JPS6213732Y2 - - Google Patents

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JPS6213732Y2
JPS6213732Y2 JP6421281U JP6421281U JPS6213732Y2 JP S6213732 Y2 JPS6213732 Y2 JP S6213732Y2 JP 6421281 U JP6421281 U JP 6421281U JP 6421281 U JP6421281 U JP 6421281U JP S6213732 Y2 JPS6213732 Y2 JP S6213732Y2
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flux
foaming
tank
bubbles
hood
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JP6421281U
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JPS57176169U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、プリント基板のはんだ付け面にフ
ラツクスを均一に塗布できるようにしたフラツク
ス塗布装置に関するものである。
第1図,第2図は従来のフラツクス塗布装置を
示す一部破断平面図とA−A線による側断面図で
ある。これらの図で、1はフラツクス槽、2は液
体のフラツクス、3は前記フラツクス2の液中の
下方一端に素焼等で形成した多孔質状の発泡管
で、後述のプリント基板6の走行方向(第1図矢
印a方向)と同一方向に配置されており、送風管
4により発泡管3内に加圧空気を送り込み、外周
の孔3aより吹出されてフラツクス2を発泡さ
せ、フード5から送出してフラツクス2の液面上
にフラツクス層2aを形成させる。6はプリント
基板、7は前記プリント基板6のはんだ付け面で
ある。
ところが発泡管3の空気の吹出す孔3aの大き
さは均一でないことが多く、また加圧空気の圧力
が一定でないこともあつて大小の泡が発生し、こ
の大小の泡が混合されてフラツクス層2aを形成
していた。そして、このフラツクス層2aにプリ
ント基板6のはんだ付け面7が浸漬されたとき
に、大きな泡がはんだ付け面7に付着すると泡の
中の空気が多くなりすぎ、この部分にはフラツク
ス2が付着せず、従つてよいはんだ付けができな
かつた。
また、発泡管3をフラツクス層2aの流れる方
向(図中矢印b)に対して直角方向、すなわちプ
リント基板6の走行方向と同一方向に取り付けな
ければならないため、フラツクス層2aが流れる
距離に対応して発泡管3の直径を変えて加圧空気
の圧力を増し発泡力と発泡量を増大しなければな
らない。しかしながら、発泡管3の発泡能力にも
限界があるため発泡管3から遠くなるに従つてフ
ラツクス層2aの泡の量が少なくなり、かつ流れ
が悪くなつて停滞する等の欠点があつた。
この考案は上記の欠点を除去するためになされ
たものである。以下、この考案について説明す
る。
第3図はこの考案の一実施例を示す平面図、第
4図は第3図のB−B線による側断面図、第5図
は第4図の要部を拡大して示した正面図、第6図
は第5図のC−C線による断面図である。これら
の図において、第1図と同一符号は同一部分を示
し、11は長尺状に形成されたフラツクス槽本体
で、その長手方向はプリント基板6の走行方向c
に対して直角方向に設置されている。12は前記
フラツクス槽本体11内の長手方向に設けたフラ
ツクス2の発泡槽で、その下方の一端に円筒状の
発泡管13を設ける。そして、発泡管13はその
長手方向がフラツクス槽本体11の長手方向と同
一方向になるように設置する。13aは前記送風
管4からの加圧空気を吹出させるため発泡管13
に設けた孔、14は前記発泡槽12の上方で孔1
3aから吹出した空気により発泡したフラツクス
2の泡を噴流してフラツクス層2aを形成するス
リツト状の噴流口、15は前記フラツクス2の比
較的大きな泡を滞留させるためのフード、16は
前記フード15の一端の延長上に一体に形成され
たメツシユ板で、フラツクス2の比較的大きな泡
を逃がすための多数の孔17を有している。フー
ド15はフラツクス2の泡を排出する開口部18
のところを下方へ折曲げ、かつ他端は仕切板19
と一体に設けて泡の滞留部分15aを形成し、そ
の両端部を発泡槽12の側面と係止して一体に取
り付ける。また、メツシユ板16と発泡槽12の
端部の上縁部12aとの間にフラツクス2の大き
な泡を容易に排出させるため、切欠部12bを設
けて開口部18を大きく形成する。また、20は
前記フラツクス2に残留した中位の泡を発泡槽1
2の側方へ排出させるため発泡槽12の上縁部1
2aに形成した切欠部、21は発泡したフラツク
ス2の泡の流れを容易にするため上方に傾斜させ
た傾斜面で、発泡したフラツクス2が上昇する傾
向を利用して長い距離を流れるようにしたもので
ある。22は前記傾斜面21の角度θを自由に変
えるため発泡槽12と一体に固定して設けたナツ
ト、23は前記ナツト22と回動自在に螺合する
ボルトで、その下端はフラツクス槽本体11の底
部と接している。24は発泡したフラツクス2が
発泡槽12からあふれて液体となつて発泡管13
に還流する還流口、25は新しいフラツクス2の
供給口、26は前記フラツクス2の排出バルブで
ある。
次に動作について説明する。
フラツクス2をフラツクス槽本体11内の所定
高さまで入れた後、加圧空気を送風管4により発
泡管13内に送り込み、発泡管13の外周の孔1
