JPS62140243A - 情報記録担体 - Google Patents

情報記録担体

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JPS62140243A
JPS62140243A JP60279333A JP27933385A JPS62140243A JP S62140243 A JPS62140243 A JP S62140243A JP 60279333 A JP60279333 A JP 60279333A JP 27933385 A JP27933385 A JP 27933385A JP S62140243 A JPS62140243 A JP S62140243A
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area
track
separation
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JP60279333A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Hasegawa
光洋 長谷川
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は情報記録担体に関し、特に記録領域のフォーマ
ントの改良された光学的情報記録担体に関する。
〔発明の背景〕
近年、光ファイル、コンパクトディスク等の光学的情報
記録担体を利用した情報の再生が行なわれる様になった
。更に、最近では、これらの記録担体よりも携帯性に優
れ且つ比較的大容量であるカード状の光学的情報記録担
体(以下、光カードと称する)を利用した情報再生が注
目され始めてきている。
第9図は光カードの記録フォーマントの一例を示す模式
的平面図である。
同図において、記録担体である光カード1上には記録領
域2が設けられており、該記録領域2はバンド3が複数
配列されて形成されている。更に、各バンド3は情報ト
ラック4が多数配列されて形成され、各トラック4は数
十〜100ビット程度の情報容量を有している。また、
各バンドはレファレンスライン(以下、Rラインと称す
る)5によって区切られている。なお、矢印Aは再生時
における光カードIの移動方向であり、矢印Cは再生時
における光ヘッドによる情報読取り走査方向である。
第10図は以上の様な記録フォーマントを有する光カー
ドを再生するための装置の概略構成図である。
同図において、光カード1は回転機構6によって矢印A
方向に往復移動可能である。光カード1に記録された情
報はトラック毎に光ヘッド11によって読取られ再生さ
れる。まず、LED等の光源7からの光がレンズ系8に
よって集光され、光カード1を照明する。該光カード1
のトラックの像は結像光学系9によって一次元センサア
レイ10上に結像する。光カード1は矢印入方向に移動
するので、これに対応してセンサアレイ10上における
情報トラックの像は変化する。センサアレイ10におい
ては各情報トラックがセンサアレイ10に結像されてい
るうちに数回読取り走査が行なわれる。この様にして、
あるバンド内のいくつかの情報トラックの記録情報の再
生が行なわれ、これが完了すると続いて光ヘッド11が
矢印C方向に適宜移動して他の目的とするハンド内の情
報トラックがセンサアレイ上に結像される様にし、上記
と同様にして記録情報の再生が行なわれる。
第11図は第9図に示される光カード1の記録フォーマ
ットの一部拡大模式図である。尚、図中における斜線部
は情報“1”を表わし、空白部は情報“0”を表わす。
第11図は光カードlの記録領域のうちの矢印A方向の
一端部を示すものである。同図において、201は情報
トラック領域であり、該領域において矢印C方向の1列
の情報ビット配列が1つの情報トラックである。202
はRラインであり、該Rラインと情報トラック領域20
1とでハンド203が形成されている。尚、204は情
報トラックの単位データ領域であり、5ビツトからなる
情報トラックはこの様な単位データ領域の集合である。
Rライン202は矢印C方向に関し6ビツト分の長さを
有し、片側1ビット分づつの両側の2ビツト分は情報“
0”であり中央の4ビツト分は矢印A方向の幅が1ビツ
ト分よりも短かいストライプ状の情報“1”であり、各
ストライプは各情報トラックに対応して配置されている
センサアレイ10による情報トラックの読取り動作は、
Rライン202の情報″011110″を検知すること
により情報トラックとのアライメントが正しく設定され
たと判断して、開始される。
