JPH01255868A - 転写搬送装置 - Google Patents
転写搬送装置Info
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- JPH01255868A JPH01255868A JP63084841A JP8484188A JPH01255868A JP H01255868 A JPH01255868 A JP H01255868A JP 63084841 A JP63084841 A JP 63084841A JP 8484188 A JP8484188 A JP 8484188A JP H01255868 A JPH01255868 A JP H01255868A
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、感光体上の静電潜像をトナーによって顕像化
し、このトナー像を記録紙に転写するための転写搬送装
置に関し、もっと詳しくは、一対の導電性ローラ間に巻
掛けられた転写撤退ベルトと感光体との間に記録紙を介
在して記録紙にトナー像を転写するようにした転写搬送
装置に関する。
し、このトナー像を記録紙に転写するための転写搬送装
置に関し、もっと詳しくは、一対の導電性ローラ間に巻
掛けられた転写撤退ベルトと感光体との間に記録紙を介
在して記録紙にトナー像を転写するようにした転写搬送
装置に関する。
従来の技術
このような転写搬送装置では、転写される以前における
感光体上に形成されたトナー像のトナー量をAとし、転
写によって記録紙上に転写された像のトナー量をBとす
るとき、転写効率εが可及的に大きいことが望まれる。
感光体上に形成されたトナー像のトナー量をAとし、転
写によって記録紙上に転写された像のトナー量をBとす
るとき、転写効率εが可及的に大きいことが望まれる。
転写搬送ベルトは、その内周面が導電層となっており、
その外周に電気絶縁材料から成る誘電層が形成されて構
成され、この転写搬送ベルトは一対の導電性ローラ間に
張架される。一対の導電性ローラのうち、感光体寄りの
導電性ローラに直流電圧を印加して、転写を行うととも
に、その転写後グ)記録紙が転写搬送ベルトに吸着して
搬送される。前記電源の電圧は、転写効率が向上される
範囲の値と、転写範囲ベルトに記録紙を吸着する吸着力
が向上される範囲の値とでは、異なっている。したがっ
て先行技術では、転写効率の向上と転写搬送ベルトへの
記録紙の吸着力の向上とを同時に達成することが不可能
であった。
その外周に電気絶縁材料から成る誘電層が形成されて構
成され、この転写搬送ベルトは一対の導電性ローラ間に
張架される。一対の導電性ローラのうち、感光体寄りの
導電性ローラに直流電圧を印加して、転写を行うととも
に、その転写後グ)記録紙が転写搬送ベルトに吸着して
搬送される。前記電源の電圧は、転写効率が向上される
範囲の値と、転写範囲ベルトに記録紙を吸着する吸着力
が向上される範囲の値とでは、異なっている。したがっ
て先行技術では、転写効率の向上と転写搬送ベルトへの
記録紙の吸着力の向上とを同時に達成することが不可能
であった。
この問題を解決するために、成る先行技術では、転写効
率が向上されるように前記電圧が定められ、転写搬送ベ
ルトから転写後の記録紙が落下することを防ぐために、
記録紙との接触面積が少なくなるようにたとえば歯車状
としたローラを用いて、転写搬送ベルトによって吸着さ
れて搬送されている記録紙を、その転写搬送ベルトの下
方で、支持するように構成される。
率が向上されるように前記電圧が定められ、転写搬送ベ
ルトから転写後の記録紙が落下することを防ぐために、
記録紙との接触面積が少なくなるようにたとえば歯車状
としたローラを用いて、転写搬送ベルトによって吸着さ
れて搬送されている記録紙を、その転写搬送ベルトの下
方で、支持するように構成される。
このような先行技術では、記録紙に転写されかつ定着さ
れていないトナーが、記録紙を支持する支持ローラに付
着し、これによって記録紙が汚損する。
れていないトナーが、記録紙を支持する支持ローラに付
着し、これによって記録紙が汚損する。
典型的な他の先行技術では、一対の導電性ローラ間に転
写搬送ベルトが巻掛けられており、これら一対の導電性
ローラのうち、感光体から遠去かった位置にある導電性
