JP2763503B2 - ウエブ曲げ継手構造 - Google Patents
ウエブ曲げ継手構造Info
- Publication number
- JP2763503B2 JP2763503B2 JP7004016A JP401695A JP2763503B2 JP 2763503 B2 JP2763503 B2 JP 2763503B2 JP 7004016 A JP7004016 A JP 7004016A JP 401695 A JP401695 A JP 401695A JP 2763503 B2 JP2763503 B2 JP 2763503B2
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- JP
- Japan
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- web
- steel frame
- steel
- column
- joint structure
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は扁平断面の柱・梁鉄骨
のウエブ曲げ継手構造に関するものである。
のウエブ曲げ継手構造に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年鉄骨柱梁にはH形
鋼が使用されることが多いが柱・梁の接合部の構造が複
雑であり、種々の案が提案されているが加工も困難な場
合が多い。
鋼が使用されることが多いが柱・梁の接合部の構造が複
雑であり、種々の案が提案されているが加工も困難な場
合が多い。
【0003】この発明は前記事情に鑑み開発されたもの
で扁平断面の柱鉄骨、梁鉄骨を使用することによりウエ
ブ両面にプレートを添わせてボルト接合してウエブ曲げ
継手構造としたものである。
で扁平断面の柱鉄骨、梁鉄骨を使用することによりウエ
ブ両面にプレートを添わせてボルト接合してウエブ曲げ
継手構造としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上下柱が連続
する扁平断面の柱鉄骨の梁接合部の側縁のフランジを除
き、H形断面の梁鉄骨の端面を突合せ柱鉄骨と梁鉄骨の
ウエブの両面に添わせて、梁鉄骨のウエブ成に略等しい
成の一体の接合プレートをボルト接合してあることを特
徴とするウエブ曲げ継手構造であり、またこの発明は、
柱鉄骨のウエブに添わせる部分の前記接合プレートが梁
鉄骨のウエブより大きい成である前項記載のウエブ曲げ
継手構造である。
する扁平断面の柱鉄骨の梁接合部の側縁のフランジを除
き、H形断面の梁鉄骨の端面を突合せ柱鉄骨と梁鉄骨の
ウエブの両面に添わせて、梁鉄骨のウエブ成に略等しい
成の一体の接合プレートをボルト接合してあることを特
徴とするウエブ曲げ継手構造であり、またこの発明は、
柱鉄骨のウエブに添わせる部分の前記接合プレートが梁
鉄骨のウエブより大きい成である前項記載のウエブ曲げ
継手構造である。
【0005】
【実施例】実施例1 図1の実施例は次の構成からなっている。上下柱が連続
する柱鉄骨は、柱の一辺(長辺)が250〜500mm
柱の厚さ(短辺)が9〜22mmで−状、L状、T状、
または+状横断面からなり、扁平断面である。梁鉄骨2
は例えば244×175×7×1mmのH形鋼からな
り、柱鉄骨1に突合せ、柱鉄骨1の長辺と梁鉄骨2のウ
エブ間に跨がって厚板の梁鉄骨2のウエブ成に略等しい
成の強度の大きい一体の接合プレート3を両面に添わせ
てボルト・ナットで接合してある。なお柱鉄骨1の長辺
の両側端には長さ方向にフランジとなる溝形鋼等の曲げ
抵抗フランジ材兼用の座屈防止材4が柱鉄骨1と梁鉄骨
2の接合部を除いて固着してある。なお接合プレート3
と梁鉄骨2のウエブ間に必要によりフイラー5を介在さ
せてある。
する柱鉄骨は、柱の一辺(長辺)が250〜500mm
柱の厚さ(短辺)が9〜22mmで−状、L状、T状、
または+状横断面からなり、扁平断面である。梁鉄骨2
は例えば244×175×7×1mmのH形鋼からな
り、柱鉄骨1に突合せ、柱鉄骨1の長辺と梁鉄骨2のウ
エブ間に跨がって厚板の梁鉄骨2のウエブ成に略等しい
成の強度の大きい一体の接合プレート3を両面に添わせ
てボルト・ナットで接合してある。なお柱鉄骨1の長辺
の両側端には長さ方向にフランジとなる溝形鋼等の曲げ
抵抗フランジ材兼用の座屈防止材4が柱鉄骨1と梁鉄骨
2の接合部を除いて固着してある。なお接合プレート3
と梁鉄骨2のウエブ間に必要によりフイラー5を介在さ
せてある。
【0006】実施例2 図2の実施例は柱鉄骨1を厚平鋼をL形状に屈曲して形
成したもので、接合プレート3を溝形断面としてある。
その他の構成は前記実施例と同一である。
成したもので、接合プレート3を溝形断面としてある。
その他の構成は前記実施例と同一である。
【0007】実施例3 図3の実施例は接合プレート3と柱鉄骨1との重なり面