次に、光カード1が光へラド11に対し矢印A方向に移
動して一旦上記Rラインの情報” 011110″が消
滅し情報“oooooo”が得られた後に再び情報“0
11110″が現われることで次の情報トラックに移行
したと判断して、上記と同様の読取りが行なわれる。こ
の様に、Rライン202はC方向に隣接するトラック間
を分離し識別するための領域であるとともにA方向に隣
接するトラック間を分離し識別するための領域でもある
以上の様な記録フォーマットを有する光カードの情報を
複数のバンドにわたって再生するためには、光ヘッド1
1をC方向に移動させつつ順次各バンドの情報トラック
を再生することになる。この際、目的とするバンド20
3の全範囲にわたって情報トラックの像がセンサアレイ
10の有効読取範囲内に入る様に光ヘッド11の位置を
制御する必要がある。この光ヘツド位置の制御はセンサ
アレイ10の所定の範囲内に目的とするバンドのRライ
ン202を位置せしめるべく行なわれる。
〔発明の目的〕
ところで、上記の様な光カード再生の速度はできるだけ
速いことが望ましい。再生速度の向上のためには光カー
ド1の矢印A方向の移動速度を上げることが必要である
しかるに、光へラド11をバンド間移動のために矢印C
方向に制御しながら移動させる際の速度を高めることは
困難性が高い。このため、光カード1の矢印A方向の移
動速度のみを高めると、センサアレイ10上の結像状態
を検出して目的Rラインが適正な位置に結像される様に
光ヘッド11を矢印C方向に制御している間に光カード
lが矢印A方向に移動していくつかのトラック(特に先
頭トラック近傍のいくつかのトラック)がセンサアレイ
lOの読取り範囲内を通り過ぎてしまい、該トラックの
再生ができなくなるというおそれがある。この様に情報
トラックを読取り損った場合には当該トラックを再度読
出しのためにアクセスする必要があり、結果的には再生
時間の短縮が達成できなくなる。
そこで、本発明は目的情報トラックへのアクセスを正確
且つ高速に行なうことのできるフォーマントを有する情
報記録担体を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明によれば、以上の如き目的は、情報を一次元的に
配列してなる情報トラックがその長さ方向及びこれに略
直交する方向に二次元的に配列されており、各情報トラ
ックをその長さ方向に隣接するトラックから分離し識別
することができる分離領域が設けられている情報記録担
体において、分離領域が隣接情報トラック間から更に外
方へと延長されており、且つ隣接する分離領域は情報ト
ラックの長さ方向に略直交する方向に関し互いに逆向き
の延長部分を有することを特徴とする情報記録担体によ
り達成される。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら本発明の具体的実施例を説明
する。
第1図(a)は本発明による情報記録担体の一実施例の
記録フォーマットの一部拡大模式図である。
第1図(alにおいて、201は情報トラック領域であ
り、該領域において矢印C方向の1列の情報ビット配列
が1つの情報トラックである。204は情報トラックの
単位データ領域であり、5ビツトからなる。情報トラッ
クはこの様な単位データ領域の集合である。202は分
離領域即ちRラインである。本実施例においては、Rラ
イン202は、上記第11図のものと同様に情報トラッ
ク領域201に対応してその矢印C方向に隣接する領域
に形成されている部分を有する外に、該部分から更に矢
印入方向に外方へと延長している部分205をも有する
。この延長部分205は、図示される様に、隣接する2
つのRライン202では逆の向きに存在する。即ち、第
1図fa)において、左側のRライン202では延長部
分205が上方に存在し、中央のRライン202では延
長部分205が下方に存在し、更に右側のRライン20
2では延長部分205が上方に存在している。Rライン
202と情報トラック領域201とでバンド203が形
成される。
上記情報トラックの各単位データ領域204は5ビツト
で構成され、格納されるデータは次表に示す変換法則に
より415変換され、更にNRZI変調されて記録され
ている。
第2図は、本実施例で採用された415NRZI変調方
式の説明図である。同図に示すように、16進数のデー
タEφは415変換され、更にNRZI変調されるが、
NRZI変調方式によって記録された信号には、T、2
T、3Tの長さの信号しか含まれない。ここで、Tは信
号の最小反転間隔であり、第1図(alに示す記録フォ