ローラには直流電源を接続して、電圧を印加し、これに
よって転写搬送ベルトと感光体との間に介在される記録
紙に感光体上のトナー像を良好に転写するとともに、転
写後の記録紙を転写搬送ベルトに吸着して搬送するよう
に構成される。転写搬送ベルトは、導電性ローラに接触
する内側の導電層の外周面に電気絶縁材料から成る薄い
誘電層が形成されて構成される。
写搬送ベルトが巻掛けられており、これら一対の導電性
ローラのうち、感光体から遠去かった位置にある導電性
ローラには直流電源を接続して、電圧を印加し、これに
よって転写搬送ベルトと感光体との間に介在される記録
紙に感光体上のトナー像を良好に転写するとともに、転
写後の記録紙を転写搬送ベルトに吸着して搬送するよう
に構成される。転写搬送ベルトは、導電性ローラに接触
する内側の導電層の外周面に電気絶縁材料から成る薄い
誘電層が形成されて構成される。
このような先行技術では、転写搬送ベルトの誘電層にピ
ンホールなどが生じると、転写搬送ベルトの導電層と、
接地された感光体との間に、火花が生じ、これによって
導電層と感光体との間に大電流が流れ、感光体が破損す
る。
ンホールなどが生じると、転写搬送ベルトの導電層と、
接地された感光体との間に、火花が生じ、これによって
導電層と感光体との間に大電流が流れ、感光体が破損す
る。
発明が解決すべき課題
本発明の目的は、転写搬送ベルトによる転写効率の向上
と、記録紙の吸着力の向上とを同時に達成することがで
きるようにするとともに、転写搬送ベルトと感光体との
間で大きな電流が流れないようにして感光体の破損を防
ぐようにした転写搬送装置を提供することである。
と、記録紙の吸着力の向上とを同時に達成することがで
きるようにするとともに、転写搬送ベルトと感光体との
間で大きな電流が流れないようにして感光体の破損を防
ぐようにした転写搬送装置を提供することである。
課題を解決するための手段
本発明は、感光体上のトナー像を、一対の導電性ローラ
間に巻掛けられた転写搬送ベルトと、感光体との間に介
在される記録紙に転写し、その転写後の記録紙を転写搬
送ベルトに吸着して搬送する転写装置において、 前記一対の導電性ローラのうち、感光体から遠去かった
位置にある導電性ローラに直流電源を接続し、この直流
電源は、転写搬送ベルトに記録紙が吸着されるに充分な
電圧であって、がっ、転写搬送ベルトの感光体寄りの位
置では転写効率に適した電圧となるように選ばれている
ことを特徴とする転写搬送装置である。
間に巻掛けられた転写搬送ベルトと、感光体との間に介
在される記録紙に転写し、その転写後の記録紙を転写搬
送ベルトに吸着して搬送する転写装置において、 前記一対の導電性ローラのうち、感光体から遠去かった
位置にある導電性ローラに直流電源を接続し、この直流
電源は、転写搬送ベルトに記録紙が吸着されるに充分な
電圧であって、がっ、転写搬送ベルトの感光体寄りの位
置では転写効率に適した電圧となるように選ばれている
ことを特徴とする転写搬送装置である。
また本発明は、前記一対の導電性ローラのうち、感光体
寄りの導電性ローラには、接地との間にツェナダイオー
ドを接続し、 このツェナダイオードのブレークダウン電圧は転写効率
に適した電圧に選ばれていることを特徴とする。
寄りの導電性ローラには、接地との間にツェナダイオー
ドを接続し、 このツェナダイオードのブレークダウン電圧は転写効率
に適した電圧に選ばれていることを特徴とする。
また本発明は、感光体上のトナー像を、一対の導電性ロ
ーラ間に巻掛けられた転写搬送ベルトと8光体との間に
介在される記録紙に転写し、その転写後の記録紙を転写
搬送ベルトに吸着して搬送する転写搬送装置において、 前記一対の導電性ローラのうち、一方の導電性ローラに
直流電源を接続し、 他方の導電性ローラは抵抗R1を介して接地し、これに
よって転写搬送ベルトには、感光体から転写搬送ベルト
に漏洩する電流よりも充分大きな電流を流すことを特徴
とする転写搬送装置である。
ーラ間に巻掛けられた転写搬送ベルトと8光体との間に
介在される記録紙に転写し、その転写後の記録紙を転写
搬送ベルトに吸着して搬送する転写搬送装置において、 前記一対の導電性ローラのうち、一方の導電性ローラに
直流電源を接続し、 他方の導電性ローラは抵抗R1を介して接地し、これに
よって転写搬送ベルトには、感光体から転写搬送ベルト
に漏洩する電流よりも充分大きな電流を流すことを特徴
とする転写搬送装置である。
さらにまた本発明は、感光体上のトナー像を、一対の導
電性ローラ間に巻掛けられた転写搬送ベルトと感光体と
の間に介在される記録紙に転写し、その転写後の記録紙
を転写搬送ベルトに吸着して搬送する転写搬送装置にお
いて、 前記一対の導電性ローラのうち、一方の導電性ローラに
抵抗R2を介して直流電源を接続することを特徴とする
転写搬送装置である。
電性ローラ間に巻掛けられた転写搬送ベルトと感光体と
の間に介在される記録紙に転写し、その転写後の記録紙
を転写搬送ベルトに吸着して搬送する転写搬送装置にお
いて、 前記一対の導電性ローラのうち、一方の導電性ローラに
抵抗R2を介して直流電源を接続することを特徴とする
転写搬送装置である。
作 用
本発明に従えば、転写搬送ベルトが巻掛けられる一対の
導電性ローラのうち、感光体から遠去かった位置にある
導電性ローラに直流電源を接続し、この直流電源の電圧
は、記録紙が転写搬送ベルトに吸着される吸着力が向上
されて充分な値となる電圧に定められる。転写搬送ベル
トに印加される電圧は、転写効率が向上される範囲の値
に比べて、記録紙が転写搬送ベルトに吸着する吸着力が
向上される範囲の値が高い。転写搬送ベルトの電圧は、
そのベルトの抵抗に依存して、感光体寄りのもう1つの
導電性ローラ側に近付くにつれて降下してゆく、転写搬
送ベルトが感光体と接触する位置は近では、転写搬送ベ
ルトの電圧は転写効率が向上される値、すなわち転写効
率に適した値となるように、前記直流電源の電圧が選ば
れる。このようにして転写搬送ベルトによる記録紙の吸
着力の向上と、転写効率の向上とを図ることができる。
導電性ローラのうち、感光体から遠去かった位置にある
導電性ローラに直流電源を接続し、この直流電源の電圧
は、記録紙が転写搬送ベルトに吸着される吸着力が向上
されて充分な値となる電圧に定められる。転写搬送ベル
トに印加される電圧は、転写効率が向上される範囲の値
に比べて、記録紙が転写搬送ベルトに吸着する吸着力が
向上される範囲の値が高い。転写搬送ベルトの電圧は、
そのベルトの抵抗に依存して、感光体寄りのもう1つの
導電性ローラ側に近付くにつれて降下してゆく、転写搬
送ベルトが感光体と接触する位置は近では、転写搬送ベ
ルトの電圧は転写効率が向上される値、すなわち転写効
率に適した値となるように、前記直流電源の電圧が選ば
れる。このようにして転写搬送ベルトによる記録紙の吸
着力の向上と、転写効率の向上とを図ることができる。
また本発明に従えば、転写搬送ベルトが巻掛けられてい
る一対の導電性ローラのうち、一方の導電性ローラに直
流電源を接続し、他方の導電性ローラには抵抗R1を介
して接地する。したがって転写搬送ベルトには、常時、
直流電源からの電流がその転写搬送ベルトおよび抵抗R
1を介して流れており、この常時流れている電流は、転
写搬送ベルトの外周面に形成されている誘電層にピンホ
ールが生じたときに、接地されている感光体との間に流
れ出す電流よりも大きい。したがって転写搬送ベルl−
と感光体との間で火花が生じて大電流が流れることが防
がれ、感光体の損傷が防がれる。
る一対の導電性ローラのうち、一方の導電性ローラに直
流電源を接続し、他方の導電性ローラには抵抗R1を介
して接地する。したがって転写搬送ベルトには、常時、
直流電源からの電流がその転写搬送ベルトおよび抵抗R
1を介して流れており、この常時流れている電流は、転
写搬送ベルトの外周面に形成されている誘電層にピンホ
ールが生じたときに、接地されている感光体との間に流
れ出す電流よりも大きい。したがって転写搬送ベルl−
と感光体との間で火花が生じて大電流が流れることが防
がれ、感光体の損傷が防がれる。
またさらに本発明によれば、前記一対の導電性ローラの
うち、一方の導電性ローラに抵抗R2を介して直流電源
を接続する。これによって転写搬送ローラに流れる電流
値を微調整して制御し、たとえば20μA以下の一定値
にすることができる。
うち、一方の導電性ローラに抵抗R2を介して直流電源
を接続する。これによって転写搬送ローラに流れる電流
値を微調整して制御し、たとえば20μA以下の一定値
にすることができる。
