JPS6213913Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6213913Y2 JPS6213913Y2 JP5955982U JP5955982U JPS6213913Y2 JP S6213913 Y2 JPS6213913 Y2 JP S6213913Y2 JP 5955982 U JP5955982 U JP 5955982U JP 5955982 U JP5955982 U JP 5955982U JP S6213913 Y2 JPS6213913 Y2 JP S6213913Y2
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- JP
- Japan
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- deck
- lap joint
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- Expired
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は各種船舶のデツキ構造物に関するもの
である。
である。
従来のホーバクラフト等高速艇のデツキ構造物
は、第1図の側断面図及びそのA−A方向の縦断
面図である第2図に示すごとく、甲板材1を所定
間隔で支持する小骨材である複数のビーム2を大
骨材であるウエブ材3に設けた切込み3Aに対し
て直交して取付けているが、この場合、アルミ薄
板等の甲板材1をウエブ材3に対して矢印Wで示
すように溶接すると共に、甲板材1をビーム2に
対し矢印Lで示すごとくラツプ継手で取付けてい
るので、これらの結合に工数がかかり、作業性が
悪いと共に、薄板の甲板材1を溶接することによ
り、デツキ表面がでこぼこするという問題があ
り、それだけ甲板材1の板厚を厚くしなければな
らず、高速艇等の場合、その軽量化がはかれなく
なるという問題がある。
は、第1図の側断面図及びそのA−A方向の縦断
面図である第2図に示すごとく、甲板材1を所定
間隔で支持する小骨材である複数のビーム2を大
骨材であるウエブ材3に設けた切込み3Aに対し
て直交して取付けているが、この場合、アルミ薄
板等の甲板材1をウエブ材3に対して矢印Wで示
すように溶接すると共に、甲板材1をビーム2に
対し矢印Lで示すごとくラツプ継手で取付けてい
るので、これらの結合に工数がかかり、作業性が
悪いと共に、薄板の甲板材1を溶接することによ
り、デツキ表面がでこぼこするという問題があ
り、それだけ甲板材1の板厚を厚くしなければな
らず、高速艇等の場合、その軽量化がはかれなく
なるという問題がある。
そこで本考案は、前記従来の問題点を解消する
ためになされたものであり、上記のごときデツキ
構成物の製作の際の作業性を向上すると共に、そ
の軽量化をもはかれることを目的としたものであ
る。
ためになされたものであり、上記のごときデツキ
構成物の製作の際の作業性を向上すると共に、そ
の軽量化をもはかれることを目的としたものであ
る。
即ち、本考案は甲板材を所定間隔で支持する複
数のビームを、ウエブ材に対して直交して取付け
ているデツキ構造物において、該甲板材に該ビー
ムを折板成形により一体に形成すると共に、該ウ
エブ材と該甲板材とをラツプ継手により接合する
ことにより構成される。
数のビームを、ウエブ材に対して直交して取付け
ているデツキ構造物において、該甲板材に該ビー
ムを折板成形により一体に形成すると共に、該ウ
エブ材と該甲板材とをラツプ継手により接合する
ことにより構成される。
以下図面を参照して本考案の一実施例を説明す
るが、第3図は本考案の実施例におけるデツキ構
造物の側断面図、第4図は第3図のB−B方向の
縦断面図、第5図は第4図のC方向、即ち下部方
向から見た斜視図である。
るが、第3図は本考案の実施例におけるデツキ構
造物の側断面図、第4図は第3図のB−B方向の
縦断面図、第5図は第4図のC方向、即ち下部方
向から見た斜視図である。
この実施例のデツキ構造物は、第1図の従来例
とほぼ同様の構成からなり、甲板材1を所定間隔
で支持するビーム2Aを、ウエブ材3に対して直
交して取り付けるようになつているが、これらビ
ーム2Aは、甲板材1を折板成形により甲板材1
に一体に形成されたものであり、しかもウエブ材
3に対し、甲板材1及びビーム2A部分の全てを
矢印Lで示すようにラツプ継手により接合してい
る。
とほぼ同様の構成からなり、甲板材1を所定間隔
で支持するビーム2Aを、ウエブ材3に対して直
交して取り付けるようになつているが、これらビ
ーム2Aは、甲板材1を折板成形により甲板材1
に一体に形成されたものであり、しかもウエブ材
3に対し、甲板材1及びビーム2A部分の全てを
矢印Lで示すようにラツプ継手により接合してい
る。
なお、第4図の左側に示すように、甲板材1の
端部は側壁部材4に接合されたT継手5に対して
矢印Lで示すごとくラツプ継手により接合し、ビ
ーム2A部分は側壁部材4に矢印Wで示すごとく
溶接している。
端部は側壁部材4に接合されたT継手5に対して
矢印Lで示すごとくラツプ継手により接合し、ビ
ーム2A部分は側壁部材4に矢印Wで示すごとく
溶接している。
従つて、本考案のデツキ構造物では、甲板材を
ラツプ継手とし、溶接しないので、歪の発生が少
ないので、その表面が平坦にできると共に、その
甲板材の板厚も薄くでき、その結果、従来と同様
の強度を保ちながら、より軽量に形成できるとい
う利点がある。
ラツプ継手とし、溶接しないので、歪の発生が少
ないので、その表面が平坦にできると共に、その
甲板材の板厚も薄くでき、その結果、従来と同様
の強度を保ちながら、より軽量に形成できるとい
う利点がある。
また、ビームを甲板材と一体形成することによ
り、加工が簡単になり、それだけ製作コストを低
減できる。
り、加工が簡単になり、それだけ製作コストを低
減できる。
その結果、本考案をホーバクラフトその他の高
速艇に適用すれば、それだけその船体を軽量化す
ると共に、その製作コストの低減をはかることが
できる。
速艇に適用すれば、それだけその船体を軽量化す
ると共に、その製作コストの低減をはかることが
できる。
第1図は従来のデツキ構造物の側断面図、第2
図は第1図のA−A方向の縦断面図、第3図は本
考案の実施例におけるデツキ構造物の側断面図、
第4図は第3図のB−B方向の縦断面図、第5図
は第4図のC方向の要部斜視図である。 1……甲板材、2,2A……ビーム、3……ウ
エブ材、L……ラツプ継手。
図は第1図のA−A方向の縦断面図、第3図は本
考案の実施例におけるデツキ構造物の側断面図、
第4図は第3図のB−B方向の縦断面図、第5図
は第4図のC方向の要部斜視図である。 1……甲板材、2,2A……ビーム、3……ウ
エブ材、L……ラツプ継手。
Claims (1)
- 甲板材を所定間隔で支持する複数のビームを、
ウエブ材に対して直交して取付けているデツキ構
造物において、該甲板材に該ビームを折板成形に
より一体に形成すると共に、該ウエブ材と該甲板
材とをラツプ継手により接合したことを特徴とす
るデツキ構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5955982U JPS58161788U (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | デツキ構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5955982U JPS58161788U (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | デツキ構造物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58161788U JPS58161788U (ja) | 1983-10-27 |
JPS6213913Y2 true JPS6213913Y2 (ja) | 1987-04-09 |
Family
ID=30069857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5955982U Granted JPS58161788U (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | デツキ構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58161788U (ja) |
-
1982
- 1982-04-26 JP JP5955982U patent/JPS58161788U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58161788U (ja) | 1983-10-27 |
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