JPS62132659A - 記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、交流電源をアダプタを介して直流電源とした
外部電源と、機体内部に内蔵されたバッテリなどの内部
電源とを供給電源として兼用することができる記録装置
に関する。

背景技術 従来この種の記録装置では、プリンタの印字スピードは
、それに採用されているモータの発生トルクによって決
められている。供給電源がバッテリの場合、モータへの
印加電圧は、通電時間が経過すれば下るため、トルクも
低下する。そのため、必要な通電時間と、その時のバッ
テリ電圧から発生トルクの最低値が割り出され、印字ス
ピードが決定されていた。したがって交流アダプタを用
いて高電圧の交流電源を供給電源とした場合に、高電圧
が入力され、高速印字ができるにも拘らず、そのことを
判定する手段を備えていなかっため、低電圧駆動も可能
なように低速印字にて仕様を決めていた。

発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、入力電圧
が高い場合には高速印字を行なうことができるようにし
た記録装置を提供することである。

問題点を解決するための手段 本発明は、複数の異なるレベルの電源電圧によって駆動
される記録装置であって、 記録紙に印字を行なう印字ヘッドと、 印字ヘッドを駆動する印字駆動手段と、前記相異なるレ
ベルを検出する検出手段と、複数のレベルに個別的に対
応した駆動速度に関する情報がストアされるテーブルメ
モリと、検出手段からの検出出力に応答してテーブルメ
モリにストアされている情報を読出して、印字手段およ
び印字駆動手段の動作速度を制御する制御手段とを含む
ことを特徴とする記録装置である。

作　　用 本発明に従えば、複数の異なるレベルの電源電圧が検出
手段によって検出される。検〜出手段からの検出信号に
よって、テーブルメモリにストアされているレベルに個
別的に対応した駆動速度に関連する情報が読出され、こ
の情報に基づいて印字が行なわれる。したがって入力電
圧が高い場合には、そのことを検出して、高速で印字を
行なうことが可能となる。

実施例 第１図は本発明に従う記録装置の制御機構を示すブロッ
ク図である。交流アゲブタ使用を検出する検出回路１か
らの検出信号は、入出力装置２に与えられる。この入出
力装置２は、バスラインノを介して、中央処理回路３と
、カウンタ・タイマ回路４と、メモリ５とにそれぞれ接
続される。また入出力装置２はプリンタ６に接続される
。メモリ５は、第２図に示されるようにテーブルａと、
テーブル１］とを有する。テーブルａには、バッテリ駆
動時のプリンタ制御時間管理定数がストアされ、テーブ
ルｂには、交流アゲブタ駆動時のプリンタ制御時間管理
定数がストアされている。

第３図は検出回路１の具体的な電気回路図である。交流
アダプタ・ジャックＪの端子ｊ１　　は、逆電圧防止用
ダイオードＤ１のカソードに接続される。ダイオードＤ
１のアンードはラインノ１を介して接地される。交流ア
ゲブタ・ジャックＪの端子ｊ２は、バッテリＢＴの一方
端子に接続される。

バッチ１７　Ｂ　Ｔの他方端子は接地される。交流アダ
ブタ・ジャックＪの端子ｊ３　　はメインスイッチＳＷ
１ライン！２を介して負荷に接続される。なお、端子ｊ
２と端子ｊ３とは、交流アダプタ使用時には遮断され、
交流アダプタが使用されないときには、導通している。

ライン！２上の接続点１０と、端子ｊ１　　とダイオー
ドＤ１のカソードとの接続点１１間には、抵抗Ｒ１と抵
抗Ｒ２と逆電圧防止用ダイオードＤ２とから成る直列回
路が介在される。抵抗Ｒ１と抵抗Ｒ２との接続点１２は
、抵抗Ｒ３を介して比較器１３の反転入力端子に接続さ
れる。この比較器１３の非反転入力端子には基準電圧Ｅ
ｓが印字される。比較器１３の出力信号Ｓ２は入出力装
置２に与えられる。