ーマットにおける1ビツトに相当する。すなわち、情報
トラック領域201に記録されている情報には4T以上
の反転間隔は含まれない。
そこで、本実施例では、4Tの反転間隔を有する領域を
情報トラックを分離し識別するための分離領域(即ち、
Rライン)202として用いている。即ち、Rライン2
02は、第11図のものと同様に矢印C方向に関し6ビ
y )分の長さを有し、片側1ビット分づつの両側の2
ビツト分は情報“0″であり中央の4ビツト分は矢印入
方向の幅が1ビツト分より短かい(たとえば1/2程度
)ストライプ状の情報“1”である。かくして、矢印C
方向に4Tの反転間隔を存する分離信号“011110
”の領域が形成される。勿論、これに限定されるもので
はなく、読取った時に結果的に区別できるように記録し
ておけばよい。
また、情報トラックは16個の単位データ領域204を
有し、合計80ビツトで構成されているが、再生時のセ
ルフクロックを得るためのプリアンプル領域は設けられ
ていない。
このように、分離領域202には、情報トラック中に現
われない連続同一符号を含んでいるために、Rライン検
知が確実となる。さらに、情報再生用クロックを取出す
ためのプリアンプル領域を含まず、またデータ以外の必
要ピント数が少なくなるために、より多くのデータを格
納することができる。
更に、本実施例においては、情報トラック領域201に
対応するRライン202の部分において矢印C方向に関
する中央の4ビツト分の情報“1”の矢印A方向ストラ
イプ幅が1ビツト分より短かいので、第3図に示すよう
に、情報トラックと一次元センサアレイ10が読取る対
応領域の平行性がずれている場合においても一次元セン
サアレイ10上でRライン202の分離信号″0111
10”が完全に読み取れた場合には一次元センサアレイ
10全体が同一情報トラックと対応していることが保障
される。
本実施例においては、情報トラック領域201に対応し
ているRライン202の部分から更に矢印A方向に外方
へと延長しているRライン202の部分205は光ヘッ
ド11の矢印C方向の位置制御のための光ヘツド導入領
域である。
次に、上記情報記録担体の再生方法の一実施例について
説明する。ここでは、第1図(alに示す記録フォーマ
ントを有する情報記録担体として光カードを取り上げ、
その光カードから情報を読み取る装置として、第10図
に示す再生装置を用いる。
また、第4図に示すように、ここでは光カードの記録領
域における1ビツト206が一次元センサアレイ10の
セル207の4個分に結像するように光学的倍率を選択
している。たとえば、光カードの1ビツト206の大き
さを10μm、−次元センサアレイ10のセル207の
大きさを15μmとすれば、4X15/10=6 (倍
)の倍率を結像光学系9にもたせればよい。
第5図は、本発明による情報記録担体の再生方法を示す
説明図である。
同図において、光カード上の記録領域に、バンド203
と、バンド203に隣接するバンド203aおよび20
3bと、各バンドの情報トラック21゜218.21b
と、各情報トラックを分離するための分離領域202.
202a、202bとが、第1図(alに示すフォーマ
ットで形成されている。
ここで、1バンドのトラックは、分離領域(6ビツト)
と情報トラック(80ビツト)合計86ビツトで形成さ
れている。したがって、1バンドのトラックはセンサア
レイ10上では344個のセル207上に結像される。
そこで、ここでは、512個のセル207を有するCC
Dを一次元センサアレイ10として用い、読取り対象で
ある情報トラック21に隣接する情報トラック21aお
よび2’lbの一部もセンサアレイ10上に結像するよ
うに読取り領域208を設定している。
このように読取り領域208を設けることにより、読取
り対象となる情報トラック21にセルフクロックを得る
ためのプリアンプル領域を設けなくとも、再生時にクロ
ックを取り出すことができる。即ち、読取り領域208
において矢印B方向にセンサアレイ10が走査を行う時
、例えば情報トラック21aの一部分の情報を用いて再
生用クロックを取り出す。そして、分離領域202を検
出した時点から、取出したクロックによって情報トラッ
ク21に記録されている情報を再生し、分離領域202
bを検出することで情報再生動作を停止する。
さらに、−次元センサアレイ上における分離領域202
による信号から読取り領域208と情報トラック21と
の相対位置を知ることができる。
第6図は本発明による光カードの情報再生のための装置
の一例を示すブロック図である。
同図において、読取り領域208を有するセンサアレイ
