JPH0429897Y2 - - Google Patents

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JPH0429897Y2
JPH0429897Y2 JP8073288U JP8073288U JPH0429897Y2 JP H0429897 Y2 JPH0429897 Y2 JP H0429897Y2 JP 8073288 U JP8073288 U JP 8073288U JP 8073288 U JP8073288 U JP 8073288U JP H0429897 Y2 JPH0429897 Y2 JP H0429897Y2
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JP
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water
water tank
washing
cleaning
tank
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JP8073288U
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JPH024686U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 この考案は、各種洗浄機の洗浄水タンクに使用
して有効な仕切板構造に関するものである。
〔従来技術〕
従来より利用されている洗浄機は、被洗浄物を
洗浄用ノズルより噴射される洗浄液で洗浄し、次
にすすぎ用ノズルより水を噴射してすすぎを行つ
ており、洗浄後の洗浄液並びにすすぎ水は、供に
洗浄室下部に設けられた洗浄水タンクに流入し、
オーバーフロー分は排水口より排出される構造と
なつている。
また、該洗浄水タンク内の洗浄排水は、ポンプ
により洗浄用ノズルに供給されるごとくリサイク
ルを行つているが、前述のように、洗浄水タンク
にはすすぎ水が多量に混入するために、洗浄液の
濃度がリサイクルごとに著しく低下する。このた
め、薬注機等により、常時洗剤を供給することで
濃度を保持せねばならず、システム全体が複雑で
高価となり、また、洗剤の消費量も多大なものと
なる。
しかも、洗浄機より排出されるオーバーフロー
水の洗剤濃度は決して低いものとはいえず、排水
方法も検討しなければならない。
〔考案の目的〕
この考案は、上述の問題点に着目し、洗浄水タ
ンクには洗浄水のみを流入させて、その後のすす
ぎ水を実質的に排出口より排出することを目的と
するものである。
〔考案の概要〕
すなわち、この考案は、洗浄室1の実質上下方
に位置する洗浄水タンク8を備えた洗浄機におい
て、該洗浄水タンクにタンク上面の大部分を覆う
仕切板13を取付け、この仕切板を介して該洗浄
水タンクへ排水を導く流入口15を形成し、さら
にこの流入口に隣接させた状態で該洗浄水タンク
からのオーバーフロー水を排出する排水口14を
設けたことを特徴としている。
〔考案の実施例〕 以下、この考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1,2図において、Xは被洗浄物、1は該洗
浄物を適宜の支持具(図示していない)で支持し
た状態で収容している洗浄室である。この洗浄室
の内部には、洗浄管2及びすすぎ管3が被洗浄物
Xを取囲む様に配置されている。また、該洗浄管
並びにすすぎ管には、それぞれ適当数のノズル4
a,4bが取付けられており、そのうち該すすぎ
管は、水道等の浄水供給部20とバルブ13を挟
んで連通している。
洗浄室1の下側には、排水出口6が設けられて
おり、さらにその下方には、該排水出口を覆うよ
うにして配置されたメツシユ状なるフイルター7
を介在して、該排水出口より流出する排水をすべ
て受止められる位置に洗浄水タンク8が配置され
いる。
該洗浄水タンクは、ストレーナー9及び洗浄ポ
ンプ10を介して前記の洗浄管2と連通してお
り、同時にバルブ17を含む補水のための経路1
1及び、バルブ18を含むとともに、該洗浄水を
加熱して洗浄能力を上げるための蒸気導入経路1
2にも通じている。20は蒸気供給部である。
かかる洗浄水タンク8の上面部に対しては、そ
の上限水位に沿つてタンク上面の大部分を覆うよ
うに、しかもフイルター7を通つて落下する洗浄
水等の落下範囲を実質的にカバーするように仕切
板13が取付けられている。該仕切板は、該タン
クの一方の側面に隣接して設けられた横長の排水
口14に向けて相対する他方の側面から下降する
ごとく延びていて、その先端部13aと洗浄タン
ク壁面8aとの間に流入口15を形成している。
運転に際しては、先ず、洗浄ポンプ10を駆動
することにより、洗浄水タンク8内の洗浄液を洗
浄用ノズル4aより噴出し、被洗浄物Xを洗浄す
る。これにより排出される洗浄済みの排液は、排
水出口6を通つて途中フイルター7により残留す
る汚物を分離し、そのほぼ全部が仕切板13上に
流下する。このとき、洗浄水タンク内の水位は、
洗浄に使用した量だけ下がつているので、流入口
よりその大半がタンク内に流入することになる
(第5図参照)。この後、該タンク内の水位は、引
き続いて流入する洗浄済みの排液によつて上昇す
る。
次で、すすぎバルブ13を開放して、すすぎ用
ノズル4bから水を噴射し、被洗浄物Xをすすぐ
のであるが、この時点で洗浄水タンク8が満水に
なつていない場合は、すすぎ水の一部は流入口よ
り洗浄水タンク内に流入してタンクを満水にす
る。
しかるに、第6図に示すように、満水時の喫水
線と仕切板とは、ほぼフラツトになるため、いわ
ば水面で流入口を遮蔽したような格好となるとと
もに、流下する排水は仕切板により水平方向にそ
の運動状態を変化させられるので、満水時以降に
流下するすすぎ水は仕切板と流入口における水面
をすべって排水口14流入する。
尚、第3,4図に示すように、仕切板13の形
状は任意に変形することが可能で、従来より使用
されている同形の洗浄機にもその状態に合わせて
簡単に取付ける事ができるものである。
〔考案の効果〕
この考案は、上述したような構成であるので、
以下のような実用上の効果を挙げることができ
る。
(1) 洗浄水タンク内に混入するすすぎ水は、ごく
わずかなので、洗浄液濃度の低下を低く押さえ
ることができ、リサイクル中の洗剤供給量を大
巾に減少させることができる。
(2) 洗浄機より排出される排水は、実質的にすす
ぎ水のみであるので、その洗剤含有量を低く押
さえて、放流のための排液処理が容易となる。
(3) 洗浄水タンク上面に仕切板を一枚設けただけ
の構造であるので、従来の各種の洗浄機に簡単
に実施することができ、製作コストが低廉な割
に実用的効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案における洗浄機のフローシー
ト、第2図は、第1図におけるこの考案の実施例
を示す、一部切断拡大図、第3,4図は、他の実
施例を示す同上図、第5,6図は、洗浄水タンク
の上部における排水の流れを示す説明図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗浄室1の実質上下方に位置する洗浄水タンク
    8を備えた洗浄機において、該洗浄水タンクにタ
    ンク上面の大部分を覆う仕切板13を取付け、こ
    の仕切板を介して該洗浄水タンクへ排水を導く流
    入口15を形成し、さらにこの流入口に隣接させ
    た状態で該洗浄水タンクからのオーバーフロー水
    を排出する排水口14を設けたことを特徴とする
    洗浄機における洗浄水タンクの仕切板構造。
JP8073288U 1988-06-17 1988-06-17 Expired JPH0429897Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8073288U JPH0429897Y2 (ja) 1988-06-17 1988-06-17

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JP8073288U JPH0429897Y2 (ja) 1988-06-17 1988-06-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH024686U JPH024686U (ja) 1990-01-12
JPH0429897Y2 true JPH0429897Y2 (ja) 1992-07-20

Family

ID=31305551

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JP8073288U Expired JPH0429897Y2 (ja) 1988-06-17 1988-06-17

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JPS5270339U (ja) * 1975-11-20 1977-05-25

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JPH024686U (ja) 1990-01-12

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