JPH0739746Y2 - 冷凍船艙内グレーチングデッキ透熱防止構造 - Google Patents
冷凍船艙内グレーチングデッキ透熱防止構造Info
- Publication number
- JPH0739746Y2 JPH0739746Y2 JP7755788U JP7755788U JPH0739746Y2 JP H0739746 Y2 JPH0739746 Y2 JP H0739746Y2 JP 7755788 U JP7755788 U JP 7755788U JP 7755788 U JP7755788 U JP 7755788U JP H0739746 Y2 JPH0739746 Y2 JP H0739746Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- insulating material
- beam receiver
- hull
- insulating member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、冷凍船の平坦な艙内グレーチングデッキを
構成し、艙内の熱が鋼材を貫流して外板に逃げることを
防止する構造のもである。
構成し、艙内の熱が鋼材を貫流して外板に逃げることを
防止する構造のもである。
従来、この種の艙内グレーチングデッキは、第３図およ
び第４図に示すように、外板30にフレーム31が溶着さ
れ、該フレーム31には、折り曲がったビーム32が溶着さ
れていた。ビーム32の折り曲がりは、防熱部材34と平坦
なグレーチングデッキ33を形成するために行っていた。
また、ビーム32上には均一厚さの木板35を一定間隔で敷
き詰め風路36を構成していた。
び第４図に示すように、外板30にフレーム31が溶着さ
れ、該フレーム31には、折り曲がったビーム32が溶着さ
れていた。ビーム32の折り曲がりは、防熱部材34と平坦
なグレーチングデッキ33を形成するために行っていた。
また、ビーム32上には均一厚さの木板35を一定間隔で敷
き詰め風路36を構成していた。
従来の技術で述べたように、ビームに折り曲がりを作る
ことは、工作上、精度上の難点があり、また、艙内外板
サイドで折り曲がりによって下がった分だけ、下部デッ
キのクリアーハイト（デッキ間の障害物を含まない高
さ；木板及び防熱部材の厚みを除いた高さで実際に貨物
を積載する場所の高さ）が低くなり、要求のクリアーハ
イトを満足させるためには、デッキハイトを高くしてい
た。 この考案は、従来の技術の有する問題点に鑑みてなされ
たもであり、その目的とするところは、グレーチングデ
ッキを簡単な工作で行い、また、一定のデッキハイトに
おいてクリアーハイトが高くとれることを提案しようと
するものである。
ことは、工作上、精度上の難点があり、また、艙内外板
サイドで折り曲がりによって下がった分だけ、下部デッ
キのクリアーハイト（デッキ間の障害物を含まない高
さ；木板及び防熱部材の厚みを除いた高さで実際に貨物
を積載する場所の高さ）が低くなり、要求のクリアーハ
イトを満足させるためには、デッキハイトを高くしてい
た。 この考案は、従来の技術の有する問題点に鑑みてなされ
たもであり、その目的とするところは、グレーチングデ
ッキを簡単な工作で行い、また、一定のデッキハイトに
おいてクリアーハイトが高くとれることを提案しようと
するものである。
上記の目的を達成するために、この考案は、船体外板に
フレームをＴ字形に設け、該フレームのフェイス面にビ
ーム受を直角に溶接し、該ビームにビームを船体前後方
向で、かつ、ビームの方がビーム受より防熱部材の厚み
分だけ高く直線状に溶接しており、外板側には、数層の
断熱材を設け、フェイス面および断熱材に防熱材を施
し、さらに防熱材面にスパーリングを立設し、スパーリ
ングの間の防熱材に沿って舷側の風路を形成し、防熱部
材はビーム受を包むように施され、ビームの上面とビー
ム受に施された防熱部材の上面を平坦にし、該平坦面上
に木板を一定間隔をもって船体ロンジ方向に敷き詰め、
風路を形成する。
フレームをＴ字形に設け、該フレームのフェイス面にビ
ーム受を直角に溶接し、該ビームにビームを船体前後方
向で、かつ、ビームの方がビーム受より防熱部材の厚み
分だけ高く直線状に溶接しており、外板側には、数層の
断熱材を設け、フェイス面および断熱材に防熱材を施
し、さらに防熱材面にスパーリングを立設し、スパーリ
ングの間の防熱材に沿って舷側の風路を形成し、防熱部
材はビーム受を包むように施され、ビームの上面とビー
ム受に施された防熱部材の上面を平坦にし、該平坦面上
に木板を一定間隔をもって船体ロンジ方向に敷き詰め、
風路を形成する。
フレームにビーム受を直角に溶接し、ビームを水平に溶
接するので、同じ荷重条件において、ビームを折り曲げ
て形成するよりグレーチングデッキの厚みは薄くなる。
接するので、同じ荷重条件において、ビームを折り曲げ
て形成するよりグレーチングデッキの厚みは薄くなる。
実施例について図面を参照して説明する。 第１図および第２図において、この考案のグレーチング
デッキについて説明すると、船体の外板１にフレーム２
がＴ字形に船体前後方向に連続的に設けられており、該
フレーム２のフェイス面８にビーム受３を直角に溶接
し、係止部を形成している。ビーム受３は溝型鋼を使用
し、また、ビーム４も溝型鋼を使用し、各々の溝型鋼の
背面同士を船舶前後方向で、かつ、ビーム４の方がビー
ム受３より防熱部材６の厚み分だけ高く直線状に溶接を
行っている。 外板１側では、船外に熱が逃げないように数層の断熱材
７が設けられ、フェイス面８および断熱材７に防熱材12
を施し、さらに防熱材12の上面にはスパーリング10を立
設し、スパーリング10の間の防熱材12に沿って舷側の風
路11を形成している。防熱部材６はビーム受３を包むよ
うに施され、ビーム４とビーム受３に施された防熱部材
６の上面が平坦になるように施されている。ビーム４上
には木板５を一定間隔をもって船体ロンジ方向に敷き詰
められて、風路９を形成している。
デッキについて説明すると、船体の外板１にフレーム２