積を大きくするための梁鉄骨1のウエブより大きい成の
柱鉄骨1のウエブに添わせる部分からなって接合プレー
ト3を横T形状としてあり、その他の構成は実施例1と
同一である。
積を大きくするための梁鉄骨1のウエブより大きい成の
柱鉄骨1のウエブに添わせる部分からなって接合プレー
ト3を横T形状としてあり、その他の構成は実施例1と
同一である。
【0008】
【発明の効果】この発明は以上の構成からなり、上下柱
が連続する鉄骨の柱、H形鋼の梁仕口部において、柱の
側縁のフランジ部の突出がないので接合仕口の加工が単
純化され、一体の接合プレートを使用して無溶接工法で
あるボルト接合が採用でき、ウエブ曲げ継手構造とする
ことができる。
が連続する鉄骨の柱、H形鋼の梁仕口部において、柱の
側縁のフランジ部の突出がないので接合仕口の加工が単
純化され、一体の接合プレートを使用して無溶接工法で
あるボルト接合が採用でき、ウエブ曲げ継手構造とする
ことができる。
【0009】鉄骨柱、鉄骨梁はプレート材またはプレー
ト材のプレス加工によって製作できるので加工手間が激
減する。
ト材のプレス加工によって製作できるので加工手間が激
減する。
【図1】第1実施例で(a)は正面図、(b)は平面
図、(c)は柱横断面図、(d)は梁縦断面図である。
図、(c)は柱横断面図、(d)は梁縦断面図である。
【図2】第2実施例で(a)は正面図、(b)は平面
図、(c)は断面図である。
図、(c)は断面図である。
【図3】第3図実施例で(a)は正面図、(b)はプレ
ートの斜視図である。
ートの斜視図である。
1……柱鉄骨、2……梁鉄骨、3……接合プレート、4
……曲げ抵抗フランジ兼用座屈防止材、5……フイラー
……曲げ抵抗フランジ兼用座屈防止材、5……フイラー
Claims (2)
- 【請求項1】 上下柱が連続する扁平断面の柱鉄骨の梁
接合部の側縁のフランジを除き、H形断面の梁鉄骨の端
面を突合せ、柱鉄骨と梁鉄骨のウエブの両面に添わせ
て、梁鉄骨のウエブ成に略等しい成の一体の接合プレー
トをボルト接合してあることを特徴とするウエブ曲げ継
手構造。 - 【請求項2】 柱鉄骨のウエブに添わせる部分の接合プ
レートが梁鉄骨のウエブより大きい成である請求項1記
載のウエブ曲げ継手構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7004016A JP2763503B2 (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | ウエブ曲げ継手構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7004016A JP2763503B2 (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | ウエブ曲げ継手構造 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4346508A Division JP2763467B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 鉄骨軸組構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07252886A JPH07252886A (ja) | 1995-10-03 |
JP2763503B2 true JP2763503B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=11573181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7004016A Expired - Fee Related JP2763503B2 (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | ウエブ曲げ継手構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2763503B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5423168A (en) * | 1977-07-19 | 1979-02-21 | Dainippon Ink & Chemicals | Production of colored cool confectionery |
-
1995
- 1995-01-13 JP JP7004016A patent/JP2763503B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07252886A (ja) | 1995-10-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |