JPH0811773A - キール形材 - Google Patents

キール形材

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Publication number
JPH0811773A
JPH0811773A JP15193694A JP15193694A JPH0811773A JP H0811773 A JPH0811773 A JP H0811773A JP 15193694 A JP15193694 A JP 15193694A JP 15193694 A JP15193694 A JP 15193694A JP H0811773 A JPH0811773 A JP H0811773A
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JP
Japan
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keel
aluminum alloy
flat plate
ship
flat
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15193694A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Nojiri
武生 野尻
Yoshifumi Suzuki
芳文 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 横肋骨方式を採用したアルミニウム合金製の
小型船を建造する場合に、構造の簡略化、部品点数およ
び溶接箇所の減少を計ることができる一方、外板の変形
を低減可能なキール形材を提供する。 【構成】 平板キール11の両側面に、その長手方向に
沿って船底外板溶接部12を突設すると共に、平板キー
ル11の頂部に横断面がほぼV字形の横肋骨溶接部13
を逆さにして設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キール形材、特に、ア
ルミニウム合金製小型船用のキール形材に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、アルミニウム合金製の小型船
は、溶接構造であるため、外板の溶接歪が目立った。ま
た、従来は、縦肋骨方式ロンジ材を介して特設肋骨をキ
ールに接続させる方式を採用しているため、構造が複雑
で部品点数が多く、その分、溶接箇所も多くなり、建造
が面倒であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、横
肋骨方式を採用したアルミニウム合金製の小型船を建造
する場合に、構造の簡略化、部品点数および溶接箇所の
減少を計ることができる一方、外板の変形を低減可能な
キール形材を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のキール形材は、平板キールの両側面に、その長手方
向に沿って船底外板溶接部を突設すると共に、前記平板
キールの頂部に横断面がほぼV字形の横肋骨溶接部を逆
さにして設けることを特徴とする。ここで、キール形材
は、平板キールと船底外板溶接部および横肋骨溶接部を
一体的に押出形成することが望ましい。
【0005】
【作用】このキール形材を用いてアルミニウム合金製の
小型船を建造する場合は、平板キールの頂部に設けられ
ている横断面逆V字形の横肋骨溶接部の両側に横断面I
又はH形のアルミニウム合金製の横肋骨を溶接により固
定する。次いで、船底外板の下辺部を船底外板溶接部に
溶接により固定する。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図1のように、本発明のキール形材1は、平
板キール11の両側面に、その長手方向に沿って船底外
板溶接部12を突設する一方、平板キール11の頂部に
横断面がほぼV字形の横肋骨溶接部13を逆様にして設
けている。
【0007】このキール形材1は、アルミニウム合金製
であり、押出形成によって平板キール11と船底外板溶
接部12および横肋骨溶接部13が当初から一体的に形
成されている。このキール形材1を用いてアルミニウム
合金製の小型船Sを建造する場合には、図1および図2
に示すように、平板キール11の頂部に設けられている
横断面逆V字形の横肋骨溶接部13の両側に横断面I又
はH形のアルミニウム合金製の横肋骨2を溶接3により
固定する。その際、図1のように、横肋骨溶接部13の
下端部13aが横肋骨2の下面2aより、若干、突出す
るように取り付ける。
【0008】しかる後に、船底外板4の下辺部4aを船
底外板溶接部12に溶接5により固定する一方、図示し
ない上辺部を図示しない横フレームに溶接により固定す
る。次いで、図3のように、船底外板4の上側に船側外
板6を接続させる。
【0009】
【発明の効果】上記のように、本発明は、平板キールの
両側面に、その長手方向に沿って船底外板溶接部を突設
すると共に、前記平板キールの頂部に横断面がほぼV字
形の横肋骨溶接部を逆さにして設けたので、横肋骨方式
を採用したアルミニウム合金製の小型船を建造する場合
に、構造が簡略化され、部品点数および溶接箇所の減少
を計ることができるようになった。その結果、アルミニ
ウム合金製の小型船の建造が従来に比べて容易になっ
た。一方、船底外板などの外板は、横肋骨に溶接されな
いため、外板の溶接歪を従来に比べて大幅に低減できる
ようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるキール形材の断面を含むアルミ
ニウム合金製小型船の要部横断面図である。
【図2】本発明にかかるキール形材を用いたアルミニウ
ム合金製小型船の要部斜視図である。
【図3】本発明にかかるキール形材を用いたアルミニウ
ム合金製小型船の斜視図である。
【符号の説明】
1 キール形材 11 平板キール 12 船底外板溶接部 13 横肋骨溶接部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板キールの両側面に、その長手方向に
    沿って船底外板溶接部を突設すると共に、前記平板キー
    ルの頂部に横断面がほぼV字形の横肋骨溶接部を逆さに
    して設けて成るキール形材。
  2. 【請求項2】 平板キールと船底外板溶接部および横肋
    骨溶接部を一体的に押出形成してなる請求項1記載のキ
    ール形材。
JP15193694A 1994-07-04 1994-07-04 キール形材 Withdrawn JPH0811773A (ja)

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JPH0811773A true JPH0811773A (ja) 1996-01-16

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JP (1) JPH0811773A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5921374A (en) * 1996-03-08 1999-07-13 Tsubakimoto Chain Co. Sorting and discharging device with spherical sorting rollers
KR200476218Y1 (ko) * 2013-04-12 2015-02-10 부경대학교 산학협력단 마린용 알루미늄 조립부재
CN113682417A (zh) * 2021-09-16 2021-11-23 北京丰润铭科贸有限责任公司 一种三龙骨式新型船舶结构

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US5921374A (en) * 1996-03-08 1999-07-13 Tsubakimoto Chain Co. Sorting and discharging device with spherical sorting rollers
KR200476218Y1 (ko) * 2013-04-12 2015-02-10 부경대학교 산학협력단 마린용 알루미늄 조립부재
CN113682417A (zh) * 2021-09-16 2021-11-23 北京丰润铭科贸有限责任公司 一种三龙骨式新型船舶结构

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