JPS62140862A - 通帳取扱い装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金融機関等に使用され、通帳の取引内容を印
字する印字装置を有する通帳取扱い装置に関し、特に新
通帳の発行ができる通帳取扱い装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、金融機関等で用いられている自動取引装置や自動
通帳記帳装置は、通帳印字機能を有しているが、通帳繰
越が発生した場合、新通帳の発行ができる機能がなかっ
た。一方、金融機関の業務はますます自動化が進み無人
運用や休日運用も行われるようになってきている。しか
し、今日までの自動取引装置では通帳繰越が発生すると
、新通帳の発行ができないので、顧客サービスや金融機
関の省力化の向上が芳しくなかった。

そこで、このような状況に鑑み、近年通帳繰越時に新た
に通帳を自動発行できるような通帳取扱い装置が、出現
し始めている。例えば、特開昭５７−１７８５８１号に
記載されるものなどがある。

このような通帳取扱い装置は、新通帳を発行するために
新通帳を収納する収納部を設けてあシ、前記新通帳は開
いた状態でまたは閉じた状態で収納部に収納され発行さ
れている。

ここで、新通帳を閉じた状態で発行する場合においては
、表紙に口座番号や氏名等の必要な情報を印字し、さら
に旧通帳の繰越データを新通帳へ印字するため、表紙を
めくる必要がるる。

また、新通帳を開いた状態で発行する場合においては、
第２図（ａ）に示すように収納部１に開いて積層収納し
た新通帳２が、プレス３により押上げられ、第２図（ｂ
）の如くその最上部にるる新通帳２がフィードローラ４
で放出口１ａから放出され、印字処理される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、このような従来例は、新通帳を閉じた状
態で発行する場合、表紙をめくる必要があり、今日の表
紙めくシ機構では難しいため、信頼性に欠ける問題が生
じ１．シかも仮に表紙めくりができなかった時には搬送
等の障害を誘発する原因にもなる。

また、新通帳を開けた状態で発行する場合には、収納し
た各新通帳の放出口側での頁厚にばらつきが生じるため
、第２図矢印Ａ方向に新通帳が１冊ずつ繰出すことがで
きるように放出口の寸法を設定することが困難であシ、
シかも放出口の隙間が一定である念め、新通帳１冊分の
分離搬送が不確実となる問題がある。さらに、発行する
新通帳の閉じめが次に発行する新通帳の閉じめに係合し
、２冊分の新通帳がフィードローラにより放出口へ放出
されることがあるため、放出口で２冊の通帳が詰まシ、
また仮に放出口から繰出すことができても装置内部で機
器障害を誘発する原因となる問題がある。

本発明は、前記問題を解決するためになされたものであ
り、その目的は、積層収納した新通帳をそのとじ目方向
と平行に１冊だけ分離搬送することにより、詰まシなど
の機器障害を取除ける信頼性の高い通帳取扱い装置を提
供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

前記した目的を達成するため、本発明は、新通帳を開い
た状態で収納部に収納しておき、通帳に取引内容を印字
する際通帳の印字スペースがなくな９繰越が発生した場
合、前記新通帳を押圧手段により分離手段に押圧して一
冊だけ分離搬送し、収納部の放出口から放出する通帳取
扱い装置において、新通帳をそのとじ目方向と平行に搬
送する分離手段と、分離手段により新通帳が１冊だけ分
離搬送できたかどうかを判別する検知手段と、分離搬送
できる新通帳を放出口から放出する搬送手段とを具備す
ることを特徴とする。

〔作用〕

前記した特徴を有する本発明は、先ず新通帳を開いた状
態で収納部に収納しておき、通帳に取引内容を印字する
際に通帳の印字スペースがなくなり繰越が発生した場合
、積層収納した新通帳が、そのとじ目方向と平行方向に
１冊だけ分離手段により分離搬送する。

前記新通帳の分離搬送ができたことを検知手段が検知す
ると、新通帳はそのとじ目方向と直角方向へ搬送手段に
より搬送され、放出口から放出され、必要とする取引処
理が行われ顧客へ渡される。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図及び第３図〜第５図に
基づいて説明する。

第１図は本発明に係る通帳取扱い装置の一実施例を示す
平面図、第３図は第１図の要部平面図、第４図は第３図
の側面図、第５図は第３図の正面図である。

図において、新通帳５は開いた状態で収納部６内に収納
され、プレス７により常時一定の押圧力で分離ローラ８
　ａ　ｐ　９　ｂに押圧される。この分離ローラ８ａ、
８ｂは、新通帳５をそのとじ目方向と平行に搬送して、
受光センサ９ａと発光センサ９ｂ間、フィードローラ１
０ａと１０ｂ間及びフィードローラ１１ａと１１ｂ間に
送る。前記フィードローラ１０ａ、１０ｂ、１１ａ、１
　ｌｂは図示せぬソレノイドにより上下方向へ移動可能
に設けてあシ、しかもフィードローラ１１ａｔ１１ｂは
、新通帳５をそのとじ目方向と直角方向へ搬送して、収
納部６の放出口６ａへ放出する。この放出口６ａは、収
納部６に形成したリミッタ６ｂによりー冊分の新通帳５
しか通過できないような寸法に形成しである。

