JPH0769516A - 重要紙葉状媒体発行機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 収納している媒体を傷めることなくカセット
の着脱が行える重要紙葉状媒体発行機を提供する。 【構成】 カセット３ａ〜３ｆの後方に繰り出し機構５
ａ〜５ｆが備えられ、この繰り出し機構５ａ〜５ｆによ
る媒体の繰り出し方向と平行な方向への移動で、カセッ
ト３ａ〜３ｆは媒体発行機１の前面から着脱可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、銀行等の金融機関に設
置され、同一寸法で内容の異なる多種類の重要紙葉状媒
体を発行するための重要紙葉状媒体発行機に関するもの
である。

【０００２】

【従来の技術】同一寸法で内容の異なる多種類の重要紙
葉状媒体を発行するための重要紙葉状媒体発行機とし
て、従来より、例えば特開昭６２−６５８４４号（特願
昭６０−２０３５４８号）公報に開示されているような
ものがある。図１２はこのような従来の重要紙葉状媒体
発行機の構成の概略を示す説明図であり、図１２（ａ）
は側面図、同図（ｂ）は正面図である。

【０００３】図において、１００は重要紙葉状媒体発行
機（以下、媒体発行機と称す）、１０１は前面から見て
媒体発行機１００の中央に位置し、上下方向に延在して
設けられている共通媒体搬送路である。１０２ａ〜１０
２ｆは共通媒体搬送路１０１の左右両側に配置され、通
帳あるいは証書等の重要紙葉状媒体（以下、媒体と称
す）を収納するカセット、１０３ａ〜１０３ｆはカセッ
ト１０２ａ〜１０２ｆから媒体を１枚ずつ繰り出す繰り
出し機構、１０４ａ〜１０４ｆは各繰り出し機構１０３
ａ〜１０３ｆと共通媒体搬送路１０１とを結び、繰り出
し機構１０３ａ〜１０３ｆで繰り出した媒体を共通媒体
搬送路１０１に送り込む媒体搬送路、１０５は共通媒体
搬送路１０１を搬送される媒体の排出口である。

【０００４】カセット１０２ａ〜１０２ｆは媒体発行機
１００の前面から引き出し可能となるように、媒体搬送
路１０４ａ〜１０４ｆでの媒体の搬送方向と直交する方
向への移動により媒体発行機１００に対してそれぞれ着
脱可能となっている。次に、上述した従来の重要紙葉状
媒体発行機１００における動作の概略を説明すると、特
定の媒体の発行指令を受けると、指定された種類の通帳
または証書を収納したカセット、例えばカセット１０２
ａから１冊（１枚）の媒体が繰り出し機構１０３ａによ
り繰り出される。

【０００５】繰り出し機構１０３ａにより繰り出された
媒体は、媒体搬送路１０４ａを左右方向に搬送されて共
通媒体搬送路１０１に送り込まれ、共通媒体搬送路１０
１を上方に向けて搬送されて排出口１０５から排出され
る。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の媒体発行機では、以下のような問題がある。す
なわち、各カセットからの媒体の繰り出し動作により、
カセットから媒体の先端が僅かながら出てしまっている
ような場合があるが、媒体発行機に対する着脱のための
各カセットの移動方向と、各カセットからの媒体の繰り
出し，搬送方向が直交しているので、このように、カセ
ットから媒体の先端が出ている状態で該カセットを引き
出すと、媒体の角を傷めてしまうという問題がある。