がＴ字形に船体前後方向に連続的に設けられており、該
フレーム２のフェイス面８にビーム受３を直角に溶接
し、係止部を形成している。ビーム受３は溝型鋼を使用
し、また、ビーム４も溝型鋼を使用し、各々の溝型鋼の
背面同士を船舶前後方向で、かつ、ビーム４の方がビー
ム受３より防熱部材６の厚み分だけ高く直線状に溶接を
行っている。 外板１側では、船外に熱が逃げないように数層の断熱材
７が設けられ、フェイス面８および断熱材７に防熱材12
を施し、さらに防熱材12の上面にはスパーリング10を立
設し、スパーリング10の間の防熱材12に沿って舷側の風
路11を形成している。防熱部材６はビーム受３を包むよ
うに施され、ビーム４とビーム受３に施された防熱部材
６の上面が平坦になるように施されている。ビーム４上
には木板５を一定間隔をもって船体ロンジ方向に敷き詰
められて、風路９を形成している。
この考案は、上述のとおり構成されているので、次に記
載する効果を奏する。 ビームを水平にいわゆる直線状に設けるようにしたた
め、工作が容易であり、精度が向上した。 ビームを直線状にしたため、グレーチングデッキの厚み
が薄くなり、外板サイド部においてクリアーハイトが高
く取れるようになった。
載する効果を奏する。 ビームを水平にいわゆる直線状に設けるようにしたた
め、工作が容易であり、精度が向上した。 ビームを直線状にしたため、グレーチングデッキの厚み
が薄くなり、外板サイド部においてクリアーハイトが高
く取れるようになった。
第１図は、この考案の冷凍船のグレーチングデッキサイ
ド部を断面図で略示したものである。第２図は、この考
案の冷凍船のグレーチングデッキのサイド部を平面図で
略示したものである。第３図は、従来の冷凍船のグレー
チングデッキサイド部を断面図で略示したものである。
第４図は、従来の冷凍船のグレーチングデッキのサイド
部を平面図で略示したものである。 １……外板 ２……フレーム ３……ビーム受 ４……ビーム ５……木板 ６……防熱部材 ７……断熱材 ８……フェイス面 ９……風路 10……スパーリング 11……風路 12……防熱材
ド部を断面図で略示したものである。第２図は、この考
案の冷凍船のグレーチングデッキのサイド部を平面図で
略示したものである。第３図は、従来の冷凍船のグレー
チングデッキサイド部を断面図で略示したものである。
第４図は、従来の冷凍船のグレーチングデッキのサイド
部を平面図で略示したものである。 １……外板 ２……フレーム ３……ビーム受 ４……ビーム ５……木板 ６……防熱部材 ７……断熱材 ８……フェイス面 ９……風路 10……スパーリング 11……風路 12……防熱材
Claims (1)
- 【請求項１】船体外板１にフレーム２をＴ字形に設け、
該フレーム２のフェイス面８にビーム受３を直角に溶接
し、該ビーム受３にビーム４を船体前後方向で、かつ、
ビーム４の方がビーム受３より防熱部材６の厚み分だけ
高く直線状に溶接しており、外板１側には、数層の断熱
材７を設け、フェイス面８および断熱材７に防熱材12を
施し、さらに防熱材12面にスパーリング10を立設し、ス
パーリング10の間の防熱材12に沿って舷側の風路11を形
成し、防熱部材６はビーム受３を包むように施され、ビ
ーム４の上面とビーム受３に施された防熱部材６の上面
を平坦にし、該平坦面上に木板５を一定間隔をもって船
体ロンジ方向に敷き詰め、風路９を形成することを特徴
とする冷凍船艙内グレーチングデッキ透熱防止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7755788U JPH0739746Y2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 冷凍船艙内グレーチングデッキ透熱防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7755788U JPH0739746Y2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 冷凍船艙内グレーチングデッキ透熱防止構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01180396U JPH01180396U (ja) | 1989-12-26 |
| JPH0739746Y2 true JPH0739746Y2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=31302536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7755788U Expired - Lifetime JPH0739746Y2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 冷凍船艙内グレーチングデッキ透熱防止構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0739746Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101987035B1 (ko) * | 2018-07-23 | 2019-06-10 | 대우조선해양 주식회사 | 선박용 냉동 창고 및 그 제조 방법 |
-
1988
- 1988-06-10 JP JP7755788U patent/JPH0739746Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101987035B1 (ko) * | 2018-07-23 | 2019-06-10 | 대우조선해양 주식회사 | 선박용 냉동 창고 및 그 제조 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01180396U (ja) | 1989-12-26 |
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