しかもまた転写搬送ローラの外周面に形成されている誘
電体にピンホールが生じたときであっても、この抵抗R
2の働きによって転写搬送ローラと感光体との間に火花
が生じて大電流が流れてしまうことを阻止することがで
きる。これによって感光体の損傷が防がれる。
電体にピンホールが生じたときであっても、この抵抗R
2の働きによって転写搬送ローラと感光体との間に火花
が生じて大電流が流れてしまうことを阻止することがで
きる。これによって感光体の損傷が防がれる。
実施例
第1図は、本発明の一実施例の簡略1ヒした断面図であ
る。プリンタにおいて直円筒状の感光体1は、回転方向
2に回転駆動され、このときコロナ放電器3によって帯
電され、原稿に対応した光4が照射されて露光され、こ
れによって感光体1上には静電潜像が形成される。この
静電潜像は、現像装置5によってトナー像に顕像化され
、転写域6において矢符7から案内部材8によって搬送
される記録紙9の下面に転写される。この転写された記
録紙は転写搬送ベルト10によって矢符11の方向に搬
送され、定着装置に導かれて定着される。
る。プリンタにおいて直円筒状の感光体1は、回転方向
2に回転駆動され、このときコロナ放電器3によって帯
電され、原稿に対応した光4が照射されて露光され、こ
れによって感光体1上には静電潜像が形成される。この
静電潜像は、現像装置5によってトナー像に顕像化され
、転写域6において矢符7から案内部材8によって搬送
される記録紙9の下面に転写される。この転写された記
録紙は転写搬送ベルト10によって矢符11の方向に搬
送され、定着装置に導かれて定着される。
転写搬送ベルト10は、無端状に形成され、−対の導電
性ローラ12,13に巻掛けられて張架される。
性ローラ12,13に巻掛けられて張架される。
第2図は、転写搬送ベルト10の一部の断面図である。
この転写搬送ベルト10は、金属または導電性ゴムなど
の材料から成る導電層14の外周に、電気絶縁性材料か
ら成る誘電層15が形成されて構成される。
の材料から成る導電層14の外周に、電気絶縁性材料か
ら成る誘電層15が形成されて構成される。
一対の導電性ローラ12,13のうち、感光体1から遠
去かった位置にある導電性ローラ12には、ブラシ16
が接触し、このブラシ16には直流電源17のプラス電
極が接続される。直流電源17のマイナス1険はプリン
タの機体に接地される。
去かった位置にある導電性ローラ12には、ブラシ16
が接触し、このブラシ16には直流電源17のプラス電
極が接続される。直流電源17のマイナス1険はプリン
タの機体に接地される。
第3図は、転写搬送ベルト10に印加される接地との間
の電圧に対応する転写効率と記録紙9の転写搬送ベルト
10への吸着力とを示すグラフである。転写効率はライ
ンe1で示されている特性?示し、吸着力はライン12
で示されている特性を示す。転写効率は、転写搬送ベル
ト10に印加される;圧■1が、たとえば500■程度
で最大となり、その前後の範囲W1の値において良好な
転写効率を得ることができる。
の電圧に対応する転写効率と記録紙9の転写搬送ベルト
10への吸着力とを示すグラフである。転写効率はライ
ンe1で示されている特性?示し、吸着力はライン12
で示されている特性を示す。転写効率は、転写搬送ベル
ト10に印加される;圧■1が、たとえば500■程度
で最大となり、その前後の範囲W1の値において良好な
転写効率を得ることができる。
一方、記録紙9の転写搬送ベルト10への吸着力は、そ
の転写搬送ベルト10に印加される電圧■2が、たとえ
ばI K Vで最大値となり、その前後の範囲W2の値
で充分な吸着力が得られる。こうして転写搬送ベルト1
0に印加される電圧が低い範囲W1で転写効率が良好で
あり、それよりも高い範囲W2で大きな吸着力が得られ
る。
の転写搬送ベルト10に印加される電圧■2が、たとえ
ばI K Vで最大値となり、その前後の範囲W2の値
で充分な吸着力が得られる。こうして転写搬送ベルト1
0に印加される電圧が低い範囲W1で転写効率が良好で
あり、それよりも高い範囲W2で大きな吸着力が得られ
る。
上述の実施例では、導電性ローラ12に電源17が接続
されており、したがって転写搬送ベルト10に作用する
電圧は、第4図のように、感光体1側になるにつれて低