【０００７】また、先に発行された媒体を排出口から取
り出した後でないと次の媒体を排出口に送り込むことが
出来ず、複数枚の媒体を順序通り整列させて一括して放
出することができないという問題がある。本発明は、こ
のような問題を解決するためになされたもので、カセッ
トの着脱を媒体を傷めることなく行え、また、複数枚の
媒体を順序通り整列させて一括して放出可能な重要紙葉
状媒体発行機を提供することを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、紙葉状媒体を繰り出し可能に収納するカ
セットは、該媒体の繰り出し方向と平行な方向への移動
で装置に対して着脱可能で、該カセットを上下方向に複
数並べてなるカセット群に対して各カセットから繰り出
された媒体を搬送する搬送手段を具備してなるユニット
を、複数個左右方向に並設するとともに、各ユニットの
搬送手段の出口と対応する位置および放出口と対応する
位置に移動可能で、各搬送手段の出口と対応する位置に
あって搬送手段から送り込まれる媒体を順に複数枚集積
し、放出口と対応する位置にあって媒体を一括して放出
する集積手段とを備えたことを特徴とする。

【０００９】

【作用】上述した構成を有する本発明は、媒体を発行す
る際には、まず発行すべき媒体を収納しているカセット
の属するカセット群の搬送手段の出口に対応する位置に
集積手段を移動させ、所定のカセットから媒体を繰り出
す。そして、カセットから繰り出された媒体は搬送手段
により集積手段に送り込まれる。

【００１０】その後、必要に応じて同じカセット群に属
するカセットからの媒体の繰り出しを行うことで、カセ
ットから繰り出された媒体は、順に集積手段に集積され
る。ここで、異なったカセット群のカセットに収納され
ている媒体を発行する場合は、集積手段を該当するカセ
ット群の搬送手段の出口と対応する位置まで移動させ
て、所望のカセットから媒体の繰り出しを行う。

【００１１】集積手段に必要な媒体が集積されると、該
集積手段は放出口と対応する位置に移動して、集積して
いる媒体を一括して放出する。

【００１２】

【実施例】以下、図面を参照して実施例を説明する。図
１は本発明の一実施例における重要紙葉状媒体発行機の
構成の概略を示す説明図であり、図１（ａ）は側面図、
同図（ｂ）は正面図である。図において、１は重要紙葉
状媒体発行機（以下、媒体発行機と称す）、２は媒体発
行機１の前面に開閉可能に設けられた前面扉である。

【００１３】３ａ〜３ｆは前記前面扉２の内側に配置さ
れ、通帳，証書等の重要紙葉状媒体（以下、媒体と称
す）を収納する複数のカセットで、本実施例では媒体発
行機１の前面から見て左側に３個のカセット３ａ〜３ｃ
を上下方向に並べて配置し、同様にして右側に３個のカ
セット３ｄ〜３ｆを上下方向に並べて配置しており、こ
れらカセット３ａ〜３ｃでカセット群４ａを形成し、カ
セット３ｄ〜３ｆでカセット群４ｂを形成している。

【００１４】５ａ〜５ｆは各カセット３ａ〜３ｆに対応
して該カセット３ａ〜３ｆの後方に配置され、図示しな
いアクチュエータ，センサ，ローラ等から構成されて該
カセット３ａ〜３ｆから媒体を１枚（１冊）ずつ繰り出
す繰り出し機構で、前記カセット３ａ〜３ｆは、繰り出
し機構５ａ〜５ｆでの媒体の繰り出し方向と平行な方向
への移動により媒体発行機１に対してそれぞれ着脱可能
となっており、前記前面扉２を開放することで媒体発行
機１の前面から引き出し可能となっている。

【００１５】６ａ，６ｂは媒体が搬送される共通搬送路
で、この共通搬送路６ａ，６ｂは図示しないモータ，こ
のモータにより駆動されるローラ，走行監視センサ，走
行ガイド等から構成され、共通搬送路６ａは前面から見
て左側に位置するカセット群４ａに対応して設けられ、
共通搬送路６ｂは前面から見て右側に位置するカセット
群４ｂに対応して設けられており、共通搬送路６ａ，６
ｂはそれぞれカセット群４ａ，４ｂの後方を通ってい
る。