次に、このような構成を有する検出回路１の動作につい
て説明する。交流アダプタを使用しないときには、端子
ｊ２と端子ｊ３とは導通しており、メインスイッチＳＷ
が導通すると、ダイオードＤ１の働きによって、抵抗Ｒ
１→抵抗Ｒ２→ダイオードＤ２→ダイオードＤ１に向け
ての電流はほとんと流れない。したがって比較器１３の
反転入力端子電圧Ｓ１は負荷供給電圧Ｖ１】とほぼ等し
くなる。したがって比較器１３で比較された結果、ロー
レベルの出力信号Ｓ２が導出される。

交流アダプタを使用するときには、端子ｊ１　　と端子
ｊ３とに交流電源が接続され、端子ｊ２と端子ｊ３　　
とは遮断する。メインスイッチＳＷが導通すると、反転
入力端子電圧Ｓ１は抵抗Ｒ１と抵抗Ｒ２との分圧比によ
って決められるため、基準電圧Ｅｓを負荷供給電圧Ｖｐ
よりは低く、Ｒ２／（Ｒ１十Ｒ２）よりは高く決めるこ
とによって、出力信号Ｓ２はハイレベルとなる。こうし
て比較器１３からの出力信号の論理状態の変化によって
、アダプタ使用を検出することができる。

第４図は本発明の動作を示す７０−チャートである。ス
テップｎ１からステップｎ２に移り、検出回路１からの
検出信号Ｓが入出力装置２を介して処理回路３に与えら
れて、電源駆動源が確認され、ステップｎ３　　におい
で、駆動方法の判断が行なわれる。バッテリＢＴ駆動で
あるときにはステップｎ４に移り、テーブルａのストア
内容が読出され、カウンタ・タイマ回路４に低速時間定
数が与えられる。一方、ステップｎ３　　において、交
流アダプタ使用時にはステップｎ　５に移り、テーブル
ｂのストア内容が読出され、カウンタ・タイマ回路４に
高速時間定数が与えられる。次にステップｎ６　　に移
り、入出力装置を介してプリンタ６に駆動信号が与えら
れて、プリンタ６が定距離動作を行なう。

印字が終了であるか否かがステップｎ７　　で判断され
、終了でないときには、ステップｎ８に移り、カウンタ
・タイマ回路４がらの割込み待ちとなる。

割込み信号が与えられたときには、ステー２プｎ６に移
り、次の定距離動作を行なう。交流アダプタ使用時には
、この割込み周期がバッテリＢＴ使用時の割込み周期よ
りも格段に小さくなるように与えられているため、プリ
ンタ６は高速で印字を行なう。こうしてプリンタ６の印
字動作が終了したときにはステップｎ　９　　に移り、
すべての動作が終了する。

こうして本発明ではカウンタ・タイマ回路４に与えられ
る数値がプリンタ６の印字速度になるため、前もって駆
動源を判断して交流アダプタ採用時にカウンタ・タイマ
回路４に高速時間定数を与えることによって高速印字が
可能となる。

効　　果 以上のように本発明によれば、入力電圧が高い場合には
高速印字を行なうことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に従う記録装置の制御機構を示すブロッ
ク図、第２図はメモリ５のストア領域を示す図、第３図
は検出回路１の具体的な電気回路図、第４図は本発明の
動作を示す７０−チャートである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数の異なるレベルの電源電圧によって駆動される記録
   装置であって、 記録紙に印字を行なう印字ヘッドと、 印字ヘッドを駆動する印字駆動手段と、 前記相異なるレベルを検出する検出手段と、複数のレベ
   ルに個別的に対応した駆動速度に関する情報がストアさ
   れるテーブルメモリと、検出手段からの検出出力に応答
   してテーブルメモリにストアされている情報を読出して
   、印字手段および印字駆動手段の動作速度を制御する制
   御手段とを含むことを特徴とする記録装置。