JPS62134666A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPS62134666A JPS62134666A JP27512585A JP27512585A JPS62134666A JP S62134666 A JPS62134666 A JP S62134666A JP 27512585 A JP27512585 A JP 27512585A JP 27512585 A JP27512585 A JP 27512585A JP S62134666 A JPS62134666 A JP S62134666A
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- Japan
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- transfer
- humidity
- charger
- resistance
- plate
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1)発明の目的
(産業上の利用分野)
この発明は静電複写機、同プリンタなど静電転写プロセ
スを利用する画像形成装置とくにその分離装置に関する
ものである。
スを利用する画像形成装置とくにその分離装置に関する
ものである。
(従来技術と解決すべき課題)
像担持体表面に帯電トナーで形成されたトナー像に、紙
を主とするシート状の転写材を接触させ、該転写材にト
ナーと逆極性の電荷をあたえてトナー像を転写材に転写
させるようにした周知の画像形成装置では、転写時に得
た電荷によって転写後、像担持体に静電的に吸着される
ので、これを積極的に分離させる必要がある。
を主とするシート状の転写材を接触させ、該転写材にト
ナーと逆極性の電荷をあたえてトナー像を転写材に転写
させるようにした周知の画像形成装置では、転写時に得
た電荷によって転写後、像担持体に静電的に吸着される
ので、これを積極的に分離させる必要がある。
このための分離装置としては、すでに機械的分離手段、
静電的分離手段が幾多提案されているが、近来における
画像形成装置の小型化、したがってこれに収納されてい
て通常回転円筒状に構成されている像担持体の小径化に
ともなう、像担持体周辺に配される画像形成用の各部材
の小型化への要請などの観点から、合成樹脂などの絶縁
材料からなる支持部材に除電針を植設した広ものが実用
されている。
静電的分離手段が幾多提案されているが、近来における
画像形成装置の小型化、したがってこれに収納されてい
て通常回転円筒状に構成されている像担持体の小径化に
ともなう、像担持体周辺に配される画像形成用の各部材
の小型化への要請などの観点から、合成樹脂などの絶縁
材料からなる支持部材に除電針を植設した広ものが実用
されている。
このようなものは極めて小型であるので好都合ではある
が、所定極性の電荷を有する転写材にこれと反対極性の
電荷をあたえて転写材の電荷を中和し、以後転写材自体
の自重、こしの強さによって像担持体から分離させるも
のであるから、湿度など環境により、また転写材そのも
のの特性によって分離作用が不十分となるおそれを免れ
ない。
が、所定極性の電荷を有する転写材にこれと反対極性の
電荷をあたえて転写材の電荷を中和し、以後転写材自体
の自重、こしの強さによって像担持体から分離させるも
のであるから、湿度など環境により、また転写材そのも
のの特性によって分離作用が不十分となるおそれを免れ
ない。
また前述のように、分離装置自体が小型であるために、
必然的に隣接する転写帯電器の放電ワイヤに近接するこ
とになるので、高湿環境下では転写材の低抵抗化により
、分離電流が転写部位に達して転写作用を妨害して画像
の劣化を生ずることがあった。
必然的に隣接する転写帯電器の放電ワイヤに近接するこ
とになるので、高湿環境下では転写材の低抵抗化により
、分離電流が転写部位に達して転写作用を妨害して画像
の劣化を生ずることがあった。
本発明はこのような事態に対処すべくなされたものであ
って、構成自体の簡単さを維持しながら、如何なる環境
下においても、良好な分離作用が安定して得られるよう
な分離装置を提供することを目的とするものである。
って、構成自体の簡単さを維持しながら、如何なる環境
下においても、良好な分離作用が安定して得られるよう
な分離装置を提供することを目的とするものである。
(2)発明の構成
(課題を解決する技術手段)
−F記の目的を達成するために、本発明においては、前
述のよう画像形成装置において、分離装置の近傍に、湿
度によって表面抵抗が変化する部材を介在させるように
構成したことを特徴とする。
述のよう画像形成装置において、分離装置の近傍に、湿
度によって表面抵抗が変化する部材を介在させるように
構成したことを特徴とする。
このように構成することにより、高湿環境下においては
分離電流が前記部材に逸出して、転写材を介して転写帯
電器の方向に流れるのを減少し、良好な転写画像が得ら
れる。
分離電流が前記部材に逸出して、転写材を介して転写帯
電器の方向に流れるのを減少し、良好な転写画像が得ら
れる。
(実施例の説明)
第1図は本発明を、回転円筒状の感光体1を有する複写
機に適用した場合を示す実施例の要部の側面図であって
、該感光体に近接して転写帯電器3が配設しである。
