JPH0324669B2 - - Google Patents
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- JPH0324669B2 JPH0324669B2 JP55141008A JP14100880A JPH0324669B2 JP H0324669 B2 JPH0324669 B2 JP H0324669B2 JP 55141008 A JP55141008 A JP 55141008A JP 14100880 A JP14100880 A JP 14100880A JP H0324669 B2 JPH0324669 B2 JP H0324669B2
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- photoreceptor
- charging
- contact
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- electrode
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/02—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
- G03G15/0208—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus
- G03G15/0216—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus by bringing a charging member into contact with the member to be charged, e.g. roller, brush chargers
- G03G15/0233—Structure, details of the charging member, e.g. chemical composition, surface properties
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明はたとえば電子写真複写機の感光体に
帯電するための帯電装置に関する。
帯電するための帯電装置に関する。
現在、ほとんどの電子写真複写機に使用されて
いるのはコロナ帯電器であるが、コロナ帯電器は
高圧を使用するために危険であり、オゾン発生に
よる大気および機器の汚染があり、かつ高価なも
のになる点で問題があつた。一方、古くから種々
試されてきたローラーやブラシによる帯電器も感
光体を機械的に傷つけたり、電気的に損傷したり
するという問題があつた。
いるのはコロナ帯電器であるが、コロナ帯電器は
高圧を使用するために危険であり、オゾン発生に
よる大気および機器の汚染があり、かつ高価なも
のになる点で問題があつた。一方、古くから種々
試されてきたローラーやブラシによる帯電器も感
光体を機械的に傷つけたり、電気的に損傷したり
するという問題があつた。
そこで、上述のような問題点を解消するため
に、本出願人は特願昭55−30093号として既に出
願している。第1図は上記出願の概略的構成を示
すもので、aはZnOなどの感光体、bは適度な抵
抗を持つた電極、cは細い毛足の密生した布のよ
うな電気抵抗体からなる接触子、dは上記電極b
に直流電圧を印加する直流電源、eは電極bにコ
ンデンサfを介して交流電圧を印加する交流電
源、gは交流電界を減衰せしめるためのコンデン
サである。このように構成された接触帯電装置に
直流電圧と交流電圧とを印加すると、第2図で示
すように第1図のA点では交流電圧が最も高くな
り、B点側に移るにしたがつて、交流電圧は減衰
するが、直流電圧はAB間ではほとんど不変の電
位分布を持つており、感光体aに対する繰り返し
帯電に非常に良好な結果を得ている。
に、本出願人は特願昭55−30093号として既に出
願している。第1図は上記出願の概略的構成を示
すもので、aはZnOなどの感光体、bは適度な抵
抗を持つた電極、cは細い毛足の密生した布のよ
うな電気抵抗体からなる接触子、dは上記電極b
に直流電圧を印加する直流電源、eは電極bにコ
ンデンサfを介して交流電圧を印加する交流電
源、gは交流電界を減衰せしめるためのコンデン
サである。このように構成された接触帯電装置に
直流電圧と交流電圧とを印加すると、第2図で示
すように第1図のA点では交流電圧が最も高くな
り、B点側に移るにしたがつて、交流電圧は減衰
するが、直流電圧はAB間ではほとんど不変の電
位分布を持つており、感光体aに対する繰り返し
帯電に非常に良好な結果を得ている。
しかしながら、この場合には、感光体aの帯電
効率は接触子cの抵抗の影響を大きく受け、第3
図で示されるように破線で示される通常の繊維