【００１６】７ａは共通搬送路６ａの入口、８ａは共通
搬送路６ａの出口、７ｂは共通搬送路６ｂの入口、８ｂ
は共通搬送路６ｂの出口であり、共通搬送路６ａの入口
７ａはカセット３ａ〜３ｃの繰り出し機構５ａ〜５ｃに
それぞれ接続され、共通搬送路６ｂの入口７ｂはカセッ
ト３ｄ〜３ｆの繰り出し機構５ｄ〜５ｆにそれぞれ接続
されており、共通搬送路６ａの入口７ａから出口８ａま
での間と、共通搬送路６ｂの入口７ｂから出口８ｂまで
の間は独立している。

【００１７】９ａ，９ｂは繰り出し機構５ａ〜５ｆによ
り複数枚の媒体が一度に繰り出されて共通搬送路６ａ，
６ｂを搬送されている状態、すなわち、共通搬送路６
ａ，６ｂを搬送される媒体が重送しているか否かを検知
する重送検知部で、共通搬送路６ａ，６ｂにそれぞれ設
けられている。１０ａ，１０ｂは例えば媒体上に印刷さ
れている金額が異なる等により同一寸法でありながら多
種類となっている該媒体を区別するために、媒体上に印
刷されているデータ（例えば数字）を光学的に読み取る
光学文字読み取り部で、共通搬送路６ａ，６ｂにそれぞ
れ設けられており、上述したカセット群４ａ，繰り出し
機構５ａ〜５ｃ，共通搬送路６ａ，重送検知部９ａおよ
び光学文字読み取り部１０ａから左側繰り出し搬送部ユ
ニット１１ａが構成され、この左側繰り出し搬送部ユニ
ット１１ａと同じ構成、すなわち、上述したカセット群
４ｂ，繰り出し機構５ｄ〜５ｆ，共通搬送路６ｂ，重送
検知部９ｂおよび光学文字読み取り部１０ｂからなる右
側繰り出し搬送部ユニット１１ｂが左側繰り出し搬送部
ユニット１１ａに対して左右方向に並んで設置されてい
る。

【００１８】１２は共通搬送路６ａ，６ｂを搬送された
媒体を受ける集積部、１３は媒体発行機１の上方中央部
に設けられ、前記集積部１２に集積した媒体が放出され
る放出口で、前記集積部１２は前記共通搬送路６ａの出
口８ａと対応する左受取位置Ａ，放出口１３と対応する
中央位置Ｂ，共通搬送路６ｂの出口８ｂと対応する右受
取位置Ｃの３つのポジションを取り得るように図示しな
いアクチュエータに駆動されて左右方向に移動可能とな
っており、また、上述したＡ，Ｂ，Ｃの各ポジションに
集積部１２が位置したことを検出するための図示しない
センサが設けられている。

【００１９】１４は放出口１３を開閉可能に設けられた
シャッタで、放出口１３を開放する開放位置Ｄと放出口
１３を閉塞する閉塞位置Ｅとの間を図示しないアクチュ
エータに駆動されて移動する。１５は集積部１２内に設
けられ、共通搬送路６ａ，６ｂの出口８ａ，８ｂから放
出される媒体を受け取って集積するステージで、出口８
ａ，８ｂからの媒体を受けるとともに放出口１３から媒
体を放出するための受取，発行位置Ｆと後述するリジェ
クトボックスに媒体を送り込むためのリジェクト位置Ｇ
の２ポジションを取り得るように、図示しないアクチュ
エータに駆動されて回転動作を行うことが可能となって
おり、また、上述したＦ，Ｇの各ポジションにステージ
１５が位置したことを検出するための図示しないセンサ
が設けられている。