くなる。したがって転写搬送ベルト10が感光体1と接
触する位置である転写域6では、転写効率が向上される
電圧■1となり、またはその電圧■1近傍の範囲W1に
ある値となり、導電性ローラ12では転写搬送ベルト1
0による記録紙9の吸着力が向上される@V2、または
その付近の範囲W2にある値に定めることが可能となる
。こうして転写効率の向上と吸着力の向上を同時に達成
することが可能になる。
されており、したがって転写搬送ベルト10に作用する
電圧は、第4図のように、感光体1側になるにつれて低
くなる。したがって転写搬送ベルト10が感光体1と接
触する位置である転写域6では、転写効率が向上される
電圧■1となり、またはその電圧■1近傍の範囲W1に
ある値となり、導電性ローラ12では転写搬送ベルト1
0による記録紙9の吸着力が向上される@V2、または
その付近の範囲W2にある値に定めることが可能となる
。こうして転写効率の向上と吸着力の向上を同時に達成
することが可能になる。
第5図は、本発明の他の実施例の簡略化した断面図であ
る。こび)実施例は前述の実施例に卸似し、対応する部
分には同一の9照符を付す、注目すべきは、この実施例
では、感光体1寄りの導電性ローラ13にはブラシ1つ
が接触し、このブラシ1つにはツェナダイオード20の
カソードが接続され、ツェナダイオード20のアノード
は接地される。ツェナダイオード20のブレークダウン
電圧は転写効率に適した電圧■1、またはその近傍の範
囲W1にある値に定められる。電源17の電圧は、転写
搬送ベルト10への記録紙9の吸着力を向上し、かつ転
写搬送ベルト10の電圧降下によって導電性ローラ13
に接触するごく近傍の電圧がツェナダイオード20のブ
レークダウン電圧を超える値に選ばれる。このような実
施例によれば、転写効率の向上と吸着力の向上との両者
を確実に達成することが可能になり、転写搬送ベルト1
0の既抗などに依存することなく、転写効率の向上と吸
着力の向上とを確実に達成することが可能になる。
る。こび)実施例は前述の実施例に卸似し、対応する部
分には同一の9照符を付す、注目すべきは、この実施例
では、感光体1寄りの導電性ローラ13にはブラシ1つ
が接触し、このブラシ1つにはツェナダイオード20の
カソードが接続され、ツェナダイオード20のアノード
は接地される。ツェナダイオード20のブレークダウン
電圧は転写効率に適した電圧■1、またはその近傍の範
囲W1にある値に定められる。電源17の電圧は、転写
搬送ベルト10への記録紙9の吸着力を向上し、かつ転
写搬送ベルト10の電圧降下によって導電性ローラ13
に接触するごく近傍の電圧がツェナダイオード20のブ
レークダウン電圧を超える値に選ばれる。このような実
施例によれば、転写効率の向上と吸着力の向上との両者
を確実に達成することが可能になり、転写搬送ベルト1
0の既抗などに依存することなく、転写効率の向上と吸
着力の向上とを確実に達成することが可能になる。
第6I2Iは、本発明の一実施例の断面図である。
この実施例は、プリンタなどにおいて直円筒状の感光体
101は接地され、矢符102で示されるように回転駆
動される。この8光体101はコロナ放電器103によ
って帯電され、原稿像に対応した光104によって露光
されて、感光体101の表面に静電潜像が形成される。
101は接地され、矢符102で示されるように回転駆
動される。この8光体101はコロナ放電器103によ
って帯電され、原稿像に対応した光104によって露光
されて、感光体101の表面に静電潜像が形成される。
この静電潜像は現像装置105によってトナー像に顕像
化される。
化される。
感光体101上のトナー像は、転写域106において矢
符107の方向に案内部材108によ′)て案内される
記録紙109に転写搬送ベルト110の働きによって転
写される。この転写後の記録紙109は矢符111の方
向に駆動される転写搬送ベルト100に吸着されて、定
着装置に搬送されて定着が行われる。
符107の方向に案内部材108によ′)て案内される
記録紙109に転写搬送ベルト110の働きによって転
写される。この転写後の記録紙109は矢符111の方
向に駆動される転写搬送ベルト100に吸着されて、定
着装置に搬送されて定着が行われる。
転写搬送ベルト110は、一対の導電性ローラ112.
