JPH08113984A - 鋼管コンクリート柱とプレストレスト梁の仕口構造 - Google Patents

鋼管コンクリート柱とプレストレスト梁の仕口構造

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JPH08113984A
JPH08113984A JP24895294A JP24895294A JPH08113984A JP H08113984 A JPH08113984 A JP H08113984A JP 24895294 A JP24895294 A JP 24895294A JP 24895294 A JP24895294 A JP 24895294A JP H08113984 A JPH08113984 A JP H08113984A
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steel pipe
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steel
prestressed
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Toshiyuki Fukumoto
敏之 福元
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Kajima Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ＲＣ造プレストレスト梁は、鉄骨梁よりも剛
性が高いと言う利点を活かすため、鋼管コンクリート柱
とＲＣプレストレスト梁の仕口構造を提供することを目
的とする。 【構成】 鋼管コンクリート柱とプレストレスト梁の仕
口構造に於いて、鋼管柱の梁接合部に、接触部材を溶接
し、該接触部材と鋼管柱に、前記プレストレスト梁のＰ
Ｃ鋼線を貫通せしめボルト緊結してなる構造とする。前
記接触部材は、山形鋼でもよく溝形鋼でも鋳造接触部材
を用てもよい。又、ＰＣ鋼線の近傍にのみ接触部材を用
いてもよく、プレストレスト梁端面全面に接触部材を用
いてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼管コンクリート柱と
ＲＣ造プレストレスト梁の仕口構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】鋼管にコンクリート柱と鉄骨梁の仕口に
就いては種々実用化されている。鉄骨梁と同様に大スパ
ン化が可能な部材として、ＲＣ造プレストレスト梁があ
り、鉄骨梁に比較して、高剛性が期待でき、プレストレ
スト梁が普及すればコスト低減にも繋がる。しかし従来
は、鋼管コンクリート柱とＲＣ造プレストレスト梁のフ
レーム構造の技術は確立されてなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ＲＣ造
プレストレスト梁の利点を活かすため、鋼管コンクリー
ト柱とＲＣプレストレスト梁の仕口構造を提供すること
を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】鋼管コンクリート柱とプ
レストレスト梁の仕口構造に於いて、鋼管柱の梁接合部
に、接触部材を溶接し、該接触部材と鋼管柱に、前記プ
レストレスト梁のＰＣ鋼線を貫通せしめボルト緊結して
なる構造とする。
【０００５】前記接触部材は、山形鋼でもよく溝形鋼で
も鋳造接触部材を用てもよい。
【０００６】又、ＰＣ鋼線の近傍にのみ接触部材を用い
てもよく、プレストレスト梁端面全面に接触部材を用い
てもよい。
【０００７】
【実施例】以下図面に基づいて実施例を説明する。
【０００８】図１は、本発明の鋼管コンクリート柱１と
ＲＣ造プレストレスト梁２の仕口部の平面図である。図
２は図１のＡ−Ａ断面図である。鋼管柱１の、プレスト
レスト梁２を接合しようとする部位に不等辺山形鋼から
なる接触部材３を溶接し、プレストレスト梁２を形成す
るＰＣ鋼線４を、鋼管１に貫通せしめナット５で締めつ
け緊張して仕口部を構成する。鋼管１にはＰＣ鋼線を貫
通させるため孔を窄孔するので、断面欠損となるが、接
触部材がその強度を補強する。
【０００９】図３は接触部材３をＰＣ鋼線４の近傍のみ
に設けた場合の図で、図４は、プレストレスト梁の端面
全面に接触部材３を設けた場合の図である。
【００１０】図５は、接触部材３を、溝形鋼６で形成し
た図であり図６は鋳造接触部材７の図である。
【００１１】
【発明の効果】本発明の効果は、従来、確立されていな
かった、鋼管コンクリート柱とＲＣ造プレストレスト梁
との仕口構造を提供する。かくて、鉄骨梁よりも剛性の
高い大スパンの梁が実現し、普及すればコスト低減にも
つながる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の鋼管コンクリート柱とＲＣ造プレスト
レスト梁の仕口部の平面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ断面図である。
【図３】接触部材をＰＣ鋼線の近傍のみに設けた場合の
図である。
【図４】プレストレスト梁の端面全面に接触部材を設け
た場合の図である。
【図５】接触部材を、溝形鋼で形成した図である。
【図６】（ａ）は鋳造接触部材の側面図であり、（ｂ）
は上面図である。
【符号の説明】
１・・・鋼管柱（コンクリートを充填する）、２・・・
プレストレスト梁、３・・・不等辺山形鋼からなる接触
部材、４・・・ＰＣ鋼線、５・・・ナット、６・・・溝
形鋼、７・・・鋳造接触部材、８・・・コンクリート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 鋼管コンクリート柱とプレストレスト梁
    の仕口構造に於いて、鋼管柱の梁接合部に、接触部材を
    溶接し、該接触部材と鋼管柱に、前記プレストレスト梁
    のＰＣ鋼線を貫通せしめボルト緊結してなることを特徴
    とした鋼管コンクリート柱とプレストレスト梁の仕口構
    造。
  2. 【請求項２】 山形鋼でなる接触部材を用いた請求項１
    記載の鋼管コンクリート柱とプレストレスト梁の仕口構
    造。
  3. 【請求項３】 溝形鋼でなる接触部材を用いた請求項１
    記載の鋼管コンクリート柱とプレストレスト梁の仕口構
    造。
  4. 【請求項４】 鋳造接触部材を用いた請求項１記載の鋼
    管コンクリート柱とプレストレスト梁の仕口構造。
  5. 【請求項５】 ＰＣ鋼線の近傍にのみ接触部材を用いた
    請求項１、２、３又は４記載の鋼管コンクリート柱とプ
    レストレスト梁の仕口構造。
  6. 【請求項６】 プレストレスト梁端面全面に接触部材を
    用いた請求項１、２、３又は４記載の鋼管コンクリート
    柱とプレストレスト梁の仕口構造。
JP24895294A 1994-10-14 1994-10-14 鋼管コンクリート柱とプレストレスト梁の仕口構造 Withdrawn JPH08113984A (ja)

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