通帳のストライプデータを読取る改頁部１２は、前記収
納部６に隣接配置され、この改頁部１２の隣シには、印
字部１３を介在して認識部１４が配置されている。また
、収納部６の後方には印字スペースがなくなった通帳を
一時保留する取込み部１５が配置されている。

前記改頁部１２．印字部１３及び取込み部１５には、フ
ィードペル）１６ａ、１６ｂ及び走行ガイド１７ａ、１
７ｂが設けてあシ、通帳挿入排出口１から挿入した通帳
１８と新通帳５とを搬送して通帳挿入排出口１９から排
出する。

次に、前記構成の作用を説明する。先ず、顧客によって
通帳挿入排出口１９から挿入された通帳１８は、走行ガ
イドｉ　７　ａ　＋　１７　ｂに沿ってフィードペル）
　１ｓａｊ　１６ｂで認識部１４に搬送され、ストライ
プデータが読取られる。

この読取シが終了すると、通帳１８は印字部１３へ搬送
され、必要な取引データが印字される。このとき、前記
取引データが数ページに及ぶ場合には、通帳１８が改頁
部１２ヘフイードペルＮ６ａ。

１６ｂで搬送され、改頁された後再び印字部１３に戻り
、残シの取引データが印字される。この際、通帳１８の
印字スペースがなくなると、通帳１８は収納部６の下方
を通過して取込み部１５に一時保留され、繰越通帳つま
シ新通帳５が発行する。

次に、この発行動作を説明する。通帳１８の印字スペー
スがカくなシ繰越が発生すると、分離ローラ８ａ、８ｂ
は図示せぬ１駆動手段により回転してプレス７により分
離ローラ８ａ　、８ｂに押圧された新通帳５が、受光素
子９ａと発光素子９ｂ間へ第３図の１点鎖線で示すよう
に一冊だけ分離移動する。

前記の如く移動して発光素子９ｂの光が遮ぎられると、
分離ローラ１３ａ、３ｂが停止すると共に第５図矢印Ｂ
方向へ図示せぬンレノイドにて移動する。このとき、フ
ィードローラ１１ａ、１１ｂは第５図矢印Ｂ方向に移動
して新通帳５に接触し、図示せぬ駆動手段によフ回転す
る。

この回転によフ新通帳５は、そのとじ目方向と直角方向
へ搬送して放出口６ａから放出する。このとき、仮に次
の新通帳５が接触摩擦により放出ロ６ａ方向に移動して
も、リミッタ６ｂに当接するので、放出口６ａから２冊
分の新通帳５が放出されることがない。

放出された前記新通帳５は、フィードベルト１６ａ、１
６ｂにより改頁部１２方向へ搬送し、印字部１３等によ
り必要とする取引処理を行い、取込み部１５に一時保留
した通帳１８と共に通帳挿入排出口１９から顧客へ渡さ
れる。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したよりに本発明によれば、積層収納し
た新通帳をそのとじ目方向と平行に１冊だけ分離搬送し
、分離搬送でき几新通帳のみを放出口から放出して発行
するので、収納した新通帳の積層状態にバラツキがある
場合でも新通帳は確実に１冊ずつ分離搬送できると共に
、放出口で２冊の新通帳が詰まることがなくなシ、機器
障害をなくすことができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す平面図、第２図（ａ）
　ｔ　（ｂ）は従来例の構成図、第３図は第１図の要部
平面図、第４図は第３図の側面図、第５図は第３図の正
面図である。 ５・・・新通帳　６・・・収納部　６ａ・・・放出口　
６ｂ・・・リミッタ　７・・・プレス　１３ａ、１３ｂ
・・・分離０−ラ　９ａ・・・受光素子　９ｂ・・・発
光素子　１０ａ。 １０ｂ：１１ａ、１１ｂ−フィードローラ　１２・・・
改頁部　１３・・・印字部　１８・・・通帳。 特許出願人　　沖電気工業株式会社 代理人　弁理士　　金　倉　　喬　二 従来例の構造図 輔　２　亘 閣　３［１ｉ１ｉ］ 第３図の側面図 舖４　口

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、新通帳を開いた状態で収納部に収納しておき、旧通
   帳に取引内容を印字する際に通帳の印字スペースがなく
   なり繰越が発生した場合、前記新通帳を押圧手段により
   分離手段に押圧して一冊だけ分離搬送し、収納部の放出
   口から放出する通帳取扱い装置において、 新通帳をそのとじ目方向と平行に搬送する分離手段と、 分離手段により新通帳が１冊だけ分離搬送できたかどう
   かを判別する検知手段と、 分離搬送できた新通帳を放出口から放出する搬送手段と
   を具備することを特徴とする通帳取扱い装置。