10はセンサアレイドライバ306からの駆動クロック
307によって駆動され、その出力信号308は同じく
ドライバ306で増幅され、ビデオ信号309として二
値化回路310へ入力される。二値化回路310で二値
化されたビデオ(t 号は、NRZI信号311として
クロック再生回路312、NRZI復調回路314およ
びRライン検知回路316へそれぞれ入力される。
クロック再生回路312は、NRZI信号311からク
ロック信号313を取出し、NRZI信号復調回路31
4へ出力する。NRZI復調回路314はクロック信号
313とNRZI信号311とを人力して、復調信号で
あるNRZ信号315を5/4変換回路320へ出力す
る。一方、Rライン検知回路316は、4分周回路31
7から駆動クロック307を分周したクロック信号31
8を、更に二値化回路310からNRZI信号311を
、それぞれ入力し、Rライン検知信号319を5/4変
換回路320へ出力する。5/4変換回路320は、R
ライン検知信号319に従って、NRZ信号315を5
/4変換する。
また、Rライン位置検出回路321はセンサアレイドラ
イバ306の読出し先頭信号322が入力された時から
Rライン検知信号319が入力される時までに入力され
る駆動クロック307のクロック数を数えてRライン位
置信号323を出力する。
第7図は、上記Rライン検知回路316のブロック図で
ある。同図において、シフトレジスタ401の直列入力
端子にはNRZ I信号311が入力し、クロック入力
端子には4分周されたクロック信号318が入力する。
また、シフトレジスタ401の6ビツトの並列出力端子
は、“011110”の−数回路402の入力端子に各
々接続されている。−数回路402の一致信号はRライ
ン検知信号319として5/4変換回路320へ出力さ
れる。また、シフトレジスタ401の6ビツトの並列出
力端子は、“oooooo”の−数回路403の入力端
子に各々接続されている。−数回路403から一致信号
324が得られる。
このような構成を有する再生装置の具体的動作を第1図
(alおよび第5図を参照しながら説明する。
、  センサアレイ10が駆動クロック307によって
読取り領域208を矢印B方向に走査すると、まずNR
ZI信号311には、情報トラック21aの一部分の情
報の読取り信号が現われる。この信号は、前述したよう
に、原理上反転間隔はT。
2T、3Tだけであるために、PLL回路等を用いたク
ロック再生回路312によって最小反転間隔Tを取り出
しクロック信号313を再生することができる。このク
ロック信号313によって、NRZI信号311が復調
回路314でNRZ信号315に復調される。しかし、
最初のRライン検知信号319を入力しない限り5/4
変換回路320は動作しない。すなわち、Rライン検知
回路316のシフトレジスタ401には読取り領域20
8における各ビット信号が順次入力し、常に6ビツト分
の信号が満たされている。したがって、シフトレジスタ
401の格納内容が分離領域202又は202bの記録
内容″011110″に一致しない限り、Rライン検知
信号319は出力されない。
最初の分離領域202の6ビソトの情報”011110
”がシフトレジスタ401に格納されると、−数回路4
02からRライン検知信号319が出力され、それによ
って5/4変換回路320は変換動作を開始する。した
がって、読取り対象である情報トラック21の情報に対
応するNRZ信号315が5/4変換され、再生信号と
して出力される。
そして、次の分離領域202bの情報“011110”
がシフトレジスタ401に格納されると、−数回路40
2からRライン検知信号319が出力され、5/4変換
回路320は再生信号の出力を停止する。
このようにして、読取り対象である情報トラック21の
情報再生がセルフクロツタによって実行される。以下同
様に、光カードの矢印六方向の移動又は/およびセンサ
アレイ10を搭載した光ヘッド11の矢印C方向の移動
によって所望の情報工9 トラックが読取り対象として選択され、その情報が再生
される。
ところで、センサアレイ10の走行と光カードのセンサ
アレイ10に対する相対的移動とは、非同期で行われて
いるために、センサアレイ10の矢印B方向の走査速度
と光カードの矢印A方向の移動速度の選び方によって、
ひとつの情報トラックを複数回走査することがある。た
とえば、セル数512個のセンサアレイ10を駆動する
クロック307の周波数Fを10Ml1z 、光カード
の移動速度■を4°OH/sec、光カードの1ビツト
の大きさLを10μmとすると、−情報トラック当たり