113に巻掛けられて駆動される。
113に巻掛けられて駆動される。
第7図は、転写搬送ベルト110の拡大断面図である。
この転写搬送ベルト110は、金属または導電性ゴムな
どの材料から成る導電層114と、この導電1!114
の外周に形成された電気絶縁材料から成る誘電層115
とを有する。導電層114の厚みは、たとえば0.5m
rnであり、誘電層115の厚みは、たとえば20μm
程度である。
どの材料から成る導電層114と、この導電1!114
の外周に形成された電気絶縁材料から成る誘電層115
とを有する。導電層114の厚みは、たとえば0.5m
rnであり、誘電層115の厚みは、たとえば20μm
程度である。
この誘電層115は、転写域106において、感光体1
01の外周面に接触する。
01の外周面に接触する。
再び第6図を参照して、一方の導電性ローラ112には
、ブラシ116が接触し、このブラシ116には抵抗R
1が接続される。抵抗R1は、本件プリンタの機体に接
地される。
、ブラシ116が接触し、このブラシ116には抵抗R
1が接続される。抵抗R1は、本件プリンタの機体に接
地される。
他方の導電性ローラ113には、ブラシ117が接触す
る。このブラシ117には、抵抗R2を介して直流電源
118のプラス電極が接続される。
る。このブラシ117には、抵抗R2を介して直流電源
118のプラス電極が接続される。
直流電源118のマイナス電極は機体に接地される。
第8(2Iは第6図に示された実施例の電気的構成を示
す等価回路図である。参照符r3は、転写搬送ベルト1
10の導電性ローラ112,11.3間の張架部分の抵
抗を示し、参照符r4は記録紙109の転写搬送ベルト
110と感光体101との間の抵抗を示し、容量C1は
転写搬送ベルト110と感光体101との間における記
録紙109を介する容量を示す。参照符r5は、転写搬
送ベルト110の誘電層115にピンホールなどが形成
されたときにおける転写搬送ベルト110と8光体10
1との間における抵抗を示す。
す等価回路図である。参照符r3は、転写搬送ベルト1
10の導電性ローラ112,11.3間の張架部分の抵
抗を示し、参照符r4は記録紙109の転写搬送ベルト
110と感光体101との間の抵抗を示し、容量C1は
転写搬送ベルト110と感光体101との間における記
録紙109を介する容量を示す。参照符r5は、転写搬
送ベルト110の誘電層115にピンホールなどが形成
されたときにおける転写搬送ベルト110と8光体10
1との間における抵抗を示す。
直流電源118から抵抗R2を介して流れる電流をI1
とし、記録紙109の抵抗r4を介する電流を12とし
、抵抗R1を介して流れる電流なI3とするとき、第2
式が成り立つ。
とし、記録紙109の抵抗r4を介する電流を12とし
、抵抗R1を介して流れる電流なI3とするとき、第2
式が成り立つ。
11=I2+I3 ・・・(2)ここ
で抵抗R1は、 I3)I2 −・・(3)となる
ように、比較的小さく定める。ここで、I4<I5
・・ (・1)R1<:I5
・・(5)とすると、抵抗R1の
電圧■1は第6式のとおりとなる。
で抵抗R1は、 I3)I2 −・・(3)となる
ように、比較的小さく定める。ここで、I4<I5
・・ (・1)R1<:I5
・・(5)とすると、抵抗R1の
電圧■1は第6式のとおりとなる。
V1=I 3・R1
−12・I5
ζ ■ 1 ・ R1・・・ (6)
このようにして抵抗R1の働きによって、直流電源11
8から抵抗R2、ブラシ117、導電性ローラ113、
転写搬送ベルト110、導電性ローラ112およびブラ
シ116を経て比較的大きな電流I3流し、これによっ
てもしも転写搬送ベルト110の誘電層115にピンホ
ールなどが生じたときでも、その転写搬送ベルト110
から感光体101に大きな電流が流れることが防がれる
。
8から抵抗R2、ブラシ117、導電性ローラ113、
転写搬送ベルト110、導電性ローラ112およびブラ
シ116を経て比較的大きな電流I3流し、これによっ
てもしも転写搬送ベルト110の誘電層115にピンホ
ールなどが生じたときでも、その転写搬送ベルト110
から感光体101に大きな電流が流れることが防がれる
。
これによって火花が生じたりすることが防がれ、感光体
101の破損が防がれる。
101の破損が防がれる。
直流電源118の出力電圧は、500■〜2 K■であ
り、定電圧化とする。
り、定電圧化とする。
抵抗R2は、電源118から流れる電流を微調整するた