イ,ロは湿度によりその抵抗値が大きく変化し、
低湿時には抵抗値が高くなり過ぎ感光体aに帯電
が乗りにくくなるという欠点があつた。
効率は接触子cの抵抗の影響を大きく受け、第3
図で示されるように破線で示される通常の繊維
イ,ロは湿度によりその抵抗値が大きく変化し、
低湿時には抵抗値が高くなり過ぎ感光体aに帯電
が乗りにくくなるという欠点があつた。
この発明は上記の事情を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、接触子を構成する
繊維をカーボンを分散した人工繊維をいることに
より、外気湿度が20〜90%RHまで変化しても帯
電電位の変化しない帯電装置を提供しようとする
ものである。
で、その目的とするところは、接触子を構成する
繊維をカーボンを分散した人工繊維をいることに
より、外気湿度が20〜90%RHまで変化しても帯
電電位の変化しない帯電装置を提供しようとする
ものである。
以下、この発明を図面に示す一実施例にもとづ
いて説明する。第4図は電子複写機の基本的構成
を示すもので、1は本体である。この本体1の上
面には原稿載置台2が設けられ、これは本体1内
に設けられた駆動モータ3により往復運動するよ
うになつている。本体1内のほぼ中央部には上記
載置台2と同期的に回転する被帯電体としてのド
ラム状の酸化亜鉛−樹脂分散剤感光体4が軸支さ
れている。感光体4と原稿載置台2との間にはラ
ンプ5、集束性光伝送体6などからなる露光系7
が設けられ、原稿載置台2上にある原稿を照射
し、その反射光を感光体4に導びいて原稿像を結
像するようになつている。この結像位置から感光
体4の回転方向に沿つて順に現像装置8、転写装
置9、清掃装置10および後述する帯電装置11
が配設されている。上記現像装置8は上記露光系
7によつて感光体4の表面に形成される原稿の潜
像を顕像化するものである。上記転写装置9は感
光体4に形成される原稿トナー像を複写紙pに転
写するものであり、上記清掃装置10は感光体4
の表面に残留するトナーを除去するものである。
また、上記本体1の底部には複写紙pを収容する
着脱自在なカセツト12と、上記複写紙pを給出
する給紙ローラ13とからなる給紙装置14が設
けられている。また、転写装置9は転写ローラ1
5と複数個のガイドローラ16,16との間に掛
渡されたマイラ(商品名)などの絶縁性を有する
転写ベルト17とから構成されている。そして、
この転写ベルト17は、上記感光体4の外周面の
一部に接触しているとともに、この転写ベルト1
7には基本的に帯電装置11と同一構造の転写用
帯電装置18とクリーニングブレード19とが接
触している。さらに、この転写ベルト17の搬出
端側には定着装置20および搬出ローラ21が設
けられ、上記転写装置9によつて画像が転写され
た複写紙pを定着したのちトレイ22に搬出する
ようになつている。なお、23は制御装置であ
る。
いて説明する。第4図は電子複写機の基本的構成
を示すもので、1は本体である。この本体1の上
面には原稿載置台2が設けられ、これは本体1内
に設けられた駆動モータ3により往復運動するよ
うになつている。本体1内のほぼ中央部には上記
載置台2と同期的に回転する被帯電体としてのド
ラム状の酸化亜鉛−樹脂分散剤感光体4が軸支さ
れている。感光体4と原稿載置台2との間にはラ
ンプ5、集束性光伝送体6などからなる露光系7
が設けられ、原稿載置台2上にある原稿を照射
し、その反射光を感光体4に導びいて原稿像を結
像するようになつている。この結像位置から感光
体4の回転方向に沿つて順に現像装置8、転写装
置9、清掃装置10および後述する帯電装置11
が配設されている。上記現像装置8は上記露光系
7によつて感光体4の表面に形成される原稿の潜
像を顕像化するものである。上記転写装置9は感
光体4に形成される原稿トナー像を複写紙pに転
写するものであり、上記清掃装置10は感光体4
の表面に残留するトナーを除去するものである。
また、上記本体1の底部には複写紙pを収容する
着脱自在なカセツト12と、上記複写紙pを給出
する給紙ローラ13とからなる給紙装置14が設
けられている。また、転写装置9は転写ローラ1
5と複数個のガイドローラ16,16との間に掛
渡されたマイラ(商品名)などの絶縁性を有する
転写ベルト17とから構成されている。そして、
この転写ベルト17は、上記感光体4の外周面の
一部に接触しているとともに、この転写ベルト1
7には基本的に帯電装置11と同一構造の転写用
帯電装置18とクリーニングブレード19とが接
触している。さらに、この転写ベルト17の搬出
端側には定着装置20および搬出ローラ21が設
けられ、上記転写装置9によつて画像が転写され
た複写紙pを定着したのちトレイ22に搬出する
ようになつている。なお、23は制御装置であ
る。
なお、モータ3は排気フアン付のモータで、こ
のモータの回転に伴つて露光系7で発生した熱を