の走査回数Sは、 S=L/Vx 1/ (1/Fx 512) −4,8
8となる。したがって、次の情報トラックへ光カードが
移動したことを検知する必要がある。これは次の様にし
て行なわれる。即ち、−数回路403は分離領域202
又は202bの記録内容“oooooo”を検知すると
一致信号324を出力する。したがって−数回路403
からの一致信号324を検知後Rライン検知信号319
を得ることによって新トラックに移ったことを知ること
ができる。
次に、第8図fatを参照しながら、−次元センサアレ
イ10に情報トラックを適正に結像させる制御方法につ
き以下説明する。
第8図(81において、光カードは矢印六方向に往復移
動し、情報の読取りは双方の向き(第8図(alにおい
ては」二向き及び下向き)の移動時に行なわれる。
先ず、光カードの領域Saがセンサアレイに結像されて
いるとする。この時のセンサアレイの出力は図中右側に
示される様に先頭信号322のみである。次に、光カー
ドが矢印A方向に移動して領域sbがセンサアレイに結
像される様になると、センサアレイの出力には図中右側
に示される様にRライン検知信号319が現われる。そ
こで、Rライン位置検出回路321において、先頭信号
322とRライン検知信号319との間の駆動クロック
数をカウントすることにより、センサアレイに対する情
報トラックの相対的結像位置をRライン位置信号323
として知ることができる。そこで、該信号323に基づ
き、光カードの矢印A方向の移動にともなって該カード
のセンサアレイ上への結像領域が更にSc−>Sdとな
る様に、光ヘッドの矢印C方向の駆動制御を行なう。こ
れにより情報トラック領域201がセンサアレイに結像
される前に光ヘッドを適正な位置へと移動させることが
でき、情報トラック領域201がセンサアレイに結像さ
れると直ちに第5図に関し説明した様な情報読取りが開
始される。
かくして1つのバンド203の情報読取りが終了すると
、光カードは矢印A方向に反転し更に光ヘッドが矢印C
方向に移動して、該光カードの逆向きの移動の際に次の
バンドに対して上記と同様な情報読取りが行なわれる。
第8図(blにこの様な読取り方法の概略説明図を示す
。即ち、第8図(′b)は読取り時におけるバンド20
3に対する光ヘッドの軌跡を矢印で概略的に示す図であ
り、光ヘッドは先ず最左側のバンド203に対し上方か
ら接近し上方へと延長されたRライン202の光ヘツド
導入領域205により矢印C方向に位置決めされた上で
情報トラック領域201の情報を読取りながら下方へと
移動し、次いで反転し且つ矢印C方向に右方へと移動し
て左側から2番目のバンド203に対し下方から接近し
下方へと延長されたRライン202の光ヘツド導入領域
205により矢印C方向に位置決めされた上で情報トラ
ック領域201の情報を読取りながら上方へと移動し、
次いで反転し且つ矢印C方向に右方へと移動して今度は
左側から3番目のバンド203に対し上記最左側のバン
ドに対してと同様な読取り移動を行ない、以下同様の動
作が繰返される。
以上の様な光カードの再生において、Rライン位置信号
323に基づく光ヘッドの位置制御時に光カードの矢印
A方向の移動速度を小さくしておくことにより、光カー
ドの分離領域202の光ヘツド導入領域205の矢印A
方向の長さを短縮することができる。この様にすれば該
光ヘツド導入領域205を設けたための情報トラック領
域201の面積減少即ち情報記録容量の減少を最小限に
することができる。この光ヘツド位置制御時の光カード
移動の低速化は、たとえば矢印A方向の光カード往復移
動の際の反転位置近傍における減速及び反対の向きへの
加速を利用することにより達成できる。もちろん、情報
トラックからの情報読取り時には光カードの矢印A方向
の移動速度を大きくすることにより再生速度を高めるこ
とができる。
次に、第1図fb)に本発明による情報記録担体の他の
実施例の記録フォーマットの一部拡大模式図を示す。本
図は上記第1図(alと同様の部分を示すものである。
本実施例においては、各Rライン202は、第1図fa
lにおけると同様に光ヘツド導入領域205として一方
に延長部分を有する他に、該光ヘツド導入領域205の
延長の向きと逆の向きにも延長部分206を有する。即
ち、各Rライン202は矢印A方向(上下方向)に双方
の向きに延長部分を有することになる。そして、隣接す
る2つのRライン202の延長部分205と206との
間の領域のうち、延長部分205の左側且つ延長部分2
06の右側の領域には情報トラックが形成されている。
かくして、隣接する2つのバンド203においては、一