機に適用した場合を示す実施例の要部の側面図であって
、該感光体に近接して転写帯電器3が配設しである。
転写紙Pは搬送路2をとおって矢印方向に走行し、帯電
器3の存在する転写部位において感光体表面のトナー像
に当接して同期走行する。
器3の存在する転写部位において感光体表面のトナー像
に当接して同期走行する。
帯電器3に配した放電ワイヤには高圧電源4によって高
圧が印加され、これによって転写紙Pにはトナーとは反
対極性の電荷が付与され、感光体のトナー像は転写紙に
転写される。
圧が印加され、これによって転写紙Pにはトナーとは反
対極性の電荷が付与され、感光体のトナー像は転写紙に
転写される。
帯電器3の、転写紙の走行方向にみて下流側には、絶縁
材料からなる支持部材5aと、これと一体に取着された
除電針5bとからなる分離装置5が配設しである。
材料からなる支持部材5aと、これと一体に取着された
除電針5bとからなる分離装置5が配設しである。
除電針の先端は外部に突出して走行してくる転写紙に近
接した位置にあり、電源6によってトナーと同極性の高
圧が印加されている。
接した位置にあり、電源6によってトナーと同極性の高
圧が印加されている。
したがって、転写を終了して除電針に接近する転写紙に
は、転写時とは反対極性の電荷が付与され、転写紙の感
光体への吸着力が解消されて感光体から分離された転写
紙はざらにつぎの工程に搬送されることになる。
は、転写時とは反対極性の電荷が付与され、転写紙の感
光体への吸着力が解消されて感光体から分離された転写
紙はざらにつぎの工程に搬送されることになる。
このようなものにおいて、本発明においては、転写帯電
器3と分離装置5との間に、湿度に応じて抵抗が第2図
に示すように変化する可変抵抗板7を配してなるもので
ある。
器3と分離装置5との間に、湿度に応じて抵抗が第2図
に示すように変化する可変抵抗板7を配してなるもので
ある。
可変抵抗板としては、たとえば、ポリエチレンに活性剤
としてジヒドロキシエチルラウリルアミンを0.5〜1
.0PHR練込んだものを使用することができる。
としてジヒドロキシエチルラウリルアミンを0.5〜1
.0PHR練込んだものを使用することができる。
可変抵抗板が高抵抗の場合、即ち低湿の場合の分離状態
は紙種により、第1表のように変化する。
は紙種により、第1表のように変化する。
この表は、Ill 30 am、長さ100mmの紙を
、15℃、10′%RHで、熊谷理機工業(株)製CL
ARK 5TIFFNESS TESTERにより
測定したもので、数値が小さいものほど分離し難いこと
を示すものである。
、15℃、10′%RHで、熊谷理機工業(株)製CL
ARK 5TIFFNESS TESTERにより
測定したもので、数値が小さいものほど分離し難いこと
を示すものである。
表−1転写紙のクラーク剛度
つぎに、この紙をスキ目に平行に走行させたときの分離
性と除電電流との関係を「表−2」に示す。
性と除電電流との関係を「表−2」に示す。
表−2
不安定、×・・Φ分離不良
以上の結果から、40g/m”のような薄紙を低湿時に
分離するにはかなりの除電電流を要することがわかる。
分離するにはかなりの除電電流を要することがわかる。
さらに、高湿時には転写不良を生ずるおそれがある(表
−3参照)。
−3参照)。
表−3く30℃、80%RH>
×・e・転写抜、
これは低抵抗化した転写紙を介して除電電流が転写領域
に入り、実質的に転写強度を低下させたためである。
に入り、実質的に転写強度を低下させたためである。
本発明にあっては、前述のように、可変抵抗板を分離装
置に隣接配置しであるから、低湿時には上記のように所
期の分離作用を促進するように作動し、高湿時には該可
変抵抗板が低抵抗となるので除電電流は鎖板に逸散して
転写部位に至ることがないから、転写抜けを生ずるよう
なことがない。
置に隣接配置しであるから、低湿時には上記のように所
期の分離作用を促進するように作動し、高湿時には該可
変抵抗板が低抵抗となるので除電電流は鎖板に逸散して
転写部位に至ることがないから、転写抜けを生ずるよう
なことがない。
なお抵抗板の抵抗値は適宜に定めることができるが、−
例をあげると、除電バイアスを3.0にマ125 JL
A、放電抵抗を2.4X107としたとき、 湿度80%以上で1x107Ω以下に設定するのがよい
。
例をあげると、除電バイアスを3.0にマ125 JL
A、放電抵抗を2.4X107としたとき、 湿度80%以上で1x107Ω以下に設定するのがよい
。
また湿度50%で1010Ω、湿度25%で1O13Ω
になるように、ポリエチレンにジヒドラキシエチルラウ
リルアミンを約1.0PHR練り込んで厚さ1mmの板
体に形成した。
になるように、ポリエチレンにジヒドラキシエチルラウ
リルアミンを約1.0PHR練り込んで厚さ1mmの板
体に形成した。
即ち高湿時には前記の放電抵抗値以下になるように可変
抵抗板の構成を定めることによって、低湿時には安定し
た分離機能が、高湿時には良質の転写画像が得られる。
抵抗板の構成を定めることによって、低湿時には安定し
た分離機能が、高湿時には良質の転写画像が得られる。
第3図は他の実施例を示すもので、前記実施例のものと
対応する部分には同一の符号を付して示しである。
対応する部分には同一の符号を付して示しである。
このものにおいては、絶縁体からなる支持部材5aと帯
電器のシールドケース3bとの間に可変抵抗板7を挟持
