JP3143082B2 - 空気の浄化装置 - Google Patents

空気の浄化装置

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JP3143082B2
JP3143082B2 JP09215564A JP21556497A JP3143082B2 JP 3143082 B2 JP3143082 B2 JP 3143082B2 JP 09215564 A JP09215564 A JP 09215564A JP 21556497 A JP21556497 A JP 21556497A JP 3143082 B2 JP3143082 B2 JP 3143082B2
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衛 小野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工場等に設置される機械
の作動をコンピュ−タによって行う場合のように、コン
ピュ−タ−、制御盤等の熱をもつ箇所へ新鮮な空気を送
って冷す等するときの空気の浄化装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及びその欠点】従来この種の装置は、フィ
ルタ−による濾過方式がとられているが、埃等の多い工
場等においては目詰りを起こす虞が多く、ひいてはコン
ピュ−タ、制御盤の誤動作を招きやすく、そのためフィ
ルタ−交換を頻繁に行わなければならない等の欠点があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの欠点
を解消すべく研究されたもので、水によって空気を浄化
し、部品等の交換をすることなく常に浄化された空気を
コンピュ−タ、制御盤等の熱をもつ箇所へ送風自在と
し、空気の汚れ、加熱によるコンピュ−タ、制御盤等の
誤動作を可及的に少なくしようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、浄化部と空気
送入部と送風部とよりなり、浄化部は水を貯留し上方を
開口する浄化槽と該浄化槽の少なくとも上及び側面を互
いに連通する流通空間を設けて覆う閉塞外容器とよりな
り、浄化槽には、下部に設けた空気の散出筒と、この散
出筒からの空気を上方に蛇行状に誘導する蛇行板とを水
中に設け、蛇行板は波板よりなっていて空気を波板の溝
に沿って上方に誘導自在とし、閉塞外容器の下端には流
通空間に開口するトラップを設けて流通区間内の水滴を
排出自在とし、空気送入部は空気ポンプと送気筒より成
っていて散出筒内への空気の送入を自在とし、送風部は
流通空間に開口していて、浄化槽上部に誘導された空気
を流通空間に沿って送風部に送風自在とした空気の浄化
装置である。
【0005】
【実施例】本発明を図示の実施例により詳記すると、浄
化部1と空気送入部2と送風部3とよりなり、浄化部1
は水4を貯留し上方を開口する浄化槽5と該浄化槽5の
上下及び左右側面を互いに連通する流通空間6を設けて
覆う閉塞外容器7とよりなり、浄化槽5には、下部に設
けた多数の細孔8’を有する空気の散出筒8と、この散
出筒8からの空気を細泡状態で上方に蛇行状に誘導する
蛇行板9とを設け、蛇行板9は波板10よりなっていて
空気を波板10の溝に沿って上方に誘導自在とし、閉塞
外容器7の下端には流通空間6に開口するトラップ11
を設けて流通空間6内の水滴を外部に排出自在とし、空
気送入部2は空気ポンプ12と送気筒13より成ってい
て散出筒8内への空気の送入を自在とし、送風部3は流
通空間6に開口していて、浄化槽5上部に誘導された空
気を流通空間6に沿って送風部3に送風自在としたもの
である。
【0006】水4は注水パイプ14により常時浄化槽5
に少量ずつ流し込むようにし、その際は浄化槽5の上部
縁に溢水口15を設けて溢れでた水を流通空間6内に流
下自在とし、トラップ11より外部に排出する。
【0007】尚各面の流通空間6は互いに連通している
が、一面の流通空間6(6’)にのみ浄化空気が集中す
るようにしてこの流通空間6’のみが送風部3に直結す
るようにしておく。このようにすることにより浄化槽5
上方からの浄化空気は他の流通空間6内において温度差