方が上方に延長部分間の空白領域を有し且つ他方が下方
に延長部分間の空白領域を有する。
本実施例の場合の情報再生方式は上記第1図(alの場
合と同様である。
本実施例においては、各バンド203において光ヘッド
の相対的移動の向きに関し後方側にRライン延長部分に
対応して更に情報トラックが形成されているので、情報
記憶容量が増大するという利点がある。
上記実施例においては変調方式が415NRZI変調方
式の場合を示したが、MFM、EFM変調方式等の情報
再生用クロックを得るための領域を有する必要のあるセ
ルフクロツタ可能な変調方式であれば、同様に適用可能
である。又セルフクロック方式に限らずバンド内に再生
用クロックを取り出す為の信号領域(プリアンプル)を
設けていても当然構わない。
また再生用クロックを取出すために使用する隣接領域は
、その隣接情報トラックの全部でも、又は複数バンドに
渡る領域であっても良いことがあきらかである。
また、本発明は、たとえば磁化方向を逆転させる方式の
光磁気記録担体、凹凸ビットによる記録担体等の記録担
体について適用可能である。
〔発明の効果〕
以上の様な本発明によれば、分離領域を越えて目的とす
るトラックへとアクセスする際に正確且つ速やかに読取
りヘッドを制御することができ、また読取りヘッドに対
し相対的に往復移動させながら再生を行なう際に往時及
び復時とも情報読取りを行なうことができ、かくして読
取りミスを生ずることなく高速且つ正確に記録情報の再
生を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)及び山)は本発明による情報記録担体の記
録フォーマットを示す模式図である。 第2図は415NRZI変調方式の説明図である。 第3図は情報トラックとセンサアレイとの対応関係を示
す説明図である。 第4図はセンサアレイと情報記録担体の情報記録ビット
との対応関係を示す説明図である。 第5図は情報記録担体の再生方法を示す説明図である。 第6図は情報記録担体の再生装置のブロック図であり、
第7図はそのレファレンスライン検知回路のブロック図
である。 第8図falは本発明による情報記録担体の再生時にお
けるセンサアレイへの結像領域の変化及びこれにともな
うセンサアレイ出力の変化を示す模式図であり、第8図
(blは光ヘッドの軌跡を示す説明図である。 第9図は光カードの記録フォーマットを示す模式的平面
図である。 第10図は情報記録担体の再生装置の構成図である。 第11図は情報記録担体の記録フォーマットを示す模式
図である。 201:情報トラック領域 202:分離領域 203:バンド 204:単位データ領域 205:光ヘツド導入領域 206:延長部分 代理人 弁理士 山 下 穣 平 第2図  Eφ 妊 第3図 LJ−/lO 口 第5図 −T〜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)情報を一次元的に配列してなる情報トラックがそ
    の長さ方向及びこれに略直交する方向に二次元的に配列
    されており、各情報トラックをその長さ方向に隣接する
    トラックから分離し識別することができる分離領域が設
    けられている情報記録担体において、分離領域が隣接情
    報トラック間から更に外方へと延長されており、且つ隣
    接する分離領域は情報トラックの長さ方向に略直交する
    方向に関し互いに逆向きの延長部分を有することを特徴
    とする、情報記録担体。
  2. (2)分離領域が情報トラックの長さ方向に略直交する
    方向に関し双方に延長されており、且つ各向きの隣接延
    長部の間の領域には双方の向きで互い違いになる様に1
    つおきに更に情報トラックが設けられている、特許請求
    の範囲第1項の情報記録担体。
JP60279333A 1985-12-11 1985-12-13 情報記録担体 Pending JPS62140243A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0221424A (ja) * 1988-03-02 1990-01-24 Drexler Technol Corp データ記録システム
JP2009204104A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Toyota Motor Corp ベルト組付装置およびその方法

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