その界面におけ
    る第2の半導体の伝導帯下端のエネルギー値より大きく
    、第3の半導体の少なくとも一部の領域にn型不純物が
    ドープされていることを特徴とする積層構造。 2)第1、第2、第3の半導体による3層構造よりなり
    、真空準位より考えた価電子帯上端のエネルギー値が第
    2の半導体層中で積層面に垂直方向に第1の半導体から
    第3の半導体方向に単調に減少し、第2の半導体をはさ
    んで存在する第1および第3の半導体の価電子帯上端の
    エネルギー値が、第2の半導体との界面で、その界面に
    おける第2の半導体の価電子帯上端のエネルギー値より
    小さく、第3の半導体の少なくとも一部の領域にp型不
    純物がドープされていることも特徴とする積層構造。
JP28649385A 1985-12-18 1985-12-18 積層構造 Granted JPS62144365A (ja)

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