本体1外へ排気するようになつている。また、感
光体4は、厚さ0.8mm、直径80mm程度の薄肉アル
ミドラムに、ローズベンガルの如き色素によつて
増感された酸化亜鉛−樹脂分散剤のバインダータ
イプの感光体を塗布してなるものである。さら
に、上述したクリーニングブレード19は、転写
ベルト17に付着したトナーなどをかき落して転
写ベルト17を清掃するものである。
のモータの回転に伴つて露光系7で発生した熱を
本体1外へ排気するようになつている。また、感
光体4は、厚さ0.8mm、直径80mm程度の薄肉アル
ミドラムに、ローズベンガルの如き色素によつて
増感された酸化亜鉛−樹脂分散剤のバインダータ
イプの感光体を塗布してなるものである。さら
に、上述したクリーニングブレード19は、転写
ベルト17に付着したトナーなどをかき落して転
写ベルト17を清掃するものである。
つぎに、上記帯電装置11について第5図ない
し第10図にもとずいて説明する。24は基体で
あるところの帯電器ベースである。この帯電器ベ
ース24はアクリルまたはABSなどの樹脂材料
によつて角柱状に成形され、この背面には係合溝
25を有する取付部材26が固定されている。そ
して、この取付部材26の係合溝25は本体1に
設けられたガイド枠27にスライド自在に係合支
持されている。さらに、上記帯電器ベース24の
前部にはその前面すなわち上記感光体4に接する
側から順に人工繊維からなる接触子28および電
極29がねじsにより取付けられている。そし
て、上記人工繊維からなる接触子28は別珍
(Velveteen)状の布で、基布30にカーボン分
散アクリル繊維SA7(東レ社製)ハ、カーボン分
散ナイロン繊維ベルトロン(カネボウ社製)ニま
たはカーボン分散レーヨン繊維メガ(ユニチカ社
製)ホを使用し、東レ社のSA7については太さ
6.3デニール、長さ3mm、密度16070本/cm3、カネ
ボウ社のベルトロンについては太さ6.7デニール、
長さ2.5mm、密度20088本/cm3、ユニチカ社のメガ
については太さ6.0デニール、長さ3mm、密度
16070本/cm3の毛体31を植毛することにより、
抵抗値はそれぞれ第3図に示すように湿度20%に
おいても108,107または105Ωcmに設定され従来の
市販レーヨン別珍イまたはアクリル繊維植毛布ロ
が湿度20%において1011,1013に達するのに対し
はるかに低い抵抗値に設定されかつ、湿度の影響
を受けない人工繊維が用いられている。しかし
て、これら人工繊維は、横断面の顕微鏡写真を模
式的に表示す第8図〜第10図に示されるよう
に、通常繊維層Fの間に粒状にまたは帯状にカー
ボン分散層Cが形成されこれが抵抗値を低くかつ
安定に設定するのに役立つているものと考えられ
る。また、電極29は上記感光体4の回転方向前
段29aと後段29bに2分され、その前段29
aはカーボン(キヤボン社VULCANXC72)+
SBR(旭化成社タフプレン)+キシレン樹脂(三
菱ガス化学社ニカノール)からなる導電性ゴム
で、厚さ5mm、幅10cm、抵抗値は10 Ωcmに設定
されている。また、電極29の後段29b側は上
記前段29aと同一成分であるが、幅15cm、抵抗
値は106Ωcmに設定されている。さらに、上記電
極29の前段29aには交流電源32が、後段2
9bには直流電源33がそれぞれ接続され、交流
電圧と直流電圧とが印加されるようになつてい
る。
し第10図にもとずいて説明する。24は基体で
あるところの帯電器ベースである。この帯電器ベ
ース24はアクリルまたはABSなどの樹脂材料
によつて角柱状に成形され、この背面には係合溝
25を有する取付部材26が固定されている。そ
して、この取付部材26の係合溝25は本体1に
設けられたガイド枠27にスライド自在に係合支
持されている。さらに、上記帯電器ベース24の
前部にはその前面すなわち上記感光体4に接する
側から順に人工繊維からなる接触子28および電
極29がねじsにより取付けられている。そし
て、上記人工繊維からなる接触子28は別珍
(Velveteen)状の布で、基布30にカーボン分
散アクリル繊維SA7(東レ社製)ハ、カーボン分
散ナイロン繊維ベルトロン(カネボウ社製)ニま
たはカーボン分散レーヨン繊維メガ(ユニチカ社
製)ホを使用し、東レ社のSA7については太さ
6.3デニール、長さ3mm、密度16070本/cm3、カネ
ボウ社のベルトロンについては太さ6.7デニール、
長さ2.5mm、密度20088本/cm3、ユニチカ社のメガ
については太さ6.0デニール、長さ3mm、密度
16070本/cm3の毛体31を植毛することにより、
抵抗値はそれぞれ第3図に示すように湿度20%に
おいても108,107または105Ωcmに設定され従来の
市販レーヨン別珍イまたはアクリル繊維植毛布ロ
が湿度20%において1011,1013に達するのに対し