【００２０】１６は前面扉２に設けられたリジェクトボ
ックス、１７はこのリジェクトボックス１２とリジェク
ト位置Ｇにある前記ステージ１５とを結び、媒体を搬送
するリジェクトローラ１８ａ，１８ｂと図示しない走行
監視センサ等から構成されるリジェクト搬送路で、前記
リジェクトローラ１８ａ，１８ｂは、リジェクト搬送路
１７における媒体の搬送経路を挟んで対向配置され、リ
ジェクトローラ１８ａは対向配置されたもう一方のリジ
ェクトローラ１８ｂに接近して媒体をクランプするクラ
ンプ位置Ｈとリジェクトローラ１８ｂから離れて媒体を
受け入れる受け入れ位置Ｉとの間を図示しないアクチュ
エータに駆動されて移動可能となっている。

【００２１】また、リジェクトローラ１８ａ，１８ｂは
図示しないアクチュエータに駆動されて矢印Ｊ方向に回
転し、リジェクトローラ１８ａがクランプ位置Ｈにあっ
てクランプしている媒体をリジェクトボックス１６に向
けて搬送する。１９は集積部１２のステージ１５に集積
された媒体を放出口１３あるいはリジェクト搬送路１７
に送り込む押し出しプレートで、この押し出しプレート
１９は、共通搬送路６ａ，６ｂの出口８ａ，８ｂから集
積部１２のステージ１５に送り込まれる媒体を受けるた
めの待機位置Ｋとステージ１５上の媒体を放出口１３あ
るいはリジェクト搬送路１７に送り込む押し出し位置Ｌ
との間を図示しないアクチュエータに駆動されて移動可
能となっており、また、上述したＫ，Ｌの各ポジション
に押し出しプレート１９が位置したことを検出するため
の図示しないセンサが設けられている。ここで、ステー
ジ１５が発行位置Ｆにある状態で押し出しプレート１９
を待機位置Ｋから押し出し位置Ｌまで移動させると、ス
テージ１５上の媒体は放出口１３に送り込まれ、ステー
ジ１５がリジェクト位置Ｇにある状態で押し出しプレー
ト１９を待機位置Ｋから押し出し位置Ｌまで移動させる
と、ステージ１５上の媒体はリジェクト搬送路１７に送
り込まれる。

【００２２】図２〜図１１は上述した本実施例の媒体発
行機における媒体発行時の各部の動作状態を示す説明図
で、以下に、本実施例の媒体発行機における媒体発行動
作を説明する。なお図２〜図１１において（ａ）は媒体
発行機の側面図、（ｂ）は正面図である。予め各カセッ
ト３ａ〜３ｆに入れる媒体の種別，枚数が図示しない上
位装置に登録されており、例えばカセット３ａ〜３ｆに
収納されている媒体を１枚ずつ発行する指示が上位装置
より送られてくると、媒体発行機１の図示しない制御装
置は、まず、左側繰り出し搬送部ユニット１１ａから媒
体を繰り出すために、図２に示すように、集積部１２を
中央位置Ｂから左受取位置Ａに移動させる。

【００２３】集積部１２を左受取位置Ａに位置させる
と、図３に示すように、まず、繰り出し機構５ａを駆動
してカセット３ａから媒体を１枚繰り出す。繰り出し機
構５ａで繰り出された媒体は共通搬送路６ａを搬送さ
れ、重送検知部９ａで重送の有無が検知されるとともに
光学文字読み取り部１０ａで印刷データが読み取られ、
集積部１２のステージ１５に送り込まれる。

【００２４】以下、繰り出し機構５ｂ，５ｃを順に駆動
することで、カセット３ｂ，３ｃから媒体が１枚ずつ繰
り出されて共通搬送路６ａを搬送され、重送検知部９ａ
で重送の有無が検知されるとともに光学文字読み取り部
１０ａで印刷データが読み取られて集積部１２のステー
ジ１５に送り込まれる。なお、上位装置より１つのカセ
ットから複数枚の媒体の発行の指示があった場合は、指
示枚数の媒体を繰り出して順次ステージ１５に送り込
む。