してこれらをビス8で固定するとともに、除電針5bを
該支持部材5aに接着固定してなるものである。
電器のシールドケース3bとの間に可変抵抗板7を挟持
してこれらをビス8で固定するとともに、除電針5bを
該支持部材5aに接着固定してなるものである。
このように構成することによって、前記のものと同様の
作用が得られるとともに、構造が簡単になり、低コスト
化が可能である。
作用が得られるとともに、構造が簡単になり、低コスト
化が可能である。
第4A図、第4B図はさらに他の実施例を示すものであ
って、このものにおいては、除電115bをモールドし
た支持部材5aが帯電器のシールドケース3bに固着さ
れており、装首内適所に配した可変抵抗板7、除電針5
bとが高圧電源6と図示のように接続しである。
って、このものにおいては、除電115bをモールドし
た支持部材5aが帯電器のシールドケース3bに固着さ
れており、装首内適所に配した可変抵抗板7、除電針5
bとが高圧電源6と図示のように接続しである。
除電針5bの放電抵抗をR2,可変抵抗板のそれをR1
とすると、前記回路の接続図は第4B図のようになるか
ら、R2は一定として、低湿時にはR1>R2となって
適当な放電電流が得られ、高湿時にはR1<R2となっ
て、放電が抑制される。
とすると、前記回路の接続図は第4B図のようになるか
ら、R2は一定として、低湿時にはR1>R2となって
適当な放電電流が得られ、高湿時にはR1<R2となっ
て、放電が抑制される。
以上本発明を複写機に適用した場合について述べたが、
本発明がこれに限定されるものではなく、これ以外の画
像形成装置にも適用できるものであることは勿論である
。
本発明がこれに限定されるものではなく、これ以外の画
像形成装置にも適用できるものであることは勿論である
。
(発明の効果)
本発明は以上説明したような構成作用を有しているから
、環境の変化にかかわらず常に安定した分離作用が得ら
れ、転写抜けなどを生ずることなく、良質の画像を得る
ことが可能である。
、環境の変化にかかわらず常に安定した分離作用が得ら
れ、転写抜けなどを生ずることなく、良質の画像を得る
ことが可能である。
第1図は本発明を複写機に適用した実施例を示す要部の
側面図、 第2図は本発明に用いる可変抵抗板の材料の特性を示す
グラフ、 第3図、第4A図、第4B図は他の実施例を示す夫々要
部斜面図及び側面図である。 l・・・感光体、3・・拳転写帯電器、5・・・分離装
置、7φ−φ可変抵抗板。 第1図 jI2図 S!度(RH)
側面図、 第2図は本発明に用いる可変抵抗板の材料の特性を示す
グラフ、 第3図、第4A図、第4B図は他の実施例を示す夫々要
部斜面図及び側面図である。 l・・・感光体、3・・拳転写帯電器、5・・・分離装
置、7φ−φ可変抵抗板。 第1図 jI2図 S!度(RH)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 像担持体に近接配置した転写帯電器と、これよりも、転
写材の走行方向にみて下流側に隣接配置した除電針をそ
なえた分離装置とをそなえた画像形成装置において、 前記分離装置の近傍に、湿度によって抵抗値が変化する
可変抵抗部材を配設してなる転写分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27512585A JPH0636116B2 (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27512585A JPH0636116B2 (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62134666A true JPS62134666A (ja) | 1987-06-17 |
JPH0636116B2 JPH0636116B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=17551053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27512585A Expired - Lifetime JPH0636116B2 (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636116B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0530678U (ja) * | 1991-04-16 | 1993-04-23 | 横河・ヒユーレツト・パツカード株式会社 | ケーブル固定装置 |
-
1985
- 1985-12-09 JP JP27512585A patent/JPH0636116B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0530678U (ja) * | 1991-04-16 | 1993-04-23 | 横河・ヒユーレツト・パツカード株式会社 | ケーブル固定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0636116B2 (ja) | 1994-05-11 |
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