3aより吹出させると、フラツクス2は泡となつ
て矢印d方向に上昇し、フード15とメツシユ板
16内に滞留する。大きな泡と中位の泡は小さな
泡より軽いため小さな泡より上に出て孔17、開
口部18から排出される。さらに、排出しきれず
矢印e方向へ流れた中位の泡は切欠部20より外
部へ排出される。そして、小さい泡は第4図、第
6図の矢印f方向へ押し出され、発泡槽12の噴
流口14上を覆い、小さい泡だけのフラツクス層
2aを形成する。このフラツクス層2aにプリン
ト基板6のはんだ付け面7が浸漬され、フラツク
ス2が塗布される。さらに、泡は噴流口14より
あふれ、フラツクス槽本体11に入り還流口24
より発泡管13のところに戻る。なお、ボルト2
3を回動して発泡槽12の傾斜面21の角度θを
大きくすることができるので、フラツクス2の小
さな泡の流れを容易にし、発泡槽12全体に行き
わたらせることができる。また、メツシユ板16
は網目状の板であつてよいことはもちろんであ
る。また、この実施例によるフラツクス塗布装置
はプリント基板6に装着した電子部品のリード線
が切断されて短くなつたもの、またはプリント基
板6にチツプ部品が接着剤により仮付けされたも
のに対して最適である。
以上説明したようにこの考案は、プリント基板
の走行方向と直角方向に設けた長尺状のフラツク
ス槽本体内にフラツクスの泡を発生する発泡槽を
設け、この発泡槽の上方の噴流口をスリツト状に
するとともにフラツクスの泡の流れを容易にする
ため、上方に傾斜させた傾斜面に発泡槽の底部を
形成したので、フラツクスの泡の流れる距離とは
関係無く発泡管の長さを同一にできる。従つて、
フラツクスの泡により形成されたフラツクス槽の
流れる距離が長くなつても、発泡管への加圧空気
の圧力を高くするか、傾斜面の角度を変えること
により発泡量と発泡力を増大させ、発泡槽全体に
フラツクス層の泡の噴流力を増大させ流れを良く
することができる。またフラツクス槽本体内に設
けた発泡管の上部にフードとこのフードの延長上
に多数の孔を有するメツシユ板を形成するととも
に発泡槽の上縁部との間に開口部を形成し、発泡
管から発生した比較的大きな泡を上記多数の孔と
開口部とからほとんど排出させることができるの
で、フラツクスの液面上はいつも非常に小さく細
かい泡のみでフラツクス層が形成される。このた
め、プリント基板のはんだ付け面には常時均一に
フラツクスを塗布できるとともにフラツクス槽本
体が従来のものに比べて小形にできるため製作上
の経費も少なく使用上の保守管理も行いやすい利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来のフラツクス塗布装置の
一例を示す一部破断平面図とA−A線による側断
面図、第3図はこの考案の一実施例を示す平面
図、第4図は第3図のB−B線による側断面図、
第5図は第4図の要部を拡大して示した正面図、
第6図は第5図のC−C線による断面図である。 図中、2はフラツクス、2aはフラツクス層、
4は送風管、6はプリント基板、7ははんだ付け
面、11はフラツクス槽本体、12は発泡槽、1
2aは上縁部、12bは切欠部、13は発泡管、
13aは孔、14は噴流口、15はフード、16
はメツシユ板、17は孔、18は開口部、19は
仕切板、20は切欠部、21は傾斜面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フラツクスの液の入つた長尺状のフラツクス槽
    本体をプリント基板の走行方向と直角方向に設
    け、このフラツクス槽本体内部の長手方向に前記
    フラツクスの液の泡を発生させる発泡槽を設け、
    この発泡槽の底部は上方に傾斜させた傾斜面に形
    成するとともに上方にはスリツト状の噴流口を形
    成し、前記発泡槽の下方の一端には円筒状で多孔
    質の発泡管をその長手方向が前記フラツクス槽本
    体の長手方向と同一方向になるように設けるとと
    もに前記発泡管上を覆うようにフードを設け、さ
    らに前記フラツクスの泡のうち大きな泡を排出す
    るための前記フードの延長上に多数の孔を有する
    メツシユ板と、前記フードおよび前記メツシユ板
    と前記発泡槽の上縁部との間には開口部を形成し
    たことを特徴とするフラツクス塗布装置。
JP6421281U 1981-04-30 1981-04-30 Expired JPS6213732Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6421281U JPS6213732Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

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JP6421281U JPS6213732Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57176169U JPS57176169U (ja) 1982-11-08
JPS6213732Y2 true JPS6213732Y2 (ja) 1987-04-08

Family

ID=29860294

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JP6421281U Expired JPS6213732Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

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