【００２５】左側繰り出し搬送部ユニット１１ａから所
定枚数の媒体の繰り出しが終了すると、図４に示すよう
に、集積部１２をステージ１５上に左側繰り出し搬送部
ユニット１１ａから送り込まれた媒体２０を集積したま
まの状態で左受取位置Ａから右受取位置Ｃに移動させ
る。そして、繰り出し機構５ｄ〜５ｆを順に駆動するこ
とで、カセット３ｄ〜３ｆから媒体が１枚ずつ繰り出さ
れて共通搬送路６ｂを搬送され、重送検知部９ｂで重送
の有無が検知されるとともに光学文字読み取り部１０ｂ
で印刷データが読み取られて集積部１２のステージ１５
に送り込まれる。

【００２６】なお、上位装置より１つのカセットから複
数枚の媒体の発行の指示があった場合は、指示枚数の媒
体を繰り出して順次ステージ１５に送り込む。右側繰り
出し搬送部ユニット１１ｂから所定枚数の媒体の繰り出
しが終了すると、図５に示すように、集積部１２をステ
ージ１５上に左側繰り出し搬送部ユニット１１ａ，右側
繰り出し搬送部ユニット１１ｂから送り込まれた媒体２
１を集積したままの状態で左受取位置Ｃから中央位置Ｂ
に移動させる。

【００２７】集積部１２を中央位置Ｂに位置させると、
媒体発行機１の図示しない制御装置は、図示しない上位
装置に対して発行待ち状態のレスポンスを送る。上位か
ら発行ＯＫの指示がくると、図６に示すようにシャッタ
１４を開放位置Ｄに移動させて放出口１３を開放し、次
に、ステージ１５を受取，発行位置Ｆの状態を保持して
押し出しプレート１９を待機位置Ｋから押し出し位置Ｌ
に移動させる。

【００２８】これにより、ステージ１５上の媒体２１
は、押し出しプレート１９に押し出されて放出口１３か
ら突出し、オペレータの抜き取り待ちの状態となる。オ
ペレータにより媒体２１が抜き取られたことを図示しな
いセンサの出力から検出すると、図７に示すようにシャ
ッタ１４を閉塞位置Ｅに移動させて放出口１３を閉塞状
態とするとともに、押し出しプレートを押し出し位置Ｌ
から待機位置Ｋに移動させて、発行動作を終了する。

【００２９】なお、上述した発行動作の過程で、重送検
知部９ａ，９ｂで重送が検知された場合、あるいは光学
文字読み取り部１０ａ，１０ｂで読み取りエラーが発生
した場合は、繰り出し機構５ａ〜５ｆの駆動を停止して
各カセット３ａ〜３ｆからの媒体の繰り出しを停止する
とともに、繰り出し機構５ａ〜５ｆの駆動停止後、所定
時間共通搬送路６ａ，６ｂを駆動して該共通搬送路６
ａ，６ｂにある媒体を全て集積部１２のステージ１５に
送り込んで集積させる。

【００３０】ステージ１５への媒体の集積が終了する
と、集積部１２を中央位置Ｂに移動させる。集積部１２
を中央位置Ｂに位置させると、図８に示すようにステー
ジ１５を受取，発行位置Ｆからリジェクト位置Ｇに回転
させるとともに、リジェクトローラ１８ａを受け入れ位
置Ｉに移動させる。

【００３１】次に、図９に示すように、押し出しプレー
ト１９を待機位置Ｋから押し出し位置Ｌに移動させ、ス
テージ１５上の媒体２２をリジェクト搬送路１７に送り
込み、媒体２２が所定の位置まで送り込まれたと判断す
ると、リジェクトローラ１８ａをクランプ位置Ｈに移動
させて該リジェクトローラ１８ａ，１８ｂにより媒体を
クランプする。