による水滴が発生し、トラップ11より外部に排出さ
れ、より湿度の少ない浄化空気が送風部3に送られる。
【0008】
【作用】本発明は以上のように構成されるもので、これ
を使用するには先ず浄化槽5内に水4を充満させ、閉塞
外容器7を密封し、空気ポンプ12を作動させ、送気筒
13内の水4を散出筒8より押し出すと同時に空気を散
出筒8の細孔8’より噴出させる。
【0009】噴出した空気は細泡となって波板10の溝
に沿って蛇行板9を順に蛇行して上昇し、同時に空気の
汚れ、埃などは水に洗われ浄化された空気が上部の流通
空間6にはじけ出る。
【0010】上部の流通空間6にはじけでた空気は側部
或は底部の流通空間6を伝って流れ送風部3より外部の
所要位置に送風される。
【0011】浄化空気が流通空間6を流れる際に壁面に
できる水滴や浄化槽5の溢水口15より溢れでた水はト
ラップ11より外部に排出される。
【0012】
【効果】叙上のように、浄化部と空気送入部と送風部と
よりなり、浄化部は水を貯留し上方を開口する浄化槽と
該浄化槽の少なくとも上及び側面を互いに連通する流通
空間を設けて覆う閉塞外容器とよりなり、浄化槽には、
下部に設けた空気の散出筒と、この散出筒からの空気を
上方に蛇行状に誘導する蛇行板とを水中に設け、蛇行板
は波板よりなっていて空気を波板の溝に沿って上方に誘
導自在とし、閉塞外容器の下端には流通空間に開口する
トラップを設けて流通区間内の水滴を排出自在とし、空
気送入部は空気ポンプと送気筒より成っていて散出筒内
への空気の送入を自在とし、送風部は流通空間に開口し
ていて、浄化槽上部に誘導された空気を流通空間に沿っ
て送風部に送風自在としたので、工場内の汚れた空気は
細泡となって浄化槽内を蛇行浮上しながら水に洗われ、
しかも浄化槽内の水が比較的汚れても空気の埃等を洗い
落す能力は殆ど変わらず常に浄化された空気を送風で
き、従来浄化装置のようにフィルタ−等の交換を必要と
せず、長時間にわたって連続作動ができ、常に浄化され
た空気をコンピュ−タ、制御盤等の設置箇所へ送風して
冷すことができ、空気の汚れや加熱による機械の誤動作
を可及的に少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の縦断面説明図。
【符号の説明】
1は浄化部 2は空気送入部 3は送風部 4は水 5は浄化槽 6は流通空間 7は閉塞外容器 8は散出筒 8’は細孔 9は蛇行板 10は波板 11はトラップ 12は空気ポンプ 13は送気筒 14は注水パイプ 15は溢水口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 47/00 - 47/18 B01D 53/77 - 53/79 B01D 53/18 B01J 19/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浄化部と空気送入部と送風部とよりな
    り、浄化部は水を貯留し上方を開口する浄化槽と該浄化
    槽の少なくとも上及び側面を互いに連通する流通空間を
    設けて覆う閉塞外容器とよりなり、浄化槽には、下部に
    設けた空気の散出筒と、この散出筒からの空気を上方に
    蛇行状に誘導する蛇行板とを水中に設け、蛇行板は波板
    よりなっていて空気を波板の溝に沿って上方に誘導自在
    とし、閉塞外容器の下端には流通空間に開口するトラッ
    プを設けて流通区間内の水滴を排出自在とし、空気送入
    部は空気ポンプと送気筒より成っていて散出筒内への空
    気の送入を自在とし、送風部は流通空間に開口してい
    て、浄化槽上部に誘導された空気を流通空間に沿って送
    風部に送風自在とした空気の浄化装置。
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KR20040042535A (ko) * 2002-11-14 2004-05-20 주식회사 포스코 스프레이쿨러의 주름판 중첩식 충진재
JP6355955B2 (ja) * 2014-04-15 2018-07-11 合同会社クスノキ 気体浄化装置

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