めの働きをし、たとえばその電流値は20μA程度未満
の予め定めた値に保つ働きをする。
めの働きをし、たとえばその電流値は20μA程度未満
の予め定めた値に保つ働きをする。
この抵抗R2が介在されていることによって、転写搬送
ベルト110の誘電層115にピンホールが生じても、
転写搬送ベルト110と感光体101との間に大電流が
流れることが抑制される。
ベルト110の誘電層115にピンホールが生じても、
転写搬送ベルト110と感光体101との間に大電流が
流れることが抑制される。
第9図は本発明の他の実施例の断面図である。
この実施例は、前述の第6図〜第8I21に示された実
施例に類似し、対応する部分には同一の参照符を付す。
施例に類似し、対応する部分には同一の参照符を付す。
注目すべきは、この実施例では導電性ローラ112に接
触するブラシ116に直流電源118を接続し、導電性
ローラ113はブラシ117に接触し、このブラシ11
7が抵抗R1を介して接地される。直流電源118には
直列に抵抗R2が介在されてもよい。
触するブラシ116に直流電源118を接続し、導電性
ローラ113はブラシ117に接触し、このブラシ11
7が抵抗R1を介して接地される。直流電源118には
直列に抵抗R2が介在されてもよい。
発明の効果
以上のように本発明によれば、転写搬送ベルトの電圧が
低い範囲で転写効率が向上され、その転写搬送ベルトに
印加される電圧が高い範囲で記録紙の吸着力を向上する
ことができるという特性に基づき、転写搬送ベルトが巻
掛けられている一対の導電性ローラのうち、感光体から
遠去かった位置にある導電性ローラに直流電源を接続し
、この直流電源の電圧を、吸着力が向上される電圧に選
ぶとともに、感光体と接触する位置で転写効率に適した
電圧となるように選ぶことによって、転写効率の向上と
吸着力の向上とを同時に達成することができる。
低い範囲で転写効率が向上され、その転写搬送ベルトに
印加される電圧が高い範囲で記録紙の吸着力を向上する
ことができるという特性に基づき、転写搬送ベルトが巻
掛けられている一対の導電性ローラのうち、感光体から
遠去かった位置にある導電性ローラに直流電源を接続し
、この直流電源の電圧を、吸着力が向上される電圧に選
ぶとともに、感光体と接触する位置で転写効率に適した
電圧となるように選ぶことによって、転写効率の向上と
吸着力の向上とを同時に達成することができる。
また本発明によれば、転写搬送ベルトの表面にピンホー
ルなどが生じても、転写搬送ベルトから5光体に大電流
が流れることが阻止することができ、感光体の損傷を防
ぐことができる。
ルなどが生じても、転写搬送ベルトから5光体に大電流
が流れることが阻止することができ、感光体の損傷を防
ぐことができる。
第1図は本発明の一実施例の簡略化した断面図、第2図
は転写搬送ベルト10の一部の断面図、第3図は転写搬
送ベルト10に印加される電圧ならびに転写効率および
吸着力との関係を示すグラフ、第411Zは第1[21
に示される実施例における転写搬送ベルト10の電圧を
示す図、第5[2Iは本発明の他の実施例の断面図、第
6図は本発明の一実施例の断面図、第7121は転写搬
送ベルト110の断面図、第8図は第6図に示された実
施例の電気的構成を示す等価回i¥lit、第9図は本
発明の他の実施例の断面図である。 1.101・・・感光体、6,106・・・転写域、9
゜109・・・記録紙、10,110・・・転写搬送ベ
ルト、12.13,112.113・・・導電性ローラ
、17.118・・電源、20・・・ツェナダイオード
、R1、R2・・・抵抗 代理人 弁理士 画数 圭一部 第1図 第2図 第3図 VI V2 ベルト力電工 第4図 0−ラ120イ立夏
ローラー3/11り1第5図 第6図 第7 ロ
は転写搬送ベルト10の一部の断面図、第3図は転写搬
送ベルト10に印加される電圧ならびに転写効率および
吸着力との関係を示すグラフ、第411Zは第1[21
に示される実施例における転写搬送ベルト10の電圧を
示す図、第5[2Iは本発明の他の実施例の断面図、第
6図は本発明の一実施例の断面図、第7121は転写搬
送ベルト110の断面図、第8図は第6図に示された実
施例の電気的構成を示す等価回i¥lit、第9図は本
発明の他の実施例の断面図である。 1.101・・・感光体、6,106・・・転写域、9
゜109・・・記録紙、10,110・・・転写搬送ベ
ルト、12.13,112.113・・・導電性ローラ
、17.118・・電源、20・・・ツェナダイオード