【００３２】そして、図１０に示すようにリジェクトロ
ーラ１８ａ，１８ｂを図示しないアクチュエータにより
駆動して矢印Ｊ方向に回転させることで、媒体２２はリ
ジェクト搬送路１７を搬送されてリジェクトボックス１
６に送り込まれる。媒体２２がリジェクト搬送路１７か
らリジェクトボックス１６に送り込まれたことを図示し
ない走行監視センサの出力から検出すると、図１１に示
すように、リジェクトローラ１８ａ，１８ｂの駆動を停
止するとともにリジェクトローラ１８ａを受け入れ位置
Ｉに移動させる。

【００３３】次に押し出しプレート１９を押し出し位置
Ｌから待機位置Ｋに移動させるとともに、ステージ１５
をリジェクト位置Ｇから受取，発行位置Ｆに移動させて
リジェクト動作を終了する。

【００３４】

【発明の効果】以上説明したように、本発明は、媒体発
行機に対するカセットの着脱を、収納している媒体の繰
り出し方向と平行な方向へカセットを移動させて行うの
で、媒体がカセットから出ているような場合でもカセッ
トの引き出しの際の引っ掛かることがなく、これによ
り、媒体を傷めることがないという効果を有する。

【００３５】また、集積部には各ユニットの搬送手段か
ら送り込まれる媒体が順に集積され、一括して放出口か
ら放出されるので、複数枚の媒体を順序通り整列された
状態で受け取ることができるという効果を有する。さら
に、カセット群に搬送手段を具備したユニットを左右方
向に並べ、集積手段は各搬送手段の出口に対応する位置
に移動可能となるように左右方向に移動可能とした構造
であるので、大きく構造を変えることなくユニットの数
を容易に増やすことができ、これにより収納できる媒体
の種類を増やすことができるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例における重要紙葉状媒体発行
機の構成の概略を示す説明図である。

【図２】本実施例の媒体発行機における媒体発行時の各
部の動作状態を示す説明図である。

【図３】本実施例の媒体発行機における媒体発行時の各
部の動作状態を示す説明図である。

【図４】本実施例の媒体発行機における媒体発行時の各
部の動作状態を示す説明図である。

【図５】本実施例の媒体発行機における媒体発行時の各
部の動作状態を示す説明図である。

【図６】本実施例の媒体発行機における媒体発行時の各
部の動作状態を示す説明図である。

【図７】本実施例の媒体発行機における媒体発行時の各
部の動作状態を示す説明図である。

【図８】本実施例の媒体発行機における媒体発行時の各
部の動作状態を示す説明図である。

【図９】本実施例の媒体発行機における媒体発行時の各
部の動作状態を示す説明図である。

【図１０】本実施例の媒体発行機における媒体発行時の
各部の動作状態を示す説明図である。

【図１１】本実施例の媒体発行機における媒体発行時の
各部の動作状態を示す説明図である。

【図１２】従来の重要紙葉状媒体発行機の構成の概略を
示す説明図である。

【符号の説明】

１ 媒体発行機 ３ａ〜３ｆ カセット ４ａ，４ｂ カセット群 ６ａ，６ｂ 共通搬送路 ８ａ，８ｂ 出口 １１ａ 左側繰り出し搬送部ユニット １１ｂ 右側繰り出し搬送部ユニット １２ 集積部 １３ 放出口

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 ▲吉▼英 群馬県高崎市栄町20番10号 株式会社沖情 報システムズ内

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 紙葉状媒体を繰り出し可能に収納するカ
   セットは、該媒体の繰り出し方向と平行な方向への移動
   で装置に対して着脱可能で、該カセットを上下方向に複
   数並べてなるカセット群に対して各カセットから繰り出
   された媒体を搬送する搬送手段を具備してなるユニット
   を、複数個左右方向に並設するとともに、 各ユニットの搬送手段の出口と対応する位置および放出
   口と対応する位置に移動可能で、各搬送手段の出口と対
   応する位置にあって搬送手段から送り込まれる媒体を順
   に複数枚集積し、放出口と対応する位置にあって媒体を
   一括して放出する集積手段とを備えたことを特徴とする
   重要紙葉状媒体発行機。