はるかに低い抵抗値に設定されかつ、湿度の影響
を受けない人工繊維が用いられている。しかし
て、これら人工繊維は、横断面の顕微鏡写真を模
式的に表示す第8図〜第10図に示されるよう
に、通常繊維層Fの間に粒状にまたは帯状にカー
ボン分散層Cが形成されこれが抵抗値を低くかつ
安定に設定するのに役立つているものと考えられ
る。また、電極29は上記感光体4の回転方向前
段29aと後段29bに2分され、その前段29
aはカーボン(キヤボン社VULCANXC72)+
SBR(旭化成社タフプレン)+キシレン樹脂(三
菱ガス化学社ニカノール)からなる導電性ゴム
で、厚さ5mm、幅10cm、抵抗値は10 Ωcmに設定
されている。また、電極29の後段29b側は上
記前段29aと同一成分であるが、幅15cm、抵抗
値は106Ωcmに設定されている。さらに、上記電
極29の前段29aには交流電源32が、後段2
9bには直流電源33がそれぞれ接続され、交流
電圧と直流電圧とが印加されるようになつてい
る。
しかして、原稿載置台2上の原稿の複写を行な
う場合には複写スタートボタンを押すことによ
り、各装置は公知の作動により原稿複写像が得ら
れた複写紙pをトレイ22に排出することができ
る。このとき、帯電装置11においては、感光体
4の回転にともない電極29の前段29a側から
交流電圧、後段29b側から直流電圧が印加され
ることにより、人工繊維からなる基布30および
毛体31を介して感光体4に帯電されるが上記人
工繊維SA7、ベルトロンおよびメガは第3図に示
すように従来の通常の繊維と異なりその電気抵抗
は20〜90%RHの範囲にわたつて湿度の影響を受
けることが極めて僅かであるから感光体4の帯電
も安定する。すなわち、上記人工繊維SA7、ベル
トロンおよびメガを用いる一方、マイラおよび酸
化亜鉛の感光体4を使用し、20〜90%RHの雰囲
気中で帯電テストを行なつたところ、マイラの感
光体4においては帯電々位が変化せず、酸化亜鉛
の感光体4においても、感光体4自身での湿度変
化の範囲で安定であつた。
う場合には複写スタートボタンを押すことによ
り、各装置は公知の作動により原稿複写像が得ら
れた複写紙pをトレイ22に排出することができ
る。このとき、帯電装置11においては、感光体
4の回転にともない電極29の前段29a側から
交流電圧、後段29b側から直流電圧が印加され
ることにより、人工繊維からなる基布30および
毛体31を介して感光体4に帯電されるが上記人
工繊維SA7、ベルトロンおよびメガは第3図に示
すように従来の通常の繊維と異なりその電気抵抗
は20〜90%RHの範囲にわたつて湿度の影響を受
けることが極めて僅かであるから感光体4の帯電
も安定する。すなわち、上記人工繊維SA7、ベル
トロンおよびメガを用いる一方、マイラおよび酸
化亜鉛の感光体4を使用し、20〜90%RHの雰囲
気中で帯電テストを行なつたところ、マイラの感
光体4においては帯電々位が変化せず、酸化亜鉛
の感光体4においても、感光体4自身での湿度変
化の範囲で安定であつた。
なお、上記一実施例においては、電極29を前
段29aと後段29bとの2段に区分した場合に
ついて述べたが、これは多段もしくは連続的であ
つてもよい。
段29aと後段29bとの2段に区分した場合に
ついて述べたが、これは多段もしくは連続的であ
つてもよい。
以上説明したように、この発明においては、接
触子を、カーボンを分散するか又はカーボン分散
層を形成した人工繊維で別珍状に構成したので、
湿度等の環境変化によつて接触子の抵抗が大きく
変化することがなくなり、感光体に対する帯電効
率を常に良好に保てるのである。さらに、給電手
段から接触子に至るまでの抵抗値が、接触子の感
光体移動方向に対する上流側で大きく、逆の側で
小さくしたので、感光体に最初に接触する側の流
入電流を低減し、電気的損傷を減少することによ
つて感光体の寿命を長くすることができる。つま
りこのような構成とすることによつて、本願発明
にあつては、いかなる環境下においても長期的に
常に安定した帯電状態を提供することができると
いう効果を奏し得る。
触子を、カーボンを分散するか又はカーボン分散
層を形成した人工繊維で別珍状に構成したので、
湿度等の環境変化によつて接触子の抵抗が大きく
変化することがなくなり、感光体に対する帯電効
率を常に良好に保てるのである。さらに、給電手
段から接触子に至るまでの抵抗値が、接触子の感
光体移動方向に対する上流側で大きく、逆の側で
小さくしたので、感光体に最初に接触する側の流
入電流を低減し、電気的損傷を減少することによ
つて感光体の寿命を長くすることができる。つま
りこのような構成とすることによつて、本願発明
にあつては、いかなる環境下においても長期的に
常に安定した帯電状態を提供することができると
いう効果を奏し得る。
第1図は接触帯電装置の原理を示す概略的説明
図、第2図は同じく感光体にかかる電圧分布を示