、R1、R2・・・抵抗 代理人 弁理士 画数 圭一部 第1図 第2図 第3図 VI V2 ベルト力電工 第4図 0−ラ120イ立夏
ローラー3/11り1第5図 第6図 第7 ロ
Claims (4)
- (1)感光体上のトナー像を、一対の導電性ローラ間に
巻掛けられた転写搬送ベルトと、感光体との間に介在さ
れる記録紙に転写し、その転写後の記録紙を転写搬送ベ
ルトに吸着して搬送する転写装置において、 前記一対の導電性ローラのうち、感光体から遠去かつた
位置にある導電性ローラに直流電源を接続し、この直流
電源は、転写搬送ベルトに記録紙が吸着されるに充分な
電圧であつて、かつ、転写搬送ベルトの感光体寄りの位
置では転写効率に適した電圧となるように選ばれている
ことを特徴とする転写搬送装置。 - (2)前記一対の導電性ローラのうち、感光体寄りの導
電性ローラには、接地との間にツェナダイオードを接続
し、 このツェナダイオードのブレークダウン電圧は転写効率
に適した電圧に選ばれていることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の転写搬送装置。 - (3)感光体上のトナー像を、一対の導電性ローラ間に
巻掛けられた転写搬送ベルトと感光体との間に介在され
る記録紙に転写し、その転写後の記録紙を転写搬送ベル
トに吸着して搬送する転写搬送装置において、 前記一対の導電性ローラのうち、一方の導電性ローラに
直流電源を接続し、 他方の導電性ローラは抵抗R1を介して接地し、これに
よつて転写搬送ベルトには、感光体から転写搬送ベルト
に漏洩する電流よりも充分大きな電流を流すことを特徴
とする転写搬送装置。 - (4)感光体上のトナー像を、一対の導電性ローラ間に
巻掛けられた転写搬送ベルトと感光体との間に介在され
る記録紙に転写し、その転写後の記録紙を転写搬送ベル
トに吸着して搬送する転写搬送装置において、 前記一対の導電性ローラのうち、一方の導電性ローラに
抵抗R2を介して直流電源を接続することを特徴とする
転写搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63084841A JPH01255868A (ja) | 1988-04-05 | 1988-04-05 | 転写搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63084841A JPH01255868A (ja) | 1988-04-05 | 1988-04-05 | 転写搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01255868A true JPH01255868A (ja) | 1989-10-12 |
Family
ID=13842018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63084841A Pending JPH01255868A (ja) | 1988-04-05 | 1988-04-05 | 転写搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01255868A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4040962A1 (de) * | 1989-12-20 | 1991-06-27 | Hitachi Ltd | Transfervorrichtung und elektrofotografisches geraet |
JPH06255823A (ja) * | 1993-02-26 | 1994-09-13 | Nec Corp | 搬送装置 |
-
1988
- 1988-04-05 JP JP63084841A patent/JPH01255868A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4040962A1 (de) * | 1989-12-20 | 1991-06-27 | Hitachi Ltd | Transfervorrichtung und elektrofotografisches geraet |
JPH06255823A (ja) * | 1993-02-26 | 1994-09-13 | Nec Corp | 搬送装置 |
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