す説明図、第3図は新旧繊維の接触子の湿度と抵
抗値との関係を示すグラフ図、第4図はこの発明
の帯電装置を採用した電子複写機の概略的構成
図、第5図は同じくこの帯電装置の断面図、第6
図は同じくこの発明の要部を拡大して示す断面
図、第7図は同じくこの接触子を拡大して示す断
面図、第8図及び第9図は人工繊維に形成された
カーボン分散層の状態を示す横断面図、第10図
は人工繊維のカーボン分散状態を示す横断面図で
ある。 4……感光体(被帯電体)、28……接触子、
29……電極。
図、第2図は同じく感光体にかかる電圧分布を示
す説明図、第3図は新旧繊維の接触子の湿度と抵
抗値との関係を示すグラフ図、第4図はこの発明
の帯電装置を採用した電子複写機の概略的構成
図、第5図は同じくこの帯電装置の断面図、第6
図は同じくこの発明の要部を拡大して示す断面
図、第7図は同じくこの接触子を拡大して示す断
面図、第8図及び第9図は人工繊維に形成された
カーボン分散層の状態を示す横断面図、第10図
は人工繊維のカーボン分散状態を示す横断面図で
ある。 4……感光体(被帯電体)、28……接触子、
29……電極。
Claims (1)
- 1 帯電、露光、現像の各電子写真工程要素に対
し、一方向に相対的に移動する感光体に、前記帯
電、露光、現像の各電子写真工程を施して画像を
形成するものにおいて、前記感光体に対向して設
けられた基体と、この基体に設けられ、カーボン
を含有した人工繊維を別珍状に構成した接触子
と、この接触子に電気的に接続された電極と、こ
の電極に電圧を印加する給電手段とを有し、この
給電手段から前記接触子に至るまでの抵抗値が、
前記接触子の前記感光体の前記移動方向に対する
上流側で大きく、逆の側で小さくし、前記接触子
が前記感光体に接触することにて帯電することを
特徴とする帯電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14100880A JPS5764754A (en) | 1980-10-08 | 1980-10-08 | Charging device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14100880A JPS5764754A (en) | 1980-10-08 | 1980-10-08 | Charging device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5764754A JPS5764754A (en) | 1982-04-20 |
JPH0324669B2 true JPH0324669B2 (ja) | 1991-04-03 |
Family
ID=15282035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14100880A Granted JPS5764754A (en) | 1980-10-08 | 1980-10-08 | Charging device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5764754A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0180378B1 (en) * | 1984-10-29 | 1990-06-13 | Xerox Corporation | Contact brush charging |
US4761709A (en) * | 1984-10-29 | 1988-08-02 | Xerox Corporation | Contact brush charging |
JPH07199592A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-04 | Nec Corp | 電子写真印刷装置の帯電部 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA925562A (en) * | 1970-01-16 | 1973-05-01 | Thomas C. Whitmore, Jr. | Method of and apparatus for applying an electrical charge to a moving sheet of flexible material |
-
1980
- 1980-10-08 JP JP14100880A patent/JPS5764754A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5764754A (en) | 1982-04-20 |
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